JP2536069B2 - 光学活性な1−ビフェニリルエタノ―ルエステル誘導体およびその製造法 - Google Patents

光学活性な1−ビフェニリルエタノ―ルエステル誘導体およびその製造法

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JP2536069B2
JP2536069B2 JP63147112A JP14711288A JP2536069B2 JP 2536069 B2 JP2536069 B2 JP 2536069B2 JP 63147112 A JP63147112 A JP 63147112A JP 14711288 A JP14711288 A JP 14711288A JP 2536069 B2 JP2536069 B2 JP 2536069B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は有機電子材料たとえば液晶化合物の中間体と
して有用な光学活性な1−ビフェニルエタノールエステ
ル誘導体に関するものである。
<従来の技術> 従来から液晶化合物として種々の化合物が開発されて
いるが、コア部(すなわちビフェニル基)に直結した不
斉炭素原子を有する化合物は極めて少なく、しかも該化
合物が強誘電性液晶化合物として利用できることは知ら
れていない。
また、高速応答性およびメモリー性等の特性の優れた
強誘電性液晶化合物は極めて少ないが、該液晶化合物の
中間体の開発は未だ十分ではなく、該中間体およびその
工業的有利な製造法が望まれていた。
<発明が解決しようとする課題> 本発明は、このようにコア部に直結した不斉炭素原子
を有し、かつ上記特性に優れた強誘電性液晶化合物の中
間体として有用な光学活性な1−ビフェニリルエタノー
ルエステル誘導体およびその製造法を提供するものであ
る。
<課題を解決するための手段> すなわち、本発明は、一般式(I) (式中、Rはハロゲン原子で置換されたメチル基または
炭素数2〜20のハロゲン原子を含んでいてもよいアルキ
ル基を示し、R′は炭素数1〜15のアルキル基を示す。
*印は不斉炭素原子であることを示す。) で示される光学活性な1−ビフェニリルエタノールエス
テル誘導体およびその製造法である。
かかる新規な光学活性な1−ビフェニリルエタノール
エステル誘導体は以下に説明する4工程を経て製造する
ことができる。
第1工程は一般式(II) (式中、R′は炭素数1〜15のアルキル基を示す) で示されるケトン類を還元剤を用いて還元して、一般式
(III) (式中、R′は炭素数1〜15のアルキル基を示す) で示されるアルコール類を得る工程、 第2工程は一般式(III)で示されるアルコール類を
低級アルキルカルボン酸類と反応させて、一般式(IV) (式中、R′は前記と同じ意味を有する。R″は低級ア
ルキル基を示す。) で示されるdl−エステル類を得る工程、 第8工程は一般式(IV)で示されるdl−エステル類
を、該エステル類の鏡像体のいずれか一方を加水分解す
る能力を有するエステラーゼを用いて不斉加水分解して
一般式(V) (式中、R′は前記と同じ意味である。※印は不斉炭素
原子であることを示す) で示される光学活性なアルコール類を得る工程、 第4工程は一般式(V)で示される光学活性なアルコ
ール類を一般式(VI) R−COOH (VI) (式中、Rはハロゲン原子で置換されたメチル基または
炭素数2〜20のハロゲン原子を含んでいてもよいアルキ
ル基を示す。) で示される脂肪酸カルボン酸類もしくはその誘導体と反
応させて前記一般式(I)で示される光学活性な1−ビ
フェニリルエタノールエステル誘導体を得る工程であ
る。
以下本発明を詳細に説明する。
第1工程における原料であるケトン類(II)は、たと
えば、次式のように芳香族カルボン酸とアルコールから
容易に製造することができる。
ケトン類(II)の還元は、ケトンを還元してアルコー
ルとすることのできる還元剤を用いて還元することによ
り、容易に得ることができる。
この反応において還元剤として、好適には水素化ホウ
素ナトリウム、水素化ホウ素亜鉛、アルミニウムイソプ
ロポキシド、リチウム−トリ−t−ブトキシアルミニウ
ム水素化物、リチウム−トリ−s−ブチルホウ素水素化
物、ボラン、リチウムアルミニウム水素化物−シリカゲ
ル、アルカリ金属−アンモニア、ラネ−ニッケル−水素
