JP2541831B2 - セラミツク製支持体をもつ複数の分離器部材からなるモジユ―ルの組立て方法及び該方法で形成したモジユ―ル - Google Patents

セラミツク製支持体をもつ複数の分離器部材からなるモジユ―ルの組立て方法及び該方法で形成したモジユ―ル

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JP2541831B2 JP62305495A JP30549587A JP2541831B2 JP 2541831 B2 JP2541831 B2 JP 2541831B2 JP 62305495 A JP62305495 A JP 62305495A JP 30549587 A JP30549587 A JP 30549587A JP 2541831 B2 JP2541831 B2 JP 2541831B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セラミック製支持体をもつ複数の分離器部
材からなるモジュールの組立て法に係わる。前記分離器
部材は互いに平行に配置され、端部が可撓性ポリマー継
手(joint)を介して2つのプレートに夫々固定され
る。
本明細書の分離器部材とは、所定の大きさの孔を介す
る篩効果、即ち濾過によって分離を行うための多孔性セ
ラミック部材、又はポリマーのごとき材料からなる半透
膜を表面に備え、逆浸透、パーベーパレーション(perv
aporisation)、又はこの種の膜を用いる他の任意の方
法で分離を行う多孔性セラミック部材を意味する。
より正確には、管状又はほぼ管状の形態、特に通路を
複数有する多重通路(multicanal)タイプの分離器部材
を使用する。この種の部材は例えば下記の出版物に記載
されている。
− J.GILLOT及びD.GARCERA:“Nouveaux Media Filtran
ts Cramiques pour Microfiltration Tangentielle e
t Ultrafiltration"−Confrence FILTRA 84 St Fra
ncaise de filtration,Oct.1984 PARIS; − J.GILLOT,G.BRINKMAN,D.GARCERA:“New Ceramic Fi
lter Media for Crossflow Microfiltration and Ultra
filtration".Fourth World Filtration Congress 22−2
4,April 1984,Ostende,Belgium。
接線方向濾過(filtration tangentielle)モードに
従って機能する濾過モジュールは主に、 − 互いに平行に配置された複数の分離器部材と、 − 前記分離器部材が可撓性継手を介して固定される2
つの先端プレートと、 − 前記先端プレートが固定される円筒形外側ケーシン
グ とを含む。
前記2つの先端プレートの相互間距離(分離器部材の
長さ)は通常、これらプレートの外径の値より遥かに大
きい。
これらの構成部材は例えば、濾過すべき液体(仏語で
rtentat)が流れる腔部(前記先端プレートの外側で
且つ管の内側、又は多重通路部材の通路部分)と、浸透
液(仏語でpermat)回収ゾーンとなる腔部(前記2つ
の先端プレートの間で、分離器部材の外側且つケーシン
グの内側に含まれる空間)とを規定するように組み立て
られる。前記2つの腔部は、前記膜を介してのみ連通し
合うようにしなければならない。
従って、分離器部材と先端プレートとを連結する組立
て継手は2つの主要機能,即ち − 分離器部材を機械的に保持する機能、 − 濾過すべき液体用の腔部と浸透液用腔部との間に気
密性を与える機能、 並びに幾つかの補助的機能、即ち − 弾性によって当該モジュールの分離器部材とケーシ
ングとの間の膨張差を吸収する機能、 − 分離器部材の振動を減衰させる機能 を果たさなければならない。
この種の組立てに伴う大きな問題の1つは、多孔性セ
ラミックの機械加工を、その機械的特性を著しく低下さ
せることになる亀裂を発生させずに行うことが、不可能
ではないが極めて難しく、可能であってもコストが非常
に高くつくという事実にある。この点に関してセラミッ
クは、このような問題を生じない金属のごとき他の材料
と根本的に異なる。セラミック製濾過部材は機械加工に
かけないと、押出し又は圧縮成形、乾燥処理及び焼結の
間に受ける変形及び収縮に起因して、完璧に規則的な形
状にはならない。例えば、原則として円筒形の管状部材
の実際の形状は、通常下記の点で理想円筒体と異なる: − 部材の軸線が正確な直線ではない(たわみ又は湾曲
欠陥)、 − 部材の断面が完全な円形ではなく、ほぼ楕円の曲線
を有する、 − 前記楕円の主軸の寸法及び方位が管の全長にわたっ
て一定ではなく、且つ管毎に異なる。
また、分離器部材の端部はエナメルのような材料で被
覆されることもある。これは、濾過すべき液体用の腔部
