JP2538008Y2 - 充電器の停電保護回路 - Google Patents

充電器の停電保護回路

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JP2538008Y2
JP2538008Y2 JP1990107923U JP10792390U JP2538008Y2 JP 2538008 Y2 JP2538008 Y2 JP 2538008Y2 JP 1990107923 U JP1990107923 U JP 1990107923U JP 10792390 U JP10792390 U JP 10792390U JP 2538008 Y2 JP2538008 Y2 JP 2538008Y2
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battery
charging
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power
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静夫 森岡
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、特に電池駆動の電子機器に用いて好適な
充電器の停電保護回路に関する。
(従来の技術) 最近、パーソナルコンピュータの分野では、従来のデ
ィスクトップタイプのものに代わって、小形、軽量、携
帯に便利なラップトップと称されるタイプが出現し、頻
繁に使用されるようになった。この種パーソナルコンピ
ュータはその特質上、電池により駆動されることが多
く、AC電源とバッテリとを組合わせ、充電器を介して充
電することにより長寿命化をはかっている。
従来、マイコン(マイクロコンピュータ)で充電を制
御している充電器は、第3図に示すように、マイコン
(μ−Com)を動作させる電源は電池(B)を充電する
電源のみから供給されていた。例えば電力の供給が何ら
かの原因(例えば停電など)でストップするとマイコン
(μ−Com)には電力が供給されなくなる。次に電力供
給が再開されると、マイコン(μ−Com)は初期状態か
ら充電を開始する。
一般にニッカド電池では電池の特性上、充電開始から
ある一定時間は満充電を検知しないようになっている
(一定時間無条件で充電される)。従って、満充電近く
で上記のような停電(特に瞬停)が発生した後、充電が
再開されると、電池(B)は過充電されることになる。
(考案が解決しようとする課題) 上述したように従来例に従えば以下に列挙する欠点が
あった。
(1)電池の寿命が短くなる。
(2)液漏れなどが発生し易くなる。
(3)放電電圧が低くなり電力効率が下がる。
(4)充電時間が長くなる。
(5)充電に要する電力が多くなる (充電効率が下がる)。
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、電
池充電中に瞬停等停電が発生しても過充電になるこくな
く、適切に満充電を検知する充電器の停電保護回路を提
供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、マイコンを使用して充電を制御する充電器
において、電池を充電する電力供給源から電力供給がな
くなったことを検知する第1の回路段と、電池を充電す
るた電力供給源からマイコンに電力を供給する第2の回
路手段と、電池を充電する電力供給源から電力供給がな
くなっても連続してマイコンに対し電力を供給するため
に上記充電された電池から電力を供給する第3の回路手
段と、電力供給が再開されたときに適切に充電を継続す
るための制御手段とを具備することを特徴とする。第1
の回路手段は、充電電流もしくは電力供給源の電圧があ
る値以下になったことを検知することにより実現し、第
3の回路手段は、電池を充電する電力供給源と充電され
る電池とをダイオードオアすることにより、マイコンに
電力を連続して供給する。
(作用) 本考案は、電池を正常に充電中、瞬停等により電力供
給ができなくなった場合、マイコンへ電力を供給するの
を電池に切替える。これは電池と電源の電圧差によりダ
イオードスイッチで実現する。また、このときの電池へ
の充電電流の減少を検出してマイコンへ知らせ、マイコ
ンによって過充電を制御する。このことにより、電池寿
命を長くするとともに信頼性の向上がはかれる。
(実施例) 以下、図面を使用して本考案実施例について詳細に説
明する。第1図は本考案の実施例を示す図である。図に
おいて、符号1は電源であり、充電器に電力を供給す
る。符号2は電流検知器であり、充電電流を検知してそ
の値をマイコン(μ−Com)7に送る。符号3乃至符号
7は充電器を構成するもので、符号3は電流調整器であ
り、マイコン(μ−Com)7の指示により充電電流を調
整する。符号4はダイオードであり、電池から電源への
逆流電流を阻止する。符号5はダイオードであり、電源
からマイコン(μ−Com)7へ電力を供給する。符号6
