JP2545551Y2 - モータ駆動スライド型可変抵抗器 - Google Patents

モータ駆動スライド型可変抵抗器

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JP2545551Y2
JP2545551Y2 JP1991064531U JP6453191U JP2545551Y2 JP 2545551 Y2 JP2545551 Y2 JP 2545551Y2 JP 1991064531 U JP1991064531 U JP 1991064531U JP 6453191 U JP6453191 U JP 6453191U JP 2545551 Y2 JP2545551 Y2 JP 2545551Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、モータ駆動及び手動の
両方が可能なモータ駆動スライド型可変抵抗器に関わ
り、特に、モータの可変抵抗器の取付構造に係わる。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のモータ駆動スライド型可
変抵抗器の側断面図で、1は可変抵抗器の上部枠体、2
は上部枠体1の下部の開放面を覆う下部枠体、3はモー
タで、該モータ3をねじ4で下部枠体2に垂直状態で固
定していた。なお、5は抵抗基板、5aは抵抗体(図示
省略)の端子である。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】ところが、モータ3
が下部枠体2の下面に垂直状態で固定されているため、
モータ駆動スライド型可変抵抗器全体の高さ寸法が大と
なり、また、モータ3を下部枠体2にねじ止めしている
ため、ねじ4の締め付けトルクの管理、ねじの緩み止め
手段(例えば接着剤の塗布)等が必要で、作業性が悪い
等の問題点があった。
【0004】本考案は、上記のような問題点を解決する
ためのもので、本考案の目的は、モータ駆動スライド型
可変抵抗器の高さ寸法を従来に比し小さくし、併せてモ
ータの取付け時の作業性を従来に比し向上しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するために、モータを水平方向に載置可能な取付板
と、該取付板の一端を折り曲げ形成して成る側板と、
側板の一端に連続して形成され第1の係止部を有すると
ともに前記取付板の上方に位置する上面板とを有するモ
ータ取付部材の前記側板に、モータの一端に設けられた
突部を嵌合した状態でモータを前記取付板に載置して、
前記取付板に設けた爪片で前記モータを前記モータ取付
部材に固定し、前記第1の係止部と係合する第2の係止
部を可変抵抗器に設けた枠体に設けて両者を係合すると
ともに、該枠体に折り曲げ形成した止め板により、前記
モータ取付部材に保持された前記モータの他端側を保持
して、前記モータを前記モータ取付部材を介して前記可
変抵抗器の枠体に水平方向に固定している。
【0006】
【作用】上記手段にあっては、モータの固定に際してね
じを使用せず、板金製のモータ取付部材にモータを水平
方向に載置し、モータの一端の突部を側板に嵌合し、爪
片でモータ取付部材に保持し、上面板に形成した第1の
係止部と枠体に設けた第2の係止部を係合し、モータの
他端側をモータ枠体の止め板で保持する構成であるか
ら、従来必要としたねじの締め付けトルクの管理、ねじ
の緩み止め手段等を省略し得て、作業性が向上し、ま
た、モータは可変抵抗器の枠体に水平方向に固定される
ので、モータ駆動スライド型可変抵抗器全体の高さ寸法
を従来に比し小さくできる。
【0007】
【実施例】以下に本考案の実施例を添付の図面に基づき
説明する。
【0008】図1〜図9は本考案のモータ駆動スライド
型可変抵抗器の一実施例の説明図で、図1は正面図、図
2は裏面図、図3は側面図、図4はベルトと摺動子受と
の結合関係を示した平面図、図5はモータ取付部材にモ
ータを取付ける途中の工程を示す断面図、図6はモータ
取付部材にモータを取付けた後の状態を示す断面図、図
7は可変抵抗器にモータを取付ける前の状態を示す分解
斜視図、図8は可変抵抗器にモータを取付ける前の状態
を示す説明図、図9は可変抵抗器にモータを取付けた後
の状態を示す説明図である。
【0009】図面において6は箱型に形成された金属製
の上部枠体、7は該上部枠体6内に移動可能に収納され
た絶縁物より成る摺動子受で、該摺動子受7の中心から
金属製のつまみ8が直立して埋設されている。9は上部
枠体6の開放面を覆って上部枠体6の下方から垂下して
いる取付爪6aで上部枠体6にかしめ止めされた下部枠
体、10は金属板より成るモータ取付部材で、該取付部
