JP2536418Y2 - 産業機械における作業機の操作装置 - Google Patents
産業機械における作業機の操作装置Info
- Publication number
- JP2536418Y2 JP2536418Y2 JP1991102838U JP10283891U JP2536418Y2 JP 2536418 Y2 JP2536418 Y2 JP 2536418Y2 JP 1991102838 U JP1991102838 U JP 1991102838U JP 10283891 U JP10283891 U JP 10283891U JP 2536418 Y2 JP2536418 Y2 JP 2536418Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operating
- pilot
- lever
- operating devices
- industrial machinery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フォークリフトトラッ
ク等の産業機械における作業機の操作装置に関するもの
である。
ク等の産業機械における作業機の操作装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトトラック等の産業機械に
あっては、これの運転室等の運転部には例えば操向ハン
ドルのほかに油圧力にて作動する作業機を制御するため
の操作弁レバーが運転台に備えられている。従来の上記
操作弁レバーは、例えばフォークリフトトラックの場
合、操向ハンドルの右側に配置され、かつ各レバーは車
体側に枢支された構成となっている。
あっては、これの運転室等の運転部には例えば操向ハン
ドルのほかに油圧力にて作動する作業機を制御するため
の操作弁レバーが運転台に備えられている。従来の上記
操作弁レバーは、例えばフォークリフトトラックの場
合、操向ハンドルの右側に配置され、かつ各レバーは車
体側に枢支された構成となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の操作弁レバーは
上記したように車体側に枢支された構成であるため、操
作弁レバーの位置を自由に移動できず、オペレータの体
形や、操作姿勢によっては、操作しにくいことがあっ
た。またオペレータが操向ハンドルにかぶさるように前
へ乗り出した姿勢で操作する場合、その位置によっても
操作弁の操作方向が変わらないので、オペレータの体が
上記操作弁レバーの最良の操作方向とずれてしまって操
作しにくいという問題があった。すなわち、通常の姿勢
では操作弁レバーは前後方向に作動するのが好ましい
が、体を前方へ移動した状態ではこの操作弁レバーは前
方外側から斜め内側へ回動する方が操作しやすい。しか
し従来の操作弁レバー装置ではその操作弁レバーの回動
方向を変えることができなかった。さらに操向ハンドル
はオペレータの体形にあわせて上下動及び前後方向に回
動したとしても操作弁レバーの高さ及び前後方向に調整
できないのでは、アンバランスになり操作性が悪いとい
う問題があった。
上記したように車体側に枢支された構成であるため、操
作弁レバーの位置を自由に移動できず、オペレータの体
形や、操作姿勢によっては、操作しにくいことがあっ
た。またオペレータが操向ハンドルにかぶさるように前
へ乗り出した姿勢で操作する場合、その位置によっても
操作弁の操作方向が変わらないので、オペレータの体が
上記操作弁レバーの最良の操作方向とずれてしまって操
作しにくいという問題があった。すなわち、通常の姿勢
では操作弁レバーは前後方向に作動するのが好ましい
が、体を前方へ移動した状態ではこの操作弁レバーは前
方外側から斜め内側へ回動する方が操作しやすい。しか
し従来の操作弁レバー装置ではその操作弁レバーの回動
方向を変えることができなかった。さらに操向ハンドル
はオペレータの体形にあわせて上下動及び前後方向に回
動したとしても操作弁レバーの高さ及び前後方向に調整
できないのでは、アンバランスになり操作性が悪いとい
う問題があった。
【0004】本考案は上記のことにかんがみなされたも
ので、作業機の操作部をオペレータの好みによって任意
に位置を変えることができ、操作部を常に最適条件にあ
う位置に移動できるようにした産業機械における作業機
の操作装置を提供することを目的とする。
ので、作業機の操作部をオペレータの好みによって任意
に位置を変えることができ、操作部を常に最適条件にあ
う位置に移動できるようにした産業機械における作業機
の操作装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る作業機械における作業機の操作装置
は、作業機を制御する制御手段と、この制御手段を電気
信号でコントロールする操作部とからなる産業機械にお
いて、上記操作部を運転部の車体側に対してフレキシブ
ルパイプ17を介して支持した構成となっている。
に、本考案に係る作業機械における作業機の操作装置
は、作業機を制御する制御手段と、この制御手段を電気
信号でコントロールする操作部とからなる産業機械にお
いて、上記操作部を運転部の車体側に対してフレキシブ
