JP2542577B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP2542577B2
JP2542577B2 JP61040710A JP4071086A JP2542577B2 JP 2542577 B2 JP2542577 B2 JP 2542577B2 JP 61040710 A JP61040710 A JP 61040710A JP 4071086 A JP4071086 A JP 4071086A JP 2542577 B2 JP2542577 B2 JP 2542577B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〔産業上の利用分野〕 本発明は、たとえば追加記録可能なコンパクトディス
クやビデオディスク、消去可能なコンピューターアウト
プットメモリ、あるいはレーザーカード等の情報記憶媒
体に対い集束光を用いて少なくとも情報の記録再生を行
なう情報記録再生装置に適用される発光量制御装置に関
する。
〔従来の技術〕
この種の情報記録再生装置としては、従来、情報記憶
媒体上に同時に2個以上の集光スポットを照射する光学
ヘッドを備えたものがある。
すなわち、情報記憶媒体上のトラックに沿って記録用
レーザー光および再生用レーザー光を並べて集光させ、
先行する記録用レーザー光で記録した記録内容をこれに
後行する再生用レーザー光で読取り、その記録状況(エ
ラーレイト等)をチェックする機能を持つ光学ヘッド
や、情報記憶媒体上のトラックに沿って楕円形状の消去
用レーザー光と略円形状の記録/再生用レーザー光とを
並べて集光させ、予め記録されている情報を先行する消
去用レーザー光で消去しながら記録/再生用レーザー光
で再記録を行なったり、あるいはトラック上に記録/再
生用レーザー光を集光させ、予め記録されている情報を
記録/再生用レーザー光で再生する機能を持つ光学ヘッ
ド等を備えた情報記録再生装置が知られている。
ここで、後者の一例を説明する。第11図において、a
は記録/再生用半導体レーザーであり、この記録/再生
用半導体レーザーaから発せられた記録/再生用レーザ
ー光Laは、コリメートレンズb、ダイクロイックミラー
c、偏光ビームスプリッタd、1/4波長板e、対物レン
ズfを順次通過して情報記憶媒体gのトラッキングガイ
ド(トラック)上に集光される。この情報記憶媒体gの
トラッキングガイドから反射した記録/再生用レーザー
光Laは再び対物レンズfおよび1/4波長板eを通過して
偏光ビームスプリッタdに戻され、この偏光ビームスプ
リッタdで反射される。この反射された記録/再生用レ
ーザー光Laはダイクロイックミラーh、球面レンズiお
よびシリンドリカルレンズjを順次通過して光検出器k
上に照射され、これにより情報の読取りの他、非点収差
法によるトラックずれ検出および焦点ぼけ検出が行われ
る。また、lは消去用半導体レーザーであり、この消去
用半導体レーザーlから発せられた消去用レーザー光Lb
はダイクロイックミラーhに導かれ、このダイクロイッ
クミラーhで反射されることにより記録/再生用レーザ
ー光Laと合成され、略同一の光路を進むことになるが、
この消去用レーザー光Lbが光検出器kに照射されると焦
点ぼけ検出やトラックずれ検出等に悪影響を与えるた
め、この消去用レーザー光Lbは光検出器kに到達する前
でダイクロイックミラーhにより記録/再生用レーザー
光Laから分離されるようになっている。
しかしながら、前記光学ヘッドの構成では、記録/再
生用レーザー光Laに対し消去用レーザー光Lbを合成した
り分離したりするためのダイクロイックミラーc,hを必
要とするので、光学ヘッドが複雑な構造となり、大型重
量化かつ高コスト化するばかりか、ダイクロイックミラ
ーc,hによりレーザー光La,Lbの合成・分離を行なうには
同一波長のレーザー光を複数本用いることができない。
しかも、光学ヘッドが重くなることより、アクセス時間
が長くなるという問題がある。
なお、記録/再生用レーザー光Laから消去用レーザー
光Lbを分離する方法として遮光板等を用いた光学ヘッド
もあるが、この場合、光学ヘッドが複雑化する他に光学
ヘッドの組立て調整時に光軸調整が難しくなるという問
題がある。
そこで、最近、半導体レーザーアレイを用い、その1
個のチップから複数のレーザー光を発光させるようにし
たものが開発されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記半導体レーザーアレイでは温度による特性変化等
により各発光点の発光量が変化するという問題がある。
本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、その
目的とするところは、光源アレイの各発光源の発光量を
温度による特性変化等に拘らず安定させることができる
ようにした発光量制御装置を提供することにある。
[発明の構成] 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は、上記問題点に基づきなされたもので、情
報記憶媒体に情報を記録するとともに前記情報を再生す
るために第1のレーザ光を発生する第1のレーザと、こ
の第1のレーザからの前記第1のレーザ光を集光し前記
情報記憶媒体に案内するとともに、前記情報記憶媒体で
反射した前記第1のレーザ光を集光する対物レンズと、
第1および第2の光検出セルを有し、前記対物レンズで
集光された前記第1のレーザ光の光量を検出する第1の
検出手段と、この第1の光検出手段の前記第1の光検出
