JP2542019B2 - 配線ダクト用プラグ - Google Patents

配線ダクト用プラグ

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JP2542019B2
JP2542019B2 JP62308049A JP30804987A JP2542019B2 JP 2542019 B2 JP2542019 B2 JP 2542019B2 JP 62308049 A JP62308049 A JP 62308049A JP 30804987 A JP30804987 A JP 30804987A JP 2542019 B2 JP2542019 B2 JP 2542019B2
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contactor
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rotary gear
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勲 大西
雅彦 植田
幸博 松信
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、任意長さ位置でプラグを接続するように
した配線ダクトに用いる配線ダクト用プラグに関するも
のである。
〔背景技術〕
従来、配線ダクト用プラグおいて、配線ダクトへの着
脱時に配線ダクトの導体に接触子を接離させる構造とし
て、接触子を板ばねとし、カム等で撓ませるものがあ
る。
しかし、接触子の先端が配線ダクトの導体に対して対
向移動しながら接離するため、接触の信頼性が悪いとい
う問題点がある。すなわち、ワイピングによるクリーニ
ング機能を持たないため、導体に酸化被膜があるときや
絶縁性異物が噛み込まれた場合に、これらの除去ができ
ず、接触不良となる。また、接触子は導体に対向して撓
めて接点圧を得るものであるため、ばね性の優れたもの
であることが必要であるが、大電流用として接触子の断
面積を大きくすると、良好なばね性が得られず、大電流
用のものが作り難いという問題点がある。
そこで、接触子を回転させて配線ダクトの導体に接触
させるものを考えたが、接触子を回転させる簡単な構造
のものがなかった。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、構造が簡単で、接触子の確実な接
触が得られる配線ダクト用プラグを提供することであ
る。
〔発明の開示〕
この発明の配線ダクト用プラグは、中心に割り筒状の
筒部を突設した接触子回転ギヤを設け、前記筒部の先端
に径方向に突出した回転止突部を設ける。前記接触子回
転ギヤの前記筒部をプラグ本体の孔に挿通し、この孔の
開口縁の周方向の一部に設けたガイド切欠に前記回転止
突部を回動可能に係合させる。前記接触子回転ギヤの前
記筒部内には接触子を設け、この接触子に筒部から径方
向に突出して配線ダクトの導体に接する栓刃を設ける。
また、前記接触子回転ギヤに噛合って前記接触子回転ギ
ヤを回転させる操作手段を設ける。
この構成によると、接触子回転ギヤに筒部を設け、こ
の筒部に接触子を差し込んでいるので、接触子を接触子
回転ギヤと共に回転させることができ、接触子の回転の
ための構造が簡単である。接触子は筒部で保持するの
で、保持が確実であり、強い接触圧を安定して与えるこ
とができる。接触子は回転しながら配線ダクトの導体に
接するため、ワイピングによるクリーニング機能が得ら
れる。
また、筒部を挿通したプラグ本体の孔の開口縁にガイ
ド切欠を設け、前記筒部に突設した回転止突部を前記ガ
イド切欠に回動可能に係合させてあるので、ガイド切欠
の周方向の端部と回転止突部との係合により、接触子回
転ギヤの回転角度の規制が行える。しかも、回転止突部
により筒部のプラグ本体に対する抜け止めが行える。こ
のように回転止突部により回転角度の規制と抜け止めと
を兼用できるので、構造が簡単である。
実施例 この発明の一実施例を第1図ないし第8図に基づいて
説明する。第4図に示すように、この配線ダクト用プラ
グは、配線ダクト2の長手方向に沿う開口3に一部が挿
入されるプラグ本体1を設け、このプラグ本体1に着脱
操作用の一対のレバー4を設けてある。配線ダクト2
