JP2539452B2 - ヘリカルスキャン方式磁気テ―プ記憶装置 - Google Patents

ヘリカルスキャン方式磁気テ―プ記憶装置

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JP2539452B2 JP62223904A JP22390487A JP2539452B2 JP 2539452 B2 JP2539452 B2 JP 2539452B2 JP 62223904 A JP62223904 A JP 62223904A JP 22390487 A JP22390487 A JP 22390487A JP 2539452 B2 JP2539452 B2 JP 2539452B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタルデータを記憶するのに好適なヘ
リカルスキャン方式の磁気テープ記憶装置に関する。
〔従来の技術〕
ヘリカルスキャン型の磁気テープ装置は、固定ヘッド
型の磁気テープ装置に比べて、高い記録密度が得られる
ので、VTRなどの大量の情報が必要な分野で幅広く用い
られている。また、近年のVTR技術の発達により、家庭
用のVTRが大量に、また安価に生産され、その普及には
著しいものがある。また、カセットケースに格納された
テープに楽音のPCM信号を記録再生するR−DAT(ディジ
タル・オーディオ・テープレコーダーシステム)があ
る。このDATは、ディジタル信号を記録するものであ
り、磁気ヘッドを登載するシリンダの直径を30mmとする
とテープの回転ドラムへの巻き付け角度は90度と小さい
ためにテープに与える損傷が少なく、しかも高速でテー
プを走行させながらも再生してアクセスできる機能をも
っており、コンピュータの記憶装置として適している。
このDAT技術を利用すれば、大容量でしかも安価な磁気
テープ記憶装置を実現することができる。DATについて
説明すると、第10図はテープ走行系の概略構成図であ
り、1は回転ドラム、2a,2bはドラム1に取り付けられ
た互いに±20度アジマス角度の異なる磁気ヘッド、3は
磁気テープ、4a,4b,4cはそれぞれテープ3をドラム1に
巻き付けて走行させるためのガイドポスト、キャプスタ
ンおよびピンチローラで構成されたテープ走行手段、5
はテープカセットである。テープ3は幅3.81mm、厚さ13
μmである。規格上は、A変換のサンプリング周波数、
1ワードのビット数、チャンネル数などにより、数種類
のモードがあるが標準モードについて説明すると、テー
プ3は走行速度8.15mmでキャプスタン4b、ピンチローラ
4cによって駆動される。ドラム1は2000rpmで回転して
おり、それに走行手段4aでテープ3を6度22分のリード
角度で斜めに90度巻き付けて送行させながら磁気ヘッド
2a,2bでテープ上に信号を記録または再生を行なう。以
上のようにしてテープ上に記録された記録トラックのパ
ターンを第11図に示す。第11図において、6は磁気ヘッ
ド2aで記録したトラック、7は磁気ヘッド2bで記録した
トラックである。トラックピッチPは13.6μm、トラッ
ク長Lは23.501mm、記録幅Wは2.613mmである。第12図
は磁気テープ上の記録フォーマットを示し、1ワードが
16ビットのPCM信号は、8ビット単位(シンボル)に分
割されて記録される。第12図bに示すように1ブロック
は32シンボルのデータに各1シンボルの同期信号(SYN
C)、IDコード、ブロックアドレス、IDコードとブロッ
クアドレスの誤りを検出するパリティの合計36シンボル
で構成されている。IDコードは、PCM信号の標本化周波
数、チャンネル数などの識別を行なうための信号であ
る。Iトラックは、128ブロックのPCM信号が中央の約60
度に配置され、その両側にトラッキング制御用のATF信
号を記録する領域があり、さらにその両側に8ブロック
ずつの16ブロックのサブコード領域によって構成されて
いる。サブコード領域には、プログラムの順番や、時間
などが記録され、このブロックの構成はPCM信号領域と
同じである。
ところで、コンピュータの記憶装置としては、データ
の信頼性が非常に大きな要素となる。そのため、フレキ
シブルディスク装置や固定磁気ディスク装置では、デー
