JP2543272B2 - マウスの延長・増設装置 - Google Patents

マウスの延長・増設装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マウスを用いてパーソ
ナルコンピュータ等の操作を行う場合に、そのパーソナ
ルコンピュータ等の本体から離れた複数の場所からの操
作を可能にして、パーソナルコンピュータ等の操作性,
利用度の向上,拡大を図るためのマウスの延長・増設装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ンと略す)等の情報処理装置の入力装置の一つとしてマ
ウスが知られている。従来、パソコンとマウスの接続
は、パソコン1台に対しマウス1台のみであった。しか
も、このマウスを用いてパソコンを操作する場合は、パ
ソコンの設置場所で行う必要があり、パソコン本体から
離れて操作する製品としては、せいぜい10m程度のも
のしか存在していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
パソコンのマンマシンインターフェース向上のためにマ
ウスにより操作する機会が増加し、パソコン本体から例
えば数100mといった距離のかなり離れた複数の場所
からパソコンを操作したいという要求がある。しかしな
がら、現状のマウスでは、そのようにパソコンから離れ
た場所で使うことはできず、また、複数のマウスからの
入力信号を選択してパソコンに送る装置が存在しないた
めに、1台のパソコンを複数のマウスで操作する場合に
は、人間が手動で接続し直したり、機械的接点を持つス
イッチで切り替えたりしなければ使用できなかった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、マウスによって行うパ
ソコン操作を複数の離れた場所から行えるようにするマ
ウスの延長・増設装置を提供することにある。
【0005】上記の目的を達成するため、本発明のマウ
スの延長・増設装置においては、情報処理装置のマウス
接続口に接続する主装置と、それぞれマウスを接続した
1以上の子機とから成り、前記子機と前記主装置とは、
信号伝達をドライバを用いて行うことにより延長したケ
ーブルで接続し、前記主装置には、前記マウスが動かさ
れたときの信号からその使用を検出する回路と、前記マ
ウスが複数ある場合、ある時点からの期間中に最先の使
用として検出されたマウスからの信号を選択し、該選択
があると当該マウスの使用がなくなって一定期間の経過
が検出されるまでは当該マウスからの信号のみを受信
し、前記一定期間の経過が検出されるとその時点から新
たに最先の使用として検出されたマウスからの信号を選
する回路と、該選択されたマウスを識別する表示用の
信号を送出する回路とを備え、前記子機には、前記選択
されたマウスを識別する信号を受信してその表示を行う
表示部を備える構成としている。
【0006】本発明のマウスの延長・増設装置では、パ
ソコン等の情報処理装置とマウスの間に主装置と子機を
介在させ、マウスから情報処理装置までの信号伝達距離
を延長可能にする。また、主装置は、最先に動かされた
マウスを判断して、そのマウスからの信号のみを自動的
にセレクトして情報処理装置へ入力し、情報処理装置
ハードウェア、ソフトウェア上の構成やマウスの構成に
は何らの影響も与えることなく、複数の子機を接続可能
にしている。また、複数のマウスに対しては最先に信号
を発したマウスを選択する回路を設けることにより平等
に流動的に選択可能にし、各子機には選択されたマウス
を識別する表示を行うことにより、操作者に認識可能に
し、その操作性に配慮する。以上のマウスからの信号伝
達距離の延長と、マウスからの信号の自動切り替えによ
って、情報処理装置の操作性の向上と、利用拡大を可能
にしている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例の接続状態を示
すブロック図、図2はその構成を示す機能ブロック図、
図3は図2をより詳しくした回路構成を示すブロック図
である。
【0008】図1において、1はパソコン、2は主装
置、S1,S2,…,S7は子機、M0,M1,…,M
7はマウスを示す。主装置2はパソコン1に接続され
る。子機S1〜S7はそれぞれパソコン1から離れた場
所に置かれ、各々が主装置2とケーブルで接続される。
マウスM0はパソコン1の近傍に置かれるもので、直接
主装置2に接続される。マウスM1〜M0は、各子機S
1〜S7の近傍に置かれ、各子機S1〜S7に1台ずつ
接続される。本実施例のパソコンマウスの延長・増幅装
置は、これらの主装置2と子機S1〜S7から成る。