セルで検出した第1のレーザ光の検出光量と前記第2の
光検出セルで検出した前記第1のレーザ光の検出光量と
を比較する比較回路と、この比較回路による比較結果に
基づいて前記情報記憶媒体に接離する方向に前記対物レ
ンズを移動する対物レンズ駆動回路と、を備える情報記
録再生装置において、前記情報記憶媒体に記録される情
報を消去するために、前記対物レンズで集光され前記情
報記憶媒体に案内されるとともに前記情報記憶媒体で反
射され前記対物レンズで集光される第2のレーザ光を発
生する第2のレーザと、前記対物レンズで集光された前
記第2のレーザ光の光量を検出する第2の検出手段と、
前記第2のレーザ光の光路における前記対物レンズと前
記第2の検出手段との間に設けられ、前記対物レンズで
集光された前記第2のレーザ光を前記第1の検出手段に
おいては第2の光検出セルにのみ、及び、前記第2の検
出手段に案内する光学手段と、この光学手段により前記
第2の光検出セルにのみ前記第2のレーザ光が案内され
ることにより、前記第2の光検出セルにおいて、前記第
1のレーザ光の検出に比較して増加する前記検出光量の
増加分を演算するために、前記第2の検出手段で検出し
た前記検出光量に基づいて求められた前記情報記憶媒体
の光反射率と前記第2のレーザから発生される前記第2
のレーザ光の光量とに基づいて前記第2の光検出セルで
検出する前記第2のレーザ光の検出光量に相当する疑似
信号を発生する発生手段と、前記第1の光検出セルで検
出した前記検出光量と前記発生手段により発生された前
記疑似信号とを加算する加算手段と、をさらに有し、前
記比較回路は、前記加算手段による加算結果と前記第2
の光検出セルで検出した前記検出光量とを比較し、前記
対物レンズ駆動回路は、前記比較回路による前記加算手
段の加算結果と前記第2の光検出セルで検出した前記検
出光量との比較結果に基づいて、前記情報記憶媒体に接
離する方向に前記対物レンズを移動することを特徴とす
る情報記録再生装置を提供するものである。
〔作用〕
光源アレイの各発光源から発光した光の一部を独立的
に検出し、その検出結果にもとづいて各発光源の発光量
を独立的に制御する。
〔実施例〕
以下、本発明の第1の実施例を第1図〜第7図を参照
しながら説明する。
第3図は本発明に係る発光量制御装置を適用した情報
記録再生装置を示すもので、この図中1はディスク状の
情報記憶媒体であり、これは駆動シャフト2により回転
駆動されるターンテーブル3上に載置され、上側から押
え部材4により押えられている。
この情報記憶媒体1は少なくとも片面にレーザー光等
により情報の記録、再生、消去が可能である記録層を具
備した記録領域を有している。この記録領域にはプリグ
ループによるトラッキングガイド(トラック)がスパイ
ラル状あるいは同心円状に形成されている。
この情報記憶媒体1の下方には光学ヘッド5が設けら
れ、これは固定部6に情報記憶媒体1の径方向に沿って
スライド自在に設けられたスライド部7に取付けられて
いる。
そして、情報の記録、再生、消去の開始時のアクセス
はメインCPU8が光学ヘッド5の移動用プログラムを作
り、D/Aコンバーター9を介して光学ヘッド移動用駆動
回路10を作動させ光学ヘッド5全体を動かすようになっ
ている。
また、アクセス時は情報記憶媒体1に設けられたトラ
ッキングガイドの数が計数され、これにより光学ヘッド
5の現在の位置が確認されるようになっている。すなわ
ち、トラックずれ検出回路11の出力信号が2値化回路12
により2値化され、光学ヘッド5がトラッキングガイド
を1本横切ると2値化回路12から1パルスが発生するよ
うになっており、このパルス数がトラック数計数用カウ
ンター13でカウントされるようになっている。
さらに、アクセス終了後にはトラックずれ補正が開始
される。すなわち、光学ヘッド5内の後述する光検出器
14から得られる光電信号がそれぞれプリアンプアレイ15
で増幅され、演算回路16を介してトラックずれ検出回路
11に供給され、これによりトラックずれ検出信号が得ら
れる。そして、その信号がアナログスイッチ17が作動し
ている場合には光学ヘッド移動用駆動回路10に供給さ
れ、これにより光学ヘッド5全体が移動されてトラック
ずれ補正が行われるようになっている。
上記光学ヘッド5内には対物レンズ18が設けられ、こ
の対物レンズ18は光学ヘッド5内において上下方向(対
物レンズ18の軸方向)すなわち情報記憶媒体1に対して
接離する一軸方向のみ移動可能となっている。そして、
焦点ぼけ検出回路19の信号に応じて対物レンズ駆動回路
20より移動されるようになっている。また、焦点ぼけサ
ーボループが閉じられる直前にはアナログスイッチ21が
切換えられ、これにより対物レンズ自動引込み回路22が
作動し、対物レンズ18が初期位置に移動されるようにな
っている。
なお、図中、23は情報記憶媒体1に記録される情報に
応じた記録用信号を発生させる記録用信号処理回路、24
は記録用信号処理回路23の信号に応じた発光光量を増幅
する記録用光発生回路、25は所定の消去光を発生する消
去光発生回路、26は所定の再生用光を発生する再生用光
発生回路、27はアナログスイッチ、28はレーザー光駆動
回路、29は情報信号読取り回路、30は2値化回路、31は
情報信号の変調、復調及びエラー訂正等を行なう再生信
号処理回路、32はインターフェース回路である。
第4図は光学ヘッド5の可動構造を示すものであり、
この図中41は可動機構部である。そして、この可動機構
部41は、永久磁石42、42およびヨーク43…により対物レ
ンズ駆動用磁気回路と光学ヘッド駆動用磁気回路とを共