タを記録する場合には、まず記録すべきデータを磁気デ
ィスクに記録し、次にそのデータ再生してデータが正し
く記録されているかを確認し、異常があれば再度記録し
なおしたり、代替セクタに記録したりしてベリファイ動
作を行なっている。また、DATや、PCMレコーダはデータ
の信頼性を向上させるために、エラー訂正符号を用いて
いる。オーディオ信号の場合は、例えば30分に1回程度
の割合で訂正不能なエラーが生じても致命的なエラーと
は言えないので、エラー訂正府号だけでも充分であり、
記録データの確認までは必要がない。しかし、コンピュ
ータの外部記憶装置として用いる場合にはどんな小さな
誤りでも致命的なものとなり得るので、磁気テープの欠
陥や、異物の侵入による誤記録を避けるために正常に記
録されているかどうかの確認が欠かせない。また、すで
に記録したデータを一部修正して再び同じ場所に書き直
したり、後から繋げて記録する機能が必要である。ヘリ
カルスキャン型で記録が正しく行われたかをチェックす
る例及びアフタレコードに関する例としては、特開昭58
−122606号、特開昭61−39909号、特開昭59−195306号
に記載例がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ヘリカルスキャン型では、磁気テープが一定速度で走
行しており、記録トラックは回転ドラムとテープとの速
度ベクトルを合成したものとなる。従って、従来の磁気
ヘッド構成では磁気ヘッドは自動的に次のトラックへ移
動してしまい、記録したデータは再生して確認すること
ができない。磁気テープの走行を中止すると、回転する
磁気ヘッドと走行状態の磁気テープの相対位置によって
記録トラックが決められている関係から、磁気ヘッドが
トラックから外れてしまい、正しく信号を再生すること
ができない。また、間欠的にテープを駆動することはテ
ープ駆動制御装置に多大な負担をかけることになるばか
りでなく、起動、停止時間を要するので好ましくない。
また、一度記録したデータを再生して確認するために
は、磁気テープを巻き戻してから再びテープを走行させ
てデータを再生することも可能であるがテープの巻き戻
しと走行の再開には長い時間が必要でありこのような形
のデータの確認は実用的ではない。ベリファイ機能を実
現するためには、記録直後に再生して、記録した内容と
再生した内容を突き合わせればよいが、再生信号は微弱
であるから、記録しながら再生することは困難である。
従って、記録ヘッドと再生ヘッドとの隔たり角度はテー
プへの記録角度(巻き付け角度相当)以上にする必要が
ある。DATでは、ガードバンドを設けずに交互に記録す
るアジマス記録が行われており、通常、磁気ヘッドの記
録幅は、トラックピッチより大きい。再生時には、前述
したATF信号によりオフトラック量を検出し、再生ヘッ
ドの幅方向センターが記録トラックの中央にくるように
負帰還閉ループを構成してテープの走行を制御している
が、磁気ヘッドのギャップ幅はトラックピッチより大き
いために、1トラックを書き込むとその前後のトラック
が削られてしまうことになり、一旦記録した後で1トラ
ックだけ、あるいは1トラック内の1部分だけを書き直
すことは困難である。複数のトラックを単位として1ブ
ロックを構成し、ブロック単位で書き換えれば斯かる問
題は解決されるが、トラッキング制御用のATF信号領域
も書き換えてしまうと、テープ速度やシリンダ回転速度
の偏差温度差による膨張等の影響によって、何度も書き
換えるうちに隣接ブロックを侵食する危険があるという
問題がある。本発明の目的は、斯かる問題点を解決した
信頼性の高い磁気テープ記憶装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、テープの回転シリンダへの巻き付け角度
及び記録角度を90度とし、回転シリンダ上に180度間隔
で配置された互いにアジマス角度の異なる第1の1対の
磁気ヘッドと、これに直交して第2の磁気ヘッドの走査
トラック幅の2分の1だけシリンダーの高さ方向にずら
して取り付け配置された互いにアジマス角度の異なる第
2の1対の磁気ヘッドを設け、複数のトラックを単位と
して1ブロックを構成してブロックを単位としてデータ
の書き込み、読み取りを行ない、1ブロックを書き換え