【0009】図2は主装置2と子機S1の構成を示して
いる。他の子機S2〜S7は子機S1と同じ構成であ
る。主装置2を構成する機能ブロックとして、21はセ
レクタ(マルチプレクサ)、22は再トリガ可能な複数
(マウスの総数に等しい)の回路B0〜B7を備えたリ
トリガラブルタイマ、23はプライオリティエンコー
ダ、24は表示部、25はドライバである。また、子機
S1を構成する機能ブロックとして、31は表示部、3
2はドライバである。
【0010】マウスM1はドライバ32に接続され、こ
のドライバ32からケーブルを介して主装置2のリトリ
ガラブルタイマ22の一回路B1に入力される。このリ
トリガラブルタイマ22の他の一回路B0にはマウスM
0が直接接続される。このリトリガラブルタイマ22
は、各マウスが動かされた時に出力するパルスを検出し
使用を示す連続信号に変換する機能を有する。リトリガ
ラブルタイマ22の各出力は、プライオリティエンコー
ダ23に入力される。プライオリティエンコーダ23
は、リトリガラブルタイマ22の最先の出力のみを受け
つけて、それを2進符号にコード化し、セレクタ21の
データセレクト入力端子と表示部24とドライバ25へ
出力する。セレクタ21のデータ入力には各子機S1,
…とマウスM0からのマウス信号が接続されており、プ
ライオリティエンコーダ23のコードで指示されたマウ
スの信号のみがパソコン1へ送出される。表示部24
は、プライオリティエンコーダ23でコード化された番
号を表示し、セレクタ21で選択されているマウスを認
識可能とする。この番号は、そのコードをドライバ25
を介して各子機S1,…の表示部31に伝送することに
よって、各子機S1,…に接続されたマウスM1,…が
使用可能かを認識できるようにする。主装置2に近いマ
ウスM0は子機を介さずに直に主装置2に接続してい
る。もちろん、子機S0を作ってこれにマウスM0を接
続しても機能は変わらないが、主装置2からマウスM0
までの距離が短いため、子機M0を省略する構成を採っ
ている。子機M0を省略したため、現在の接続マウスを
表示する表示部24は主装置2に内蔵している。
【0011】図3は、図2をより詳しいブロック構成で
示したものであり、図2に該当する部分は同一の符号で
示してある。この例では、子機S1のドライバ32とし
てインバータを用い、主装置2側にフォトカプラ27
(A1〜A7は各子機に対応する部分)を設けて、その
間をケーブルz1−1で接続し、マウスM1の信号Si
glaをカレントループ信号Sig1として伝送する。
このフォトカプラ27の各出力は、前述のリトリガラブ
ルタイマ22(B1〜B7は各子機に対応する回路)と
セレクタ21へ分岐される。マウスM0は、主装置2の
近傍にあることからフォトカプラ27を通すことなく、
直接リトリガラブルタイマ22(B0の回路)とセレク
タ21へ分岐して入力される。前述のプライオリティエ
ンコーダ23のコード出力はラッチ28で保時されてセ
レクタ21,LED(発光ダイオード)ドライバ24
a,ダーリントンドライバ25に分岐される。表示部は
上記LEDドライバ24aとそれで駆動されるセグメ
ント等のコード表示用のLED24bで構成される。ダ
ーリントンドライバ25の一組の出力はケーブルz1−
2で子機S1のフォトカプラ31aに接続される。フォ
トカプラ31aで受信されたコード出力は、LEDドラ
イバ31bを介して例えばセグメント等のコード表示
用のLED31cに出力(番号表示)する。なお、各ブ
ロック間の入出力線に表示した()内の数は信号の数を
示している。
【0012】図4は、図3における構成部分32→27
→21→26の系統すなわち一つのマウスからパソコン
への入力系統の具体的な回路例(一子機分)を示した図
であり、図3に相当する回路は同一の符号で示してあ
る。33は子機(図3のS1)側におけるマウス(図3
のM1)接続用のコネクタであり、28がパソコン(図
3の1)接続用のマウスコネクタである。この回路例に
おいて、ドライバ32としては、ラインドライバとして
用いるインバータIC(74AC04等)が用いられ、
フォトカプラ27には例えばマウス信号XA,XB,Y
A,YB受信用として高速用フォトカプラ(TLP52
2等)が、マウス信号L,R受信用としては低速用フォ
トカプラ(TLP521等)が、それぞれ用いられる。
セレクタ21にはマウスの6種類の信号に対応して6個
のN(少なくともマウスの総数以上)入力1出力のセレ
クタ機能を持つマルチプレクサIC(74HC151
等)が用いられる。また、フォトカプラ26には、前述
のフォトカプラ(TLP521等)が用いられる。
【0013】次に、以上の入力系統における信号の流れ