から浸透液用腔部へ支持体の粗大孔を介して行われる液
体の通過を阻止するためである。この場合、前記エナメ
ルは分離器部材の先端面と側面の一部分とを被覆して、
多少とも規則的な局部的肉厚部分を構成する。
このような形状の不完全さは規模が小さく裸眼では知
覚できないこともあるが、このような状態では、セラミ
ック部材と十分正確に較正した寸法の収容部をもつ剛性
先端プレートとの接合を、正確な形状及び寸法をもつ予
め形成したポリマー継手を介して実施することができな
くなる。実際、前記のような継手の使用には下記の問題
が伴う: − セラミック部材の横断方向の寸法が小さすぎるか又
は余りに不規則な形状を有すると、漏洩が発生する; − 横断方向の寸法が大きすぎる部材は組立てられな
い; − 完璧な気密性を得るべく、組立て後に継手を挟持に
よって圧縮しようとすると、セラミック部材を破壊し得
るほど大きな応力が生じる。
この問題を解決するための公知の方法の1つとして、
シリコーンゴムで形成した継手を用いて組立てを行うも
のがある。この継手は、セラミック部材の不規則な形状
に適合するように先ずその場でシリコーンゴムを液体状
態で鋳込み、次いで最終的形状を与えるべく重合するこ
とによって形成し、その後2つの金属プレートの間に挟
持して圧縮する。
この種の組立てでは、気密性、セラミック部材の保
持、セラミックとケーシングとの間の膨張率差の吸収の
問題が完璧に解消される。しかしながら、圧縮作用を用
いずに鋳造成形できるエラストマー組成物は、腐食性液
体又は溶媒に対する耐性の観点から見た要件を完全には
満たすことができないため、この方法は用途が限定され
る。
実際、広い用途に使用できる条件として、この種のフ
ィルタは腐食性流体(塩基、酸、酸化剤等)又は溶媒性
有機流体(炭化水素等)の濾過と、分離膜の洗浄におけ
る前記流体の使用とを可能にするようなものでなければ
ならない。
その場で鋳造成形した継手の限界は、酸、塩基及び酸
化剤に対する耐性は有するが、有機溶媒の存在下では著
しく膨張して機械的特性が変化し、継手材料としては使
用できなくなるようなシリコーンゴムの場合に明白に見
られる。
本発明の目的は、前述の欠点を解消し、継手材料とし
て極めて広い範囲の材料を使用できる組立て方法を提供
することにある。
そこで本発明は、セラミック支持体をもつ複数の分離
器部材からなるモジュールの組立て方法であって、前記
部材はほぼ管状であり互いに平行に配置され、各部材の
端部が可撓性中間継手を介して、保護ケーシングに固定
された2つの先端プレートに設けられた較正開口内に夫
々固定され、 − 先ず、任意の外面と、濾過部材の理想外側形状に対
応するが諸寸法がそれよりやや小さいような表面をもつ
内腔とを有する継手ブランクを、腐食液流体及び有機溶
媒に対する耐性と、30〜95のSHORE A硬度と、10%より
大きい弾性伸びとを有するエラストマーで鋳造成形によ
り形成し、 − 前記ブランクを前記濾過部材の端部に配置し、 − 前記ブランクを前記先端プレートの較正開口の形状
に合わせて機械加工して前記継手を形成し、 − 前記継手が前記部材と前記プレートとの間で圧縮に
より保持されるように、前記部材を前記ケーシング内で
前記プレートの間に配置する ことを特徴とする方法を提供する。
機械加工方法は使用するエラストマーに応じて、例え
ば研削(meulage)、旋削(tournage)、局部的溶融(f
usion locale)を選択すると、十分に滑らかで規則的な
表面が得られ、従って十分な気密性が確保される。
第1の具体例では前記ブランクを、前記ケーシングの
内側に向かって広がる円錐台の形状を有し且つ対応濾過
部材の先端面に当接するショルダーを備えるように機械
加工する。
別の具体例では各継手を、対応先端プレートとケーシ
ングに固定された該プレートと平行なプレートとの間に
挟持して圧縮する。
更に別の具体例では、前記先端プレートとこれに平行
なプレートとが互いに対向し合う円錐台状開口を有し、
前記ブランクがこれら開口に対応する2つの円錐台状部
分と、その間の中間円筒形部分とを含むように機械加工
される。
この場合は、ブランクの前記円筒形部分が前記円錐台
の最大直径より大きい外径を有し、且つこれを挟持する
前記2つのプレートに当接する環状底面を備えるよう
に、機械加工を行ってもよい。
別の具体例では、前記先端プレート及びこれに平行な
プレートが球冠状開口を有し、前記ブランクがこれらを
開口に対応する2つの球冠状部分を有するように機械加
工される。
勿論、形状の選択は、モジュール内のデッドスペース
と必要空間とをどの程度減少させたいかによって決ま
る。
本発明は、本発明の方法によって得られる濾過部材モ
ジュールにも係わる。
本発明の他の特徴及び利点は、添付図面に基づく以下
の非限定的具体例の説明から明らかにされよう。
第1図には先行技術のモジュールの3つの多重通路分
離器部材1、2、3を簡単に示した。各部材は、ほぼ六