る時には、第2の磁気ヘッドによって再生された前記AT
F信号から得られたトラッキング制御信号によりトラッ
キング制御を行ないながら、第1の磁気ヘッドによりAT
F領域を除くデータ領域のみを書き換えることによって
達成される。
〔作用〕
新規に記録する時には第1の磁気ヘッドの一方で記録
し、ついで同じアジマス角度の第2の磁気ヘッドの一方
で直前の記録トラックを再生し、正しく記録されている
か否かを確認しながら順次第1の磁気ヘッドで記録して
いく。磁気ヘッドのギャップ幅は、トラックピッチより
大きいので記録された幅は次のトラックを記録する際に
ギャップ幅とピッチの差に相当する分だけオーバーライ
トされることになる。前記第2の磁気ヘッドは、第1の
磁気ヘッドに対して第2の磁気ヘッドのギャップ幅の2
分の1だけ回転シリンダの高さ方向にずらして取り付け
られているので、第2の磁気ヘッドのギャップのセンタ
ーと、これに先行して第1の磁気ヘッドによって記録さ
れた記録トラックが次の記録ヘッドでオーバーライトさ
れるあとに残る記録トラックのセンターとが一致するこ
とになり、次に記録する第1の磁気ヘッドのギャップセ
ンターとの間隔は、第1の磁気ヘッドのギャップ幅をW
1、トラックピッチをPとすると (W1+P)/2となる。
再生時には、ATF領域から得られたオフトラッック量
を表す信号を基にテープを走行駆動するキャプスタンモ
ータの回転制御に帰還して第2の再生磁気ヘッドのギャ
ップセンターが記録トラックのセンターに一致するよう
にトラッキング制御される。あるブロックを書き換える
時は、第2の磁気ヘッドで再生してトラッキング制御を
行ない、後続する第1の磁気ヘッドではトラッキング制
御を行なわずに、ATF領域を除くデータ領域のみを記録
する。第2の磁気ヘッドは、トラッキング制御により記
録トラックのセンターに位置付けられ第2の磁気ヘッド
と後続する第1の磁気ヘッドのギャップセンターとの間
隔は上記の式で表されるので書き換えた後の記録トラッ
クは、書き換えなかったATF領域と整合し、書き換えた
後の記録トラックのセンターと、ATF信号から得られる
トラックセンターとが一致することになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は、既に記録したデータを書き替える所謂、ア
フターレコード時の動作を示し、101は記録トラック
列、102はトラッキング制御のための信号が記録された
領域、203A,203B,203C,203Dは回転磁気ヘッドのギャッ
プを示し、トレースの順序は、203A→203C→203B→203D
→203A……である。第1図bの第1の実施例に示すよう
に、再生用回転磁気ヘッド203C、203Dで再生してトラッ
キングサーボをかけながら、再生信号から90度分遅延し
たタイミングでデータ領域に相当する部分に記録用回転
磁気ヘッド203A、203Bで記録する。再生用回転磁気ヘッ
ドのギャップ203C、203Dはトラッキングサーボによって
記録トラックのセンターに位置付けられ、記録用磁気ヘ
ッドのギャップ203A、203Bはその左端が記録トラックの
左端と一致することになる。第1図cは、他の実施例を
示し、再生用回転磁気ヘッド203C、203Dで再生してトラ
ッキングサーボをかけながら記録兼再生用磁気ヘッド20
3A、203Bで再生してトラッキング制御信号領域の終端を
検出してデータ領域のみ記録するものである。以下、詳
細に説明する。
第2図は、磁気ヘッドを登載したドラムの構造を示す
側半面図、第3図、第4図は、磁気ヘッドを登載した回
転ドラムの構造を示す平面図、側面図である。201は固
定ドラム、202は回転ドラム203は回転ドラム202に固定
された磁気ヘッド、204,205はロータリートランス、206
は回転軸、207はモータ回転子であるマグネット、208は
モータ固定子コイル、209はモータ回転数を検出するた
めのコイルとロータ207の回転位相を検出するホール素
子及びモータ1回転に1個のパルス信号(以下タックパ
ルスと呼ぶ)を検出するためのホール素子が設けられた
検出基板、210は、固定ドラム201に磁気テープをヘリカ
ル状に巻きつけるためのリードである。回転ドラム202
は、回転軸206に固定されている。磁気ヘッド203a,203
