JP2546566Y2 - オイル抜き用操作弁 - Google Patents

オイル抜き用操作弁

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JP2546566Y2
JP2546566Y2 JP1992030840U JP3084092U JP2546566Y2 JP 2546566 Y2 JP2546566 Y2 JP 2546566Y2 JP 1992030840 U JP1992030840 U JP 1992030840U JP 3084092 U JP3084092 U JP 3084092U JP 2546566 Y2 JP2546566 Y2 JP 2546566Y2
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直行 山本
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    • F16K5/00Plug valves; Taps or cocks comprising only cut-off apparatus having at least one of the sealing faces shaped as a more or less complete surface of a solid of revolution, the opening and closing movement being predominantly rotary
    • F16K5/06Plug valves; Taps or cocks comprising only cut-off apparatus having at least one of the sealing faces shaped as a more or less complete surface of a solid of revolution, the opening and closing movement being predominantly rotary with plugs having spherical surfaces; Packings therefor
    • F16K5/0647Spindles or actuating means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T137/00Fluid handling
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    • Y10T137/6031Assembling or disassembling rotary valve
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    • Y10T137/00Fluid handling
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、オイル抜き用操作弁に
かかり、詳しくは自動車などのエンジン等のオイル交換
時に用いられているオイル抜き用操作弁に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用のエンジンにおいて、エ
ンジン用のオイルを抜く際には、オイルパンなどの底部
に取り付けられたドレンプラグ等を取り外してオイルを
排出していた。このようなオイル排出作業の際、ドレン
プラグを外そうとすると、ドレン口からオイルが噴出
し、周囲に飛び散って作業者の衣服を汚したり、床を汚
したりする場合が多く、問題であった。また、ドレンプ
ラグの着脱を繰り返すことによって、ドレンプラグのシ
ール性能が低下して、オイル漏れが生じる危険もあっ
た。
【0003】このような問題を解決するために、本考案
の考案者は、ドレンプラグに代えて、ドレン口に取り付
け、ワンタッチでオイルの排出ができるオイル抜きを提
案している。このオイル抜きは、排出流路を有する本体
内に、前記流路の一部を構成する弁体を配置し、この弁
体を回転させることによって、流路の開閉を行ってオイ
ルの排出を操作しようとするものである。この弁体を回
転させる機構として、弁体の回転軸に、本体の外側に突
出する操作レバーを接続し、この操作レバーを揺動させ
ることによって弁体を回動させる構造を用いている。
【0004】この構造では、操作レバーが本体に形成さ
れたL字状のガイド孔を挿通し、そのガイド孔内を操作
レバーが揺動するようになっている。
【0005】一方、近年ではアウトドアレジャーが盛ん
