JP2541224B2 - シンセサイザ受信機 - Google Patents

シンセサイザ受信機

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JP2541224B2 JP62148175A JP14817587A JP2541224B2 JP 2541224 B2 JP2541224 B2 JP 2541224B2 JP 62148175 A JP62148175 A JP 62148175A JP 14817587 A JP14817587 A JP 14817587A JP 2541224 B2 JP2541224 B2 JP 2541224B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、FM受信機に使用して好適なシンセサイザ受
信機に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、FM受信機に使用して好適なシンセサイザ受
信機であって、ステップ周波数で掃引されるPLL回路
と、このPLL回路の出力信号が供給されると共に放送信
号が供給されこの放送信号を中間周波信号に変換するフ
ロントエンド回路と、このフロントエンド回路が出力す
る中間周波信号が供給される中間周波増幅回路とを有
し、この中間周波増幅回路に得られる信号レベルに依り
PLL回路を制御する様にしたシンセサイザ受信機に於い
て、PLL回路のステップ周波数をチャンネルステップ周
波数よりも狭い所定の周波数間隔にすると共に、この所
定の周波数間隔において中間周波信号が得られた回数を
カウントし、所定回数以上においてPLL回路を制御して
受信を行うことにより、妨害波等の影響を受けずに確実
に放送信号の有無が検出できるものである。
〔従来の技術〕
従来、FM受信機でFM放送の受信を行うとき、選局動作
として予めプリセットした周波数の放送信号を受信する
のではなく、受信機の受信周波数アップキー又はダウン
キーを操作して、受信周波数を順に上昇又は下降させ
て、放送信号が得られる周波数で自動的に上昇、下降を
止めて、この周波数の放送信号の受信を行うことがあっ
た。このような選局を行なう際には、フロントエンド回
路に供給する局部発振信号の周波数をFM放送信号のチャ
ンネルステップ周波数である100KHz毎に変化させ、中間
周波増幅回路で中間周波信号に変換された放送信号の搬
送波に相当する所定レベル以上の信号を検出したとき、
局部発振信号の変化を止め、この局部発振信号により中
間周波信号に変換される周波数の放送信号を受信させて
いた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、このようにして選局を行なうと、中間周波
増幅回路で隣接局からの妨害波等を放送信号の搬送波と
間違えて検出して、この妨害波等が得られる放送信号の
ない周波数を受信機してしまうことが屡々あった。
本発明は斯かる点に鑑み、妨害波等の影響を受けずに
確実に放送信号だけを検出できるシンセサイザ受信機を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のシンセサイザ受信機は、例えば第1図に示す
如く、ステップ周波数で掃引されるPLL回路(3)と、
このPLL回路(3)の出力信号が供給されると共に放送
信号が供給されこの放送信号を中間周波数信号に変換す
るフロントエンド回路(2)と、このフロントエンド回
路(2)が出力する中間周波信号が供給される中間周波
増幅回路(5)とを有し、この中間周波増幅回路(5)
に得られる信号レベルに依りPLL回路(3)を制御する
様にしたシンセサイザ受信機に於いて、PLL回路(3)
のステップ周波数をチャンネルステップ周波数よりも狭
い所定の周波数間隔にすると共に、この所定の周波数間
隔において中間周波信号が得られた回数をカウントし、
所定回数以上においてPLL回路(3)を制御して受信を
行うようにしたものである。
〔作用〕
本発明のシンセサイザ受信機によると、出力信号のス
テップ周波数を例えば100KHzの放送信号のチャンネルス
テップ周波数よりも狭い20KHzとしたため、放送信号の
搬送波の変調の度合いが測定でき、この変調の度合によ
り検出した信号が放送信号であるか否かを判断でき、確
実に放送信号の検出が行える。
〔実施例〕 以下、本発明のシンセサイザ受信機の一実施例を添付
図面を参照して説明しよう。
本例の受信機は、PLL回路を使用したFM放送受信用の