用する磁気回路46を構成した固定部6と、ヘッド支持体
48、光学ヘッド駆動用コイル49、対物レンズ18、対物レ
ンズ支持用ばね50、対物レンズ固定部材51、および対物
レンズ駆動用コイル52よりなり、アクセス・トラックず
れ補正時に一体となってスライド動作する上記スライド
部7と、対物レンズ18、対物レンズ固定部材51、および
対物レンズ駆動用コイル52からなり、焦点ぼけ補正時に
一体となって光学ヘッド駆動用コイル49に対して上下方
向に移動する可動部54とで構成されている。
すなわち、上記スライド部7にはヘッド支持体48が設
けられ、このヘッド支持体48には上記対物レンズ18を除
く光学系が一体化され1つにまとめられて支持されてい
る。また、このヘッド支持体48上には上記対物レンズ18
が移動可能に取付けられている。さらに、対物レンズ18
の上方には情報記憶媒体1が配置され、ヘッド支持体48
の穴55から導出されたレーザー光Lが対物レンズ18で絞
られて情報記憶媒体1上に照射され、また情報記憶媒体
1で反射したレーザー光La,Lbは再び対物レンズ18を通
過し、穴55からヘッド支持体48内に入るようになってい
る。対物レンズ18はヘッド支持体48に対し上下方向(Z
方向)に移動可能で、情報記憶媒体1の反り、面ぶれ等
によって生じる焦点ぼけを補正することができるように
なっている。
また、ヘッド支持体48は対物レンズ18とともに横方向
(X方向)に移動可能となっており、情報記憶媒体1の
記録領域の範囲内で移動してアクセスを行なうようにな
っている。
さらに、情報記憶媒体1の偏心等により生じるトラッ
クずれに関しては後述するようにヘッド支持体48および
対物レンズ18を共に動かしてトラックずれ補正を行なう
ようになっている。すなわち、光学ヘッド5全体を動か
してトラックずれ補正を行なっている。なお、このトラ
ックずれ補正には高帯域な応答特性が必要となるが、磁
界の強さと光学ヘッド駆動用コイル49の巻数による駆動
力の増強と可動部分の重量の軽減によりこれが可能とな
る。
また、Z方向の焦点ぼけ補正とX方向のアクセス・ト
ラックずれ補正を同一の磁気回路46で行なうことから、
有効磁界を発生するギャップ領域56内での磁界の方向は
Y方向を向いている。このため、永久磁石42が起立した
状態で設けられ、この永久磁石42の回りをヨーク43が囲
むように配置されている。なお、この有効磁界を発生す
るギャップ領域56はアクセスするヘッド支持体48の移動
範囲内で至る所均一磁界を有している。
対物レンズ駆動用磁気回路と光学ヘッド駆動用磁気回
路とを共用した磁気回路46は2系統46a,46b設けられ、
ヨーク43を内側にして所定距離を置いて平行に並んだ状
態になっている。そして、対物レンズ18およびヘッド支
持体48を動かす力は上記有効磁界を発生するギャップ領
域56内で生じるため、対物レンズ18およびヘッド支持体
48は2系統の磁気回路46a,46bの間すなわち2個の永久
磁石42,42の間に配置されている。これにより、2系統
の磁気回路46a,46bの外側に配置した場合に比べ移動時
に力が伝わる効率を良くすることができるようになって
いる。
しかも、ヨーク43を挟んで有効磁界を発生するギャッ
プ領域56の反対側にヘッド支持体48が配置され、ヘッド
支持体48が2系統の磁気回路46a,46bのヨーク43,43との
間に挟まれた状態となっている。これにより、ヘッド支
持体48はヨーク43を構成する高透磁率材に囲まれ、ギャ
ップ領域56からの磁界が漏れてヘッド支持体48または対
物レンズ18に到達することが防止されるようになってい
る。
また、ヘッド支持体48を挟んだヨーク43,43はアクセ
スするために光学ヘッド5が移動する方向に沿って設け
られ、このヨーク43,43がヘッド支持体48と対物レンズ1
8をスライドするためのガイドを兼用している。
また、光学ヘッド駆動用コイル49は同一平面に沿った
方向でガイド用のヨーク43を囲むようにして巻かれてい
る。したがって、Y方向に有効磁界を有するギャップ領
域56内で光学ヘッド駆動用コイル49はZ方向に伸びてい
るため、電流を流すとX方向に力が作用する。
また、ヘッド支持体48はその上面の光学ヘッド駆動用
コイル49と接触する部分で光学ヘッド駆動用コイル49に
強固に接続されている。このため、ギャップ領域56内で
光学ヘッド駆動用コイル49の受ける力はそのままヘッド
支持体48に伝わり、これによりヘッド支持体48が移動さ
れるようになっている。
また、光学ヘッド駆動用コイル49は対物レンズ18を挟
むように2個配置されており、これにより光学ヘッド駆
動用コイル49が1個だけの場合よりも駆動時に強い力が
得られ応答速度が向上する。
上記対物レンズ18はその外周部で対物レンズ固定部材
51により対物レンズ駆動用コイル52に強固に連結され、
これにより対物レンズ駆動用コイル52に連動して対物レ
ンズ18が移動するようになっている。
また、対物レンズ駆動用レンズ52と光学ヘッド駆動用
コイル49は板ばねよりなる対物レンズ支持用ばね50で繋
がれ、両コイル52,49は互いに独立的に移動可能となっ
ている。
また、この対物レンズ駆動用コイル52は鞍型に構成さ
れ、ヘッド支持体48とヨーク43上に跨がった状態で配置
されている。すなわち、対物レンズ駆動用コイル52の対
物レンズ18近傍に位置する部分は対物レンズ18を挟んで
対物レンズ18の光軸方向(Z方向)と直交する方向に沿
って設けられているとともにギャップ領域56内に位置す
る部分とねじれの関係となっている。したがって、対物