になり、車でキャンプ場などに出かけるなど、舗装道路
以外の路面を走行する場合も多くなっている。舗装道路
以外のぬかるんでいる道や、砂利道などを車で走行する
と、車の下まわりに跳ね上がりや、草などが絡みつく。
前記オイル抜きは、車体の下方に突出して設けられてい
るために、草等が絡みつきやすく、また車の下側面に跳
ね上がった泥水がオイル抜きを伝って落ちるなど、特に
汚れ易い。
【0006】この草等の絡みつきなどの汚れによって、
オイル抜きに形成されている前記ガイド孔に泥や草など
が詰まり、操作レバーの操作ができなくなるといった欠
点があり、また泥水がガイド孔より侵入して内部の腐食
を促進させるなどの問題もあった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、ガイ
ド孔に泥などが詰まるのを防止し、弁の円滑な開閉操作
を確保した操作弁を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、以下
の本考案により達成される。即ち、
【0009】(1) オイル収容器に着脱自在に装着さ
れる装着部と、装着時に前記オイル収容器の内部と外部
とを連通する流路とを有する本体と、前記本体の流路の
一部を構成し、前記流路に対して回動することにより開
閉動作を行う弁体と、前記弁体に接続され、前記本体内
に収容されている回転軸と、前記本体内で前記回転軸に
接続されて本体の外側に突出し、前記回転軸の回動を操
作する操作部材と、前記本体において操作部材の突出部
分に形成され、前記弁体が流路を閉じた状態で操作部材
をロックするガイド孔と、前記操作部材をロック状態位
置へ付勢する付勢部材と、少なくともロック状態におい
て前記ガイド孔を覆うカバー部材を取り付ける取付部と
を有することを特徴とするオイル抜き用操作弁。
【0010】(2) 前記取付部にカバー部材が取り付
けられている上記(1)に記載のオイル抜き用操作弁。
【0011】(3) 前記オイル収容器は車両用エンジ
ンのオイルパンである上記(1)または(2)に記載の
オイル抜き用操作弁。
【0012】
【作用】本体の装着部をオイル収容器に装着すると、本
体の流路の一端が、オイル収容器の内部に開口した状態
となる。操作部材を揺動させることによって回転軸が回
動し、弁体が開閉する。付勢部材によって、操作部材が
ロック状態に付勢されているため、振動などによって開
状態に操作部材が移動することはない。このような操作
部材のロックや揺動は、ガイド孔によって規制され、ま
た案内される。
【0013】さらに、取付部にカバー部材を取り付けれ
ば、ガイド孔への泥や草等の詰まりや、内部への泥水の
侵入が防止され、操作部材の円滑な操作が確保されると
ともに、内部の腐食が抑制される。
【0014】
【具体的構成】以下、添付図面に基づいて、本考案の好
適実施例について詳説する。図1ないし図5は、本考案
の第1の構成例の操作弁1を示すもので、図1は開放状
態における操作弁1の断面側面図、図2は閉止状態にお
ける操作弁1の断面側面図、図3は操作弁1の分解斜視
図、図4は閉止状態における操作弁1の全体斜視図、図
5は開放状態における操作弁1の全体斜視図である。
【0015】操作弁1は、本体2と、本体2内に収容さ
れている弁体3と、その弁体3を開閉操作する操作部材
5とを有している。本体2には、筒体の外周面に螺旋状
のねじ山を形成した装着部21が設けられている。この
装着部21は、例えば自動車に搭載されているエンジン
のオイルパン等のドレン口などに、ドレンプラグに代え
て装着することができるように形成されている。
【0016】前記装着部21内には、流路22が形成さ
れている。該流路22は、装着部21が前記ドレン口な
どにねじ込まれた際に、オイルパンなどのオイル収容器
内に連通するように装着部21の先端部に開口端を有し
ている。流路22のもう一方の端は、本体2内に形成さ
れている弁室23に連通している。流路22の弁室23
側の端部には、後述する弁体3との間に挟まれるリング
状のシール部材24が取り付けられている。
【0017】弁室23内には、球状の弁体3が収容され
ている。弁体3は、その中心部に、前記流路22に接続
され、該流路22と同径かつ同方向に形成された流路3
1を有している。前記流路22に対して、弁体3の反対
側は、弁室23が外側へ開放しており、その開放端の弁
室内周面には螺旋状のねじ山が形成されてねじ部25が
設けられている。そして、弁室の開放端には、外側から
蓋部材26がねじ込まれ、内部の弁体3が摺動回転自在
に保持される。
【0018】その蓋部材26には、前記弁室の開放端に
螺合するねじ部261が設けられている。そして、前記