角形の横断面をもつ細長いセラミックブロックに複数の
通路100を互いに平行に設けたものからなる。これらの
分離器部材1、2、3は金属製ケーシング10の中に配置
され、このケーシングの先端壁面11及び12を貫通する。
この部分の気密性は、開口20及び21を有し、且つこれら
の開口の中に継手(パッキン)15が挿入された金属製先
端プレート13及び14を使用し、全体をネジ22で固定する
ことによって確保される。
矢印5で示した濾過すべき液体はプレート13の開口20
を介して導入され、部材1,2,3の通路100内を流れ、プレ
ート14の開口21を介して流出する(矢印6)。浸透液
(矢印7)はケーシングの内側と分離器部材1、2、3
の外側とによって規定されたスペース4の中を流れ、出
口8及び9から流出する。
第2図には、第1図の継手15の公知の製造方法を示し
た。部材1のごとき多重通路部材をケーシング10内でプ
レート13のごとき先端プレートの開口20内に配置し、シ
リコーンゴムの継手16をその場で鋳込み重合することに
よって成形し、これをネジ22で締め付けて圧縮するので
ある。この継手は有機溶媒に耐性を示さないが、この問
題を解決し得る別の鋳込み可能エラストマーは存在しな
い。
第3図から第5図は、モジュールの組立てを困難にす
る、セラミック製分離器部材が有し得る種々の幾何学的
欠陥を示している。
例えば、第3図の部材30は軸旋31が先端32の近くで理
想直線からずれている。この部材はたわみ又は湾曲欠陥
を有する。
第4図には、横断面の周縁が完全な円形34ではなく楕
円形35であるような部材33が示されている。
第5A図の部材36は軸線37を有し、先端38から先端39に
かけて変化する楕円形横断面を有する。これは第5B図に
より詳細に示した。この部材は、楕円欠陥に関連する円
錐欠陥を有する。
第6A図は本発明の方法による組立ての一具体例を示し
ている。この図でも分離器部材1と、収容部40をもつケ
ーシング10のプレート11と、収容部41をもつ先端プレー
ト13と、ネジ22とが示されている。収容部40及び41の壁
は、十分正確に較正した寸法をもつ円錐台状に機械加工
されている。
本発明では、腐食性流体及び有機溶媒に対する耐性に
鑑みて選択したエラストマー材料を圧縮鋳造、射出成形
又は他の任意の公知方法で成形して継手のブランクを製
造する。モジュール組立時の配置と圧縮、セラミック部
分とケーシングとの熱膨張率の差の吸収、及び種々の力
の作用下での迅速な変形のため、エラストマーの弾性伸
びは10%より大きい必要がある。また、機械加工を行う
ため且つ継手がセラミックエレメント及びその収容部の
形状に合致するように硬度は一定の範囲内にある必要が
ある。本発明においては、エラストマーのSHORE A硬度
は30〜95の範囲内にあることが好ましい。
前記ブランクの内腔の表面43は部材1(円形断面、六
角形断面等をもつ柱状)の理想外側表面に対応するが、
諸寸法はそれよりやや小さく、例えば直径が0.2〜0.6mm
小さい。このブランクの外面は任意の形状、例えば円筒
状であってよい。
前記ブランクは、エラストマーを軽く延伸することに
よって、部材1の不完全な形状の端部に配置する。この
ブランクは弾性を有するため、前記端部を完璧に締付
け、その結果該ブランクと分離器部材1との間に十分な
気密性が得られる。これに対し、部材1の外側表面の幾
何学的欠陥はブランクの外側形状にも現れるため、ブラ
ンクは収容部40及び41の円錐台形状には明らかに合致し
ない。そこで、この外側形状を研削、旋削、局部的溶
融、レーザもしくは高圧液体噴射による切除、又は他の
任意の方法で機械加工して、ブランクの表面に収容部40
及び41に正確に合致する幾何学的形状を与える。研削を
行う場合には、例えば周辺速度5〜40m/秒の炭化ケイ素
砥石を使用し得る。
このように、円錐台状部分44及び45と、これら円錐台
の最大直径より大きい直径をもち且つ円形底面47及び48
を備えた中間円筒形部分46とを有する継手42が形成され
る。前記円形底面は夫々プレート13及び11の面27及び28
に当接する。可撓性継手42はネジ22で締め付けると圧縮
されてプレート13及び11の円錐台状収容部と分離器部材
1とに完璧に押し付けられる。
第6A図では、部材の両端のプレートに設けられた収容
部40及び41の表面が共通軸を中心とする回転体からな
る。2つのブランクの外側表面の成形は、これらのブラ
ンクを支持する部材をその軸線とほぼ合致する軸を中心
に回転させ、これらブランクの外側表面を同時に機械加
工することによって実施し得る。このようにすると、回
転体からなる外側表面が得られる。
先端プレートへの接続を行うために必要であれば、対
応分離器部材の端部に対する各継手の方位を正確にマー
クして継手を成形後に取り外し、次いで各継手をその方
位に従い対応部材の端部に正確に再配置して、部材及び
継手を接続することもできる。
このようにして、部材の形状の不完全さにもかかわら