を図4に基づいて説明する。ただし、図4では一子機分
のみが示されている。マウス(M1)からは、図5に示
すような6種類の信号XA,XB,YA,YB,L,R
が出力される。これらは、図3に示すマウス信号Sig
1aである。Sig1aはドライバ32で反転され、S
ig1としてフォトカプラ27(A1)の入力側に伝わ
る。フォトカプラ27(A1)の出力側ではSig1の
信号がさらに反転するため元のSig1aと同じ信号が
得られ、セレクタ21のデータ入力側に伝わる。なお、
セレクタ21の入力は、図では省略しているがD0〜D7
の8個有り、D0には図1のマウスM0からのSig0
がD2〜D7にはマウスM2〜M7からのSig2〜Si
g7が、Sig1と同様の経路で伝わる。これらの各マ
ウスからの入力は、データセレクト入力A,B,Cによ
って一つが選択され、出力Yからフォトカプラ26を介
してパソコン(1)へ入力される。
【0014】図6は、図3における構成部分22→23
→28→24a→24bの具体的な回路例を示してい
る。ただし、この例も一子機分を示している。これらの
回路系統は、複数マウスについて使用状況を判定し、マ
ウスのデータセレクト入力を出力するとともにそのセレ
クト状態の表示を行う。リトリガラブルタイマ22とし
ては、再トリガ可能なワンショット・マルチバイブレー
タIC(例えば74HC123)が用いられ、プライオ
リティエンコーダ23にはエンコーダIC(74HC1
48等)が用いられ、ラッチ28にはラッチIC(45
08等)が用いられる。また、LEDドライバ24aに
セグメントドライバIC(4511等)が用いら
れ、LED24bには1桁のセグメントLEDが用い
られる。なお、ラッチ28の出力は図3に示すようにド
ライバ25を介して子機S1側に送られるが、そのドラ
イバ25としてはファンアウトが大きいダーリントン・
ドライバIC(TD62003等)が用いられ、これを
受ける子機S1側のフォトカプラ31aには上記したフ
ォトカプラ(TLP521等)が用いられ、さらにLE
Dドライバ31b,LED31cには上記したセグメ
ントドライバIC(4511等),1桁のセグメント
LEDが用いられる。
【0015】次に、以上の回路系統の信号の流れを図3
および図6に基づいて説明する。リトリガラブルタイマ
22(B1部分)の入力端子Aには、図4のフォトカプ
ラ27(A1)で受信したマウス信号の一つであるXA
が伝わる。ただし、ここに伝える信号としては、後記す
るようにXA以外の信号(XB,YA,YB等)でも良
い。ここで、リトリガラブルタイマ22の動作を説明す
る。図7はその一つの回路部分でマウスM1に対応する
部分B1の入力端子Aに入力される信号と出力端子−Q
に出力される信号の関係を表わしている。入力端子Aに
パルスが入力されると、Tw時間、出力端子−Qのレベ
ルが“L(ロー)”に変化し、Twより短い周期の連続
したパルスが入力されると、再トリガ機能が働くため
“L”レベルの状態を続け、パルスの入力がなくなる
と、Tw時間後に出力レベルが“H(ハイ)”に戻る。
この出力はプライオリティエンコーダ23のIN6入力
に伝わるため、プライオリティエンコーダ23のA2
0の出力(コード化出力)は“001”となる。ま
た、プライオリティエンコーダ23はIN0〜IN7入
力が1つでも“L”レベルであると出力レベルに“L”
を出すGS出力と反対に“H”を出すEO出力を持つ。
2〜A0出力である“001”は、ラッチ28のC〜A
入力へ伝わり、GS出力は、抵抗R1とコンデンサC1
組み合わせた簡単なディレイ回路により一瞬遅れた後、
ラッチ28のST(ストローブ)入力へ伝わる。また、
EO出力はLEDドライバ24aのBI(ブランキン
グ)入力に伝わる。ラッチ28はST入力の状態が
“L”の時ラッチし、“H”の時D2〜D0入力をそのま
まQ2〜Q0出力とするため、リトリガラブルタイマ22
のB1の−Q出力が“L”を続ける限り、プライオリテ
ィエンコーダ23のGS出力は“L”となり、ラッチ2
8はラッチし続けるのでリトリガラブルタイマ22のB
0,B2〜B7からの−Q出力がプライオリティエンコ
ーダ23のIN7,IN5〜IN0入力に伝わってもラ
ッチ28のQ2〜Q0出力は変化しない。この出力は、図
4のセレクタ21のデータセレクト端子であるC〜A入
力に伝わる。6個あるセレクタ21のD1入力に伝わっ
ていたSig1と同じ信号は、このC〜A入力のコード
“001”により選択されY出力となる。Y出力はフォ
トカプラ26を経てパソコン1の接続用コネクタに伝わ
るため、本装置とパソコン1は電気的に絶縁される。ま
た、ラッチ28のQ2〜Q0出力とプライオリティエンコ