b,203c,203dは、90度分割して配置されており、203aと2
03c、203bと203dはそれぞれ同一アジマスで±20度であ
る。テープ走行速度をμ(m/sec)、磁気ヘッド回転速
度(≒ドラム周速)をυ(m/sec)、ドラム回転数をn
(rpm)、リード角をα(度)、磁気ヘッドの分割角度
をβ(度)とすると、トラック角度θ(度)、磁気ヘッ
ドとテープの相対速度V、トラックピッチPは次式で表
される。
磁気ヘッド203c,203dは、回転ドラム202上にスペーサ
ー211をはさんで取り付けられており、各ヘッドの割り
出し角度は90度であるから磁気ヘッド203a,203bと、磁
気ヘッド203c,203dの段差が零のときは、磁気ヘッド203
c,204dは磁気ヘッド203a,203bの記録トラックに対して
半分のトラックピッチだけずれて走査することになる。
段差と走査トラックピッチずれとは、一対一に対応する
ので磁気ヘッド203c,203dを磁気ヘッド203a,203bに対し
て下方に磁気ヘッド203a,203bの走査ギャップ幅の半分
だけずらして取り付ければ磁気ヘッド203cのギャップの
センターと、これに先行して磁気ヘッド203aによって記
録されたトラックが次の記録ヘッドである磁気ヘッド20
3bでオーバーライトされるあとに残る記録トラックのセ
ンターとが一致することになり、次に記録する磁気ヘッ
ド203bのギャップセンターとの間隔は、磁気ヘッド203
a,203bのギャップ幅をW1、トラックピッチをPとすると
(W1+P)/2となる。第5図は磁気ヘッド203a,203b,20
3c,203dの走査トラック位置関係を表している。
第6図は、前記第1の実施例における装置のシステム
ブロック図である。図示しないホストのコンピュータと
は、SCSI 401(スモールサイズコンピューターシステム
インターフェース)で接続されている。記録時には、シ
ステムマイコン412で制御されるRAMコントローラ402
は、ホストから送られたデータを一旦RAM403に蓄え、再
度読みだして信号処理回路404は、誤り訂正回路405によ
り、誤り訂正符号を生成し、データ信号と誤り訂正符号
をRAM406に蓄える。ここで、誤り訂正符号は、従来のDA
Tと同様に、2重化リードソロモン符号である。つい
で、このデータ信号と誤り訂正符号及びサブコード処理
411で生成されたサブコードデータを記録フォーマット
に従って読みだし、所定の変調を施し、ATF発生回路408
で生成されたトラッキング用制御信号及び同期信号をマ
ルチプレクサー409で付加して記録増幅器410、ロータリ
ートランスを介して磁気ヘッド3A,3Bから磁気テープ413
に記録する。記録フォーマットは、第12図に示した従来
のDATの記録フォーマットに準じているものであり、PCM
信号領域にデータが記録され、サブコード領域には、ブ
ロックナンバー、フレームナンバーなどが記録される。
回転ドラム2は、回転数が検出されて速度制御されると
共に、タックパルスが基準の信号と同期するように位相
制御されてドラム制御回路433により一定速度に回転制
御され、テープ413もキャプスタン制御回路432で一定速
度で回転制御されるキャプスタンモータ434によって定
速走行駆動され、タックパルスを基準として磁気ヘッド
203a,203bにより記録される。この時、ベリファイ回路4
29は、磁気ヘッド203c,203dによって記録したデータを
直後に再生して正しく記録されているかどうかを検証す
る。検証の単位は、後述するブロックを単位として行な
われるが本発明とは直接関係しないので説明は省略す
る。
再生時には、磁気ヘッド203c,203dによってデータ信
号の両端に配置して記録されたトラッキング制御用のAT
F信号をもとにキャプスタンモータにフィードバックし
てトラッキングサーボを行ないながら信号を再生する。
再生信号は再生増幅器420で増幅され、波形等化回路421
で磁気ヘッド及び磁気テープの短波長領域における特性
劣化が補償された後、データストローブ回路422に入力
され、データとクロックが得られる。この信号から、同
期信号検出回路423、タイミング生成回路424、によって
同期信号の検出、タイミング信号が生成され、復調回路