は、リップ部2aを有する略溝形のものであり、内部に3
本の導体5が被覆から露出して設けてある。
プラグ本体1は、ボディ6とその下面を覆うカバー7
と上方に設けたヘッドカバー8とを有する。第4図
(C)に示すように、ヘッドカバー8の両側面と上面と
に接触子の栓刃9aとアースピンの先端9a′とが突出し、
これら栓刃9aとアースピン先端9a′が配線ダクト2の各
導体5と接触する。ボディ6の上面には金属フレーム10
が設けてあり(第3図参照)、ボディ6の両端に位置し
て金属フレーム10に、アース接触子兼用の固定用回動片
11が固定軸12で取付けてある。第4図(C)に示すよう
に、配線ダクト2のリップ部2aを固定用回動片11と金属
フレーム10とで上下に挟むことにより、プラグ本体1が
配線ダクト2に固定される。
第2図はこの配線ダクト用プラグの分解斜視図であ
る。金属フレーム10を介して固定用回動片11を固定軸12
でかしめ等で固定し、レバー4に設けたギア部4aを固定
軸12の角軸部に差し込む。したがって、レバー4と固定
用回動片11とは固定軸12を介して共に回転する。前記栓
刃9aを設けた接触子9は板ばね状のものであり、絶縁フ
レーム14の孔15に挿入した接触子回転ギヤ16の筒部16a
内に装着する。絶縁フレーム14は、金属フレーム10の長
孔に下部が嵌合する。
絶縁フレーム14にはヘッドカバー8を被せ、これらを
固定ねじ19で金属フレーム10に固定する。接触子9の栓
刃9aは、ヘッドカバー8と絶縁フレーム14との間に形成
したスリット20から回転による突没が自在なように突出
させる。アース接触子9′の先端9a′は、ヘッドカバー
8の上面の孔から突出させる。
金属フレーム10は、取付片部10aによりボディ6に抱
き込み状態に固定される。ボディ6は上下面が開口した
ものであり、内部に前記接触子回転ギヤ16とレバー4の
ギヤ部4aと端子台21が収納される。端子台21内の各仕切
り室内に3枚の端子板22,22′が配置され、両側の端子
板22の上端に、接触子9のリード線23の圧着端子23aが
端子ねじ(図示せず)で接続される。リード線23は可撓
銅より線からなり、接触子9の回動を吸収する。中央の
端子板22′はコ字形に屈曲した板ばね部を有しており、
アースピン9′を上方に付勢する。端子板22,22′の下
端には電流取出し用の電線およびアース線が各々端子ね
じ(図示せず)により接続される。
第1図は要部の拡大断面図である。接触子9を装着し
た接触子回転ギヤ16は、中心部に筒部16aが突設してあ
り、筒部16aは周方向2箇所で割り溝を形成した割り筒
状としてある。筒部16aの上端には回転止突部16bを突設
してある。接触子回転ギヤ16は、筒部16aを絶縁フレー
ム14の孔15に挿通するとともに、筒部16aの周囲の環状
凹部を絶縁フレーム14のボス部14aに遊嵌し、回転止突
部15aを孔15の上面開口縁に形成したガイド切欠15aに係
合する。第1図の右側の接触子回転ギヤ16は孔15への挿
入途中の状態を示す。接触子回転ギヤ16は樹脂成形品か
らなり、割り筒状の筒部16aが内側に撓むことにより回
転止突部15aの孔15への通過だ可能となる。孔15を通過
してしまうと、筒部16aが弾性により復帰して回転止突
部15aがガイド切欠15aに係合する。ガイド切欠15aは、
第3図および第2図に示すように周方向の略1/4の範囲
に設けてあり、ガイド切欠15aの周方向端部に回転止突
部16bが係合するまでの範囲で接触子回転ギヤ16の回転
が可能である。
第8図に示すように、接触子回転ギヤ16はレバー4の
ギヤ部4aに噛み合っており、レバー4を回動させること
により接触子9も連動して回転する。レバー4のギヤ部
4aとギヤ16とで連動機構30が構成される。一対のレバー
4は互いに外側へ開く角度と、互いにプラグ本体1の同
一の側面側へ突出する角度との間の範囲で回動可能とし
てある。固定用回動片11は、切欠11aを設けることによ
り、絶縁フレーム14との干渉を避けてある。
この配線ダクト用プラグの着脱につき説明する。取付
けるときは、第4図(A)および第8図(A)に示すよ
うに、一対のレバー4を同じ側面側に突出させた状態
で、プラグ本体1のヘッドカバー8の部分を配線ダクト
2に挿入する。この状態で、両レバー4を略90゜外側へ
回動させることにより、レバー4と直結された固定用回
動片11が第8図(A)のように横向きとなり、その両端