などが使用され、その使用量は原料ケトン類(II)に対
して少くとも1当量以上必要であり、通常1〜10当量の
範囲である。
この反応は通常溶媒中で行われ、かかる溶媒として
は、たとえばテトラヒドロフラン、ジオキサン、エチル
エーテル、メタノール、エタノール、n−プロピルアル
コール、イソプロピルアルコール、トルエン、ベンゼ
ン、クロロホルム、ジクロルメタン等のエーテル、ハロ
ゲン化炭化水素、アルコール等の反応に不活性な溶媒の
単独または混合物が使用される。
反応温度は通常、−30℃〜150℃の範囲であるが、好
ましくは−20℃〜100℃の範囲である。
反応時間については特に制限されない。
このようにして得られた反応混合物から、分液、濃
縮、蒸留、結晶化等の操作により、アルコール類(II
I)を収率よく得ることができるが、次工程のdl−エス
テル類(IV)を得るために必ずしもアルコール類(II
I)を単離する必要はなく、反応混合物のまま次工程へ
進んでもよい。
第2工程の生成物であるdl−エステル類(IV)は、一
般式(III)で示されるアルコール類を低級アルキルカ
ルボン酸類と反応させてアシル化することにより、容易
に得ることができる。
このアシル化において、低級アルキルカルボン酸類と
しては低級アルキルカルボン酸の酸無水物または酸ハラ
イドが用いられ、具体的には無水酢酸、酢酸クロリドま
たはブロミド、無水プロピオン酸、プロピオン酸クロリ
ドまたはブロミド、無水ブタン酸、ブチリルクロリドま
たはブロミド、無水ペンタン酸、バレロイルクロリドま
たはブロミド等が例示される。
この反応は、通常のエステル化の条件が適用され、溶
媒の存在もしくは非存在下に触媒を用いて反応させるこ
とにより行われる。
この反応において、低級アルキルカルボン酸類の使用
量はアルコール類(III)に対して1当量以上必要であ
り、上限については特に制限されないが、好ましくは4
当量である。
この反応において溶媒を使用する場合、その溶媒とし
ては、たとえばテトラヒドロフラン、エチルエーテル、
アセトン、メチルエチルケトン、トルエン、ベンゼン、
クロロホルム、クロルベンゼン、ジクロルメタン、ジク
ロルエタン、四塩化炭素、ジメチルホルムアミド、ヘキ
サン等の脂肪族もしくは芳香族炭化水素、エーテル、ハ
ロゲン化炭化水素等の反応に不活性な溶媒の単独または
混合物が使用され、その使用量については特に制限され
ない。
触媒としては、たとえばジメチルアミノピリジン、ト
リエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、ピリジン、
ピコリン、イミダゾール、炭酸ナトリウム、炭酸水素カ
リウム等の有機あるいは無機塩基性物質が挙げられ、そ
の使用量は使用する低級アルキルカルボン酸類の種類、
使用する触媒の組合わせ等によっても異なり、必ずしも
特定されないが、たとえば低級アルキルカルボン酸類と
して酸ハライドを使用する場合には該酸ハライドに対し
て1〜5当量倍である。
溶媒として有機アミンを使用する場合は、該アミンが
触媒として作用することもある。
又、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、硫酸等
の酸類を触媒として用いることもできる。
反応温度は、通常−30℃〜100℃であるが、好ましく
は−20℃〜90℃である。
反応時間は特に制限されず、原料のアルコール類(II
I)が反応系から消失した時点を反応終点とすることが
できる。
反応終了後、通常の分離手段、たとえば抽出、分液、
濃縮、再結晶等によりdl−エステル類(IV)が収率よく
得られ、これは必要により更にカラムクロマトグラフィ
ー等で精製することができるが、次工程の不斉加水分解
反応へは反応混合物のまま使用することができる。
第3工程の不斉加水分解反応で用いられるエステラー
ゼを生産する微生物としては、dl−エステル類(IV)を
不斉加水分解する能力を有するエステラーゼを生産する
微生物であればよく、特に限定されるものではない。
尚、本発明におけるエステラーゼとはリパーゼを含む
広義のエステラーゼを意味する。
このような微生物の具体例としては、たとえばエンテ
ロバクター属、アルスロバクター属、プレビバクテリウ
ム属、シュードモナス属、アルカリゲネス属、ミクロコ
ッカス属、クロモバクテリウム属、ミクロバクテリウム
属、コリネバクテリウム属、バシルス属、ラクトバシル