材10はモータ11を水平方向に載置可能な取付板12
と、該取付板12の一端を折り曲げ形成した側板13
と、該側板13の一端に連続して折り曲げ形成された前
記取付板12の上方に位置する上面板14と、側板13
の両側から折り曲げ形成した一対の翼板15と、両翼板
15を連結する底板16とより成り、前記上面板14の
左端には後記するベルトをガイドするカール部17が形
成され、このカール部17の表面には後記するベルトの
案内手段として溝18が設けられている。また、前記モ
ータ11の回転軸22にはギヤ23が固定され、側板1
3には円孔20が設けられ、取付板12には内方に向け
て切り起された切起片21を有す。モータ11のモータ
取付部材10への固定は、図5に示すように、先づギヤ
23を前記側板13に設けた円孔20にさしこみ、図6
に示すように、モータ11の前面の軸受突部24を前記
円孔20に嵌合した状態でモータ11を取付板12上に
切起片21の弾性に抗して載置し、取付板12の他端に
設けた爪片25でモータ11の後面を抱持することによ
って行われる。
【0010】次に上記のようにモータ取付部材10に固
定されたモータ11の可変抵抗器への取付けは、図7に
示すように下部枠体9より広幅部26aと細幅部26b
とより成る係止爪26(第2の係止部)とモータ11の
止め板27とを折り曲げ形成し、一方、モータ取付部材
10の上面板14には、前記広幅部26aが嵌合する広
幅孔28aと前記細幅部26bが嵌合する細幅孔28b
とより成る係合孔28(第1の係止部)を設け、図7及
び図8に示すように、係止爪26と係合孔28を対向せ
しめた状態で、広幅孔28aに広幅部26aをさしこ
み、図9に示すように、係止爪26の細幅部26bを細
幅孔28bに沿って細幅孔28bの右端に係止するまで
右方に移動せしめた後、モータ11の後部で止め板27
を右方に押圧しながらモータ11を下部枠体9の方向に
押し込み、モータ11の後面の軸受突部30(突部)
止め板27の円孔29に嵌合することによって行われ
る。31は歯が設けられたベルトで、該ベルト31は前
記ギヤ23と上部枠体6に回転自在に軸支されたプーリ
33間にカール部17の溝18にガイドされて張架さ
れ、前記ベルト31の歯と前記ギヤ23の歯とは噛み合
っており、該ベルト31の一部は摺動子受7の上面に接
着剤34で固定され、ベルト31と摺動子受7とは一体
に移動するようになっている。なお、35は下部枠体9
に固定された抵抗基板、35aは該基板35上に形成さ
れた抵抗体(図示省略)の端子である。
【0011】次に、モータ駆動スライド型可変抵抗器の
動作を説明する。先づ、モータ駆動の場合は、図1にお
いてモータ11の回転によって回転軸22、ギヤ23が
回転し、ギヤ23の歯とベルト31の歯との噛み合いに
よってベルト31がカール部17の溝18にガイドされ
て回転し、これに伴いベルト31の一部に固定された摺
動子受7が直線移動する。その間に摺動子受7に固定し
た摺動子(図示省略)が抵抗基板35に設けた抵抗体
(図示省略)上を摺動し、抵抗値の調整が行われる。
【0012】次に手動の場合は、つまみ8を持って摺動
子受7に直線方向に力を加えると、摺動子受7はベルト
31を伴って直線移動し、抵抗値の調整が行われる。な
お、このベルト31の移動に伴ってモータ11も回転す
る。
【0013】本考案のモータ駆動スライド型可変抵抗器
は上述のような構成を有し、モータ11の可変抵抗器へ
の取付けは、従来のようなねじを使用せず、図5、図6
に示したように、板金製のモータ取付部材10にモータ
11をかしめ止めし、図8、図9に示すように、このモ
ータ取付部材10の上面板14に設けた係合孔28を下
部枠体9に設けた係止爪26にさしこんだ後、下部枠体
9を水平方向(図8の右方向)に移動し、モータ11の
後面の軸受突部30を止め板27の円孔29に嵌合する
ことによって行われ、従来必要としたねじの締め付けト
ルクの管理、ねじの緩み止め手段等を省略し得るので、
従来に比し作業工程が少なくなり、作業性が向上する。
また、モータ11は可変抵抗器の下部枠体9に水平方向
に固定されるので、モータ駆動スライド型可変抵抗器全
体の高さ寸法を従来に比し小さくすることができる。
【0014】また、モータ取付部材10にモータ11を
固定した際には、モータ11は取付板12に設けた弾性
を有する切起片21で弾性保持されているので、モータ
11のガタ防止に役立つ。また、従来は、図10に示す
ように、モータ3を下部枠体2に垂直にねじ4で止めて
いたが、モータ3の幅と下部枠体2の幅は略同幅である
ため、抵抗基板5から下方に垂下する端子5aはモータ
3との接触を避けるためにモータ3の外側に折曲げ垂下
される。従って端子5aがモータ3の外側にはみ出して