が配線ダクト2のリップ部2aに係合する(第4図
(C))。そのため、プラグ本体1が配線ダクト2に固
定される。
また、レバー4はギヤ部4aで接触子回転ギヤ16に噛み
合っているので、接触子回転ギヤ16と共に接触子9も回
転し、その栓刃9aがプラグ本体1から突出して配線ダク
ト2の導体5と接触する。接触子9の回転範囲の規制
は、接触子回転ギヤ16の回転止突部16bが絶縁フレーム1
4のガイド切欠15aの周方向端部に係合することにより得
られる。
取外すときは、前記と逆にレバー4をプラグ本体1の
側面側へ回動させる。これにより、固定用回動片11が第
8図(B)のように縦向きとなり、かつ栓刃9aが引っ込
み、プラグ本体1を引き抜き可能となる。
このように着脱を行うが、レバー4を回動させるだけ
でよいので、着脱操作が容易である。また、接触子回転
ギヤ16に筒部16aを設け、この筒部16aに接触子9を差し
込んでいるので、接触子9を接触子回転ギヤ16と共に回
転させることができ、接触子9の回転のための構造が簡
単である。接触子9は筒部で保持するので、保持が確実
であり、強い接触圧を安定して与えることができる。接
触子9は回転しながら配線ダクト2の導体5に接するた
め、ワイピングによるクリーニング機能が得られる。
また、筒部16aを挿通した絶縁フレーム14の孔15の開
口縁にガイド切欠15aを設け、筒部16aに突設した回転止
突部16bをガイド切欠15aに回動可能に係合させてあるの
で、ガイド切欠15aの周方向の端部と回転止突部16bとの
係合により、接触子回転ギヤ16の回転角度の規制が行え
る。しかも、回転止突部16bにより筒部16bの絶縁フレー
ム14に対する抜け止めが行える。このように回転止突部
16bにより回転角度の規制と抜け止めとを兼用できるの
で、構造が簡単である。
〔発明の効果〕
この発明の配線ダクト用プラグは、接触子回転ギヤに
筒部を設け、この筒部に接触子を差し込んでいるので、
接触子を接触子回転ギヤと共に回転させることでき、接
触子の回転のための構造が簡単である。接触子は筒部で
保持するので、保持が確実であり、強い接触圧を安定し
て与えることができる。接触子は回転しながら配線ダク
トの導体に接するため、ワイピングによるクリーニング
機能が得られる。
また、筒部を挿通したプラグ本体の孔の開口縁にガイ
ド切欠を設け、前記筒部に突設した回転止突部を前記ガ
イド切欠に回動可能に係合させてあるので、ガイド切欠
の周方向の端部と回転止突部との係合により、接触子回
転ギヤの回転角度の規制が行える。しかも、回転止突部
により筒部のプラグ本体に対する抜け止めが行える。こ
のように回転止突部により回転角度の規制と抜け止めと
を兼用できるので、構造が簡単という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の要部の断面図、第2図は
その全体の分解斜視図、第3図は同じくその要部の拡大
分解斜視図、第4図は同じくその装着動作の説明図、第
5図は同じくその側面図、第6図は同じくその正面図、
第7図は同じくその平面図、第8図は同じくそのギヤ部
分の動作説明図である。 1……プラグ本体、2……配線ダクト、3……開口、4
……レバー、4a……ギヤ部、5……導体、9……接触
子、9a……栓刃、10……金属フレーム、11……固定用回
動片、14……絶縁フレーム、15……孔、15a……ガイド
切欠、16……接触子回転ギヤ、16a……筒部、16b……回
転止突部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心に割り筒状の筒部を突設した接触子回
    転ギヤを設け、前記筒部の先端に径方向に突出した回転
    止突部を設け、前記接触子回転ギヤの前記筒部をプラグ
    本体の孔に挿通し、この孔の開口縁の周方向の一部に設
    けたガイド切欠に前記回転止突部を回動可能に係合し、
    前記接触子回転ギヤの前記筒部内に接触子を設け、この
    接触子は前記筒部から径方向に突出して配線ダクトの導
    体に接する栓刃を有するものとし、前記接触子回転ギヤ
    に噛合って前記接触子回転ギヤを回転させる操作手段を
    設けた配線ダクト用プラグ。
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