装着部21と同様に、蓋部材26の中心には流路262
が形成されており、前記流路22、31、262によっ
て、操作弁1内を貫通する流路が構成される。前記流路
262の弁体接続側端には、リング状のシール部材26
3が取り付けられ、弁体3の外周面に摺接する。
【0019】弁室23内において、前記弁体3は、流路
22、262に対して、直角方向を回転軸として回動可
能に保持されている。図1に示されているように、弁体
3の流路31の向きが、他の流路22、262と同じ方
向を向いている時は、操作弁が開放されている状態で、
図2に示されているように、流路22、262に対して
直角の方向に流路31が向いている時は、閉止状態とな
り、オイルは流れなくなる。閉止状態においては、前記
シール部材24、263は、弁体3の球面状の外周面に
接触して、オイル漏れをシールする。シール部材24、
263は、リング状であるため、弁体3の球面に対する
液密性が良好となる。
【0020】弁体3の図中上側には、弁体3の操作手段
を収納する収容部27が形成されており、弁体3の上部
には溝が形成されて、前記操作手段を接続するための係
合凹部32が設けられている。
【0021】前記収容部27には、まず弁体3の回転軸
4が収納される。該回転軸4の下端には、前記弁体3の
係合凹部32に係合するように凸状に形成された係合凸
部41が設けられている。さらに、回転軸4の上端には
後述する操作部材5を接続する角柱状の接合部42が設
けられている。回転軸4の外周面には、前記収容部27
の内壁に摺接するシール部材43が埋設され、操作弁1
の液密性を一層高めている。
【0022】回転軸4の前記接続部42には、操作部材
5が接続される。操作部材5は、前記回転軸4に接続さ
れる円盤状の基端部51と、前記収容部27の外側へ突
出して、操作レバーとしての機能を有する操作部52と
を有している。基端部51の中心には前記回転軸4の接
続部42の横断面形状と同じ形状である矩形の接合孔5
11が穿設されている。前記収容部27の側面にはガイ
ド孔28が形成されており、該ガイド孔28内を前記操
作部52が挿通している。そして、操作部52は、前記
ガイド孔28の形成されている範囲内で揺動可能とな
る。
【0023】前記基端部51の接合孔511に、回転軸
4の接合部42を挿入して接続すると、操作部材5の揺
動によって回転軸4が回動し、弁体3が本体2の中で回
動する。操作部材5の接続方向は、弁体3の流路31の
方向と同じ方向に操作部52が向く方向とされている。
このように構成することによって、操作部52の位置
で、操作弁1の開閉状態を一見して把握できる。
【0024】回転軸4上に接続された操作部材5の上方
には円柱状のスペーサ6が挿入され、さらにその上側に
は収容部27を閉鎖する蓋体71が被せられている。収
容部27の上部開放端の内側には溝271が内周方向に
形成され、前記蓋体71は、この溝271内に収容され
る。さらに、この蓋体71の上側には、蓋体71を固定
するためのロック部材72が、同じく溝271内に収納
される。ロック部材72は、Cリング状のスプリング部
材で、前記収容部27の内壁よりも外周が若干広い形状
である。このため、前記溝271に装着後はCリングが
広がる方向に復元する力が働き、ロック部材72が収容
部27内から容易に離脱することはない。
【0025】一方、前記蓋体71と、操作部材5の基端
部51との間には、例えば圧縮スプリングからなる付勢
部材8が介挿されている。操作部材5の基端部51は、
前記圧縮スプリングを確実に受けることができるため
に、十分な面積を有している。この圧縮スプリングの作
用によって、操作部材5は、常時回転軸4の方向へ付勢
される。
【0026】前記操作部材5の操作部52が挿通するガ
イド孔28は、スリット状に形成されており、前記操作
部52が略90°の範囲で揺動できるように、スリット
の長手方向の長さが規定されている。既述のように、操
作部52が本体2の流路方向に対して直角の位置に位置
している場合には、弁体3の流路31が、本体2の流路
22、262に対して直角方向に位置し、閉止状態にセ
ットされている。
【0027】前記ガイド孔28には、前記閉止状態の位
置で操作部52を収容する凹部281が形成されてい
る。操作部52が、この凹部281内に位置している時
には、前記付勢部材8によって、この凹部281内に押
し付けられている。このため、エンジンの振動などによ
って、操作部52が開放状態位置へ移動してしまうとい
ったトラブルは防止される。
【0028】上記本体2の収容部27の外側にはカバー
部材9が外装され、図4ないし図55に示されているよ
