JP2543195B2 - 微細レジストパタ―ンの形成方法 - Google Patents

微細レジストパタ―ンの形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体デバイス製造等におけるホトリソグラ
フィー技術に関するものである。さらに詳しくは、ホト
リソグラフィーにおける微細レジストパターン形成に関
するものである。近年、半導体デバイス製造技術の発展
に伴い、ホトリソグラフィー技術も0.5ミクロンオーダ
ーの加工技術を要望されるようになってきている。この
0.5μmのオーダーを突破する技術として、装置面で
は、従来ステッパーの短波長化,高NA化,エキシマレー
ザーステッパー,X線ステッパー,あるいは直描型電子ビ
ーム露光装置が開発されつつある。
発明が解決しようとする課題 ところが、従来ステッパーの高NA(レンズの開口数)
化,短波長化にも限界があり、X線ステッパーではマス
ク製作がむつかしく、電子ビーム露光ではスループット
が低い等の理由で、今のところ、エキシマーステッパが
最も有望視されている。ところが、エキシマーステッパ
ーでも問題が無いわけではない。すなわち、次のレーリ
ーの式(1)で表わされるように R:解像度,k:定数0.8〜0.6 λ:露光波長,NA:レンズの開口数 同一波長で解像度を良くしようとすれば、NAを大きく
しなければならないが、NAを大きくすると式(2)に示
されるように焦点深度(F.D)が浅くなる欠点がある。
一方、レジストプロセス技術においても数々の方法が
提案され試みられている。例えば、多層レジスト(ML
R)法,反射コーティング(ARC)法,コントラストエン
ハンス(CEL)法,ポータプルコンフォーマプル(PCM)
法,イメージリバーサル(IR)法等がある。いずれの方
法もホトプロセスにおける焦点深度劣化をカバーする効
果はあるが、プロセスが複雑であったり、焦点深度拡大
効果が小さい等の問題があり、あまり実用的でなかっ
た。すなわち、従来のレジストプロセス技術では、エキ
シマーステッパーにおける短波長化,高NA化に伴う焦点
深度劣化に十分対処できるものではなかった。また、本
発明者である小川一文は、特願昭62−53302号で、レジ
ストの表面に第1のエネルギービームを選択照射して露
光層を形成し、この表面露光層に第2のエネルギービー
ムを吸収する物質(染料)を付着させ、全面を第2のエ
ネルギービームで露光して表面層部分でこの第2のエネ
ルギービームを吸収し、レジストを現像して表面露光層
の形成されていないレジスト部分を除去する方法を提案
した。しかしながら、この特願昭62−53302号ではノボ
ラック系樹脂にナフトキノンジアジド系の感光剤を混合
したレジストを用いる例が開示されている。しかしなが
ら、ここで開示されたレジストでは、感光剤が混合され
ているため、第1のエネルギービームで露光後、インデ
ンカルボン酸が生じ染色は可能となるが、アルカリ性染
料で染色すると感光剤が溶け出し、表面が荒れるとい問
題が生じることが判明した。ころしたレジストの表面荒
れは、微細レジストパターン形成にとって不都合とな
る。
本発明は、以上述べたような従来レジストプロセスの
欠点が鑑み開発されたホトレジストプロセス等のパター
ン形成に関するものであり、エキシマーステッパーの如
き焦点深度の浅い露光装置の性能を十分発揮できるレジ
ストプロセス技術を提供しようとするものである。さら
にまた、本発明は、単層のレジストを用いて、あたかも
微細パターン形成に有利な2層コートレジストの機能を
発揮する方法を提供することを目的とする。そして、本
発明は、レジスト表面への露光,染色等を行ってもレジ
スト表面の荒れが生じず、微細で高精度なレジストパタ
ーンの形成を可能とするより改良された方法を提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明はレジストのベースポリマーに、第1のエネル
ギービームに感応してアミノ基あるいはスルホン酸基に
変化する感応基が化学結合されているものを用いる。す
なわち、本発明は、半導体等の基板上に、第1のエネル
ギービームに感応してアミノ基またはスルホン酸基に変
化する感応基がベースポリマーに化学結合するレジスト
を塗布する工程と、前記レジストの表面近傍を前記第1
のエネルギービームで選択的に露光して前記表面近傍に
表面露光層を形成する工程と、前記レジストの表面露光
層に選択的に第2のエネルギービームを吸収する物質を
付着する工程と、前記第2のエネルギービームを前記レ
