JP2539210Y2 - 音場再生装置 - Google Patents

音場再生装置

Info

Publication number
JP2539210Y2
JP2539210Y2 JP5054890U JP5054890U JP2539210Y2 JP 2539210 Y2 JP2539210 Y2 JP 2539210Y2 JP 5054890 U JP5054890 U JP 5054890U JP 5054890 U JP5054890 U JP 5054890U JP 2539210 Y2 JP2539210 Y2 JP 2539210Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
output
adjusting means
level
level adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5054890U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0410500U (ja
Inventor
宏 久米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Onkyo Corp
Original Assignee
Onkyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Onkyo Corp filed Critical Onkyo Corp
Priority to JP5054890U priority Critical patent/JP2539210Y2/ja
Publication of JPH0410500U publication Critical patent/JPH0410500U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2539210Y2 publication Critical patent/JP2539210Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はデジタルシグナルプロセッサ等を使用した
音場再生装置の改良に関し、特に入力信号の調整の改良
に関する。
[従来の技術] 従来アナログ信号をデジタル信号に変換し、当該デジ
タル信号をデジタル信号処理手段(デジタルシグナルプ
ロセッサ:以下DSPと記す)により所望の信号処理を行
い、その後アナログ信号に変換してスピーカを駆動する
方式の音場再生手段が採用されている。
この種の再生装置を第3図について説明すると、図に
おいて、01はアナログ信号入力端、02は入力レベル調整
手段、03はアナログ−デジタル変換手段(以下ADCと記
す)、04はDSP、05はデジタル−アナログ変換手段(以
下DACと記す)、06はアナログ出力端である。又、07はA
DC03への入力レベルを表示するレベルメータである。
入力端01に入力されたアナログ信号はレベル調整手段
02によりADC03が正常に動作するために決められたレベ
ルに調整された後、ADC03に入力されアナログ信号がデ
ジタル信号に変換される。当該デジタル信号はDSP04に
入力され必要な信号処理される。当該信号処理されたデ
ジタル信号はDAC05によりデジタル信号からアナログ信
号に変換されて出力端06に出力される。出力されたアナ
ログ信号は図示しないが増幅回路を介して必要な信号レ
ベルまで増幅された後スピーカ装置を駆動する。
前記レベル調整手段02は、ADC03に過大入力が供給さ
れたときにオーバーフローが発生し、過少入力が供給さ
れた場合は量子化ノイズが増大するために、アナログ信
号レベルがADCが正常に動作する入力レベル範囲内に調
整するために備えてある。
[考案が解決しようとする問題点] 前述のように、ADCへの入力レベルを調整する必要が
あり、入力信号のレベルは入力端に接続されたソース機
器、例えばテープレコーダ、チューナー、コンパクトデ
ィスクプレーヤによよっても異なるし、又同一機器から
の信号であってもプログラムソース(音楽のジャンル)
によっても異なるため、その都度レベルメータを監視し
てレベル調整手段を調整しなければならない煩わしさが
ある。
このような煩わしさを解決する手段として第4図に示
す音場再生装置が提案されている。
図において01はアナログ信号入力端、03はADC、04はD
SP、05はDAC、06はアナログ出力端であり第3図と同様
の動作を行う。
又、08は中央演算手段(以下CPUと記す)、02′は入
力レベル調整手段、09は前記CPU08のコントロール信号
のもとで前記レベル調整手段02′を駆動するモーターで
ある。当該装置においては、信号レベルがDSP04で検出
され、これに対応して出力される信号レベル情報に基づ
いてCPU08がモーターコントロール信号を出力し、当該
モーター09の駆動によりレベル調整手段02′である可変
抵抗器の摺動片を摺動することにより減衰量を変化して
入力レベル調整を行う。そして当該装置においては、DS
P04で検出される入力レベルが大きい場合は可変抵抗器0
2′の減衰量を大きくしてADC03への入力レベルを調整
し、検出レベルが小さいときには減衰量を小さくしてAD
C03への入力レベルを調整する。従って、入力信号のレ
ベルに応じて自動的にレベル調整が行われるので第3図
の装置のような煩わしさを解消することができる。とこ
ろが、当該調整手段においては、同一のソースであって
も音楽プログラム中にレベルの高い部分があればレベル
を減少する方向に動作し、レベルが低い部分があればレ
ベルを増加する方向に動作するので、同一プログラム中
におけるレベルのリニアリティーが損なわれる問題があ
る。
[問題を解決するための手段] この考案は、アナログ信号入力端と、当該入力端に接
続さた入力レベル調整手段と、当該入力レベル調整手段
に接続されたアナログ−デジタル変換手段と、当該アナ
ログ−デジタル変換手段に接続されたデジタル信号処理
手段と、当該デジタル信号処理手段に接続されたデジタ
ル−アナログ変換手段と、当該デジタル−アナログ変換
手段に接続され、前記入力レベル調整手段の出入力特性
と逆の出入力特性を有する出力レベル調整手段と、当該
出力レベル調整手段に接続されたアナログ信号出力端
と、前記デジタル信号処理手段で検出され、出力として
得られる信号レベル情報により前記入力レベル調整手段
及び出力レベル調整手段をコントロールする中央演算手
段を具備する音場再生装置である。
[作用] アナログ信号入力端に供給されるアナログ信号は入力
調整手段によりADC入力として適当はレベルに調整さ
れ、アナログ−デジタル変換手段によりデジタル信号に
変換され、デジタル信号処理手段により所望の信号処理