ずこれら部材の端部に完璧に係合する内側表面と、先端
プレートの収容部の形状に正確に合致する外側表面とを
有する弾性継手を介して、分離器部材の束が2つの先端
プレートの間に配置されることになる。
第6B図に示した変形例では、継手52が末端ショルダー
53も備え、このショルダーが分離器部材1の先端面に当
接して衝止手段の役割を果たす。
第6C図に示した変形例では、第6B図の継手のショルダ
ー53が、円錐台状部分41に続くようにプレート13に具備
された対応ショルダー54に当接する。この変形例では、
分離器部材1の保持が極めて確実に実施される。
第7図に示した変形例では、分離器部材の端部の二重
プレートと、継手を圧縮すべくこれらプレートを締付け
る手段とを使用しないで、単一先端プレート61及び62
と、2つの継手63及び64を同時に圧縮する締付ける手段
とを使用する。これらの継手はいずれか、分離器部材1
の先端に当接する末端ショルダーを備えた円錐台状の外
側形状を有する。これらの円錐台状部分は、プレート61
及び62に設けられた収容部65及び66の形状にできるだけ
正確に合致するように機械加工してある。
第8図に示した変形例では、第6C図の具体例のと同様
に、ネジ22によって固定される2つのプレート71及び73
を使用する。
継手72は2つの円錐台状部分74及び75とショルダー76
とを有するように機械加工され、このショルダー76がプ
レート73のショルダー77及び部材1の先端面に当接す
る。2つの円錐台状部分74及び75の間に含まれる円筒形
部分78には、第6C図の継手52のようにプレート71及び73
に当接する表面はない。第9図に示した変形例では、プ
レート81及び83の間に配置された継手82が、これらのプ
レートに夫々設けられた収容部85及び87の形状に合致す
る球冠状に機械加工された外面84を有している。
第10図には、本発明のモジュールの一部分を示した。
この図では本発明のモジュールの3つの分離器部材1、
2、3と、ケーシング10とが示されており、ケーシング
の先端面111が先端プレート113と協働している。第6C図
の継手52に類似した継手101、102、103は夫々分離器部
材1、2、3上に嵌合され、各部材とプレート111との
間、及び各部材とネジ122によってプレート111に固定さ
れたプレート113との間の気密性を与える。
この分離器モジュールは下記の利点を有する: − 継手101、102、103が圧縮によって保持されるた
め、極めて大きい耐久性をもって、極めて厳密な気密性
が得られると共に分離器部材1、2、3が極めて確実に
保持される。
− 継手が取り外し可能であり、そのため必要であれば
単一の分離器部材を容易に交換することができる(第2
図の装置の場合には不可能)。
− モジュール端部の領域全体にわたって、濾過すべき
流体の側でも浸透流体の側でも、洗浄が難しく微生物が
無尽蔵に繁殖し得るような狭い隅が存在しない。従っ
て、モジュールを食料品のような製品の濾過に使用でき
る。
− 処理すべき流体用の腔部及び浸透流体用腔部が、各
端部で2つのプレート111及び113の間並びにポリマー継
手相互間に位置する共通空間120を介して互いに分離さ
れる。この空間はモジュールの外部に連通し得、その場
合には下記の利点が得られる: − 継手の1つ漏洩が生じた場合に、一方の腔部からの
流体が外部に流出して、もう一方の腔部に流入すること
がない。
− 水蒸気を100℃より高い温度で導入することによ
り、前記空間120でモジュール端部の殺菌を実施し得
る。このような水蒸気による殺菌は極めて有効である。
− 温度上昇時に、セラミック及び金属より大きい膨張
率を有するポリマー継手が2つのプレートの間の空間12
0で膨張できるため、2つのプレートの間のスペースを
完全に埋め尽くす先行技術の鋳造成形ポリマー継手の場
合と異なり、前記膨張によって大きな応力が生じること
がない。
以下に、本発明の方法の非限定的実施例を挙げる。
実施例I 前出の出版物に記載のような多重通路タイプの多孔性
アルミナ濾過部材を製造する。この部材は内径4mmの通
路を19個有し、外側形状が規則的な六角形の角柱であっ
て、対向平面相互間距離が約29mm、全長が850mmであ
る。この六角形角柱の稜は鋭角を構成しない。即ち、こ
の角柱の側面は半径4.2mmの円筒面を介して互いに接続
される。通路の表面は孔直径0.2μmのアルミナ層で被
覆する。
これらの部材を19個用いて第10図のモジュールを形成
するが、これらの部材は下記の欠陥を有する: − 六角形角柱の対向面相互間距離が部材の端部で28〜
30mmの範囲で変化する。
− 多重通路の一端が完全な直線ではなく、少し湾曲し
ている(第3図の湾曲欠陥)。この先端部では、六角形
角柱の軸線と部材の全長にわたって規定した平均軸線と
の間の角度が部材に応じて1゜〜2゜で変化する。
組立ては第6C図に示した組立て法に従って行う。第6C
図の継手52を第11図Aに詳細に示し、プレート13及び11