しまい、モータ駆動スライド型可変抵抗器の幅寸法が大
となるという欠点があるが、本考案によれば、図3に示
すように、モータ取付部材11の一対の翼板15及び底
板16はモータ11の前面のスペース内に収まるので、
抵抗基板35から下方に垂下する端子35aは、翼板1
5に沿って垂下することによって従来のようにモータ1
1の外側に折り曲げることなく前記スペース内に収める
ことができる。従って、モータ駆動スライド型可変抵抗
器の幅寸法を従来に比し小さくできるという効果も併有
する。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、モータは可変抵抗器の
枠体に対して水平方向に固定されるので、モータ駆動ス
ライド型可変抵抗器の高さ寸法を従来に比し小さくする
ことができる。また、板金製のモータ取付部材にモータ
を水平方向に載置し、モータの一端の突部を側板に嵌合
し、爪片でモータ取付部材に保持し、上面板に形成した
第1の係止部と枠体に設けた第2の係止部を係合し、モ
ータの他端側をモータ枠体の止め板で保持する構成であ
るので、モータの固定に際してねじを使用せずに確実に
モータを可変抵抗器の枠体に保持することができ、従来
必要としたねじの締付けトルクの管理、ねじの緩み止め
手段等を省略し得て、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のモータ駆動スライド型可変抵抗器の正
面図である。
【図2】本考案のモータ駆動スライド型可変抵抗器の裏
面図である。
【図3】本考案のモータ駆動スライド型可変抵抗器の側
面図である。
【図4】本考案のモータ駆動スライド型可変抵抗器のベ
ルトと摺動子受との結合関係を示した平面図である。
【図5】本考案のモータ駆動スライド型可変抵抗器の、
モータ取付部材にモータを取付ける途中の工程を示す断
面図である。
【図6】本考案のモータ駆動スライド型可変抵抗器の、
モータ取付部材にモータを取付けた状態を示す断面図で
ある。
【図7】本考案の可変抵抗器にモータを取付ける前の状
態を示す分解斜視図である。
【図8】本考案の可変抵抗器にモータを取付ける前の状
態を示す説明図である。
【図9】本考案の可変抵抗器にモータを取付けた後の状
態を示す説明図である。
【図10】従来のモータ駆動スライド型可変抵抗器の側
断面図である。
【符号の説明】
9 下部枠体 10 モータ取付部材 11 モータ 12 取付板 13 側板 14 上面板 24 軸受突部 25 爪片 26 係止爪 27 止め板 28 係合孔 30 軸受突部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを水平方向に載置可能な取付板
    と、該取付板の一端を折り曲げ形成して成る側板と、
    側板の一端に連続して形成され第1の係止部を有すると
    ともに前記取付板の上方に位置する上面板とを有するモ
    ータ取付部材の前記側板に、モータの一端に設けられた
    突部を嵌合した状態でモータを前記取付板に載置して、
    前記取付板に設けた爪片で前記モータを前記モータ取付
    部材に固定し、前記第1の係止部と係合する第2の係止
    部を可変抵抗器に設けた枠体に設けて両者を係合すると
    ともに、該枠体に折り曲げ形成した止め板により、前記
    モータ取付部材に保持された前記モータの他端側を保持
    して、前記モータを前記モータ取付部材を介して前記可
    変抵抗器の枠体に水平方向に固定したことを特徴とする
    モータ駆動スライド型可変抵抗器。
JP1991064531U 1991-05-01 1991-07-22 モータ駆動スライド型可変抵抗器 Expired - Fee Related JP2545551Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5795604A (en) * 1980-12-05 1982-06-14 Nippon Musical Instruments Mfg Slide type electric part

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5795604A (en) * 1980-12-05 1982-06-14 Nippon Musical Instruments Mfg Slide type electric part

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JPH0511405U (ja) 1993-02-12

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