がなされ、デジタル−アナログ変換手段によりアナログ
信号に変換され、、出力レベル調整手段により、前記入
力レベル調整手段による調整と逆の調整がなされ、アナ
ログ信号出力端にアナログ信号として出力される。
又、DSPのレベル信号情報によりCPUが前記入力レベル
調整手段及び出力レベル調整手段をコントロールし、入
力レベル調整手段によるレベル変化量を出力レベル調整
手段によって補完するように動作させる。
[実施例] 以下、この考案を第1図に示す実施例に付いて説明す
る。
第1図において、1はアナログ信号入力端、2は入力
レベル調整手段、3はADC、4はDSP、05はDAC、6はア
ナログ出力端、7は出力レベル調整手段、8はCPUであ
る。前記入力レベル調整手段2と出力レベル調整手段7
のそれぞれの入出力特性(ゲイン特性)は相互に補完す
る特性を有する。すなわち、入力調整手段のゲインをβ
(β≦1:減衰特性)とした場合は、出力調整手段にゲイ
ンを1/β(増幅特性)とする。あるいはその逆に入力レ
ベル調整手段のゲインをβ(β≧1:増幅特性)とした場
合は、出力レベル調整手段にゲインを1/β(減衰特性)
とする。以下、β≦1の場合について説明する。又、前
記入力レベル調整手段2及び出力レベル調整手段7はそ
れぞれCPU8のコントロール信号によりゲインが調整され
る。
上記構成において、入力端1に入力されたアナログ信
号は入力レベル調整手段2を介してADC3に入力されアナ
ログ信号がデジタル信号に変換される。当該デジタル信
号はDSP4に入力され必要な信号処理をする。当該信号処
理されたデジタル信号はDAC5によりデジタル信号からア
ナログ信号に変換されて出力レベル調整手段7を介して
出力端6に出力される。出力されたアナログ信号は図示
しないが増幅回路を介して必要な信号レベルまで増幅さ
れた後スピーカ装置を駆動する。
DSP4は信号レベルに対応して出力される信号レベル情
報を出力し、当該情報はCPU8内において処理され前記入
力レベル調整手段2及び出力レベル調整手段7のゲイン
を調整するコントロール信号を出力する。入力レベル調
整手段2は当該コントロール信号に基づいてADC3に過大
信号及び過少信号が入力しないようにゲインを調整す
る。一方出力レベル調整手段7は前記コントロール信号
に基づいてゲインを調整するのであるが、当該ゲイン特
性は前記入力レベル調整手段2によるゲインを補完する
特性を有する。すなわち、入力レベル調整手段2が前記
CPU8のコントロールによりゲインがβ(減衰)に設定さ
れた場合、減衰量βを補完するために、ゲイン1/βに設
定され、増幅量1/βを得る。従って、入力端1レベルと
出力端6レベルとは、入力レベル調整手段2による調整
量にかかわらず比例関係を維持する。
第2図は入力レベル調整手段2と、出力レベル調整手
段7の具体的構成を示し、入力レベル調整手段2は可変
抵抗器21と当該可変抵抗器21と接地間に接続された抵抗
器22により構成され、出力レベル調整手段7は増幅回路
73と、当該増幅回路の帰還ループに接続された可変抵抗
器71と、当該可変抵抗器71と接地間に接続された抵抗器
72により構成される。前記各可変抵抗器21、71はそれぞ
れ回動軸がCPU8によりコントロールされるモーター9に
より駆動される。そして、可変抵抗器21抵抗値R1と当該
可変抵抗器21の抵抗値R2及び可変抵抗器71の抵抗値R3
抵抗器72の抵抗値をR4をR1:R2=R3:R4になるように抵
抗値及び可変抵抗器の入出力特性を選定すれば、入力レ
ベル調整手段と出力レベル調整手段の入出力特性(ゲイ
ン)を逆数関係に設定できる。
[考案の効果] 以上に説明したこの考案によれば、入力レベル調整手
段により入力レベルが調整された量を出力レベル調整手
段により補完する構成であるので、 入出力信号のレベルが入力レベル調整手段の動作に関
わらず比例関係を維持するので、入出力のリニアリティ
ーが維持できると共に、ソース機器の切換、プログラム
ソースの変化において自動的に最適なADCへの入力が設
定できるという利点を有している。
尚、前述のように入力レベル調整手段が増幅特性を有
するように構成した場合は、出力レベル調整手段に減衰
特性を有するように構成すれば良い。又、各調整手段は
図示した可変抵抗器によるものでなく電子式ボリューム
を使用したものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案実施例のブロック図、第2図はこの考
案の具体例を示すブロック図、第3図及び第4図はそれ
ぞれ従来例のブロック図である。 1:アナログ信号入力端 2:入力レベル調整手段 3:アナログ−デジタル変換手段 4:デジタル信号処理手段 5:デジタル−アナログ変換手段 6:アナログ信号出力端 7:出力レベル調整手段 8:中央演算手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ信号入力端(1)と、当該入力端
    (1)に接続された入力レベル調整手段(2)と、当該
    入力レベル調整手段(2)に接続されたアナログ−デジ
    タル変換手段(3)と、当該アナログ−デジタル変換手
    段(3)に接続されたデジタル信号処理手段(4)と、
    当該デジタル信号処理手段(4)に接続されたデジタル
    −アナログ変換手段(5)と、当該デジタル−アナログ
    変換手段(5)に接続され、前記入力レベル調整手段
    (2)の出入力特性と逆の出入力特性を有する出力レベ
    ル調整手段(7)と、当該出力レベル調整手段(7)に
    接続されたアナログ信号出力端(6)と、前記デジタル
    信号処理手段(4)より出力される信号レベル情報によ
    り前記入力レベル調整手段(2)及び出力レベル調整手
    段(7)をコントロールする中央演算手段(8)を具備
    することを特徴とする音場再生装置
JP5054890U 1990-05-14 1990-05-14 音場再生装置 Expired - Lifetime JP2539210Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5054890U JP2539210Y2 (ja) 1990-05-14 1990-05-14 音場再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5054890U JP2539210Y2 (ja) 1990-05-14 1990-05-14 音場再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0410500U JPH0410500U (ja) 1992-01-29
JP2539210Y2 true JP2539210Y2 (ja) 1997-06-25