うに、ガイド孔28はこのカバー部材9によって全体が
覆われる。カバー部材9は、筒体の一部を全長に渡って
切り欠いた開放部91を有する形状であって、平面視で
は、一部を切り欠いた円環状、換言すればいわゆるCリ
ング状となっている。
【0029】この第1の構成例では、前記収容部27の
円筒状の外側面が、カバー部材9の取付部29となる。
【0030】カバー部材9の略中央部には、操作部52
が挿通する孔92が形成されている。カバー部材9は、
ある程度の弾性を有する材料から構成されている。カバ
ー部材9を本体2に装着する場合には、前記孔92に操
作部52を挿入し、前記開放部91を広げて取付部29
へ外装する。カバー部材9の有する弾性は、この装着の
際に、カバー部材9自体が変形または破損しない程度の
ものであればよい。
【0031】このカバー部材9の材質としては、ネオプ
レン、EPTゴム等の各種ゴム、サンプレーン、サーモ
ラン、ハイトレル等のエラストマー、硬質塩化ビニル、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂、ポリフェ
ニレンオキシド(PPO)、ナイロン、ポリアセタール
(POM)、フェノール樹脂、ポリフェニレンスルフィド
(PPS)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエー
テルエーテルケトン(PEEK)、テフロン等の各種樹
脂、弾性金属などが挙げられる。
【0032】このカバー部材9は、操作部52の移動と
ともに取付部29の外周面を摺動する。カバー部材9の
大きさは、前記孔92を中心として、操作部52がどの
位置にあっても、前記ガイド孔28を覆うことのできる
程度の十分な大きさを有してする。さらに、前記取付部
29に確実に装着するために、平面視の形状が、中心角
が180°以上、より好ましくは220°以上の円弧で
あることが望ましい。
【0033】このようなカバー部材9を取り付けること
によって、ガイド孔28内に泥や草が詰まったりするこ
となく、さらに収容部27内への水などの侵入が抑制さ
れる。特にこの第1の構成例におけるカバー部材9によ
れば、操作部52がどのような位置にあっても、確実に
ガイド孔28のカバー作用が発揮されるといった利点が
ある。
【0034】図6ないし図9は、本考案の第2の構成例
を示すものである。図6は開放状態での操作弁1の部分
断面側面図、図7は同じく閉止状態での部分断面側面
図、図8は閉止状態での操作弁1の全体斜視図、図9は
開放状態での操作弁1の全体斜視図である。
【0035】この構成例ではカバー部材9として、弾性
体より構成される筒体が用いられている。そして、本体
2の収容部27の外周面には溝が全周に渡って形成され
て、取付部29が設けられている。
【0036】カバー部材9は、内周面には全周に渡って
形成された凸状の係合部94が設けられている。カバー
部材9を収容部27の外側に被せると、前記係合部94
が溝状の取付部29に係合して、カバー部材9が容易に
離脱しないように構成される。その他の構造は、第1の
構成例と同様なので省略する。
【0037】カバー部材9が装着されると、ガイド孔2
8はカバー部材9によって覆われ、泥などの侵入が抑制
される。操作部52を開放位置へ移動させると、カバー
部材9の蛇腹部93が上方に押し上げられ、操作部52
の移動を妨げないような構成となっている。そして、操
作部52を閉止状態へ戻すと、蛇腹部93が復帰して、
ガイド孔28は再びカバー部材9によって覆われる。
【0038】図10ないし図13には、第3の構成例が
示されている。この構成例では、カバー部材9の取付部
29が、ガイド孔28の上縁部に溝状に形成されてい
る。この取付部29には、カバー部材9としてのブレー
ドの基端が接着剤などによって固定される。前記ブレー
ドは弾性材料から構成され、先端に向けて厚さが漸減す
るプレート形状であって、先端95はガイド孔28の下
縁に接している。
【0039】ブレードの構成材料としては、例えば天然
ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、
フッ素ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレ
ンブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコー
ンゴム等の各種ゴム、軟質ポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、アイオノマー樹脂、フッ素樹脂、
シリコーン樹脂などの軟質プラスチック等の弾性材料が
