JP2546777B2 - 建築現場用日除け装置 - Google Patents

建築現場用日除け装置

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JP2546777B2
JP2546777B2 JP5187529A JP18752993A JP2546777B2 JP 2546777 B2 JP2546777 B2 JP 2546777B2 JP 5187529 A JP5187529 A JP 5187529A JP 18752993 A JP18752993 A JP 18752993A JP 2546777 B2 JP2546777 B2 JP 2546777B2
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英靖 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は日除け装置に関し,特に
建築現場での作業環境を向上する様に用いる建築現場用
日除け装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種建築現場におけ
る工事は,それ自体屋外で行われるため,例えば夏場に
は炎天下で日射を直接浴びることになり,また工事途中
の降雨に対してもこれを遮ることができず,作業者の工
事環境は劣悪の状態となる。
【0003】特にプレハブ化,ユニット化等の建築技術
の改良がなされているが,これらも,例えば軸組工法で
いえば軸組,壁,屋根の躯体を工場生産し,又は簡易に
組立て得るようにしたものであるに止まり,例えば屋根
の外装はなお現場工事の対象とされているので,夏場に
これを行うことは,特に作業者にとって苛酷であり,従
って日射の強い日中は工事を中止したりする措置がなさ
れていたりもする。
【0004】本発明は建築現場におけるこのような事情
に鑑みてなされたもので,その解決課題とする処は,建
築現場における日射を防止する日除けとなり,併せて多
少の降雨を遮る雨除けとなって,作業環境を向上するこ
とができるとともに簡易な構造にして耐風圧性に優れた
建築現場用日除け装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に添い本発明
は,建築途中の建物の外周を囲繞するように起立設置し
て設けた,建築工事用にして既設の囲繞足場それ自体を
用い,日除け用及び多少の降雨に対する雨除け用に微細
メッシュ織布状の日除シートを吊持ワイヤーによって建
物屋根上方に離隔吊持するとともに囲繞足場に引張固定
して建物をその上方において耐風圧性を備えて被覆する
ようにしたものであって,即ち本発明は,建築途中の建
物の外周を囲繞するように起立設置して設けた囲繞足場
と,該囲繞足場の建物平側上方に固定金具を介して水平
に架設固定した各平側の水平基枠と,建物屋根を被覆し
得るように各平側水平基枠間に被覆配設し,微細メッシ
ュ織布状にして,隣接端部を端部長手方向多数のジョイ
ント金具を介して連結した建物平側に複数枚の日除シー
トと,建物妻側の布基礎にそれぞれ端部を固定し,上記
囲繞足場の妻側縦材に添わせるとともにその上方のプー
リーを介して建物屋根上方に位置するように妻側間に張
設し,且つ上記日除シートのワイヤー支持孔に挿通して
緊張状態で上記日除シートを建物屋根上方に離隔吊持す
る吊持ワイヤーと,上記建物平側の各水平基枠を基準と
して日除シート端部を囲繞足場又は布基礎に引張固定す
る建物各平側長手方向多数の引張ワイヤーとを備えてな
ることを特徴とする建築現場用日除け装置(請求項
1),上記吊持ワイヤーの垂れ下りを防止するように吊
持ワイヤー長手方向中間位置のワイヤー支承具を建物屋
根と吊持ワイヤー間に追加的に介設してなることを特徴
とする建築現場用日除け装置(請求項2),上記吊持ワ
イヤーの垂れ下りを防止するように,吊持ワイヤーの下
位に,囲繞足場の妻側縦材間に架設固定した水平基枠に
平行な横架枠を追加的に設けてなることを特徴とする建
築現場用日除け装置(請求項3),上記日除シートの保