の収容部40及び41を第11図Bに詳細に示した。
継手52のブランクは商標VITONで市販されているフッ
素含有エラストマー(DU PONT DE NEMOURS社製)を鋳造
成形することによって得る。前記エラストマーのSHORE
A硬度は60である。このブランクの内腔の表面は、対向
平面相互間距離27.5mm、隣接面相互間の円筒形接続部の
半径4mmの規則的六角形角柱である。外側表面は外径50m
mの円筒形である。長さは30mmである。このブランクの
一端では、矩形の輪郭をもつショルダー53が内側に突出
する。
これらブランクを19個の部材の各先端に1つずつ配置
する。各部剤をその平均軸線130に近い軸線を中心にし
て2回転/秒の速度で順次回転させる。研削によってブ
ランクの表面を機械加工し、第11A図に示すよう形状の
継手52を得る。
円錐部分の傾斜面が分離器部材に当接する面となす角
度αは3゜〜60゜にし得、好ましくは5゜〜20゜にす
る。a、b、cは夫々プレート13の近傍の円錐、中間円
筒形部分の高さ、及びプレート11の近傍の円錐の大きさ
を軸線130と平行に測定した値である。eは先端プレー
トに当接する中間円筒形部分の当接面の高さ、dは継手
の最小厚み、φは2つの円錐台状部分の外側の直径のう
ち小さい方である。
a、b、c、d、eは一般的に次のように定義され
る: 0.05φ<d<0.3φ 0.1<e<0.4φ a、b、cの各寸法と他の2つの寸法の和との比は1/
3〜3である。円錐部分の傾斜面が分離器部材に当接す
る面となす角度αは、先端プレートが継手に近づいたと
きにモジュールの軸に平行に継手を圧縮せずに継手の円
錐表面上を滑らないように下限が制限され、熱膨張作用
による継手の体積増加を抑制するべく上限が制限され
る。エレメントはその中を通過する被濾過液体の方向に
力を受け、エレメントの側面と継手の間の摩擦力により
定位置に保持される。従って、エレメントの横断寸歩の
増加に応じてエレメントと継手との接触表面積を増加す
る必要がある。接触表面積はφ(a+b+c)にほぼ等
しく、φに比例して変化するので、(a+b+c)/
φは一定の範囲内に維持される。また、エレメントの横
断方向寸法が増加すると、その形状の不完全性も増加
し、この不完全性を吸収するためには継手の各寸法(a,
b,c,d)を増加させるが、均一な圧力を維持するために
は上記寸法間の比を一定の範囲内に維持する必要があ
る。これらの範囲は実験により求められた。
該具体例では、 α=10゜ a=b=c=10mm e=4mm φ=36mm である。
継手52を具備した分離器部材は、下記の寸法を有する
プレート11及び13の開口に配置する: a1=b1=c110mm β=10゜ φ2=φ3 φ1=36mm 気密性は、2つのプレート11及び13を間隔b1が8mmに
なるようにネジ22で締め付けることによって得る。この
ようにすると継手が圧縮され、その結果弾性を有する該
継手が変形して、先端プレートのいずれか片側に100バ
ール以上の圧力が加わるまで極めて十分な気密性を与え
るのである。
実施例II 前出の出版物に記載のような、内径約15mm、外径約19
mm、長さ750mmの多孔性アルミナ製管状部材を製造す
る。この部材の内側表面は孔直径40オングストロームの
微細孔層で被覆する。
これらの管をモジュールに組み立てるのであるが、こ
れらの管は下記の欠陥を有する: − 各端部を断面の外側周縁がほぼ円形の楕円形に近い
形状を有する(楕円欠陥、第5B図参照)。この楕円の長
軸は: − 先端Aで:18.3mm〜18.9mm − 他端Bで:18.7mm〜19.7mm である。
− 従って平均外径は先端Aで18.6mm、先端Bで19.2mm
になる(円錐欠陥、第5A図参照)。
本発明の方法で組立てを行う場合には、下記の手順に
従う: − SHORE A硬度30のニトリルゴムを用いて従来の方法
で継手のブランクを鋳造する。このブランクは下記の形
状を有する: −内側表面が直径18mmの円筒形、 −外側表面が直径60mmの円筒形、 −全長35mm, −一端で、矩形輪郭のショルダー76が内側に突出。
− 前記ブランクを各管の各端部に1つずつ配置する。
− 管をその平均軸線に近い軸線を中心に3回転/秒の
速度で回転させる。
− 両端のブランクの外側表面を機械加工して第8図及
び第12A図に示すような形状の継手72を形成する。この
継付の寸法は下記の通りである: a=15mm b=8mm c=12mm α=45゜ φ=26mm この研削加工には、粘性結合剤とISO勧告TC24及びR56
5に基づいた、ふるいの格子寸法及びふるい目の開きに
関するフランス規格AFNOR NF X 11.501で、格子の公称
寸法45のふるいによって選別された粒子とを用いた多孔
性構造の炭化ケイ素砥石を使用する。
− 管の母線に対する先端Aの継手72の角位置をマーク
し、この継手を取り外す。
− 先端プレートを用いて第8図のように前記管を金属
ケーシング内に配置する。
