JP2541187Y2 - 筐体装置 - Google Patents

筐体装置

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JP2541187Y2
JP2541187Y2 JP6285391U JP6285391U JP2541187Y2 JP 2541187 Y2 JP2541187 Y2 JP 2541187Y2 JP 6285391 U JP6285391 U JP 6285391U JP 6285391 U JP6285391 U JP 6285391U JP 2541187 Y2 JP2541187 Y2 JP 2541187Y2
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JP
Japan
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claw
housing
housings
fitting
tip
Prior art date
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Application number
JP6285391U
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English (en)
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JPH0516651U (ja
Inventor
孝一 岡崎
握士 北条
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、爪嵌合を利用した筐体
装置に関し、特に爪嵌合の解除方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年の筐体装置は材質に樹脂を使用した
ものが多くを占め、筐体の組立てにはビス締めが多く採
用されているが、その中で、構造的に機器内部の部品配
置等でビス締めが不可能な場所には、爪嵌合を利用して
組み合わされていることが多く見られる。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
筐体装置の一例について説明する。図4は従来のビス締
めと爪嵌合を合わせもった筐体装置の一例を示すもので
ある。図4において、11−筐体Aと12−筐体Bは3
−ビスによって相対するように夫々形成した4−ボス部
を締めつけられ固定されている。それと同時に筐体下部
(製品としての可視範囲外)では、11−筐体Aに形成
した13−爪と12−筐体Bに形成した13−爪に相対
する14−孔が嵌合され固定されている。11−筐体A
及び12−筐体Bを分離する際には3−ビスを外した
後、筐体下部の14−孔を通して13−爪を押して14
−孔との嵌合を解除して行っている。又、図5のように
9−爪嵌合部が筐体上部にのみしか形成できないものは
9−爪嵌合部に図4のような14−孔を形成するするこ
とができず、11−筐体A及び12−筐体Bを分離する
際には、9−爪嵌合部が解除されるような力(F)を筐
体外郭に加えてたわませ、筐体を分離させるという方法
を用いている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな9−爪嵌合部に14−孔を設ける方法は製品の可視
範囲には設けられず、又、筐体外郭をたわませて爪嵌合
を解除する方法は、本来の爪嵌合の目的が筐体の固定に
あるので9−爪嵌合部の隙間はほとんどなく、当然なが
ら爪嵌合は外れにくく、ややもすると13−爪の破損が
発生するなど、美観を損なう、又は、サービス性が悪い
という問題点を有していた。
【0005】本考案は、上記従来の問題点に鑑み、爪嵌
合を今まで通りの効果を持たせながら容易に解除する方
法を提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案の筐体装置は、爪先端部付近に略当接する押上
げ部を、爪を構成しない側の筐体に一体に設けたもので
ある。
【0007】
【作用】本考案は上記した構成によって、筐体分離時に
一方の筐体を筐体間の接点の一部を支点として互いに開
く方向に回動させたとき、爪押上部が爪先端部付近を押
上げることで爪嵌合部が解除され、2つの筐体を分離さ
せることができるものである。
【0008】
【実施例】以下本考案筐体装置の実施例について、図1
〜図3を参照しながら詳細に説明する。
【0009】図2は本考案の実施例における筐体装置の
全体断面図を示すものである。図2において、1−筐体
Aと2−筐体Bは略箱型をなし(図示せず)、相対して
組み合わされている。筐体の中程と下方は3−ビスによ
って相対するように夫々形成した4−ボス部を締めつけ
固定されている。筐体の上部は、2−筐体Bに設けられ
た爪嵌合用の5−孔に相対して1−筐体Aに設けられた
6−爪が嵌合され固定されている。このとき図1(a)
でわかるように2−筐体Bには2つの筐体が組み合わさ
れた時に1−筐体Aの6−爪の7−先端部付近に略当接
するように8−爪押上げ部が形成されている。以上のよ
うに構成された筐体装置について、以下爪嵌合の解除動
作について説明する。
【0010】図1〜図2のように組み合わされた筐体を
分離させるときはまず3−ビスを取りはずす。次に1−
筐体Aと2−筐体Bの接点の一部を10−支点として互
いに開く方向にどちらかの筐体を回動させる(図3矢印
D)。このとき6−爪の7−先端部付近は2−筐体Bの
8−爪押上げ部によって押上げられ、そのため6−爪と
5−孔の9−嵌合部は筐体の回動に従い徐々に外されて
いき、完全に嵌合が解除されたとき、2つの筐体は分離
される。
【0011】以上のように本実施例によれば、筐体Aの
嵌合爪の先端部付近に略当接するよう筐体Bに爪押上げ
部を形成し、どちらかの筐体をお互いに開く方向に回動
させることで爪先端部付近が爪押上げ部に押し上げられ
爪嵌合部が解除されるように構成したものである。
【0012】
【考案の効果】以上のような本考案は、2つの組み合わ
される筐体の一方に嵌合用の爪を設け、もう一方の筐体
から爪に嵌合させるための孔部と爪先端部付近に略当接
する爪押上げ部を設けることで、筐体を分離の際、どち
らかの筐体をお互いに開く方向に回動させることで爪先
端部付近が爪押上げ部に押し上げられ、爪嵌合部が解除
されるように構成したことにより、筐体外郭に孔をあけ
ることなく、又、筐体外郭を無理にたわませる事が必要
なく、従って爪の破損の心配なく筐体を分離することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の実施例における筐体装置の爪
嵌合部の詳細図(b)は本考案の実施例における爪嵌合
部の解除時作動説明図
【図2】本考案の実施例における筐体装置の断面図
【図3】本考案の爪嵌合用孔部、爪押上げ部の斜視図
【図4】従来の筐体装置の断面図
【図5】従来の筐体装置の部分断面図
【符号の説明】
1 筐体A 2 筐体B 3 ビス 4 ボス 5 爪嵌合用孔 6 嵌合用爪 7 爪先端部 8 爪押上げ部 9 爪嵌合部 10 筐体の回動支点 11 従来例の筐体A 12 従来例の筐体B 13 従来例の嵌合用爪 14 従来例の嵌合用孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの組み合わされる筐体の一方に設けら
    れた爪ともう一方の筐体に設けられ、爪と嵌合される孔
    部と、爪先端付近に略当接される爪押上げ部で構成さ
    れ、一方の筐体を筐体間の接点の一部を支点として互い
    に開く方向に回動させたとき、爪押上げ部が爪を押上げ
    る事で爪嵌合部が解除され、2つの筐体が分離されるよ
    うに構成したことを特徴とする筐体装置。
JP6285391U 1991-08-08 1991-08-08 筐体装置 Expired - Lifetime JP2541187Y2 (ja)

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JPH0516651U JPH0516651U (ja) 1993-03-02
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