形を行うように,各平側の水平基枠を桁材とする小屋組
の保形フレームを追加的に設置してなることを特徴とす
る建築現場用日除け装置(請求項4)及び上記日除シー
トを,偏平薄肉の高密度ポリエチレン製非収縮性モノフ
ィラメントを織成した微細メッシュ織布状に構成してな
ることを特徴とする建築現場用日除け装置(請求項5)
に係り且つこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題
解決の手段としたものである。
【0006】
【実施例】以下実施例を示す図面に従って本発明を更に
具体的に説明すれば,図1乃至図7においてAは建物,
Bは日除け装置であり,日除け装置Bは,例えばプレハ
ブ化した部材を搬入して組立てた住宅用屋根未外装の建
物Aを上方を覆うように配置してある。
【0007】日除け装置Bは,建築途中の上記建物Aの
外周を囲繞するように該建物Aの敷地内に腕木4を介し
て起立設置して設けた,建築工事用にして既設の単管足
場による囲繞足場1を用い,この囲繞足場1上に該囲繞
足場1面積内を被覆する状態として上記建物Aを覆って
ある。
【0008】日除け装置Bは,この既設の囲繞足場1の
建物A平側上方に固定金具50を介して架設固定した各
平側の水平基枠10と,この水平基枠10間に被覆配設
した微細メッシュ織布状の複数枚の日除シート20と,
この日除シート20を上記建物Aに離隔吊持する吊持ワ
イヤー30と,日除シート20の建物A平側端部を囲繞
足場1に引張固定する多数の引張ワイヤー40を備えた
ものとしてある。
【0009】本例にあって上記水平基枠10は,建物A
平側の単管足場による囲繞足場1各平側における縦材2
上端に,下方の差込み杆を挿入して設置した差込み杆付
クランプによる固定金具50を介して,縦材2に交差す
るように水平に架設固定したものとしてある。
【0010】日除シート20は,本例において経緯に偏
平薄肉の高密度ポリエチレン製にして,−60°C〜1
00°Cの耐塞耐熱性を持つ非収縮性のモノフィランメ
トを用い,これを織成することにより,経側が,例えば
2mm程度の長さに偏平傾斜状高密度に並置するようにし
た微細メッシュ織布状のものとし,その外周にはキャン
バス地による,1.8mm間隔の連結リング52付きの補
強縁部21を,幅方向中央には同じくキャンバス地によ
る,90cm間隔の連結リング52付きの補強ベルト22
を付設したものとしてある。
【0011】日除シート20は建物A屋根を被覆し得る
ように各平側の水平基枠10間に,建物A平側に複数枚
を用いて,被覆配設したものとしてあり,またこの日除
シート20を複数枚用いるにつき,その隣接端部を連結
するものとしてある。本例において日除シート20は,
例えば妻側7m,平側14mの建物Aを被覆するととと
もに該建物Aに一般に1m程度離隔して起立設置される
上記囲繞足場1に余裕を残して掛るように,例えば10
m×9mの面積のものを2枚用い,可及的に少い枚数で
作業性のよい被覆配設をなし得るようにし,また上記連
結は,日除シート20補強縁部21の連結リング52間
にジョイント金具51を介することによって行ってあ
る。
【0012】このとき日除シート20は,更に上記吊持
ワイヤー30によって,屋根上で作業者が,例えば外装
用スレートを葺いたりする作業を行い得るように離隔吊
持されるものとしてある。
【0013】吊持ワイヤー30は,建物A妻側の布基礎
5側面に,本例において後埋め被覆し得るように凹陥状
に設置したアンカー金具31にそれぞれ端部の引掛輪
を,ワイヤー緊張自在のジャッキ32を介して固定し,
上記囲繞足場1の妻側中央に位置し,本例において補強
を兼ねて一対平行となるように起立設置した妻側縦材3
における外側単管の長手方向中間位置の中間プーリー3
3を通して該単管にこれを添わせるとともに,その上方
のプーリー34を介して建物A屋根上方に位置するよう
に妻側間に張設してあり,このとき該吊持ワイヤー30
は,屋根上にあって,上記日除シート20中央の補強ベ
ルト22に設けた連結リング52の各ワイヤー支持孔2
3に挿通して緊張状態で上記2枚の日除シート20を離