ジスト全面に照射し、前記表面露光層で前記第2のエネ
ルギービームを吸収し、前記表面露光層の形成されてい
ない前記レジスト部分を露光する工程と、前記露光され
たレジスト部分を現像除去して前記レジストのパターン
を形成する微細レジストパターン形成方法を提供するも
のである。
たとえば、本発明のパターン形成方法は、半導体等の
基板上に、第1のエネルギービームに感応してアミノ基
あるいはスルホン酸基に変化する感応基が化学結合され
ているベースポリマーと感光剤を含むレジスト, 例えば 基あるいは 基を含むポリマーを塗布し、 前記レジストの表面近傍のみを前記第1のエネルギー
ビームで選択的に露光して表面近傍に表面露光層を形成
し、表面露光層に選択的に第2のエネルギービームを吸
収する物質染料等を付着し前記第2のエネルギービーム
で前記レジスト全面を露光し、前記露光されたレジスト
を現像してパターンを形成し、第1のエネルギービーム
で露光したパターンのネガ型パターンを得るものであ
る。
作用 本発明のレジストプロセスは、MLR,CEL,PCM,IR法等の
全ての良い点のみを利用したレジストプロセスを可能と
するものである。すなわち、第1次のエネルギービーム
露光はたとえば上述したポジレジストの表面近傍のみを
使用し、選択的にdeep UV光(例えばkrFエキシマー光;2
43nm)で露光し、前記レジストの表面近傍のみを変性す
る。次に、前記変性された部分を第2次のエネルギービ
ーム露光の光を吸収する化学物質例えば染料等で選択的
に染色する。続いて、第2次のエネルギービームとして
ポジレジストに対し透過性の良い光例えばUV光で全面を
露光し、すでに染色されている部分のみを残してポジレ
ジストを現像除去することを特徴とする。つまり、本発
明のレジストパターン形成方法を用いれば、ポジレジス
トの表面近傍のごく薄い部分のみが第1の露光で選択的
に露光されるため、MLRの長所に取り入れたことにな
る。また、選択的に露光された部分を染色することによ
り、表面染色部がマスクとなる。したがって、CELプロ
セスにおける密着マスク効果(レジスト上に密着してマ
スクが形成されることにより解像度が同上する)が発揮
される。さらに、選択的に光吸収パターンをレジスト上
に形成することでPCMの長所も取り入れたことになる。
さらにまた。第2次全面露光により、ポジレジストパタ
ーンを形成することにより、IR法の効果も取り入れるこ
とができる。さらに本発明は、レジストとしてベースポ
リマー内にアミノ基またはスルホンサン基に変化する感
応基が化学結合されているものを用いるため、着色すな
わち染色性にすぐれ、染色時に染色基が溶出することが
なく、また表面荒れも生じることがなく、確実に微細な
レジストパターンを実現することが可能となる。従っ
て、前述した特願昭62−53302号で提案されたレジスト
パターン形成方法(Dye Image Reversal:ダイ,イーメ
ージ リバーサル)法(DIR法)において、本発明は超
微細なレジストパターン形成例えば、0.5μmパターン
以下のレベルで効果大なるものがある。
実施例 以下、本発明のレジストパターン形成方法(DIR法)
の実施例を工程断面図を用いて説明する。まず、第1図
に示すように、任意の基板例えば半導体ウエハーすなわ
ちSiO210/Si(シリコンウエハー上にSiO2膜が形成され
たもの)基板1上に 基を含むベースポリマーとナクトトキノンジアジド基を
含む感光剤 およびベンゾフェノンを含むレジスト2 例えば m,nは整数(例えば、m=1,n=1)で表わされるポリマ
ーと 基を含む感光剤を8:2に混ぜ、ジルロロエタン溶媒に溶
してレジストとしたもの(R1は置換基を表わす)を1〜
2μmの厚みでコートする。次に、第1次の露光として
deep UV光(遠紫外のたとえばkrFエキシマー光)3を用
いてマスク100を介して選択的に短時間照射し、ポジレ
ジスト2の表面近傍のみを選択的にたとえば1μmある
いはそれ以下のパターンを露光する(第2図)。このと
き、前述のレジスト2のベースポリマーはdeep UV光を
大部分吸収するため、多少露光過剰になってもレジスト
2は0.1〜0.2μm程度の厚さの表面層のみ選択的にパタ
ーン状に露光され表面にのみ極めて薄い露光パターン表
面層20が形成される。従って、この工程で多層レジスト
と同じように、薄いレジストを重ねて塗布し上層レジス
トのみを選択的に露光するのと同じ効果が得られる。す
なわち、焦点深度の浅い高解像度の露光装置を使用でき