レンズ駆動用コイル52の一部はY方向に有効磁界を有す
るギャップ領域56内でX方向に伸びていることになり、
これにより対物レンズ18が焦点ぼけ補正を行なうべく上
下方向(Z方向)に移動されるようになっている。
第5図は光学ヘッド5を概略的に示すもので、図中61
は記録/再生用レーザー光Laを発生する記録/再生用半
導体レーザー(発光源)61aと消去用レーザー光Lbを発
生させる消去用半導体レーザー(発光源)61bとを備え
た半導体レーザーアレイ(光源アレイ)である。この半
導体レーザーアレイ61の記録/再生用半導体レーザー61
aから発せられた記録/再生用レーザー光Laと消去用半
導体レーザー61bから発せられた消去用レーザー光Lbは
若干の傾きを持って進行するようになっており、これら
記録/再生用レーザー光Laおよび消去用レーザー光Lbは
送光受光レンズ62を通過することにより発散光から略平
行光に変換された後、プリズム63に入射される。このプ
リズム63のレーザー光入射面は光軸に対して傾いた屈折
面63aとなっており、これによりレーザー光La,Lbの入射
時に屈折が生じ屈折した方向でレーザー光La,Lbのスポ
ットサイズが変化されることによりレーザー光La,Lbの
断面形状の補正が行われる。
上記プリズム63の屈折面63aに入射したレーザー光La,
Lbはプリズム63の他の一面に設けられた偏光ビームスプ
リット面64で略100%が反射され、1/4波長板70、対物レ
ンズ18を通過後、情報記憶媒体1上で集光される。
情報記憶媒体1上で集光されたレーザー光La,Lbはこ
の情報記憶媒体1上で反射し、再び対物レンズ18、1/4
波長板70を通過した後、プリズム63に入射され偏光ビー
ムスプリット面64に戻される。ここで、レーザー光La,L
bは1/4波長板70を往復することにより偏光ビームスプリ
ット面64で反射された際に比べ振動方向が90度回転した
直線偏光光となる。このため、偏光ビームスプリット面
64に戻されたレーザー光La,Lbはこの偏光ビームスプリ
ット面64を通過し、偏光ビームスプリット面64に重合さ
れた光分離反射部材65の互いに傾きをもって隣接した3
つの光分離反斜面65a,65b,65cで反射した後、再び偏光
ビームスプリット面64を通過する。その後、レーザー光
La,Lbは半導体レーザーアレイ61から情報記憶媒体1へ
向うときに通った送光系の光路と略類似する光路を通
り、送光受光レンズ62を通過し、半導体レーザーアレイ
61に近接して設けられた光検出器14に向って進む。この
場合、光分離反射面65a,65b,65cは偏光ビームスプリッ
ト面64と非平行に設けられており、このため、偏光ビー
ムスプリット面64と光検出器14または半導体レーザーア
レイ61との間では、半導体レーザーアレイ61から情報記
憶媒体1への向う送光系のレーザー光La,Lbの光軸と情
報記憶媒体1から光検出器14へ向う受光系のレーザー光
Lの光軸とは互いに傾いた状態となる。ここで、光分離
反斜面65a,65b,65cの少なくとも一面で反射したレーザ
ー光成分が光検出器14に到達する前に送光系のレーザー
光Lの光軸と交差するように光分離反斜面65a,65b,65c
の方向が設定されている。また、光反射分離面65bと65c
の境界線部は情報記憶媒体1のトラッキングガイドが伸
びる方向あるいは光検出器14に投影されたトラッキング
ガイドの像が伸びる方向に略平行になるように定められ
ている。また、光分離反射面65aで反射したレーザー光
成分は、所謂ナイフエッヂ法の原理を用いた焦点ぼけ検
出に用いられ、光検出器14上の焦点ぼけ検出用光検出セ
ル66a,66b上に集光される。また、光分離反斜面65b,65c
で反射したレーザー光成分は、集光したレーザー光のト
ラッキングガイドからの反射光の回折パターンを用いて
トラックずれを検出する所謂プッシュプル法によるトラ
ックずれ検出に利用される。すなわち、情報記憶媒体1
の集光スポットに対するファーフィールドパターンが光
分離反射面65b,65cで分けられ、それぞれが光検出器14
のトラックずれ検出用光検出セル67a,67b上に集光され
る。
また、上記半導体レーザーアレイ61と光検出器14は同
一のマウント台68上に設けられている。ここで、上記光
受光レンズ62は、半導体レーザーアレイ61から発せられ
た送光系のレーザー光を平行化するレンズと受光系のレ
ーザー光を光検出器14上に集光させるためのレンズを兼
用している。すなわち、この送光受光レンズ62を送光系
のレーザー光La,Lbと受光系のレーザー光La,Lbの両者が
通過するようになっている。そして、この送光受光レン
ズ62と対物レンズ18との間では合焦時にはレーザー光L
a,Lbは平行光であるため、合焦時には受光系のレーザー
光La,Lbは半導体レーザーアレイ61の発光点と同一平面
上(送光受光レンズ62の焦点面上)に集光することか
ら、半導体レーザーアレイ61の発光点と光検出器14の受
光面は実質的に略同一平面上に配置されている。
また、上記マウント台68は半円柱体68aに半円弧状の
枠体68bを連結したもので、全体が回転可能な構造とな
っている。この場合、半導体レーザーアレイ61はマウン
ト台68の半円柱体68aに固定され、その発光点がマウン
ト台68の回転中心に位置されており、これによりマウン
ト台68が回転したとき送光系のレーザー光La,Lbの光軸
がずれないようになっている。そして、第5図に示すよ
うに、このマウント台68の回転方向(マウント台68を回
転させたときの円周方向に沿った方向)ないし弦方向に