使用するプレート71及び73は第12B図に示したような
形状で下記の寸法をもつ収容部を備える: a1=15m c1=12m α1=47゜ φ1=26mm φ2=φ3 − 先ず前記管の先端Aを内側先端プレートの収容部に
通し、次いで先端Bの外側先端プレートを配置し、その
後先端Aの継手を前記マーク位置に従い管上に嵌合し、
更に先端Aの先端プレートを配置することによって前記
管を配置する。
− 次いでb1がbより小さくなるように実施例Iの方法
で締め付ける。
実施例III 実施例Iの部材に類似した19の通路をもつ多重通路形
態の多孔性アルミナ濾過部材を製造する。但し該具体例
では、通路の直径が6mmであり、外側形状が対向面相互
間距離38mm、隣接面相互間の接続円筒形部分の半径6.3m
mの規則的六角形角柱からなる。通路の内側表面は孔直
径3μmの多孔性アルミナ層で被覆する。この部材の長
さは850mmである。
この部材を12個用いてモジュールを形成するが、これ
らの部材は下記の欠陥を有する: − 六角形角柱の対向面相互間距離が部材の先端部分で
37〜39mmの範囲で変化する。
− 特定の先端部分で六角形が少し平たくなる、即ち頂
点の角度が59〜62゜で変化する。
この組立ては下記の手順で実施する: − SHORE A硬度80のゴムEPDM(エチレン−プロピレン
−ジエン−モノマー)を用いて鋳造成形により継手ブラ
ンクを形成する。このブランクは下記のごとき形状を有
する: −内側表面が六角形角柱状であって、対向面相互間距離
が36.5mm、隣接面の円筒形接続部の半径が6mm; −外側表面が半径70mmの円筒形; −全長hが38.5mm; − 前記ブランクを12個の部材の各先端に1つずつ配置
する。
− 各部材を、その平均軸線の近くの軸線を中心に2000
回転/分の速度で順次回転させる。
− 旋削により継手を機械加工して、第13A図に示うよ
うな形状の継手82を形成する。先端プレートに当接する
該継手部分は半径R=30mmの球の形状を有する。直径φ
は46mmである。
− 実施例Iで説明したように、第9図及び13B図に示
すごとき先端プレート81及び83を用いてケーシング内で
の組立てを行う。
収容部85及び87の諸寸法は下記の通りである: a1=15mm b1=8.5mm c1=15mm R1=30mm h1=38.5mm 但し、気密性は継手を接着することによって得る。即
ち、組立て時に、継手の内側表面及び外側表面をエポキ
シ接着剤でコーティングする。組立て後にこの接着剤を
重合すると10バールの密封継手が得られる。組立て時に
継手の表面及びプレートの収容部が正確に対向し合わな
い場合には、接着剤の重合の前に(寸法b1を小さくし
て)プレートを互いに少し近付ける。
実施例IV 実施例Iで説明した分離器部材7個と、第7図に示し
たように軸方向で圧縮される継手63,64とを用いてモジ
ュールを組み立てる。
そのためには、SHORE A硬度70のネオプレンゴムで継
手のブランクを形成する。このブランクの内側表面は対
向面相互間距離27.5mm、隣接面相互間の円筒形接続部の
半径4mmの規則的六角形角柱であり、外側表面は直径52m
m、長さは30mmの円筒体である。
これらブランクの外側表面を実施例Iのように旋削に
よって機械加工し、第14A図に示すような形状の継手64
を形成する。この継手の寸法は下記の通りである: a=20mm k=10mm g=8mm f=4mm φ=42mm α=15゜ β=3゜ 次いで、第14B図に示すような収容部66を備えた先端
プレート61を用いて前記部材を金属ケーシング内に配置
する。前記収容部の寸法は下記の通りである: a1=20mm k1=10mm g1=8mm φ1=42mm α1=14゜ β=3゜ 先端プレートは各先端毎に1つだけ使用する。気密性
は、先端プレート61,62を継手の先端面と同一平面上の
位置から2mmだけ接近させることによって得る。このよ
うにすると継手がプレート及びセラミック部材に押し付
けられるため気密性が得られるのである。
勿論、本発明は以上説明してきた具体例には限定され
ず、その範囲内で様々な変形が可能であり、特に継手の
形状、対応収容部の形状、及びこれら継手を圧縮する手
段は別のものを使用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の方法によって組み立てた分離器部材
モジュールの部分的断面を含む簡略側面図、第2図は第
1図のモジュールに属する先行技術の継手をより詳細に
示す簡略断面図、第3図は本発明のモジュールで使用し
得るセラミック製分離器部材のたわみ又は湾曲欠陥を示
す側面図、第4図は本発明のモジュールで使用し得るセ
ラミック製分離器部材の不完全な円筒形状を示す横断面
図、第5A図及び第5B図はセラミック分離器部材の別の形
状欠陥を夫々側面図及び横断面図で示す説明図、第6A
図、第6B図及び第6C図は本発明の方法に従う組立てにお
けるセラミック製分離器部材の先端の3つの変形例を示