ルパイプ17を介して支持した構成となっている。
【0006】
【作 用】操作部はオペレータの姿勢にあわせてその
位置及び姿勢が上下方向、前後方向、左右方向、さらに
斜め方向に前後等の位置調整可能に任意に変えられる。
位置及び姿勢が上下方向、前後方向、左右方向、さらに
斜め方向に前後等の位置調整可能に任意に変えられる。
【0007】
【実 施 例】本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図中1は本考案を適用しようとするフォークリフト
トラックであり、このフォークリフトトラック1は通常
のもので、運転席2の前方にメータパネル等を配置する
ダッシュボード3及び操向ハンドル4等が設けてある。
そしてこれの車体の前端部にはマスト装置5があり、こ
のマスト装置5に沿ってフォーク6が油圧シリンダ7に
より昇降するようになっている。この油圧シリンダ7を
制御する方向制御弁8はダッシュボード3の下のブラケ
ット3aに取付けられている。またコントローラ14は
ボンネット9内に収容されている。
る。図中1は本考案を適用しようとするフォークリフト
トラックであり、このフォークリフトトラック1は通常
のもので、運転席2の前方にメータパネル等を配置する
ダッシュボード3及び操向ハンドル4等が設けてある。
そしてこれの車体の前端部にはマスト装置5があり、こ
のマスト装置5に沿ってフォーク6が油圧シリンダ7に
より昇降するようになっている。この油圧シリンダ7を
制御する方向制御弁8はダッシュボード3の下のブラケ
ット3aに取付けられている。またコントローラ14は
ボンネット9内に収容されている。
【0008】上記油圧シリンダ7の制御系は図2に示す
ようになっていて、油圧シリンダ7と油圧ポンプ10と
の間に介在する方向制御弁8は電磁切換式となってい
て、方向制御弁8の両端部にはパイロット圧作用部10
a,10bと、パイロット油圧発生用ソレノイド11
a,11bが設けてあり、上記パイロット圧作用部10
a,10bはパイロット油圧発生弁12の手前にパイロ
ット管路13a,13bにて接続してあり、またパイロ
ット油圧発生用ソレノイド11a,11b及びパイロッ
ト油圧発生弁12のソレノイド12aは電気信号線を介
してコントローラ14に接続してあり、このコントロー
ラ14は操作弁レバー15にて所定の制御ができるよう
になっている。この操作レバー15は各油圧シリンダ毎
にあるので、これをまとめて操作部16として取付けて
あり、この操作部16とコントローラ14は電気信号線
で接続してある。
ようになっていて、油圧シリンダ7と油圧ポンプ10と
の間に介在する方向制御弁8は電磁切換式となってい
て、方向制御弁8の両端部にはパイロット圧作用部10
a,10bと、パイロット油圧発生用ソレノイド11
a,11bが設けてあり、上記パイロット圧作用部10
a,10bはパイロット油圧発生弁12の手前にパイロ
ット管路13a,13bにて接続してあり、またパイロ
ット油圧発生用ソレノイド11a,11b及びパイロッ
ト油圧発生弁12のソレノイド12aは電気信号線を介
してコントローラ14に接続してあり、このコントロー
ラ14は操作弁レバー15にて所定の制御ができるよう
になっている。この操作レバー15は各油圧シリンダ毎
にあるので、これをまとめて操作部16として取付けて
あり、この操作部16とコントローラ14は電気信号線
で接続してある。
【0009】そして上記操作レバー15を操作するとコ
ントローラ14に信号が入力し、コントローラ14より
各ソレノイド11a,11b及び12aに信号が出力さ
れてパイロット油圧発生弁12がパイロット位置12b
に切換えられると共に、方向制御弁8の一方のパイロッ
ト圧作用部10aまたは10bに上記操作レバー15の
傾動角に応じたパイロット圧が作用して方向制御弁8が
所定位置に切換わるようになっている。
ントローラ14に信号が入力し、コントローラ14より
各ソレノイド11a,11b及び12aに信号が出力さ
れてパイロット油圧発生弁12がパイロット位置12b
に切換えられると共に、方向制御弁8の一方のパイロッ
ト圧作用部10aまたは10bに上記操作レバー15の
傾動角に応じたパイロット圧が作用して方向制御弁8が
所定位置に切換わるようになっている。
【0010】図3、図4本発明の実施例を示すもので、
ダッシュボード3に対して上記操作部16がフレキシブ
ルパイプ17を介して支持されており、この操作部16
はダッシュボード3に対してその位置をある範囲内にお
いて上下方向、前後方向、左右方向、さらに斜め方向に
自由に変えられるようになっている。この場合操作部1
6とコントローラ14とを接続する電気信号線はフレキ
シブルパイプ17内に収容される。なお上記操作部16
を設ける部分としては上記ダッシュボード3で操向ハン
ドルの右側以外に、運転席2の右側のボンネット9の上
に設けてもよい。
ダッシュボード3に対して上記操作部16がフレキシブ
ルパイプ17を介して支持されており、この操作部16
はダッシュボード3に対してその位置をある範囲内にお
いて上下方向、前後方向、左右方向、さらに斜め方向に
自由に変えられるようになっている。この場合操作部1