沿って焦点ぼけ検出用光検出セル66a,66bが配置され、
光学ヘッド5の組立て調整時にはこのマウント台68のみ
を回転させることにより焦点ぼけ検出系の調整が行なえ
るようになっている。また、そのような調整が可能なよ
うにマウント台68の円周方向に沿った方向と情報記憶媒
体1上の焦点ぼけに応じて焦点ぼけ検出用光検出セル66
a,66b上を移動するレーザー光La,Lbの移動方向とが実質
的に略平行とされている。さらに、トラックずれ検出用
光検出セル67a,67bはマウント台68の略半径(動径)方
向に沿って配置され、マウント台68の回転時によりトラ
ックずれ検出用レーザー光La,Lbがトラックずれ検出用
光検出セル67a,67b上を移動しないようになっている。
なお、トラックずれ検出用光検出セル67a,67b上に照
射されるレーザー光Laの光量のアンバランスの調整や焦
点ぼけ検出とトラックずれ検出に用いるレーザー光Laの
光量比の調整はプリズム63、1/4波長板65に対しマウン
ト台68と送光受光レンズ62を同時に平行に移動させるこ
とにより行なうことができるようになっている。
また、上記プリズム63の屈折面63aは送光系のレーザ
ー光La,Lbおよび受光系のレーザー光La,Lbが通過する
が、この屈折面63aは送光系のレーザー光La,Lbに対して
は上述したようにレーザー光La,Lbの断面形状の補正用
屈折面として機能する。しかしながら、受光系のレーザ
ー光La,Lbに対しては焦点ぼけ検出感度向上用屈折面と
して機能する。すなわち、この屈折面63aで受光系のレ
ーザー光La,Lbが屈折するときの法線を含む平面(この
屈折面63aで屈折した受光系のレーザー光La,Lbの入射光
の光軸と射出光の光軸とを共に面内に含む平面)に沿う
方向と焦点ぼけ時に焦点ぼけ検出用光検出セル66a,66b
上でレーザー光La,Lbの中心が移動する方向とが平行の
場合、合焦時に平行光である受光系のレーザー光La,Lb
が上記屈折面63aを通過するとレーザー光La,Lbの断面寸
法が変化し(レーザー光La,Lbがプリズム63から外部に
射出したときに断面径が狭くなり)、これにより情報記
憶媒体1上の集光スポットに対する光検出器14への実質
的な結像倍率が増加し、以て焦点ぼけ検出感度を変化
(増加)させることになる。
次に、第7図は情報記憶媒体1上での集光スポットの
焦点ぼけを補正する焦点ぼけ補正回路81を示すものであ
り、この焦点ぼけ補正回路81は、プリアンプアレイ15、
サーボ回路である焦点ぼけ検出回路19、ゲインコントロ
ール・位相補償回路(図示しない)、対物レンズ駆動回
路20、演算回路16、メインCPU8等で構成されている。前
記プリアンプアレイ15は、トラックずれ検出用光検出セ
ル67a,67bおよび焦点ぼけ検出用光検出セル66a,66bから
のそれぞれの出力を増幅するプリアンプ82a,82b,83a,83
bで構成されている。前記演算回路16は、プリアンプ82
a,82b,83a,83bからの出力にもとづいて種々の処理を行
なう処理回路84、プリアンプ82a,82bからの出力を加算
する加算回路85、この加算回路85からの出力をA/D変換
してメインCPU8に供給するA/Dコンバータ86、このA/Dコ
ンバータ86によりメインCPU8に供給され、メインCPU8で
後述する所定の処理が行われた信号をD/A変換するD/Aコ
ンバータ87、このD/Aコンバータ87からの信号とプリア
ンプ83aからの信号を加算する加算回路88等で構成され
ている。前記焦点ぼけ検出回路19は、加算回路88からの
信号とプリアンプ83bからの信号との減算処理を行なう
減算回路89を備えた構成となっている。そして、プリア
ンプ82a,82b、加算回路85、A/Dコンバータ86、メインCP
U8、D/Aコンバータ87により後述する補正電圧を発生す
る補正電圧発生部90が構成されている。
しかして、情報記憶媒体1上の情報の消去時以外すな
わち記録または再生時には、記録/再生用半導体レーザ
ー61aのみ点灯し、光検出器14の各セル66a,66b,67a,67b
上には記録/再生用レーザー光Laのみが照射されて焦点
ぼけ検出およびトラックずれ検出に用いられる。
情報記憶媒体1上の情報の消去時には、記録/再生用
半導体レーザー61aおよび消去用半導体レーザー61bがと
もに点灯され、光検出器14上には記録/再生用レーザー
光Laおよび消去用レーザー光Lbが照射される。この場
合、トラックずれ検出系においては、消去用レーザー光
Lbも記録/再生用レーザー光Laと同様情報記憶媒体1上
のトラッキングガイドの中心に集光され、そこでの反射
光の回折パターンによりトラックずれ検出が行われるの
で、トラックずれ検出用光検出セル67a,67b上に消去用
レーザー光Lbが照射されても記録/再生用レーザー光La
のみが照射されている場合と同様に各光検出セル67a,67
bの検出信号の差を用いてトラックずれ検出が行われ
る。これに対し、焦点ぼけ検出系においては、記録/再
生用レーザー光Laを用いて焦点ぼけ検出が行われるた
め、合焦時には記録/再生用レーザー光Laは焦点ぼけ検
出用光検出セル66a,66bの境部分に照射される構成とな
っており、このため、消去用レーザー光Lbは一方の焦点
ぼけ検出セル66bのみに照射される。この消去用レーザ
ー光Lbの影響を補正するために、補正電圧発生部90によ
り疑似信号が発生され、他方の焦点ぼけ検出用光検出セ
ル66aからの信号が供給されるプリアンプ83aの出力に加
算回路88によって加算される。すなわち、トラックずれ
検出用光検出セル67a,67bからの出力が供給されるプリ