す説明図、第7図、第8図及び第9図は本発明の別の具
体例を示す簡略断面図、第10図は本発明のモジュールの
部分断面図、第11A図及び第11B図は第6C図のように締付
けプレートと対応する本発明の継手の第1具体例を示す
拡大部分断面図、第12A図及び第12B図は第8と同様に締
付けプレートに対応する本発明の継手の第2具体例を示
す説明図、第13A図及び第13B図は第9図と類似の組立て
で締付けプレートに対応する本発明の継手の第3具体例
を示す説明図、第14A図及び第14B図は第7図と同様に締
付けプレートに対応する本発明の継手の第4具体例を示
す説明図である。 1,2,3……分離器部材、10……保護ケーシング、 42,52,63,64,72,82,101,102,103……継手。

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック製支持体をもち、ほぼ管状であ
    り互いに平行に配置され、保護ケーシングに固定された
    2つの先端プレートに設けられた較正開口部に端部が可
    撓性中間継手を介して夫々固定される複数の分離器部材
    からなるモジュールの組立方法であって、 この方法は、 先ず、任意の外面と、濾過部材の理想外側形状に対応す
    るが諸寸法がそれよりやや小さいような表面を持つ内腔
    とを有する継手ブランクを、腐食性液体及び有機溶媒に
    対する耐性と、30〜95のSHORE A硬度と、10%より大き
    い弾性伸びとを有するエラストマーで鋳造成形により形
    成し、 前記ブランクを前記濾過部材の端部に配置し、 前記ブランクの外面を前記先端プレートの較正開口の形
    状に合わせて機械加工して前記継手を形成し、 前記継手が圧縮によって前記部材と前記プレートとの間
    に保持されるように、前記部材を前記ケーシング内で前
    記プレートの間に配置する諸ステップからなることを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記ブランクを、前記ケーシングの内側に
    向かって広がる円錐台形状を有し、且つ対応濾過部材の
    先端面に当接するショルダーを備えるように機械加工す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】各継手を、これに対応する前記先端プレー
    トとケーシングに固定された該プレートと平行なプレー
    トとの間に挟持して圧縮することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記先端プレートとこれに平行な前記プレ
    ートとが互いに対向する円錐台状開口を有し、前記ブラ
    ンクの機械加工を、該ブランクが前記開口に対応する2
    つの円錐台状部分と中間円筒形部分とを含むように行う
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記ブランクの機械加工を、前記円筒形部
    分が前記円錐台状部分の最大直径より大きい外径を有し
    且つこれを挟持する2つのプレートに当接する円形底面
    を有するように実施することを特徴とする特許請求の範
    囲第4項に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記先端プレート及びこれに平行な前記プ
    レートが球冠状開口を有し、前記ブランクの機械加工
    を、該ブランクが前記開口に対応する2つの球冠状部分
    を含むように行うことを特徴とする特許請求の範囲第3
    項に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記ブランクの機械加工を、研削、旋削、
    局部的溶融、レーザもしくは高圧液体噴射による切除で
    行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第6項
    のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】セラミック製支持体をもち、ほぼ管状であ
    り互いに平行に配置され、保護ケーシング(10)に固定
    された2つの先端プレート(11,13)に設けられた較正
    開口部に端部が可撓性中間継手(42)を介して夫々固定
    される複数の分離器部材からなるモジュールであって、 任意の外面と、濾過部材(1)の理想外側形状に対応す
    るが諸寸法がそれよりやや小さいような表面(43)を持
    つ内腔とを有しており、腐食性液体及び有機溶媒に対す
    る耐性と、30〜95のSHORE A硬度と、10%より大きい弾
    性伸びとを有するエラストマーで鋳造成形により形成さ
    れた継手ブランクを備えており、 前記ブランクは前記濾過部材(1)の端部に配置されて
