JP2542279Y2 - スキーポール用グリップ - Google Patents

スキーポール用グリップ

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JP2542279Y2
JP2542279Y2 JP1992017989U JP1798992U JP2542279Y2 JP 2542279 Y2 JP2542279 Y2 JP 2542279Y2 JP 1992017989 U JP1992017989 U JP 1992017989U JP 1798992 U JP1798992 U JP 1798992U JP 2542279 Y2 JP2542279 Y2 JP 2542279Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
grip
center line
ski pole
socket
shaft
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992017989U
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English (en)
Other versions
JPH0568583U (ja
Inventor
昌計 桐本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mizuno Corp
Original Assignee
Mizuno Corp
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スキーポール用グリッ
プに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりスキーポール用グリップ(以下
グリップと略す)においては、通常ストレートのシャフ
トをグリップに挿着しており、そのためシャフトとグリ
ップの中心線は同一線上にある構成である。一方、滑走
時のポールワークを良くするには、少しでもスキーポー
ルが前方の雪面を捕らえることが良いとされている。そ
のため、特公平2−1514号に開示されているような
発明が公知となっている。該発明はシャフトの上部を屈
曲させてシャフトの中心線とグリップの中心線を偏心さ
せることによって、グリップの中心線よりシャフトの中
心線を前方に向けているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、これら従来か
ら公知のスキーポールにおいては、以下のような欠点を
有していた。即ち、特公平2−1514では、シャフト
の上部を屈曲させてシャフトとグリップの中心線を偏心
させることによって、グリップの中心線よりシャフトの
中心線を前方に向けているのだが、この構造ではシャフ
トを屈曲させているため、強度低下を生じ、又、接雪面
からの振動が増幅して手に響くなどの障害があった。
又、グリップの構成はシャフト挿入部とグリップ本体が
同じ中心線上で一体に形成されているため、グリップと
シャフトの角度を自由自在に変えることができないと言
った設計上の制約をも有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本考案に係るスキーポール用グリップは、側面側から
見た場合、シャフト挿入部を有するソケットの中心線
を基準とし、グリップ本体の長さ方向の中心線と交差
させるように、グリップ本体がソケットの長さ方向の中
心線Aに対して傾斜するように形成され、且つ前記ソケ
ットを正面側から見た場合に該ソケットの中心線Aに対
して、グリップ本体の正面から見た場合に長さ方向の中
心線Cが外側にずれて配置されたものである。なお、こ
れらの実施例の一つとして、手側のスキーポール用グ
リップで見た場合に、グリップ本体が外側にずれて配置
されるということは、ソケット及びシャフトが実質的に
グリップ本体より内側に配置されることを意味する。
又、前記グリップ本体内を中空部とし中空部にナット
型錘とボルトよりなるバランス調整装置を介在させるこ
とも可能である。
【0005】
【作用】以上のように本考案のグリップは、上記のよう
な構成であるため、シャフトがグリップ本体より内側に
配置される場合には、体に近づくことで雪面からの反動
を体軸に近い位置でコントロールすることができるた
め、ターン導入時のきっか けがつかみやすくなる。
に、中空部に錘調整機構を形成することにより、スキー
ポール自体の微妙なバランス調整が可能となる。
【0006】
【実施例】本考案に係るスキーポール用グリップを図面
に基づいて説明する。図1、図2、図3は、シャフト挿
入部6を有するソケット5や握り部3等を有するグリッ
プ本体2を一体に形成したスキーポール用グリップ1で
あり、前記グリップ1を側面側から見た場合(図1)
該ソケット5の長さ方向の中心線Aを基準とし、該中心
線Aとグリップ本体2の長さ方向の中心線Bとを角度α
をなして交差することにより、グリップ本体2がソケッ
ト5の長さ方向の中心線Aに対して傾斜するように形成
され、且つ前記ソケット5を正面側から見た場合(図
2)に該ソケット5の長さ方向の中心線Aに対して、グ
リップ本体2の正面側から見た場合の長さ方向の中心線
Cが外側にずれて配置したものである。すなわち、図2
は実施例の一つとして左手側のスキーポール用グリップ
1を示すものである。 図3は、中空部9にナット型錘1
1とボルトよりなるバランス調整装置10を介在させて
いるものである。
【0007】
【考案の効果】本考案に係るスキーポール用グリップに
おいて、従来のスキーポール用グリップのようにシャフ
トの中心線とグリップの中心線が同一線上、もしくは平
行するものと異なり、シャフト挿入部を有するソケット
の中心線A(シャフトの中心線)に対して、グリップ本
体の中心線Bが傾斜するように形成され、且つグリップ
本体の正面側から見た場合の長さ方向の中心線Cが該ソ
ケットの中心線Aに対して外側にずれて配置されてい
る。よって、グリップ本体の中心線よりシャフトの中心
線が前方に向いているので、少しでも前方の雪面へスキ
ーポールが突くことができ、滑走時のポールワークがし
やすい上に、更に、ソケット及びシャフトが実質的にグ
リップ本体より内側に配置される場合には、体に近づく
ことで雪面か らの反動を体軸に近い位置でコントロール
することができるため、ターン導入時のきっかけがつか
みやすくなる。又、中空部にグリップ頭部まで貫通して
いるバランス調整装置を取り付け、そのボルトを回すこ
とでグリップ本体内のナット型錘が上下して、スキーポ
ールの慣性モーメントを変化させて、スキーヤー個人に
合致したバランスに合わせることができるため、ポール
ワークをよりしやすくできるのである。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスキーポール用グリップの一実施
を示す側面の要部断面図である。
【図2】本考案に係るスキーポール用グリップの一実施
例の左手側から見た状態を示す正面図である。
【図3】本考案に係るスキーポール用グリップのその他
の実施例を示す側面の要部断面図である
【図4】従来のスキーポール用グリップを示す側面の要
部断面図である。
【符号の説明】
1 スキーポール用グリップ 2 グリップ本体 3 握り部 4 鍔部 5 ソケット 6 シャフト挿入部 7 シャフト 8 手皮9 中空部 10 バランス調整装置 11 ナット型錘 A 中心線 B 中心線 C 中心線