挙げられる。
【0040】上記構成では、操作部52を開放位置に移
動させると、図10および図13に示されているよう
に、外側にブレードがめくれて操作部52の移動が妨げ
られず、操作部52を閉止位置に戻すとブレードは元の
形状に復帰して、ガイド孔28を閉鎖する。
【0041】以上の3つの構成例によれば、操作部52
の操作の際に、カバー部材9を取り外すなど、特別の操
作をする必要がないといった利点がある。
【0042】なお、本考案の操作弁は、自動車用オイル
収容器に使用する場合に限られず、他のオイル容器内の
オイルを抜く時にも使用してもよい。
【0043】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のオイル抜
き用操作弁によれば、ガイド孔内に泥や草などが詰まる
といったトラブルが抑制され、弁の開閉操作を円滑に行
うとことができ、ガイド孔からの泥水などの侵入による
部品の腐食も抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の構成例での開放状態における操作弁の断
面側面図である。
【図2】第1の構成例での閉止状態における操作弁の断
面側面図である。
【図3】第1の構成例での操作弁の分解斜視図である。
【図4】第1の構成例での閉止状態における操作弁の全
体斜視図である。
【図5】第1の構成例での開放状態における操作弁の全
体斜視図である。
【図6】第2の構成例での開放状態における操作弁の部
分断面側面図である。
【図7】第2の構成例での閉止状態における操作弁の部
分断面側面図である。
【図8】第2の構成例での閉止状態における操作弁の全
体斜視図である。
【図9】第2の構成例での開放状態における操作弁の全
体斜視図である。
【図10】第3の構成例での開放状態における操作弁の
部分断面側面図である。
【図11】第3の構成例での閉止状態における操作弁の
部分断面側面図である。
【図12】第3の構成例での閉止状態における操作弁の
全体斜視図である。
【図13】第3の構成例での開放状態における操作弁の
全体斜視図である。
【符号の説明】
2 本体 21 装着部 22 流路 23 弁室 24 シール部材 25 ねじ部 26 蓋部材 261 ねじ部 262 流路 263 シール部材 27 収容部 271 溝 28 ガイド孔 281 凹部 29 取付部 3 弁体 31 流路 32 係合凹部 4 回転軸 41 係合凸部 42 接合部 43 シール部材 5 操作部材 51 基端部 511 接合孔 52 操作部 6 スペーサ 71 蓋体 72 ロック部材 8 付勢部材 9 カバー部材 91 開放部 92 孔 93 蛇腹部 94 係合部 95 先端

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイル収容器に着脱自在に装着される装
    着部と、装着時に前記オイル収容器の内部と外部とを連
    通する流路とを有する本体と、 前記本体の流路の一部を構成し、前記流路に対して回動
    することにより開閉動作を行う弁体と、 前記弁体に接続され、前記本体内に収容されている回転
    軸と、 前記本体内で前記回転軸に接続されて本体の外側に突出
    し、前記回転軸の回動を操作する操作部材と、 前記本体において操作部材の突出部分に形成され、前記
    弁体が流路を閉じた状態で操作部材をロックするガイド
    孔と、 前記操作部材をロック状態位置へ付勢する付勢部材と、 少なくともロック状態において前記ガイド孔を覆うカバ
    ー部材を取り付ける取付部とを有することを特徴とする
    オイル抜き用操作弁。
  2. 【請求項2】 前記取付部にカバー部材が取り付けられ
    ている請求項1に記載のオイル抜き用操作弁。
  3. 【請求項3】 前記オイル収容器は車両用エンジンのオ
    イルパンである請求項1または2に記載のオイル抜き用
    操作弁。
JP1992030840U 1992-04-10 1992-04-10 オイル抜き用操作弁 Expired - Lifetime JP2546566Y2 (ja)

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JP1992030840U JP2546566Y2 (ja) 1992-04-10 1992-04-10 オイル抜き用操作弁
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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