もダイオードであり、電池8から電力を供給する。符号
7はマイコン(マイクロコンピュータ;μ−Com)であ
り、充電を制御する。符号8は充電可能な電池であり、
上述した充電器によって充電される。
第2図は本考案実施例の動作を示すフローチャートで
あり、具体的にはマイコン(μ−Com)7によるソフト
ウェアの処理手順を示す。
以下、本考案実施例の動作について詳細に説明する。
まず、正常に電池8を充電中に電源1が停電などにより
電力の供給ができなくなった場合、マイコン(μ−Co
m)7へ電源を供給するのは、正常時は電源1であった
ものが電池8に切り替わる。つまり、正常時は、電源1
の電圧は電池8の電圧より高い(高くなければ電池8に
充電できない)ので、ダイオード5はON、ダイオード6
はOFF状態である。従ってマイコン(μ−Com)7へはダ
イオード5を通して電源1より電力が供給される。とこ
ろが停電などにより電力供給ができなくなると、電源1
の電源電圧は電池8の電圧より低くなるから、ダイオー
ド5はOFF、ダイオード6はON状態になり、マイコン
(μ−Com)7へ電力は、電池8から供給されることに
なる。
一方、電源1の電源電圧が低下すると、電池8への充
電電流は減少する。これを電流検知器2が検知してこの
情報をマイコン(μ−Com)7に知らせる。マイコン
(μ−Com)7は、電力供給再開に備えて、過充電にな
らないように適切な動作をする。
この動作例を第2図に示す。即ち、本考案では、電池
8に電力を供給する電源1の充電電流を電流検出器2で
検出し、適正充電状態であるか否かを判断し(ステップ
21)、適正充電状態であるとき、停電回復による充電再
開状態であれば(ステップ22)、上記検出電流に従う満
充電検知のパラメータの変更有無を判断し(ステップ2
3)、パラメータの変更を必要とするときは満充電検知
のパラメータを変更する(ステップ24)。この満充電検
知のパラメータに従う満充電検知により充電動作を制御
する(ステップ25,26)。これにより電力供給再開時に
於ける過充電を防いで適切な充電動作を継続できる。
このように本考案の実施例では、電池8に電力を供給
する電源1の充電電流を検出する電流検出器2と、この
電流検出器2の検出電流に従い充電電流を調整する電流
調整器(マイコン7によって制御される)3と、電池8
から電源1に逆流する電流を阻止するダイオード4と、
電源1と電池8からのマイコン7への電力供給を切り替
えるダイオード5,6と、充電を全て制御するマイコン7
とを備えて、電池8の充電を適切に行うことができる。
[考案の効果] 以上説明のように本考案によれば、電池寿命を長くで
きるとともに、上述した従来技術の各問題点を解決で
き、装置全体の信頼性の向上をはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す図、第2図は本考案実施
例の動作を説明するフローチャート、第3図は従来例の
構成を示す図である。 1……電源、2……電流検出器、3……電流調整器、4,
5,6……ダイオード、7……マイクロコンピュータ(マ
イコン;μ−Com)、8……電池。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロコンピュータを使用して電池への
    充電を制御する充電器において、 電池を充電する電力供給源から電力供給がなくなったこ
    とを検知する第1の回路手段と、 電池を充電する電力供給源から上記マイクロコンピュー
    タに電力を供給する第2の回路手段と、 電池を充電する電力供給源から電力供給がなくなっても
    連続して上記マイクロコンピュータに対し電力を供給す
    るために上記充電された電池から電力を供給する第3の
    回路手段とを備え、 上記マイクロコンピュータは、上記第1の回路手段で検
    知された検知結果に従って上記満充電検知のパラメータ
    を変更するか否かを判断し、その判断結果に従い上記満
    充電検知のパラメータを変更し、上記パラメータに従い
    充電制御を行なうことを特徴とする充電器の停電保護回
    路。
  2. 【請求項2】上記第1の回路手段は、充電電流もしくは
    電力供給の電圧がある値以下になったことを検知する請
    求項(1)記載の充電器の保護回路。
  3. 【請求項3】上記第3の回路手段は、電池を充電する電
    力供給源と充電される電池とをダイオードオアすること
    により、マイクロコンピュータに電力を連続して供給す
    ることを特徴とする請求項(1)記載の充電器の保護回
    路。
  4. 【請求項4】充電対象電池としてニッカド電池を使用す
    ることを特徴とする請求項(1)記載の充電器の保護回
    路。
JP1990107923U 1990-10-17 1990-10-17 充電器の停電保護回路 Expired - Lifetime JP2538008Y2 (ja)

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