    おり、 前記ブランクの外面は前記先端プレート(11,13)の較
    正開口(40,41)の形状に合わせて機械加工されて前記
    継手を形成しており、 前記継手(42)が圧縮によって前記部材(1)と前記プ
    レート(11,13)との間に保持されるように、前記部材
    (1)を前記ケーシング内で前記プレートの間に配置さ
    れていることを特徴とする分離器部材モジュール。
  9. 【請求項9】前記ブランクは、前記ケーシングの内側に
    向かって広がる円錐台形状を有し、且つ対応濾過部材の
    先端面に当接するショルダー(53)を備えるように機械
    加工されていることを特徴とする特許請求の範囲第8項
    に記載の分離器部材モジュール。
  10. 【請求項10】各継手は、これに対応する前記先端プレ
    ート(13)とケーシングに固定された該プレートと平行
    なプレート(11)との間に挟持して圧縮されるよう構成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第8項に記
    載の分離器部材モジュール。
  11. 【請求項11】前記先端プレート(13)とこれに平行な
    前記プレート(11)とが互いに対向する円錐台状開口
    (41,40)を有し、前記ブランクは、該ブランクが前記
    開口に対応する2つの円錐台状部分(44,45)と中間円
    筒形部分(46)とを含むように機械加工されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の分離器部材
    モジュール。
  12. 【請求項12】前記ブランクは、前記円筒形部分(46)
    が前記円錐台状部分の最大直径より大きい外径を有し且
    つこれを挟持する2つのプレートに当接する円形底面
    (47,48)を有するように機械加工されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第11項に記載の分離器部材モジ
    ュール。
  13. 【請求項13】前記先端プレート(83)及びこれに平行
    な前記プレート(81)が球冠状開口(85,87)を有し、
    前記ブランクは、該ブランクが前記開口に対応する2つ
    の球冠状部分を含むように機械加工されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第10項に記載の分離器部材モジ
    ュール。
  14. 【請求項14】前記ブランクは、研削、旋削、局部的溶
    融、レーザもしくは高圧液体噴射による切除で機械加工
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第8項に記
    載の分離器部材モジュール。
  15. 【請求項15】前記継手(42,52)が高さa、円錐部分
    の傾斜面が分離器部材に当接する面(43)となす角度が
    αの第1円錐台状部分(44)と、高さbの中間円筒形部
    分(46)と、高さc、円錐部分の傾斜面が分離器部材に
    当接する面(43)とがなす角度がαの第2円錐台状部分
    (45)とを有し、2つの円錐台状部分の外側の直径のう
    ち小さい方がφであり、寸法a、b、c、の各々と他の
    2つの寸法の和との比が1/3〜3であり、 3゜<α<60゜且つ0.5<(a+b+c)/φ<2 であることを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の
    分離器部材モジュール。
  16. 【請求項16】前記中間円筒形部分(46)が、0.1φ<
    e<0.4φのごとき厚みeの環状ショルダを有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第15項に記載の分離器部材
    モジュール。
  17. 【請求項17】前記継手の最小外径をφとし、最小厚み
    をdとした場合に、0.05φ<d<0.3φであることを特
    徴とする特許請求の範囲第8項に記載の分離器部材モジ
    ュール。
  18. 【請求項18】前記継手の横断方向寸法を、これら継手
    の間でケーシングの各端部に水蒸気の導入によって簡単
    に殺菌できる空間(120)が存在するように決定するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の分離器部
    材モジュール。
JP62305495A 1986-12-03 1987-12-02 セラミツク製支持体をもつ複数の分離器部材からなるモジユ―ルの組立て方法及び該方法で形成したモジユ―ル Expired - Lifetime JP2541831B2 (ja)

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