JP2537134B2 - 成形品へ与える温度影響を小さくしたホットチップ - Google Patents

成形品へ与える温度影響を小さくしたホットチップ

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックの射出成
形において高温の樹脂通路が低温の成形金型に接する部
分を構成するホットチップに関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック射出成形の工程では、樹脂
が充分流動可能な状態に加熱される樹脂通路を通り、低
温に保持された金型に流し込まれて冷却固化されること
により成形される。上記高温の樹脂通路を形成する部分
と低温の金型とは樹脂が洩れない程度に接触している。
したがって、高温の樹脂通路を形成する部分の近傍の金
型部分の温度は上昇する一方、その付近の樹脂通路部分
の温度は下がる。このため、金型部分に接触している樹
脂通路を形成する部分の温度は不安定となり、成形上好
ましくない状態となる。従来はこの移行部分は成形品か
ら除外するか、またはこの移行部分に起因する品質低下
はやむを得ないものとして是認してきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、プラスチ
ック成形品の品質低下の原因となる温度移行部分の影響
を極力抑えることが課題となっていた。本発明の目的
は、高温の樹脂通路から低温の金型に移行する温度変化
部分を可能な限り微少区間にして、金型の成形品面まで
高温の樹脂通路を形成することにより、プラスチック成
形品の品質低下を防止できるホットチップを提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるホットチップは、樹脂が溶融流動するに
充分な高温度に保たれた樹脂通路を有し、先端部分は前
記樹脂通路とともに徐々に細くなるような形状であり
型の空洞部に接続され、前記樹脂通路内の樹脂を前記金
型内に注入するジャケット部と、一定の間隙を持って前
記ジャケット部の先端付近の周囲を覆い、先端から離れ
た位置で前記ジャケット部に固定されるアイソレーショ
ンジャケットとからなり、前記アイソレーションジャケ
ットの先端と前記金型の壁に一定の間隙を持つように前
記ジャケットを前記金型に固着してホットチップを前
記金型に接続するように構成されている。
【0005】
【作用】上記構成によれば、金型の低温部分は樹脂の洩
れがない程度の間隙でアイソレーションジャケットに対
面するとともにジャケットの先端部とアイソレーション
ジャケットも一定の間隙を持って対面するとともに一部
が接触固定されている構成であるので、高温のジャケッ
ト部よりアイソレーションジャケットへの熱の伝達が小
さくなり低温の金型部分が加熱されず高温の樹脂通路が
金型部分により冷却されることはない。そのため成形時
の無駄な樹脂部分を省くことができ、高品質の成形品を
得ることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は、本発明によるホットチップの実施例
を示す縦断面図である。本図は、ジャケット部2とアイ
ソレーションジャケット3からなるホットチップが金型
9に接続されている状態を示している。ジャケット部2
は、円錐形状の先端部2aと、円柱形状の中央部2b
と、固定部2cより構成されている。ジャケット部2の
中心部分は樹脂通路4が設けられている。ジャケット部
2の円柱形状の中央部2bの外周部にはヒータ1が設け
られている。ジャケット部2はヒータ1により加熱さ
れ、樹脂通路4の樹脂10は溶融流動状態に保持され
る。
【0007】ジャケット部2の固定部2cは金型に設け
られたジャケット保持部9bに固定され、ジャケット
13で動かぬよう押さえられている。ジャケット部2
の樹脂通路4はジャケット基部13内の樹脂通路14に
結合されている。ジャケット基部13にも樹脂通路14
内の樹脂を溶融流動状態に保つためヒータ12が配置さ
れている。ジャケット部2の円錐形状の先端部2aと円
柱形状の中央部2bとの境界部分にはねじ部2dが設け
られている。アイソレーションジャケット3はジャケッ
ト部2の円錐形状の先端部2aを一定の間隔を持って覆
うため同様に円錐形状となっており、一端内部にねじ部
10を有している。このねじ部10をジャケット部2の
ねじ部2dに螺合することによりアイソレーションジャ
ケット3は一定の間隔を持ってジャケット部2に装着さ
れる。
【0008】金型9は、上記のように構成されたホット
チップを挿入するための相補的な孔9aを有しており、
低温に温調される。ホットチップの金型9への接続は、
孔9aにホットチップを挿入することにより行なわれ、
金型9のジャケット保持部9bとジャケット部2の固定
部2cが接触固定される。ホットチップの他の外周部分
と金型9の孔9aの内壁部分は一定の間隔を隔てた状態
となり、接触することはない。金型9とジャケットの固
定部2cはホットチップを金型9の孔9aの内壁に接し
ないように金型のジャケット保持部9bに挿入されジャ