(例えば、エキシマレーザステッパーで焦点深度は1.5
μmくらい)、高解像度でシャープな0.5μm以下の幅
の微細パターン20が得られる。次に、前記選択的に露光
されたレジストと表面層パターン20は、ベースポリマー
として 基を含んでおり、露光のみで次の式(4)の光反応が生
じる。
したがって、この第1次の露光で生じた 基のみを選択的に通常の酸性染料(例えば赤色はBasio
Red,黄色はKayahorl Yellow3RL〔いずれも日本化薬
(株)製〕やchiba chlorance Blue8G〔チバガイニ社
製〕等)でPH5、6,80℃程度で10分間染色して染色層30
を確実かつ容易に形成することができる(第3図)。こ
のとき、赤,黄,青色等の酸性染料は、少くとも365nm
以下の波長の光は大部分吸収する。染色された部分と染
色されない部分の造過率の比は、波長365nmにおいて1/1
0以下が確保された。したがって第2次の露光に、前述
のdeep UV光より長波長でたとえば365nm以下の波長の光
(超高圧水銀ランプのi線)4を用いて全面露光すれ
ば、染色層30の部分では光4は吸収されてその下に達せ
ず、レジスト2の染色されていない部分200のみ選択的
に露光される(第4図)。すなわち、この工程で、CEL
法とPCM法とIR法の3つの効果が一度に取り入れられた
ことになる。なお、このとき、本発明の方法に用いるレ
ジストでは、krFエキシマレーザ光に感応してアミノ基
あるいはスルホン酸基に変化する感光基が直接ベースポ
リマー内に化学結合されているため、染色等の着色時全
く感光物質が溶出することがなく極めてシャープなレジ
ストパターンが得られる。最後に、アルカリ性のレジス
ト現像液で現像することにより染色されていない部分20
0のみを除去すれば、IR法と同じくマスクパターンと反
対の0.5μm程度のラインアンドスペースを有する高解
像レジストパターン5が得られた(第5図)。
なお、以上の実施例においては、露光前のベースポリ
マーのスペクトルが第6図a,また30秒露光後chiba chlo
rane Blue8Gで染色したもののスペクトルが第6図bに
示すような分光特性のため、第1次露光の光としてkrF
エキシマー光、第2次露光にUV光(i線)を用いる例を
示したが、感光材の選択によっては、第1次と第2次の
光として同じ波長の光を用いることも可能である。ま
た、パターンの染色に酸性染料を用いたが、第2次露光
の光を吸収し、選択的に露光パターン部に付着させるこ
とができる物質であれば染料に限定されることがないこ
とは明らかである。例えば、第1次露光に光を用い、染
料の代りに重金属(PbやAu等)を含む試薬を反応させた
後第2次露光にSOR光等のX線を用いることも可能であ
る。さらに、露光された部分のみ選択的に染色する例を
示したが、逆に、露光された部分以外を染色する方法を
用いても、パターンが逆転することを除き、同じ効果が
得られることは明らかである。また、第1に次の露光の
光としてエキシマレーザ光に限らず、X線,電子ビー
ム,イオンビーム等も使用可能であるとともに、第2次
の露光の光としてはg線に限らず、i線,可視光,軟X
線等が使用できる。
実施例2 上記実施例1において、光照射によりアミノ基を生じ
るベースポリマーを用いる代わりにベースポリマーとし
て光照射によりスルホン酸基を生じるベースポリマー, 例えば (m,nは整数、例えば、m=1,n=1)で表されるベース
ポリマーとナフトキノンジアジド基w含む感光剤を用い
れば、 基が遠紫外光照射により−SO3H基(スルホンサン基)と に分解されるので、このスルホン酸基をフクシンやオー
ラミン等のアルカリ染料でPH9,80℃程度で10分間程度染
色することにより同様のプロセスが使用可能であった。
発明の効果 本発明の方法では、パターン状の第1次の露光には、
レジスト表面部のみしか使用しないため、露光装置が高
NA化、短波長化され焦点深度が浅くなっても、十分使用
可能となり、装置解像度を完全に発揮できる効果があ
る。すなわち、従来の多層レジストプロセス(MLR法)
に比べ、コート工程が一面で済む。さらに、レジスト除
去は1回の現像のみですむため、工程は大幅に簡略化さ
れる。また、従来のイメージリバーサルプロセス(IR)
法に比べ熱処理工程が不要なため、プロセス安定性が良
い。さらにまた、コントラストエンハンス法(CEL法)
のごとく、レジスト上面に光漂白膜がないため、露光時
間は大幅に短縮され、コントラストも十分得られ、塗布
工程も一回で済む。さらにまた、反射防止コーティング