ーダ23のEO出力は、それぞれLEDドライバ24a
のC〜A入力とBI入力に伝わる。LEDドライバ24
aはC〜A入力が“001”であれば、LED24bを
“1”と点灯し、マウスが1個も使われていない状態、
すなわちBI入力が“L”の場合、表示は行わない。こ
の表示は、ラッチ28のQ2〜Q0出力と、プライオリテ
ィエンコーダ23のEO出力がドライバ25,フォトカ
プラ31aを経てLEDドライバ31bにも伝わるため
LED31cにおいても行われる。マウスM1が動かさ
れなくなると、リトリガラブルタイマ22のB1のA入
力のパルス信号がなくなり、−Q出力が“H”レベルに
なり、プライオリティエンコーダ23のA2〜A0出力は
“111”となり、EO出力は“L”レベルとなり、G
S出力は“H”レベルとなり、ラッチ28のラッチは解
除され、LED24bとLED31cの表示は消える。
この結果、全てのマウスは入力待ち状態になり、この状
態で一番最初に動かされたマウスが使用可能となれば、
他のマウスは使用できなくなる。
【0016】以上のように構成した一実施例の作用を述
べる。
【0017】本実施例では、子機S1,…から主装置2
への信号伝達にドライバとフォトカプラ等を使ったカレ
ントループ方式で行っているためノイズに強く数100
m程度離れた場所からでもマウスM1,…の信号の伝達
が可能である。従って、パソコン1を数100m離れた
場所から操作可能となる。
【0018】また、主装置2においては、複数のマウス
が本装置に接続されている場合、一番最初に動かしたマ
ウスを自動的に使用可能とし、他のマウスの入力は受け
付けない。その後、マウスを動かさなくなってから数秒
後、全てのマウスを入力待ち状態とする。このような一
つまたは複数のマウスからの信号を排他的に選択する機
能は、主としてリトリガラブルタイマ22がマウス
1,…の使用をマウス1,…が動かされた時に出力す
るパルスXAを検出して行い、プライオリティエンコー
ダ23がその検出信号に基づいてマウスの使用中を判断
し、その判断に基づいて自動的に使用中のマウス1,
…の出力信号をセレクタ21で切り替えパソコン1に伝
達することで実現している。つまり、最初は、マウス
1,…を移動させてXAにパルスを発生させた子機がパ
ソコン1に接続され、この子機S1,…がパルスXAを
発生させている間、その子機S1,…が接続され続け
る。上記において、プライオリティエンコーダ23は、
入力のうちどれに入力信号があるかを判断し、その入力
番号を2進コードで出力する。このとき、排他的に動作
する。つまり、1つめの信号が止まる前に2つめの信号
が来ても、2つめは無視する。また、リトリガラブルタ
イマ22へ入力する信号は、実施例ではXAであるが、
マウスの移動を意昧するXB,YA,YBでもよい。更
に、マウスボタンに「使用したいという意志を表す」と
定義して、L,Rをリトリガラブルタイマ22へ入力す
ることもできる。マウスM1〜M7による操作を行うも
のは、子機S1〜S7の表示部31に表示される番号表
示等により、マウスの使用状況を認識することができ
る。また、マウスM0の場合は、主装置2の表示部24
により認識できる。
【0019】以上のように本実施例では、主装置2と子
機S1,…のみでマウス切り替え等の制御を行うため、
パソコン1本体やソフトウェアあるいはマウスは従来の
まま使用可能である。
【0020】次に本発明の応用例を述べる。図はその
応用例を示すシステムの構成図である。前記の実施例で
明らかなように、本発明ではパソコン1台に対して複数
台のマウスを接続できる。また、マウスとパソコン間の
インタフェースを変換しているので、長距離にまでマウ
スを離隔できる。
【0021】このことによって、図に示すような系
(システム)を実現できる。つまり、場所0にパソコン
1本体(キーボードKBを含む)、上記実施例の主装置
2、ディスプレイDisp0、マウスM0、分岐装置V
−AMP(パソコンからディスプレイへの出力を分岐増
幅する市販の装置)4を置き、複数の離れた場所1〜n
にそれぞれマウスM1〜Mnを設置する。このようにマ
ウスを複数設置できることは、上記実施例で説明したよ
うに子機S1〜Snを設けて主装置2に接続することに
よって可能となる。さらに、この応用例では各場所1〜
nにマウスM1〜MnとともにディスプレイDisp1
〜Dispnを設置し、市販の分岐装置4を用いてパソ
コン1からディスプレイDisp0,…へ出力される信
号を分岐し、上記マウスM0,…とともに設置したディ
スプレイDisp0〜Dispnへ該信号を送る。ここ
で、用途や設置条件によって1地点に設置するディスプ
レイの数やマウスの数は0を含め、さまざま考えられ