アンプ82a,82bの出力が加算回路85で加算され、この加
算回路85からの出力がA/Dコンバータ86を介してメインC
PU8に供給される。これにより情報記憶媒体1の光反射
率のモニターが可能となり、メインCPU8は、この情報記
憶媒体1の光反射率をモニターしながら焦点ぼけ検出用
光検出セル66bに照射される消去用レーザー光Lbの光量
を計算し、その値に応じた補正用電圧をD/Aコンバータ8
7を介して加算回路88に供給する。つまり、消去時の消
去用レーザー光Lbと記録/再生用レーザー光Laとの光量
比が情報記憶媒体1上の照射される場所に拘らず至る所
一定であるため、焦点ぼけ検出用光検出セル66a,66b内
での消去用レーザー光Lbと記録/再生用レーザー光Laと
の光量比は常に一定に保たれる。したがって、加算回路
85の出力により情報記憶媒体1の光反射率が求められ、
この反射率と、光路中での光量減衰係数と、消去用半導
体レーザー61bから発せられる消去用レーザー光Lbの総
和との積を求めることにより加算回路88に加えられる補
正用電圧の値が求められる。この補正用電圧は消去用レ
ーザー光Lbが照射されない方の焦点ぼけ検出用光検出セ
ル66aの出力が供給されるプリアンプ83aの出力に加算回
路88によって加算され、この加算回路88の出力と、消去
用レーザー光Lbが照射される焦点ぼけ検出用光検出セル
66bからの出力が供給されるプリアンプ83bの出力とが減
算回路89によって減算処理され、この減算回路89の出力
にもとづいて対物レンズ18が光軸方向に駆動されて焦点
ぼけ補正が行われる。
次に、半導体レーザーアレイ61の発光量を制御する発
光量制御装置を第1図および第2図にもとづいて説明す
る。
第1図に示すように、マウント台68の半円柱体68aの
側平面には段部101が設けられており、この段部101に半
導体レーザーアレイ61がマウントされ、その後方の段部
101以外の部分にモニター用光検出器102からなる光検出
手段103が配置されている。このモニター用光検出器102
には記録/再生用レーザー光量モニター用光検出セル10
2aおよび消去用レーザー光量モニター用光検出セル102b
が形成され、記録/再生用レーザー光量モニター用光検
出セル102aは半導体レーザーアレイ61の記録/再生用半
導体レーザー61aの裏側から発生された記録/再生用レ
ーザーモニター光La′を受光し、消去用レーザー光量モ
ニター用光検出セル102bは半導体レーザーアレイ61の消
去用半導体レーザー61bの裏側から発生された消去用レ
ーザーモニター光Lb′を受光する構成となっている。
そして、これら記録/再生用レーザー光量モニター用
光検出セル102aおよび消去用レーザー光量モニター用光
検出セル102bからの検出信号は、第2図に示す発光量制
御回路104に供給されるようになっている。
すなわち、記録/再生用レーザー光量モニター用光検
出セル102aからの検出信号は再生光発生回路26に供給さ
れ、この再生光発生回路26は、記録/再生用レーザー光
量モニター用光検出セル102aからの検出信号の電流/電
圧変換を行なうプリアンプ105と、再生光発生用の基準
電圧を発生する再生光基準電圧発生回路106と、この再
生光用基準電圧発生回路106から発生された基準電圧と
プリアンプ105の出力との比較処理を行なう減算回路107
とを有した構成となっている。また、消去用レーザー光
量モニター用光検出セル102bからの検出信号は消去光発
生回路25に供給され、この消去光発生回路25は、消去用
レーザー光量モニター用光検出セル102bからの検出信号
の電流/電圧変換を行なうプリアンプ108と、消去光発
生用の基準電圧を発生する消去用基準電圧発生回路109
と、この消去光用基準電圧発生回路109から発生された
基準発生とプリアンプ108の出力との比較処理を行なう
減算回路110とを有した構成となっている。そして、減
算回路107,110の出力はアナログスイッチ27を介してレ
ーザー光駆動回路28に供給されるようになっている。
アナログスイッチ27はメインCPU8により切換制御され
る切換接点27a,27b,27cを有した構成となっている。
また、レーザー光駆動回路28は次のように構成されて
いる。すなわち、111はそのベースに減算回路107の出力
が切換接点27bを介して供給されるNPN形トランジスタで
あり、このトランジスタ111は、コレクタが記録/再生
用半導体レーザー61aを介して電源(Vcc)に接続され、
エミッタが抵抗112を介して接地されている。また、113
はそのベースに減算回路110の出力が切換接点27aを介し
て供給されるNPN形トランジスタであり、このトランジ
スタ113は、コレクタが消去用半導体レーザー61bを介し
て電源(Vcc)に接続され、エミッタが抵抗114を介して
接地されている。さらに、115はそのベースに記録光発
生回路24の出力が切換接点27cを介して供給されるNPN形
トランジスタであり、このトランジスタ115は、コレク
タが記録/再生用半導体レーザー61aを介して電源(Vc
c)に接続され、エミッタが抵抗116を介して接地されて
いる。
しかして、情報の再生の場合は、CPU8により切換接点
27bがオンされ、これにより再生光用基準電圧とモニタ
ー光に対する電圧値との差出力が減算回路107からトラ
ンジスタ111のベースに供給される。これにより、トラ
ンジスタ111は、その信号に応じた増幅率で電流増幅を
行なう。この結果、記録/再生用半導体レーザー61aの
光量に応じた電圧値と再生光用基準電圧とが一致するよ