Family

ID=31569191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5054890U Expired - Lifetime JP2539210Y2 (ja) 1990-05-14 1990-05-14 音場再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2539210Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575023Y2 (ja) * 1979-07-28 1982-01-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0410500U (ja) 1992-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5666426A (en) Automatic volume control to compensate for ambient noise variations
JP2539210Y2 (ja) 音場再生装置
US4337445A (en) Compander circuit which produces variable pre-emphasis and de-emphasis
EP0497587B1 (en) Signal recording-reproducing apparatus
JP2820676B2 (ja) 信号処理のための光ディスクのプリアンプ
US5157396A (en) D/a conversion apparatus
JPS63309011A (ja) ディジィタル・グラフィック・イコライザ
JPH04246905A (ja) 再生装置
JP3084547B2 (ja) デジタル記録装置の録音レベル制御装置
JPH09148862A (ja) オートゲインコントロール装置およびレベル表示装置
JP2907847B2 (ja) 音量制御回路
JP3247526B2 (ja) オーディオ信号のレベル調整装置
KR950007308B1 (ko) 테이프의 음성 신호 보상회로
JPH07235850A (ja) オーディオ装置
JPS61292409A (ja) 音量制御装置
JPH07105679B2 (ja) オーディオ装置
JP3027852B2 (ja) 自動調整機能付対数増幅器
JP2733983B2 (ja) 記録信号レベル設定回路
JP3204403B2 (ja) デイジタル信号処理回路
GB2068197A (en) Noise reduction circtuits
JPH04247365A (ja) 記録装置
JPS5813008A (ja) 音声信号制御回路
JPH0993063A (ja) オートゲインコントロール回路
JP3322555B2 (ja) 電子ボリューム回路
JPH04196705A (ja) ディジタルオーディオ装置