425でデータの復調が行なわれ、信号処理回路426は、誤
り訂正回路427により、誤り検出訂正動作をおこない、
訂正されたデータ信号がRAM403に蓄えられたのち、SCSI
インターフェースを介してホストのコンピューターに送
られる。トラッキングサーボの動作は、従来のDATと同
様であるので詳細な説明は省略する。
第7図は、ブロックの構成を示し、本実施例では、2
トラックを1フレームとし、32フレームで1ブロックを
構成している。各ブロックの先頭の6トラックと、後部
の2トラックのデータ領域には、オールゼロが記録され
ている。これは、ブロック単位でアフレコや、繋ぎ記録
をした時に生じるブロック間での整合の乱れを吸収する
ためのギャップである。次に、既に記録したテープのあ
るブロックを書き換える場合について説明する。第8図
は、所望のブロックをサーチする時の動作説明図であ
り、テープ速度と、磁気ヘッド203c,203dの再生信号、
再生されたブロックナンバーを示している。サーチ動作
は、テープを高速で走行させながらもテープとヘッドの
相対速度は通常の再生時と等しくなるように制御されて
行われるが、本発明とは直接関連しないので説明は省略
する。所望のブロックの少なくとも一つ以上前のブロッ
クから再生動作に入り、目的のブロックの一つ前のブロ
ックに達するまでにトラッキングサーボの引き込み動作
が完了する。同期信号検出回路423は、磁気ヘッド203
C、203Dで再生して得られた信号から、例えばサブコー
ド領域のSUB−1の先頭を検出し、その検出信号をもと
に、タイミング生成回路424は、信号処理回路404が信号
処理回路426に対し、記録再生ヘッドの隔たりである90
度分、動作タイミングを遅延するように制御する。所望
のブロックに到達すると、図12に示した記録フォーマッ
トのATF領域のATF1のIBGの後端相当部で記録を開始し、
データ領域のみ重ね書きして書き替えられ、この時に
も、前述したベリファイ動作が行われる。トラッキング
制御は、磁気ヘッド203c,203dで行なわれ、記録してい
る間は、トラッキングエラー信号はホールドされてい
る。ドラムへのテープの巻き付け角度は90度であり、磁
気ヘッドの割り出し角度も90度であるから同時に2つの
磁気ヘッドがテープに当接することは極短時間であり、
クロストークは問題にはならない。各磁気ヘッドの走査
トラックは図5に示した通りであるから、例えば、磁気
ヘッド203cがトラッキング制御によってオントラックし
ている時、後続する磁気ヘッド203bのギャップエッジ
は、既に記録されている記録トラックのエッジと一致す
ることになり、書換後のデータ領域のトラックセンター
とATF信号から得られるトラックセンターとが一致する
ことになる。当該ブロックの最終トラックでは、磁気ヘ
ッドの走査トラック幅は、トラックピッチより大きいこ
とから、次の記録トラックを削ってしまうことになる
が、このトラックはギャップトラックであるので以後に
再生する場合にも支障とはならない。また最初に書き替
えるトラックでは、前の記録トラックの消し残しを生ず
ることもあるがギャップトラックであるので支障とはな
らないことは明らかである。
第9図は、本装置のロータリートランスの一実施例を
示し、上記したように磁気ヘッド203a,203bは記録専用
であり、磁気ヘッド203c,203dは再生専用であることか
ら、記録用磁気ヘッドをロータリートランスの1チャン
ネルについて直列に接続している。直径30mmのドラムの
なかに4チャンネルのロータリートランスを収納する
と、トランスでの伝達効率が低下し、再生信号のSN比が
劣化して再生信号品質を低下することになる。本実施例
によれば、ロータリートランスは、3チャンネルで済む
ために、ヘッド数の増加に伴うロータリートランスの伝
達効率の低下を最小限にすることができる。
第1図cに示した第2の実施例においては、磁気ヘッ
ド203a,203bの再生信号からタイミング生成回路424でデ
ータ領域の開始点を検出してデータ領域が書き換えられ
る。この場合は、書き換えたいトラック自体を再生しな
がら、データ領域の開始点を検出するので、領域のずれ
を低減できる効果がある。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本実施例によれば、既に記録した
