JP2545826Y2 - ホイールキャップ - Google Patents

ホイールキャップ

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JP2545826Y2
JP2545826Y2 JP9596890U JP9596890U JP2545826Y2 JP 2545826 Y2 JP2545826 Y2 JP 2545826Y2 JP 9596890 U JP9596890 U JP 9596890U JP 9596890 U JP9596890 U JP 9596890U JP 2545826 Y2 JP2545826 Y2 JP 2545826Y2
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JP
Japan
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annular rib
claw
wheel cap
wheel
nail
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JP9596890U
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JPH0452902U (ja
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岩田  安弘
彰弘 河村
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、自動車のホイールに装着されるホイールキ
ャップに関するものである。
b.従来の技術 第7図に示したように、ホイールキャップ1は、裏面
の周縁に沿った複数個所に爪2を備え、その爪2の弾性
力を利用し、それらの爪2をホイール3のリム3aに圧接
させてホイール3に保持させている。
このようなホイールキャップ1には、合成樹脂によっ
て形成されたものがある。このようなホイールキャップ
1では、爪2の弾性力が不足するため、爪2の径方向内
面側にワイヤリング4を配設し、その弾性力で上記爪2
のみによる弾性力の不足を補っている。
c.考案が解決しようとする課題 ところで、一般的なホイールキャップは、裏面周縁に
環状リブ5を備え、この環状リブ5に上記爪2を一体に
成形している。
このようなホイールキャップでは、爪2が環状リブ5
に比べ著しく肉厚になるため、金型構造が複雑になっ
て、金型費の高騰の原因になるばかりでなく、金型の抜
き方向が決まっていまい、デザイン的にも大きく規制さ
れる。
ホイールキャップには、爪を別に成形し、この爪をホ
イールキャップ本体の環状リブに支持させるものもあ
る。しかし、このようなホイールキャップでは、爪を環
状リブに確実に保持させるための構造が複雑になり、取
付作業も煩雑である。
そこで、本考案の目的は、金型の構造を複雑にするこ
となく、爪を一体に成形することのできるホイールキャ
ップを提供することにある。
d.課題を解決するための手段 本考案のホイールキャップは、爪をホイールキャップ
のリムに圧接させて該ホイールに支持させるホイールキ
ャップにおいて、キャップ本体の裏面周縁に環状リブを
立設し、該環状リブの複数個所に薄肉部を介して爪を画
成するとともに、上記環状リブと爪に係合要素を形成
し、上記薄肉部で上記爪を折返し、該爪を上記環状リブ
に重合わせ、上記係合要素を互いに係合させて、上記爪
を上記環状リブに保持させるようにしている。
e.作用 本考案のホイールキャップでは、爪が環状リブに重合
わされるため、十分な強度が得られる。換言すれば、爪
の肉厚は薄くてもよく、金型の構造は簡単で済む。
f.実施例 第1図乃至第3図は本考案に係るホイールキャップの
一実施例を示している。
このホイールキャップは、裏面周縁に立設された環状
リブ11を有している。該環状リブ11の上端には、等配さ
れた複数個所に薄肉部12を介して爪13が形成されてい
る。爪13は両側上端に膨出部14を備えており、中間部に
周方向の溝15を備えている。一方、環状リブ11には、爪
13の下方に位置して突起16および孔17が形成されてい
る。
このホイールキャップでは、ワイヤリング18を第1図
に示したように、突起16上に載置させ、第2図に示した
ように薄肉部12を境にして爪13を折曲げ、第3図に示し
たように爪13を環状リブ11に重合わせ、膨出部14を環状
リブ11の孔17に押込んで、爪13をそこに定着させる。こ
のようにして環状リブ11に定着された爪13は、該爪13の
溝15でワイヤリング18を抱込み、該ワイヤリング18を爪
13と環状リブ11間で保持する。
第4図乃至第6図は本考案に係るホイールキャップの
他の実施例を示している。
このホイールキャップは、裏面周縁に立設された環状
リブ21を有している。該環状リブ21には等配された複数
個所に略矩形の孔22が形成されている。そして、それら
の孔22の上縁には、薄肉部23を介して爪24が垂下されて
いる。爪24は両側下端に膨出部25を備えており、中間部
に周方向の溝26を備えている。一方、環状リブ21の上縁
には、爪24の上方に位置して切欠27が形成されている。
このホイールキャップでは、ワイヤリング28を環状リ
ブ21の適宜高さに維持させ、第6図に示したように薄肉
部23を境にして爪24を折曲げて、爪24を環状リブ21に重
合わせ、膨出部25を環状リブ21の切欠27に押込んで、爪
24をそこに定着させる。このようにして環状リブ21に定
着された爪24は、該爪24の溝26でワイヤリング28を抱込
み、該ワイヤリング18を爪24と環状リブ21間で保持す
る。
g.考案の効果 上記したように、本考案に係るホイールキャップで
は、爪が環状リブに重合わされるため、十分な強度が得
られる。換言すれば、爪の肉厚は薄くてもよい。したが
って、爪を一体に備えたホイールキャップでありなが
ら、金型の構造は単純になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係るホイールキャップの一
実施例を示したもので、第1図はその要部斜視図、第2
図はその要部の断面図、第3図は爪を環状リブに重合わ
せた状態を示した断面図、第4図乃至第6図は本考案に
係るホイールキャップの他の実施例を示したもので、第
4図はその要部斜視図、第5図はその要部の断面図、第
6図は爪を環状リブに重合わせた状態を示した断面図、
第7図は従来から採用されているホイールキャップの装
着状態を示したホイールの概念的な断面図である。 11……環状リブ、12……薄肉部、13……爪、14……膨出
部(係合要素)、15……溝、16……突起、17……孔(係
合要素)、18……ワイヤリング、21……環状リブ、22…
…矩形孔、23……薄肉部、24……爪、25……膨出部(係
合要素)、26……溝、27……切欠(係合要素)、28……
ワイヤリング。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】爪をホイールキャップのリムに圧接させて
    該ホイールに支持させるホイールキャップにおいて、キ
    ャップ本体の裏面周縁に環状リブを立設し、該環状リブ
    の複数個所に薄肉部を介して爪を画成するとともに、上
    記環状リブと爪に係合要素を形成し、上記薄肉部で上記
    爪を折返し、該爪を上記環状リブに重合わせ、上記係合
    要素を互いに係合させて、上記爪を上記環状リブに保持
    させるようにしたことを特徴とするホイールキャップ。
JP9596890U 1990-09-12 1990-09-12 ホイールキャップ Expired - Lifetime JP2545826Y2 (ja)

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JPH0452902U JPH0452902U (ja) 1992-05-06
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