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフト挿入部6を有するソケット5や
    グリップ本体2を一体に形成したスキーポール用グリッ
    プ1において、前記グリップ1を側面側から見た場合、
    該ソケット5の長さ方向の中心線Aを基準とし、該中心
    線Aとグリップ本体2の長さ方向の中心線Bとを角度α
    をなして交差させることにより、前記中心線Aに対して
    グリップ本体2が傾斜して形成され、且つ前記ソケット
    5を正面側から見た場合に該ソケット5の長さ方向の中
    心線Aに対して、グリップ本体2の正面側から見た場合
    の長さ方向の中心線Cが外側にずれて配置されている
    とを特徴とするスキーポール用グリップ1。
  2. 【請求項2】 前記スキーポール用グリップ1のグリッ
    プ本体2の芯材部分の長さ方向に中空部9を形成し、前
    記中空部9にナット型錘11とボルトよりなるバランス
    調整装置10を介在させたことを特徴とする請求項1記
    載のスキーポール用グリップ1
JP1992017989U 1992-02-26 1992-02-26 スキーポール用グリップ Expired - Lifetime JP2542279Y2 (ja)

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JPH0568583U JPH0568583U (ja) 1993-09-17
JP2542279Y2 true JP2542279Y2 (ja) 1997-07-23

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050000988A (ko) * 2003-06-25 2005-01-06 정선희 다단식 지팡이용 손잡이

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3270780D1 (en) * 1981-12-03 1986-05-28 Kerma Sa Ski pole
JP2504864Y2 (ja) * 1990-05-29 1996-07-24 株式会社シマノ 管状体

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JPH0568583U (ja) 1993-09-17

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