シンセサイザ受信機で、第1図に示す如く構成する。こ
の第1図において、(1)はアンテナを示し、このアン
テナ(1)で捕えた無線信号をフロントエンド回路
(2)に供給する。また、このフロントエンド回路
(2)は、マイクロコンピュータ(以下CPUと称する)
(4)により出力信号の発振周波数が制御されるPLL回
路(3)と接続してあり、このフロントエンド(2)で
PLL回路(3)か供給される周波数信号をアンテナ
(1)から供給される信号に重畳し、所定の周波数のFM
放送信号を10.7MHzの中間周波信号に変換する。このと
き、本例ではPLL回路(3)から出力される発振信号の
ステップ周波数を200KHzとし、20KHz毎に放送信号の受
信周波数を変えられるようにしてある。そして、このフ
ロントエンド回路(2)から出力される中間周波信号を
中間周波増幅回路(5)に供給する。この中間周波増幅
回路(5)は、中間周波信号の増幅、搬送波の検出等を
行う回路で、この中間周波増幅回路(5)が出力する中
間周波信号をFM検波器(6)に供給し、このFM検波器
(6)でFM復調を行う。そして、このFM復調した受信信
号をFMステレオ復調器(7)に供給し、このFMステレオ
復調器(7)で左音声信号と右音声信号とに分離し、分
離した夫々の信号を左音声信号出力端子(8L)及び右音
声信号出力端子(8R)に供給する。
また、中間周波増幅回路(5)からCPU(4)に受信
したFM放送信号の搬送波の検出信号を供給し、CPU
(4)ではこの搬送波の検出状態を判断して、PLL回路
(3)、中間周波増幅回路(5)、FM検波器(6)等の
受信動作を制御し、良好にFM放送の受信を行うようにし
ている。
次に、本例のシンセサイザ受信機にて受信を行う際の
動作を第2図及び第3図を参照して説明すると、受信時
にはまずFM放送の行われている放送局の周波数を選択す
る選局を行う必要がある。この選局は本例の場合、受信
機が備える受信周波数アップキー又は受信周波数ダウン
キー(図示せず)を操作することにより行われる。即
ち、例えば受信周波数アップキーを操作すると、CPU
(4)がPLL回路(3)の出力発振信号を制御して、フ
ロントエンド回路(2)による受信周波数を上昇させ
る。このとき、受信周波数をPLL回路(3)のステップ
周波数である20KHz毎に上昇させ、夫々の受信周波数で
中間周波増幅回路(5)が出力する搬送波検出信号の状
態を、CPL(4)で所定間隔で10回検出する。そして、1
00KHz毎にこの20KHz間隔での搬送波の検出状態を判断し
て、この周波数で受信を行うか否かを判断する。
例えば第2図に示す如く、受信周波数の上昇により放
送が行われている可能性がある80.00MHz(A1点)の受信
を行うようになったとき、このA1点から20KHz間隔で80.
02MHz(A2点)、80.04MHz(A3点)、80.06MHz(A
4点)、80.08MHz(A5点)と次の放送が行われている可
能性がある80.10MHzの直前まで受信を行なう。そしてCP
U(4)では、第3図のフローチャートに示す如く、A1
点からA5点までの夫々の受信周波数で搬送波検出信号を
基に10回搬送波があるか否かを判断し、結果をCPU
(4)内のメモリに記憶させる。このとき、A1点で10回
の内8回以上搬送波があることを検出したときには、こ
のA1点に隣接した上述のA2点、A3点とA1点より前の79.9
8MHz(X5点)、79.96MHz(X4点)の周波数を受信したと
きの搬送波の検出状態を基に、検出した信号が正常な放
送信号であるか否かを判断する。即ち、A1点の前後のA2
点及びX5点では、80.00MHzの搬送波が変調によりシフト
して10回の内3回以上搬送があることを検出すると、正
常な放送信号があると判断し、さらにこのA2点及びX5
と隣り合うA3点及びX4点では、同様に80.00MHzの搬送波
が変調によりシフトして10回の内2回以上搬送波がある
ことを検出すると、正常な放送信号があると判断する。
このようにして搬送波の検出をA1点で10回中8回、A2
びX5で10回中3回、A3点及びX4点で10回中2回行なう
と、A1点(80.00MHz)で正常なFM放送が行われていると
判断し、CPU(4)の制御によりこの80.00MHzでFM放送
の受信を行わせる。
そして、A1点で10回中8回以上搬送波の検出をしなか
ったとき、或いはA1点で8回以上検出してもこのA1点に
隣接したX4点、X5点、A2点及びA3点のいずれで上述の条
件を満たさず放送信号がないと判断したときには、A1