隔吊持したものとしてある。
【0014】更に本例にあっては,上記日除シート20
を吊持した吊持ワイヤー30の垂れ下りを防止するよう
に,上記吊持ワイヤー30の下位に,囲繞足場1の同じ
く妻側縦材3の内側単管に,上記と同様の差込みクラン
プによる固定金具50で固定することにより吊持ワイヤ
ー30と段差状に妻側縦材3間に架設固定した上記水平
基枠10に平行な横架枠11を設けてあり,これにより
日除シート20を下面から支えて上記吊持ワイヤー30
の垂れ下りを下支えするようにしてある。
【0015】多数の引張ワイヤー40は,この状態で日
除シート20端部を引張固定したものとしてあり,即ち
本例において引張ワイヤー40は,いずれも上下端に引
掛輪を形成した定尺のものを用い,一端を日除シート2
0の上記連結ベルト24に設けたリング52に,フック
53を介して連結し,他端を囲繞足場1における単管の
縦材2に上下動位置調整自在に締着固定するようにした
クランプ54に同じくフック53を介して連結するとと
もに該クランプ54の位置を調整することにより日除シ
ート20を緊張状に引張固定するものとしてある。
【0016】この引張ワイヤー40による日除シート2
0端部の引張固定は,上記連結ベルト24の間隔に応じ
て1.8m間隔に建物Aの各平側において多数行うもの
としてあり,これにより隣接端部を連結された上記日除
シート20は,横架枠11による吊持ワイヤー30の下
支えによる垂れ下り防止状態で,建物A屋根上方に吊持
ワイヤー30によって離隔吊持されるとともに各引張ワ
イヤー40によって囲繞足場1に引張固定されて,建物
A屋根を被覆して,その日射を防止し,また多少の降雨
に対して雨除けを行うとともに耐風圧性を有して強固な
配設固定がなされるに至る。特に本例にあっては,日除
シート20を上記高密度ポリエチレンのモノフィラメン
トを用いた微細メッシュ織布状のものとしたことによ
り,吹上げ風圧が抜けるため日除シート20に対する風
圧を減少させることができ,また偏平薄肉のモノフィラ
メントが偏平傾斜状となることによって大粒の降雨時に
はこれを微細霧状に霧散して作業者が直接降雨を浴びる
ことを防止し,また縦側の高密度と相俟って降雨時には
該モノフィラメントがシャッター状になり,雨水を一時
的に留めるようにもなって,耐水性を呈することにもな
り,日除シートとしても雨除けとしても極めて好ましい
日除け装置Bとなるに至る。
【0017】本例の日除け装置Bの形成は,布基礎5に
予めアンカーボルト31を設けるようにし,例えば建築
工事の状況に応じて囲繞足場1に水平基枠10及び横架
枠11の架設固定,日除シート20の仮置きとそのリン
グ52への吊持ワイヤー30の挿通,吊持ワイヤー30
の固定とジャッキ32による緊張,引張ワイヤー40の
設置の順に行うようにすればよいが,必要に応じてその
順序を適宜変更して行うことも可能である。
【0018】図8乃至図12は,他の例を示したもの
で,図8は,上記横架枠11を用いることなく,吊持ワ
イヤー30の垂れ下りを防止するように吊持ワイヤー3
0長手方向中間位置,本例において日除シート20連結
部位となるように屋根上に載置した4本の脚部61によ
って荷重を分散支持し,上方に吊持ワイヤー30の支承
杆62を起立突設したワイヤー支承具60を建物Aと吊
持ワイヤー30間に介設した例であり,図9及び図10
は,吊持ワイヤー30の垂れ下りを防止するとともに日
除シート20の保形を行うように,各平側の水平基枠1
0を桁材とするとともに併せて上記横架枠11を棟材と
するように,更に多数の傾斜枠13をクランプ等によっ
て架設固定して小屋組の保形フレーム12を設けた例で
あり,また図11は,日除シート20における吊持ワイ
ヤー30の挿通を,袋状にしたキャンバス地の補強ベル
ト22のワイヤー支持孔23に対して行い,日除シート
20の長手方向全長に亘って吊持支持を行うようにした
例であり,図12は上記図9及び図10の例において,
更に引張ワイヤ−40の一部を,上記平側縦枠2への引
張固定に代えて,妻側におけると同様に平側縦枠2のプ