法(ARC法)に比べ、レジスト表面付近のみしか露光さ
れず、パターン露光光はレジスト下部まで到達しないの
で、基板面よりの反射がなくパターン解像度が大幅に向
上できる。さらに、ポータブルコンフォーマブル(PC
M)法に比べ2層コートすることなく、レジスト表面に
高いコントラストのパターン状の光吸収層を形成できる
ので、レジストパターンの解像度を大幅に向上できる。
また、感光基は、直接ベースポリマー内に化学結合され
ているため、染色学の着色時に全く溶出することがな
く、レジストパターンの表面荒れが生じず、高精度な微
細レジストパターンの形成に好都合である等々の効果が
ある。
以上述べてきたように、本発明のレジストパターン形
成方法は、従来のレジストプロセス技術に比べて大幅な
改良を行うことなく、焦点深度の浅い露光装置例えばエ
キシマーステッパーやX線ステッパーのような装置に適
要して十分高い解像度が得られる特長がある。従って今
後、半導性デパイスの微細化が進展する過程で、ホトリ
ソグラフィー技術の向上に効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例のレジストプロセス
を説明するための工程断面図、第6図は本発明の一実施
例でレジストに用いたメインポリマーの分光特性を示す
図である。 1……Si基板、2……ポジレジスト、10……SiO2、3…
…deep UV光、20……パターン状に露光された部分。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に、第1のエネルギービームに感応
    してアミノ基に変化する感応基がベースポリマーに化学
    結合されているレジストを塗布する工程と、前記レジス
    トの表面近傍を前記第1のエネルギービームで選択的に
    露光して前記レジストの表面近傍に表面露光層を形成す
    る工程と、前記レジストの表面露光層に選択的に第2の
    エネルギービームを吸収する物質を付着する工程と、前
    記第2のエネルギービームを前記レジスト前面に照射
    し、前記表面露光層で前記第2のエネルギービームを吸
    収し、前記表面露光層の形成されていない前記レジスト
    部分を露光する工程と、前記露光されたレジスト部分を
    現像除去して前記レジストパターンを形成する工程とを
    備えたことを特徴とした微細レジストパターンの形成方
    法。
  2. 【請求項2】レジストが 基を含むポリマーよりなることを特徴とする請求項1記
    載の微細レジストパターンの形成方法。
  3. 【請求項3】基板上に、第1のエネルギービームに感応
    してスルホン酸基に変化する感応基がベースポリマーに
    化学結合されているレジストを塗布する工程と、前記レ
    ジストの表面近傍を前記第1のエネルギービームで選択
    的に露光して前記レジストの表面近傍に表面露光層を形
    成する工程と、前記レジストの表面露光層に選択的に第
    2のエネルギービームを吸収する物質を付着する工程
    と、前記第2のエネルギービームを前記レジスト前面に
    照射し、前記表面露光層で前記第2のエネルギービーム
    を吸収し、前記表面露光層の形成されていない前記レジ
    スト部分を露光する工程と、前記露光されたレジスト部
    分を現像除去して前記レジストパターンを形成する工程
    とを備えたことを特徴とした微細レジストパターンの形
    成方法。
  4. 【請求項4】レジストが 基を含むポリマーよりなることを特徴とする請求項3記
    載の微細レジストパターンの形成方法。
  5. 【請求項5】エネルギービームを吸収する物質が染料で
    あることを特徴とした請求項1または3記載の微細レジ
    ストパターンの形成方法。
  6. 【請求項6】第1および第2のエネルギービームが紫外
    線であることを特徴とした請求項1または3記載の微細
    レジストパターンの形成方法。
  7. 【請求項7】第1のエネルギービームの波長が第2のエ
    ネルギービームの波長より短いことを特徴とした請求項
    1または3記載の微細レジストパターンの形成方法。
  8. 【請求項8】第1のエネルギービームが遠紫外エキシマ
    ー光であることを特徴とした請求項1または3記載の微
    細レジストパターンの形成方法。
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