部分にアフターレコードするに、トラッキング制御は再
生時の動作のままで、トラッキング制御信号の示すトラ
ックセンターと書き換えた記録トラックセンターとが一
致するようにデータ信号領域を書き換えることができる
ので、書き換えなかったトラッキング信号領域とトラッ
クが整合し、書き換えた後のデータも、複数ブロックに
またがって、データ信号の再生レベルの低下することな
く、正しく再生できる。また、アフターレコード時に
も、通常の記録時と同様ベリファイ動作を行えるので、
アフターレコード時の信頼性を向上させることができ
る。さらに、2対の磁気ヘッドをそれぞれ記録、再生専
用に使用する場合には、磁気ヘッドのギャップ長を各々
最適化することが可能となり、高品質の記録再生が行え
信頼性を向上できる。
また、記録(または録再兼用)ヘッドの後を再生ヘッ
ドがトレースするのでベリファイが可能であり、巻き付
け角とヘッドの角度間隔がともに90度であるのでクロス
トークを避けることができる。すなわち、記録動作とベ
リファイ動作がドラム回転に従って交互に行われ、ベリ
ファイ動作中に比較的大きな信号である記録信号が流れ
ることがない。このため、記録信号の干渉によりベリフ
ァイが妨害されることがない。
また、記録と再生をそれぞれ専用のヘッドで行う構成
とすることにより、おのおののヘッドやロータリートラ
ンスの構造の最適化が可能となる。
さらに、本発明では、ガードバンドを設けないアジマ
ス記録を行うが、アフレコの開始部分のトラックにおい
て以前の記録データの消し残しが生じたり、アフレコの
最後のトラックは次のトラックにかかって記録すること
になる。従って、これらの部分では正常な読み書きがで
きない。しかし、本発明によれば、ブロックを単位とし
てアフレコを行い、アフレコの開始部分のトラックと最
後のトラックを無効データであるギャップトラックとし
て有効なデータの記憶には使用しないので、部分的なア
フレコを行っても有効なデータはすべて正常に読み取れ
る。
さらに、記録と再生をそれぞれ専用のヘッドで行う構
成として、各々のヘッドのギャップ長を記録、再生に最
適なものとし、信頼性の高い記録、再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、アフターレコード時の動作説明図、第2図
は、ドラムの構造を示す側半断面図、第3図は、回転ド
ラムに登載された磁気ヘッドを示す平面図、第4図は第
3図の側面図、第5図は各磁気ヘッドのトラック走査説
明図、第6図は装置のシステムブロック図、第7図は、
ブロックの構成図、第8図は、アフターレコード時の動
作図、第9図は、ロータリートランスと磁気ヘッドの実
施例を示す結線図、第10図は、従来のDATのテープ走行
系経路図、第11図は、従来のDATの記録トラックパター
ン図、第12図は、従来のDATの記録フォーマット図であ
る。 101……磁気トラック 203a,203b,203c,203d……磁気ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三瓶 徹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−139318(JP,A) 特開 昭63−2107(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】角度間隔180度で回転ドラム上に配置され
    た互いにアジマス角度の異なる第1の一対の回転磁気ヘ
    ッドと、該第1の回転磁気ヘッドとほぼ直交して配置さ
    れ角度間隔180度で前記回転ドラム上に前記第1の一対
    の回転磁気ヘッドとは異なる平面に配置された互いにア
    ジマス角度の異なる第2の一対の回転磁気ヘッドとを備
    え、前記回転ドラムの周りに磁気テープをヘリカル状に
    ほぼ90度の角度に渡って巻回して走行させ、前記第1の
    一対の回転磁気ヘッドはトラックピッチより広い記録ギ
    ャップ幅を備え、順次磁気テープを斜めに走査して、ガ
    ードバンドを設けずにアジマス記録を行って傾斜トラッ
    クを形成し、前記傾斜トラック上に、少なくともデータ
    信号と再生時のトラッキング制御のためのトラッキング