−リ−33を介して,布基礎5における凹陥状設置のア
ンカ−金具31にジャッキ32によって引張固定するよ
うにし,妻側平側における布基礎固定を行うようにした
例である。
【0019】その余は前記例と変らないので,同一符号
を付して重複する説明を省略する。
【0020】図示した例は以上のとおりとしたが,本発
明の実施に当って,例えば囲繞足場を本足場,丸太足場
によるものとすること,固定金具,ジョイント金具を,
それぞれ水平基枠等を取り外し自在に固定し,日除シー
トを取り外し自在に連結し得る図示例以外のものとする
こと,吊持ワイヤーを複数並置状に用いること,日除シ
ートを日除け及び多少の降雨に対する雨除け機能を有す
る他の材質による微細メッシュ織布状のものとするこ
と,引張ワイヤ−の全部を,上記吊持ワイヤ−と同様に
アンカ−金具を介して布基礎に対して引張固定するこ
と,小屋組の保形フレームについて妻側を開放したもの
とすること,日除け装置設置を,例えば軸組構造の建物
の場合に布基礎設置後の躯体工事前に行うようにし,こ
のとき囲繞足場には資材搬入用の開口を開設しておくよ
うにすること等を含めて,囲繞足場,固定金具,水平基
枠,ジョイント金具,日除シート,プーリー,吊持ワイ
ヤー,引張ワイヤー,必要に応じて用いるワイヤー支承
具,横架枠,保形フレーム等の各具体的材質,形状,構
造,寸法,数,これらの固定や連結の関係,これらに対
する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り様々に変
更でき,以上に具体的に図示し説明したものに殊更限定
するには及ばない。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のとおり請求項1で,建築
途中の建物の外周を囲繞するように起立設置して設けた
囲繞足場と,該囲繞足場の建物平側上方に固定金具を介
して水平に架設固定した各平側の水平基枠と,建物屋根
を被覆し得るように各平側水平基枠間に被覆配設し,微
細メッシュ織布状にして,隣接端部を端部長手方向多数
のジョイント金具を介して連結した建物平側に複数枚の
日除シートと,建物妻側の布基礎にそれぞれ端部を固定
し,上記囲繞足場の妻側縦材に添わせるとともにその上
方のプーリーを介して建物屋根上方に位置するように妻
側間に張設し,且つ上記日除シートのワイヤー支持孔に
挿通して緊張状態で上記日除シートを建物屋根上方に離
隔吊持する吊持ワイヤーと,上記建物平側の各水平基枠
を基準として日除シート端部を囲繞足場又は布基礎に引
張固定する建物各平側長手方向多数の引張ワイヤーとを
備えてなることを特徴とするから,建築現場における日
射を防止する日除けとなり,併せて多少の降雨を遮る雨
除けとなって,作業環境を向上するとともに簡易な構造
にして形成容易であり且つ耐風圧性に優れ,更に吊持ワ
イヤーを囲繞足場の妻側縦材に添わせ,その端部を布基
礎に固定したことにより,一般に比較的狭い妻側におけ
るスペースを殊更必要とせず,敷地内の囲繞足場の面積
から外側に突出したりすることのない建築現場用日除け
装置とすることができる。
【0022】請求項2は,上記吊持ワイヤーの垂れ下り
を防止するように吊持ワイヤー長手方向中間位置のワイ
ヤー支承具を建物屋根と吊持ワイヤー間に追加的に介設
してなることを特徴とし,請求項3は,上記吊持ワイヤ
ーの垂れ下りを防止するように,吊持ワイヤーの下位
に,囲繞足場の妻側縦材間に架設固定した水平基枠に平
行な横架枠を追加的に設けてなることを特徴とするか
ら,いずれも上記に加えて,吊持ワイヤーの垂れ下りを
防止し,また請求項4は,上記日除シートの保形を行う
ように,各平側の水平基枠を桁材とする小屋組の保形フ
レームを追加的に設置してなることを特徴とするから,
同じく上記に加えて日除けシートの保形を行い,作業に
必要な日除シートの離隔高さを確実に保持する建築現場
用日除け装置とすることができる。
【0023】更に請求項5は,上記日除シートを,偏平
薄肉の高密度ポリエチレン製非収縮性モノフィラメント
を織成した微細メッシュ織布状に構成してなることを特