うに記録/再生用半導体レーザー61aに電流が流れ、こ
れにより記録/再生用半導体レーザー61aから連続的な
低光強度の再生用レーザー光(La)が発生される。そし
て、この再生用レーザー光(La)を用いて情報の読取
り、焦点ぼけ検出、トラックずれ検出が行われる。
また、情報の記録の場合は、CPU8により切換接点27b,
27cが共にオンされ、これにより前記の場合同様に記録
/再生用半導体レーザー61aから連続的な低光強度の再
生用レーザー光(La)が発生され、また、これに重畳し
て記録データに応じた高光強度の記録用レーザー光(L
a)が断続的に発生される。すなわち、記録光発生回路2
4からの出力が切換接点27cを介してトランジスタ115の
ベースに供給され、これによりトランジスタ115は、そ
の信号に応じた電流増幅を行なう。したがって、記録/
再生用半導体レーザー61aには記録データに応じて断続
的に高電流が流れ、これにより半導体レーザー61aから
断続的な高光強度のレーザー光(La)が発生される。こ
の結果、記録/再生用半導体レーザー61aから高光強度
の記録用レーザー光(La)と低光強度の再生用レーザー
光(La)とが重畳的に発生される。そして、記録用レー
ザー光(La)を用いて情報の記録が行われ、再生用レー
ザー光(La)を用いて焦点ぼけ検出、トラックずれ検出
を行われる。
つぎに、情報の消去の場合は、CPU8により切換接点27
a,27bが共にオンされ、これにより前記の場合同様に記
録/再生用半導体レーザー61aから連続的な低光強度の
再生用レーザー光(La)が発生され、また、この再生用
レーザー光(La)と同様に消去用半導体レーザー61aか
ら連続的な所定光強度の消去用レーザー光Lbが発生され
る。そして、消去用レーザー光Lbを用いて情報の消去が
行われ、再生用レーザー光(La)を用いて焦点ぼけ検
出、トラックずれ検出が行われる。
なお、情報の消去を行ないながら記録を行なう場合
は、切換接点27a,27b,27cが共にオンされる。
以上の構成によれば、半導体レーザーアレイ61の記録
/再生用半導体レーザー61aから発光した記録/再生用
レーザー光Laの一部と消去用半導体レーザー61bから発
光した消去用レーザー光Lbの一部を記録/再生用レーザ
ー光量モニター用光検出セル102aと消去用レーザー光量
モニター用光検出セル102bによってそれぞれ独立的に検
出し、この検出結果にもとづいて記録/再生用半導体レ
ーザー61aの発光量と消去用半導体レーザー61bの発光量
を独立的に制御するので、記録/再生用半導体レーザー
61aと消去用半導体レーザー61bの発光量を温度による特
性変化等に拘らず安定させることができる。
なお、第8図は本発明の第2の実施例の要部を示すも
ので、この実施例では、光検出手段121は、モニター用
光検出器102の他に、消去用半導体レーザー61bの裏側か
ら発光した消去用レーザーモニター光Lb′を記録/再生
用半導体レーザー61aの裏側から発光した記録/再生用
レーザーモニター光La′から離間する方向へ屈折させて
消去用レーザー光量モニター用光検出セル102bに導くプ
リズム(光路変更部材)122を半導体レーザーアレイ61
とモニター用光検出器102との間に設けた構成となって
いる。このような構成によれば、半導体レーザーアレイ
61から発光する記録/再生用レーザーモニター光La′お
よび消去用レーザーモニター光Lb′の発散角が大きくて
もモニター用光検出器102を半導体レーザーアレイ61か
ら離間して設けることができる。したがって、製造上の
高度な精度が不要となる。
また、第9図は本発明の第3の実施例の要部を示すも
ので、この実施例では、光検出手段123は、モニター用
光検出器102の他に、記録/再生用半導体レーザー61aの
裏側から発光した記録/再生用レーザーモニター光La′
を記録/再生用レーザー光量モニター用光検出セル102a
上に、消去用半導体レーザー61bから発光した消去用レ
ーザーモニター光Lb′を消去用レーザー光量モニター用
光検出セル102b上にそれぞれ結像させるとともにその結
像間隔を記録/再生用半導体レーザー61aと消去用半導
体レーザー61bとの間の間隔より広げる拡大レンズ(光
路変更部材)124を半導体レーザーアレイ61とモニター
用光検出器102との間に設けた構成となっている。この
ような構成によれば、拡大レンズ124の結像横倍率の値
に比例してモニター用光検出器102上での記録/再生用
レーザーモニター光La′と消去用レーザモニター光Lb′
との間隔を広くすることができ、しかも、これらを集光
させることができる。したがって、第2の実施例同様、
マウント台68上でのモニター用光検出器102の取付け位
置精度が大幅に緩和され、製造性が向上する。
また、第10図は本発明の第4の実施例の要部を示すも
ので、この実施例では、光検出手段125は、モニター用
光検出器102の他に、消去用半導体レーザー61bの裏側か
ら発光した消去用レーザーモニター光Lb′を消去用レー
ザー光量モニター用光検出セル102b上に導く光ファイバ
ー(光路変更部材)126を半導体レーザーアレイ61とモ
ニター用光検出器102との間に設けた構成となってい
る。すなわち、光ファイバー126の一端面を消去用半導
体レーザー61bの裏側に接触させ、他端面を消去用レー
ザー光量モニター用光検出セル102bに近接対向させた構
成となっている。このような構成によれば、記録/再生
用レーザー光量モニター用光検出セル102aと消去用レー
ザー光量モニター用光検出セル102bとの間隔を広くする
ことができとともにモニター用光検出器102を半導体レ
ーザーアレイ61から離間して配置することができる。し
たがって、第2の実施例同様、マウント台68上でのモニ
ター用光検出器102の取付け位置精度が大幅に緩和さ
れ、製造性が向上する。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明の情報記録再生装置によ
れば、第1の検出手段におけるレーザ光の検出の際に、
第1および第2のレーザを含むレーザアレイにより発生
された第1および第2のレーザ光の内の第2のレーザ光
が第2の検出セルにのみ照射されるため、第2の検出手
段で検出した検出結果に基づいて得られる、第2の検出
セルに照射される第2のレーザ光の疑似信号を発生さ
せ、第1の検出セルによる検出結果に加算することによ
り、第2のレーザ光が第2の光検出セルにのみ照射され
ることにより生じるノイズ成分を第1の検出手段の検出
結果から取り除くことができる。これにより、第1およ
び第2のレーザ光を用いて情報の記録および再生を行う
場合であっても、誤りなく対物レンズの焦点制御が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の第1の実施例を示すもので、
第1図はマウント台部分を示す斜視図、第2図は光量制
御回路を示す構成図、第3図は情報記録再生装置を示す
ブロック図、第4図は光学ヘッドの可動機構を示す斜視
図、第5図は光学ヘッドの概略的構成を示す斜視図、第
6図は半導体レーザーアレイおよび光検出器を示す正面
図、第7図は半導体レーザーアレイ、光検出器および焦
点ぼけ補正回路を示す構成図、第8図は本発明の第2の
実施例の要部を示す斜視図、第9図は本発明の第3の実
施例の要部を示す平面図、第10図は本発明の第4の実施
例の要部を示す平面図、第11図は従来例を示す構成図で
ある。 La……記録/再生用レーザー光、Lb……消去用レーザー
光、La′……記録/再生用レーザーモニター光、Lb′…
…消去用レーザーモニター光、61……半導体レーザーア
レイ、61a……記録/再生用半導体レーザー、61b……消
去用半導体レーザー、102……モニター用光検出器、102
a……記録/再生用レーザー光量モニター用光検出セ
ル、102b……消去用レーザー光量モニター用光検出セ
ル、102……光検出手段、104……光量制御回路、121…
…光検出手段、122……光路変更部材(プリズム)、123
……光検出手段、124……光路変更部材(拡大レン
ズ)、125……光検出手段、126……光路変更部材(光フ
ァイバー)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記憶媒体に情報を記録するとともに前
    記情報を再生するために第1のレーザ光を発生する第1
    のレーザと、 この第1のレーザからの前記第1のレーザ光を集光し前
    記情報記憶媒体に案内するとともに、前記情報記憶媒体
    で反射した前記第1のレーザ光を集光する対物レンズ
    と、 第1および第2の光検出セルを有し、前記対物レンズで
    集光された前記第1のレーザ光の光量を検出する第1の
    検出手段と、 この第1の光検出手段の前記第1の光検出セルで検出し
    た第1のレーザ光の検出光量と前記第2の光検出セルで
    検出した前記第1のレーザ光の検出光量とを比較する比
    較回路と、 この比較回路による比較結果に基づいて前記情報記憶媒
    体に接離する方向に前記対物レンズを移動する対物レン
    ズ駆動回路と、を備える情報記録再生装置において、 前記情報記憶媒体に記録される情報を消去するために、
    前記対物レンズで集光され前記情報記憶媒体に案内され
    るとともに前記情報記憶媒体で反射され前記対物レンズ
    で集光される第2のレーザ光を発生する第2のレーザ
    と、 前記対物レンズで集光された前記第2のレーザ光の光量
    を検出する第2の検出手段と、 前記第2のレーザ光の光路における前記対物レンズと前
    記第2の検出手段との間に設けられ、前記対物レンズで
    集光された前記第2のレーザ光を前記第1の検出手段に
    おいては第2の光検出セルにのみ、及び、前記第2の検
    出手段に案内する光学手段と、 この光学手段により前記第2の光検出セルにのみ前記第
    2のレーザ光が案内されることにより、前記第2の光検
    出セルにおいて、前記第1のレーザ光の検出に比較して
    増加する前記検出光量の増加分を演算するために、前記
    第2の検出手段で検出した前記検出光量に基づいて求め
    られた前記情報記憶媒体の光反射率と前記第2のレーザ
    から発生される前記第2のレーザ光の光量とに基づいて
    前記第2の光検出セルで検出する前記第2のレーザ光の
    検出光量に相当する疑似信号を発生する発生手段と、 前記第1の光検出セルで検出した前記検出光量と前記発
    生手段により発生された前記疑似信号とを加算する加算
    手段と、をさらに有し、 前記比較回路は、前記加算手段による加算結果と前記第
    2の光検出セルで検出した前記検出光量とを比較し、前
    記対物レンズ駆動回路は、前記比較回路による前記加算
    手段の加算結果と前記第2の光検出セルで検出した前記
    検出光量との比較結果に基づいて、前記情報記憶媒体に
    接離する方向に前記対物レンズを移動することを特徴と
    する情報記録再生装置。
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