    制御信号とをそれぞれエリア分割して記録形成し、新た
    に磁気テープに記録する際には、前記第1の一対の回転
    磁気ヘッドでデータ信号とトラッキング制御信号を記録
    し、前記第2の一対の回転磁気ヘッドにより記録直後の
    傾斜トラックを順次再生するベリファイ機能を有するヘ
    リカルスキャン方式磁気テープ装置において、 前記第1、第2の一対の回転磁気ヘッドは、それぞれ記
    録用、再生用であり、 前記第2の一対の回転磁気ヘッドは、前記第1の一対の
    回転磁気ヘッドの前記回転ドラムへの取付け平面に対し
    て、前記第2の一対の回転磁気ヘッドの再生ギャップ幅
    の2分の1下方の平面に取り付けられ、 前記トラッキング制御信号を書き換えずにデータ信号の
    部分を書き換えるアフレコ機能を有し、且つ複数の傾斜
    トラックを単位として1ブロックを構成し、このブロッ
    クを単位として記録データの読み出し、書き込みを行
    い、その構成するブロックの先頭と後部のデータ信号は
    無効なデータとせしめる信号処理手段を備えたことを特
    徴とするヘリカルスキャン方式磁気テープ記憶装置。
  2. 【請求項2】前記第1の一対の回転磁気ヘッドと、前記
    第2の一対の回転磁気ヘッドとのヘッドギャップ長を異
    ならしめたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のヘリカルスキャン方式磁気テープ記憶装置。
  3. 【請求項3】角度間隔180度で回転ドラム上に配置され
    た互いにアジマス角度の異なる第1の一対の回転磁気ヘ
    ッドと、該第1の回転磁気ヘッドとほぼ直交して配置さ
    れ角度間隔180度で前記回転ドラム上に前記第1の一対
    の回転磁気ヘッドとは異なる平面に配置された互いにア
    ジマス角度の異なる第2の一対の回転磁気ヘッドとを備
    え、前記回転ドラムの周りに磁気テープをヘリカル状に
    ほぼ90度の角度に渡って巻回して走行させ、前記第1の
    一対の回転磁気ヘッドはトラックピッチより広い記録ギ
    ャップ幅を備え、順次磁気テープを斜めに走査して、ガ
    ードバンドを設けずにアジマス記録を行って傾斜トラッ
    クを形成し、前記傾斜トラック上に、少なくともデータ
    信号と再生時のトラッキング制御のためのトラッキング
    制御信号とをそれぞれエリア分割して記録形成し、新た
    に磁気テープに記録する際には、前記第1の一対の回転
    磁気ヘッドでデータ信号とトラッキング制御信号を記録
    し、前記第2の一対の回転磁気ヘッドにより記録直後の
    傾斜トラックを順次再生するベリファイ機能と、前記ト
    ラッキング制御信号を書き換えずにデータ信号の部分を
    書き換えるアフレコ機能とを有するヘリカルスキャン方
    式磁気テープ装置において、 前記第1の一対の回転磁気ヘッドは、記録再生兼用であ
    り、前記第2の一対の回転磁気ヘッドは、再生用であ
    り、 前記第2の一対の回転磁気ヘッドは、前記第1の一対の
    回転磁気ヘッドの前記回転ドラムへの取り付け平面に対
    して、前記第2の一対の回転磁気ヘッドの再生ギャップ
    幅の2分の1下方の平面に取り付けられ、 前記トラッキング制御信号を書き換えずにデータ信号の
    部分を書き換えるアフレコ機能を有し、且つ複数の傾斜
    トラックを単位として1ブロックを構成し、このブロッ
    クを単位として記録データの読み出し、書き込みを行う
    信号処理手段を備えたことを特徴とするヘリカルスキャ
    ン方式磁気テープ記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58139318A (ja) * 1982-02-12 1983-08-18 Hitachi Ltd 磁気記憶装置
JPS632107A (ja) * 1986-06-20 1988-01-07 Sanyo Electric Co Ltd 回転ヘツド形pcm記録再生装置

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