徴とするから,同じく上記に加えて,日除シートに対す
る風圧を減少させ,大粒の降雨にはこれを霧散状とし,
また降雨時に偏平薄肉のモノフィラメントがシャッター
状となって耐水性を呈することになり,日除けとしても
雨除けとしても極めて好ましい建築現場用日除け装置と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】日除け装置の正面図
【図2】日除け装置の側面図
【図3】日除け装置の縦断面図
【図4】日除シートの連結状態を示す一部拡大正面図
【図5】水平基枠の架設固定状態を示す一部拡大縦断面
【図6】吊持ワイヤーの張設状態を示す正面図
【図7】日除シートと引張ワイヤーとの関係を示す側面
【図8】ワイヤー支承具の設置状態を示す正面図
【図9】他の例を示す日除け装置の正面図
【図10】他の例を示す日除け装置の側面図
【図11】他の例に係る日除シートと吊持ワイヤーとの
関係を示す一部拡大正面図
【図12】他の例を示す日除け装置の正面図
【符号の説明】
A 建物 B 日除け装置 1 囲繞足場 3 妻側縦材 5 布基礎 10 水平基枠 11 横架枠 12 保形フレーム 20 日除シート 23 ワイヤー支承孔 30 吊持ワイヤー 34 プーリー 40 引張ワイヤー 50 固定金具 51 ジョイント金具 60 ワイヤー支持具

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築途中の建物の外周を囲繞するように
    起立設置して設けた囲繞足場と,該囲繞足場の建物平側
    上方に固定金具を介して水平に架設固定した各平側の水
    平基枠と,建物屋根を被覆し得るように各平側水平基枠
    間に被覆配設し,微細メッシュ織布状にして,隣接端部
    を端部長手方向多数のジョイント金具を介して連結した
    建物平側に複数枚の日除シートと,建物妻側の布基礎に
    それぞれ端部を固定し,上記囲繞足場の妻側縦材に添わ
    せるとともにその上方のプーリーを介して建物屋根上方
    に位置するように妻側間に張設し,且つ上記日除シート
    のワイヤー支持孔に挿通して緊張状態で上記日除シート
    を建物屋根上方に離隔吊持する吊持ワイヤーと,上記建
    物平側の各水平基枠を基準として日除シート端部を囲繞
    足場又は布基礎に引張固定する建物各平側長手方向多数
    の引張ワイヤーとを備えてなることを特徴とする建築現
    場用日除け装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の吊持ワイヤーの垂れ下りを防
    止するように吊持ワイヤー長手方向中間位置のワイヤー
    支承具を建物屋根と吊持ワイヤー間に追加的に介設して
    なることを特徴とする建築現場用日除け装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の吊持ワイヤーの垂れ下りを防
    止するように,吊持ワイヤーの下位に,囲繞足場の妻側
    縦材間に架設固定した水平基枠に平行な横架枠を追加的
    に設けてなることを特徴とする建築現場用日除け装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の日除シートの保形を行うよう
    に,各平側の水平基枠を桁材とする小屋組の保形フレー
    ムを追加的に設置してなることを特徴とする建築現場用
    日除け装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の日除シートを,偏平薄
    肉の高密度ポリエチレン製非収縮性モノフィラメントを
    織成した微細メッシュ織布状に構成してなることを特徴
    とする建築現場用日除け装置。
JP5187529A 1993-06-30 1993-06-30 建築現場用日除け装置 Expired - Lifetime JP2546777B2 (ja)

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