6とコントローラ14とを接続する電気信号線はフレキ
シブルパイプ17内に収容される。なお上記操作部16
を設ける部分としては上記ダッシュボード3で操向ハン
ドルの右側以外に、運転席2の右側のボンネット9の上
に設けてもよい。
【0011】
【考案の効果】本考案によれば、作業機の操作部16を
ダッシュボード、ボンネット等の支持台に対してオペレ
ータの好みによって上下方向、前後方向、左右方向、さ
らに斜め方向に任意に位置を変えることができ、この操
作部16をオペレータの運転姿勢に応じて常に最適条件
にあう位置に移動できる。
ダッシュボード、ボンネット等の支持台に対してオペレ
ータの好みによって上下方向、前後方向、左右方向、さ
らに斜め方向に任意に位置を変えることができ、この操
作部16をオペレータの運転姿勢に応じて常に最適条件
にあう位置に移動できる。
【図1】本考案を適用しようとする産業機械の一例であ
るフォークリフトトラックの側面図である。
るフォークリフトトラックの側面図である。
【図2】油圧シリンダの操作系を示す回路図である。
【図3】本考案の実施例の1つの形態を示す正面図であ
る。
る。
【図4】本考案の実施例の他の形態を示す正面図であ
る。
る。
1…フォークリフトトラック、2…運転席、3…ダッシ
ュボート、3a…ブラケット、4…操向ハンドル、7…
油圧シリンダ、8…方向制御弁、9…ボンネット、10
a,10b…パイロット圧作用部、11a,11b…パ
イロット油圧発生用ソレノイド、12…パイロット油圧
発生弁、13a,13b…パイロット管路、14…コン
トローラ、15…操作弁レバー、16…操作部、17…
フレキシブルパイプ。
ュボート、3a…ブラケット、4…操向ハンドル、7…
油圧シリンダ、8…方向制御弁、9…ボンネット、10
a,10b…パイロット圧作用部、11a,11b…パ
イロット油圧発生用ソレノイド、12…パイロット油圧
発生弁、13a,13b…パイロット管路、14…コン
トローラ、15…操作弁レバー、16…操作部、17…
フレキシブルパイプ。
Claims (1)
- 【請求項1】 作業機を制御する制御手段と、この制御
手段を電気信号でコントロールする操作部16とからな
る産業機械の操作装置において、上記操作部16を運転
部の車体側に対してフレキシブルパイプ17を介して支
持したことを特徴とする産業機械における作業機の操作
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991102838U JP2536418Y2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 産業機械における作業機の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991102838U JP2536418Y2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 産業機械における作業機の操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0542300U JPH0542300U (ja) | 1993-06-08 |
JP2536418Y2 true JP2536418Y2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=14338128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991102838U Expired - Lifetime JP2536418Y2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 産業機械における作業機の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536418Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104540770B (zh) * | 2012-11-29 | 2016-11-09 | 力至优三菱叉车株式会社 | 叉车的电装零部件安装结构 |
ES2877592T3 (es) * | 2018-07-13 | 2021-11-17 | Epsilon Kran Gmbh | Vehículo con una grúa y un control de grúa |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0530095U (ja) * | 1991-09-25 | 1993-04-20 | 神鋼電機株式会社 | フオ−クリフト車の操作装置 |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP1991102838U patent/JP2536418Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0542300U (ja) | 1993-06-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |