JP2538089Y2 - うちわ - Google Patents

うちわ

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JP2538089Y2
JP2538089Y2 JP1993056639U JP5663993U JP2538089Y2 JP 2538089 Y2 JP2538089 Y2 JP 2538089Y2 JP 1993056639 U JP1993056639 U JP 1993056639U JP 5663993 U JP5663993 U JP 5663993U JP 2538089 Y2 JP2538089 Y2 JP 2538089Y2
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JP
Japan
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fan
handle
hole
piece
connecting piece
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JP1993056639U
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English (en)
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JPH0724112U (ja
Inventor
清 内田
Original Assignee
内田紙工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は扇部の一側に柄部を回
転可能に設けてなるうちわに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、うちわは、柄部に連設した細骨部
分に紙、プラスチックシート等を層着した構造や、扇部
の一側に柄の先端を固着した構造とされ、扇部の一側に
柄部が突出したものが一般的である。
【0003】又、扇部の一側に柄部の先端を回転可能に
連結して、使用しない時には柄部を扇部の側縁に沿うよ
うに折畳可能としたうちわが知られている(実開昭63
−31818号公報)。
【0004】
【考案により解決すべき課題】前記の従来のうちわにお
いて、扇部の一側に柄部が突出したものは、鞄や袋に収
容する際に柄部が邪魔になり、取扱いや持運びに不便が
ある問題点があった。
【0005】扇部の一側に柄部の先端を回転可能に連結
したものは、上記の不便を解決できるものであったが、
扇部と柄部の連結部が常時回転可能で、うちわとして使
用している際にも扇部が回転して、使い難い問題点があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は前記の問題点
に鑑みてなされたもので、柄部を扇部側に回転可能とし
て、取扱いや持運びに便利とし、かつ、柄部の回転が所
定の位置で停止できるようにしたうちわを提供すること
を目的としている。
【0007】即ちこの考案は、扇部の一側に柄部を回転
可能に設けてなるうちわにおいて、前記柄部は握り部に
連結片が連設された本体と、前記連結片に重合状態で係
合され係合片とで構成され、前記連結片と係合片の重
合部間に前記扇部の一側が挟着してあり、前記連結片
は、扇部の一側に形成した円形透孔の孔縁に沿う、平面
弧状の突片が所定の間隔で複数個設けてあり、該弧状の
突片が前記円形透孔を通して係合片に係止していると共
に、前記円形透孔の孔縁部に形成した複数の孔と、前記
連結片と係合片の間の連結片側に設けた突部とが夫々
止可能としてあることを特徴とするうちわである。
【0008】
【作用】この考案のうちわによれば、柄部を回転させ
て、柄部が突出しない状態とできるのに加えて、扇部に
形成した複数の孔の何れかに、連結片と係合片の間に設
けた突部を係止させて、柄部の回転を停止させた状態に
することができる。
【0009】
【実施例】以下この考案を実施例に基づいて説明する。
【0010】図1は実施例のうちわを分解して示した図
で、扇部1と柄部2の2部材で構成してある。扇部1
は、紙板の表裏にプラスチックフィルムをラミネートし
てなる板体や、厚紙、プラスチック板などで所定の形状
とされたもので、一側に張出し部3が設けられ、該張出
し部3に円形透孔4が形成してあり、該円形透孔4の孔
縁部に丸孔5、5が同一の円周上に穿設してある。
【0011】柄部2はプラスチック成形品でなり、握り
部6に環状の連結片7を連設した本体8と、前記連結片
7と重合して係合可能とした環状の係合片9とで構成し
てある。
【0012】環状とした前記連結片7の内側縁には、前
記円形透孔4の孔縁に沿う、平面弧状とした突片10、
10が、3個、120度間隔で突設してある。突片10
は図2に示したように、先端外側にフック11が形成し
てある。係合片9は内側縁に、前記突片10、10と対
応させて切欠部12、12が設けられ、該切欠部12内
に、図2に示したようにフック11と係合する段部13
が形成してある。
【0013】前記連結片7は、更に、前記丸孔5と対向
するように、半球状突部14が1個突設してある。この
半球状突部14は扇部1の厚さより高くしてあり、図3
に示したように、丸孔5を通して、係合片9に設けた半
球状穴15内に嵌まるようにしてある。
【0014】上記実施例は組立式になっているので、扇
部1の円形透孔4を挾んで、柄部2の連結片7と係合片
9を対向させ、連結片7の突片10、10を円形透孔を
通して、係合片9の切欠部12に形成した段部13に係
止させるようにしてうちわが完成する。
【0015】柄部2は、図4中の矢示16のように回転
可能である。柄部2の回転は、連結片7の突片10、1
0が扇部1の円形透孔4の孔縁に案内されるようにして
行なわれる。
【0016】柄部2の回転に際し、半球状突部14は、
扇部1の丸孔5の孔縁部上に乗り上げ、滑るように移動
し(連結片7の一部が図3の矢示17の方向に拡開す
る)、半球状突部14が扇部1側の丸孔5に一致した所
で、半球状突部14は丸孔5を通して、係合片9の半球
状穴15内に嵌まり、柄部2の回転を一旦停止させる。
【0017】実施例で設けた3個の丸孔5、5は、図4
に示した柄部2が、2a、2b、2cの位置と対応させ
てあるもので、柄部2を2aの位置とすると通常のうち
わとして使用することができる。前記半球状突部14は
丸孔5に係合した状態で、柄部2の回転を停止させた状
態を維持するので、うちわとしての機能が損われるおそ
れが無い。
【0018】一方、柄部2を2b又は2cの位置とする
と、柄部2は扇部1内に収まった状態となり突出した部
分が無くなり、袋や鞄などにも収容し易くできる。この
場合も、半球状突部14が丸孔5に係合して柄部2の回
転を停止させた状態が維持され、袋や鞄などに収容中、
柄部2が回転して扇部1の外側に突出するようなことが
無い。
【0019】以上、実施例について説明したが、半球状
突部14は2個以上とし、これと対応して丸孔5の数を
増すこともできる。又平面弧状の突片10も3個に限ら
れるものでは無く、2個又は4個以上とすることもでき
るものであり、円筒状の突片とすることも可能である。
【0020】又、連結片7および係合片9の中心に形成
された空所18(図4参照)は、発音装置等の付加機能
部材の装着部として利用することができる。
【0021】
【考案の効果】以上に説明したように、この考案によれ
ば、柄部の回転を所定の位置で停止できるようにしたの
で、うちわの使用時に柄部が回転したり、不使用時に柄
部が突出したりすることがないから取扱いや持運びに便
利であり、かつうちわとしての機能も確実に発揮できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の分解斜視図である。
【図2】同じく実施例の連結片と係合片の重合部の図
で、(a)は分解した拡大断面図、(b)は拡大断面図
である。
【図3】同じく実施例の半球状突部と半球状穴の部分の
拡大断面図である。
【図4】同じく実施例の平面図である。
【符号の説明】
1 扇部 2 柄部 3 張出し部 4 円形透孔 5 丸孔 6 握り部 7 連結片 8 本体 9 係合片 10 突片 11 フック 12 切欠部 13 段部 14 半球状突部 15 半球状穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扇部の一側に柄部を回転可能に設けてな
    るうちわにおいて、前記柄部は握り部に連結片が連設さ
    れた本体と、前記連結片に重合状態で係合され係合片
    とで構成され、前記連結片と係合片の重合部間に前記扇
    部の一側が挟着してあり、前記連結片は、扇部の一側に
    形成した円形透孔の孔縁に沿う、平面弧状の突片が所定
    の間隔で複数個設けてあり、該弧状の突片が前記円形透
    孔を通して係合片に係止していると共に、前記円形透孔
    の孔縁部に形成した複数の孔と、前記連結片と係合片の
    の連結片側に設けた突部とが夫々係止可能としてある
    ことを特徴とするうちわ。
JP1993056639U 1993-10-20 1993-10-20 うちわ Expired - Lifetime JP2538089Y2 (ja)

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JPH0724112U JPH0724112U (ja) 1995-05-09
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