よりも100KHz上(即ちA1点の次に放送信号がある可能性
のある周波数)の80.10MHz(B1点)での受信を行わせ
る。このときにも、上述の80.00MHzのときと同様に、8
0.12MHz(B2点)、80.14MHz(B3点)、80.16MHz(B
4点)、80.18MHz(B5点)での受信も行い、B1点で10回
以上の搬送波を検出したときには、このB1点に隣接した
A4点、A5点、B2点及びB3点での搬送波の検出が、上述の
A1点に隣接した周波数の場合と同様の条件により正常な
FM放送が行われているか否かを判断し、正常なFM放送が
行われていると判断したときには、CPU(4)の制御に
よりB1点(80.10MHz)でFM放送の受信を行わせる。
そして、この80.10MHzでも正常なFM放送が受信できな
いときには、さらにB1点よりも100KHz上の80.20MHz(C1
点)での受信を行わせ、このC1点と隣接した80.22MHz
(C2点)、80.24MHz(C3点)及びB4点、B5点での搬送波
の検出状態によりA1点、B1点と同様に正常なFM放送が受
信できるか否かを判断し、FM放送が行なわれていると判
断したときには受信を行ない、FM放送が行われていない
と判断したときにはさらに上の周波数の受信を行なう。
このようにして、受信周波数アップキーを操作しない
ときには、正常なFM放送が行われていると判断するまで
受信周波数を上昇させ、FM放送が行われている周波数を
検出すると、この検出した周波数で受信を行なう。
また、受信周波数ダウンキーを操作したときには、上
述例とは逆に受信周波数を順番に下げて行き、20KHz毎
の搬送波の検出により正常なFM放送が行われていると判
断するまで受信周波数を下降させる。
このように本例によるシンセサイザ受信機によると、
FM放送信号のチャンネルステップ周波数である100KHzよ
りも狭い20KHz毎に受信を行ない、隣接した周波数の受
信状態より搬送波の変調の度合いを検出するため、正常
なFM放送信号であるのか或いは防害波等の放送信号以外
の信号であるのかが確実に判断でき、正常に受信できる
放送信号だけを確実に受信させることができる利益があ
る。
なお、上述実施例ではFM放送受信用のシンセサイザ受
信機としたが、AM放送等他の放送信号を受信するシンセ
サイザ受信機にも本発明が適用できることは勿論であ
る。例えばAM受信機の場合には、AM放送信号の周波数間
隔である9KHzよりも狭い1KHz毎に受信を行い、夫々の受
信周波数での搬送波の検出状態より搬送波の変調度を判
断することで、正常なAM放送信号があるか否かを検出す
ることができる。また、本発明は上述実施例に限らず、
本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が
取り得ることは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明のシンセサイザ受信機によると、防害波等の影
響を受けずに確実に放送信号の検出が行え、良好に選局
が行える利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシンセサイザ受信機の一実施例を示す
構成図、第2図及び第3図は夫々第1図例の説明に供す
る線図である。 (2)はフロントエンド回路、(3)はPLL回路、
(4)はマイクロコンピュータ、(5)は中間周波増幅
回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステップ周波数で掃引されるPLL回路と、
    該PLL回路の出力信号が供給されると共に放送信号が供
    給され該放送信号を中間周波信号に変換するフロントエ
    ンド回路と、該フロントエンド回路が出力する中間周波
    信号が供給される中間周波増幅回路とを有し、 該中間周波増幅回路に得られる信号レベルにより上記PL
    L回路を制御するようにしたシンセサイザ受信機におい
    て、 上記PLL回路のステップ周波数をチャンネル周波数ステ
    ップよりも狭い所定の周波数間隔にすると共に、上記所
    定の周波数間隔において上記中間周波信号が得られた回
    数をカウントし、所定回数以上において前記PLL回路を
    制御して受信を行うようにしたことを特徴とするシンセ
    サイザ受信機。
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