ケット基部13により動かぬよう押さえられている。
【0009】図2は、図1のホットチップの先端部分を
拡大して示した縦断面図である。成形品面と接するまで
のアイソレーションジャケット3の外周面と金型9の内
壁との間隙6とアイソレーションジャケット3の内周面
とジャケット部2の外周面との間隙5は、各々0.00
3mm以上の距離を有している。そして他の部分のアイ
ソレーションジャケット3の外周面と金型9の内壁との
間隙8とアイソレーションジャケット3の内周面とジャ
ケット部2の外周面との間隙7は、熱が伝達しない程度
充分な距離を有している。ジャケット部2とアイソレー
ションジャケット3の金型の成形品面に接する部分2
e,3aは通常成形時の応力に耐える程度の最小限の肉
厚にしてあり、異常時の応力に対してはジャケット部2
とアイソレーションジャケット3が共働して耐えること
ができる。
【0010】このように間隙5,6,7,8を持ったア
イソレーションジャケット3はジャケット部2の熱を十
分絶縁できる。実施例において、樹脂の流動に充分な温
度240℃に加熱されたジャケット部2に対しアイソレ
ーションジャケット3の上昇温度は190℃であった。
また、成形品面に当たる高温のジャケット部2は可能な
限り小さくすることができる。以上、一実施例について
説明したが、アイソレーションジャケットは金型への熱
の伝達を防ぐ目的であるので、同一部分に熱的な絶縁物
を貼り付けた構造に変形することも可能である。
【0011】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によるホッ
トチップは、樹脂が溶融するように高い温度に保持され
た樹脂通路を有するジャケット部と、一定の間隙を持っ
てジャケット部の先端付近の周囲を覆い、その一部がジ
ャケット部に固定されるアイソレーションジャケットと
からなり、ジャケット部の先端部分は金型とは一定の間
隙を有するアイソレーションジャケットを介して対面さ
せられ、ジャケット部から金型への熱の伝達が極力小さ
くなるように構成されている。したがって、ホットチッ
プの樹脂通路部分を高温に保ちつつ成形品へ影響を及ぼ
さない程度の移行部分を経て低温の金型へ接続すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホットチップの実施例を示す縦断
面図である。
【図2】図1のホットチップの先端部分を拡大して示し
た縦断面図である。
【符号の説明】
1,12…ヒータ 2…ジャケット部 3…アイソレーションジャケット 4,14…樹脂通路 5,6,7,8…間隙 9…金型 10…樹脂 13…ジャケット基部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂が溶融流動するに充分な高温度に保
    たれた樹脂通路を有し、先端部分は前記樹脂通路ととも
    に徐々に細くなるような形状であり金型の空洞部に接続
    され、前記樹脂通路内の樹脂を前記金型内に注入するジ
    ャケット部と、 一定の間隙を持って前記ジャケット部の先端付近の周囲
    を覆い、先端から離れた位置で前記ジャケット部に固定
    されるアイソレーションジャケットとからなり、 前記アイソレーションジャケットの先端と前記金型の壁
    に一定の間隙を持つように前記ジャケットを前記金型
    に固着してホットチップを前記金型に接続することによ
    成形品へ与える温度影響を小さくしたホットチップ。
  2. 【請求項2】 前記ジャケット部は円柱形状であり、前
    記先端部分は円錐形状であることを特徴とする請求項1
    記載の成形品へ与える温度影響を小さくしたホットチッ
    プ。
  3. 【請求項3】 前記アイソレーションジャケットを前記
    ジャケット部に固定する部分は、前記円柱形状部分と前
    記円錐形状部分との接続部分であり、ねじ止めで固定す
    ることを特徴とする請求項2記載の成形品へ与える温度
    影響を小さくしたホットチップ。
  4. 【請求項4】 前記樹脂通路を高温に保つ熱源は、前記
    ジャケット部の周囲に設けたヒータであることを特徴と
    する成形品へ与える温度影響を小さくした請求項1記載
    ホットチップ。
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CA1149569A (en) * 1981-03-20 1983-07-12 Jobst U. Gellert Edge gated injection molding system with hollow seals
CA1272361A (en) * 1989-06-06 1990-08-07 Jobst Ulrich Gellert Ijection molding system having a thermal locating flange

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