る。もちろん、ディスプレイが0個の場所にマウスを設
置する理由は考えにくい。この系は、パソコン1本体は
1台のまま、複数箇所において操作読み取りが可能であ
る。具体的に提供できるサービスは様々考えられるが、
ディスプレイを各所に配置しただけの例えば空港の各所
に設置された一方的な出発・到着情報案内とは異なり、
一例としては、データベース的なサービスが考えられ
る。例えば、マウスM0〜Mnで知りたい情報を選択
し、ディスプレイDisp0〜Dispnに表示する。
無論、複数のマウスM0〜Mnからアクセスはできない
が、使用頻度がそれほど高くない場合には、パソコン1
本体が1台ですむため有用である。
【0022】なお、以上においてパソコンを前提として
述べたが、本発明はそれ以外に種々に呼称される情報処
理装置一般に適用され得ることは言うまでもない。この
ように本発明は、その主旨に沿って種々に応用され、種
々の実施態様を取り得るものである。
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
マウスの延長・増設装置によれば、以下のような利点が
得られる。
【0024】(1)上位の情報処理装置のハードウェ
ア、ソフトウェア上の構成やマウスの構成には何らの影
響も与えることなく、かつ複数のマウスを平等に流動的
に接続できる。)使用頻度の低いパソコンを数カ所から利用する必
要がある場合、パソコン等の必要台数を減少させること
が可能になり、LAN等を組むより安あがりとなる。
【0025】()パソコン等を設置するのに適さない
場所(設置スペースがない、振動が多い、ほこりが多
い、高温、高湿等)に設置しなくても、操作可能とな
る。
【0026】()請求項2に示すように、増設・延長
されたディスプレイを子機およびマウスとともに設置す
ると、パソコン等の遠隔操作がより円滑に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の接続状態を示すブロック図
【図2】上記実施例で用いる主装置と子機の機能ブロッ
ク図
【図3】上記実施例の回路構成を示すブロック図
【図4】上記実施例のマウスからパソコンへの入力系統
の回路例を示す図
【図5】マウスの出力信号を示す図
【図6】上記実施例におけるマウスの使用中を判断しデ
ータセレクト入力を出力する系統の回路例を示す図
【図7】上記出力系統の回路例におけるリトリガラブル
タイマの入力と出力のタイムチャート
【図8】本発明の応用例を示すシステムの構成図
【符号の説明】
1…パソコン、2…主装置、4…分岐装置、S1,…,
S7,…,Sn…子機、M0,M1,…,M7,…,M
n…マウス、21…セレクタ、22…リトリガラブルタ
イマ、23…プライオリティエンコーダ、24…表示
部、25…ドライバ、26,27…フォトカプラ、28
…ラッチ、31…表示部、32…ドライバ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置のマウス接続口に接続する
    主装置と、それぞれマウスを接続した1以上の子機とか
    ら成り、 前記子機と前記主装置とは、信号伝達をドライバを用い
    て行うことにより延長したケーブルで接続し、 前記主装置には、前記マウスが動かされたときの信号か
    らその使用を検出する回路と、前記マウスが複数ある場
    、ある時点からの期間中に最先の使用として検出され
    たマウスからの信号を選択し、該選択があると当該マウ
    スの使用がなくなって一定期間の経過が検出されるまで
    は当該マウスからの信号のみを受信し、前記一定期間の
    経過が検出されるとその時点から新たに最先の使用とし
    て検出されたマウスからの信号を選択する回路と、該
    されたマウスを識別する表示用の信号を送出する回路
    とを備え、 前記子機には、前記選択されたマウスを識別する信号を
    受信してその表示を行う表示部を備えることを特徴とす
    るマウスの延長・増設装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマウス延長・増設装置に
    加えて、各マウスの近傍にディスプレイを配置し、該デ
    ィスプレイに情報処理装置のディスプレイ出力を分岐装
    置で分配したことを特徴とするマウスの延長・増設装
    置。
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JPH06282374A (ja) 1994-10-07

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