ス属、トリコデルマ属、キャンディダ属、サッカロミセ
ス属、ロドトルラ属、クリプトコッカス属、トルロプシ
ス属、ピヒア属、ペニシリウム属、アスペルギルス属、
リゾプス属、ムコール属、オーレオバシデイウム属、ア
クチノムコール属、ノカルデイア属、ストレプトミセス
属、ハンゼヌラ属、アクロモバクター属に属する微生物
が例示される。
上記微生物の培養は、通常、常法に従って行われ、た
とえば液体溶媒を行うことにより培養液を得ることがで
きる。
たとえば、滅菌した液体培地〔かび類、酵母類用には
麦芽エキス・酵母エキス培地(水1にペプトン5g、グ
ルコース10g、麦芽エキス3g、酵母エキス3gを溶解し、p
H6.5とする)、細菌用には加糖ブイヨン培地(水1に
ペプトン5g、グルコース10g、肉エキス5g、NaCl 3gを溶
解し、pH7.2とする)〕に微生物を接種し、通常30〜40
℃で1〜3日間往復震盪培養をすることにより行なわ
れ、また必要に応じて固体培養を行ってもよい。
また、これらの微生物起源のエステラーゼのなかには
市販されているものがあり、容易に入手することができ
る。市販エステラーゼの具体例としては、たとえば以下
のものが挙げられる。
シュードモナス属のリパーゼ〔リパーゼP(天野製薬
製)〕、アスペルギルス属のリパーゼ〔リパーゼAP(天
野製薬製)〕、ムコール属のリパーゼ〔リパーゼM−AP
(天野製薬製)〕、キャンディダ・シリンドラッセのリ
パーゼ〔リパーゼMY(各糖産業製)〕、アルカリゲネス
属のリパーゼ〔リパーゼPL(各糖産業製)〕、アクロモ
バクター属のリパーゼ〔リパーゼAL(各糖産業製)〕、
アルスロバクター属のリパーゼ(新日本化学社製)、ク
ロモバクテリウム属のリパーゼ(東洋醸造製)、リゾプ
ス・デレマーのリパーゼ〔タリパーゼ(田辺製薬
製)〕、リゾプス属のリパーゼ〔リパーゼサイケン(大
阪細菌研究所)〕。
また、動物・植物エステラーゼを用いることもでき、
これらの具体的なエステラーゼとしては、以下のものを
挙げることができる。
ステアプシン、パンクレアチン、ブタ肝蔵エステラー
ゼ、Wheat Germエステラーゼ。
この反応で用いられるエステラーゼとしては動物、植
物、微生物から得られた酵素が用いられ、その使用形態
としては精製酵素、粗酵素、酵素含有物、微生物培養
液、培養物、菌体、培養ロ液およびそれらを処理した物
など種々の形態で必要に応じて用いることができ、酵素
と微生物を組み合わせて用いることもできる。あるいは
また、樹脂等に固定化した固定化酵素、固定化菌体とし
て用いることもできる。
不斉加水分解反応は、原料dl−エステル類(IV)と上
記酵素もしくは微生物の混合物を、通常緩衝液中で激し
く撹拌することによって行われる。
緩衝液としては、通常用いられるリン酸ナトリウム、
リン酸カリウムのごとき無機酸塩の緩衝液、酢酸ナトリ
ウム、クエン酸ナトリウムの如き有機塩酸の緩衝液等が
用いられ、そのpHは、好アルカリ性菌の培養液やアルカ
リ性エステラーゼではpH8〜11、好アルカリ性でない微
生物の培養液や耐アルカリ性を有しないエステラーゼで
はpH5〜8が好ましい。濃度は通常0.05〜2M、好ましく
は0.05〜0.5Mの範囲である。
反応温度は通常10〜60℃であり、反応時間は一般的に
は10〜70時間であるが、これに限定されることはない。
尚、不斉加水分解反応の際、緩衝液に加えてトルエ
ン、クロロホルム、メチルイソブチルケトン、ジクロル
メタン等の反応に不活性な有機溶媒を使用することもで
き、これらを使用することによって不斉加水分解を有利
に行うことができる。
このような不斉加水分解反応終了後、不斉加水分解反
応液をたとえばメチルイソブチルケトン、酢酸エチル、
エチルエーテル等の溶媒により抽出処理し、有機層から
溶媒を留去したのち濃縮残渣をカラムクロマトグラフィ
ーで処理する等の方法により不斉加水分解生成物である
光学活性なアルコール類(V)と不斉加水分解残である
光学活性なエステル類を分離することができる。
ここで得られた光学活性なエステル類は、必要に応じ
て更に加水分解し、先に得た光学活性なアルコール類
(V)とは対掌体の光学活性なアルコール類とすること
もできる。
なお、この不斉加水分解反応でリパーゼとしてシュー
ドモナス属あるいはアルスロバクター属に属するリパー
ゼを用いる場合には比較的高い光学純度で光学活性なア
ルコール類(V)を得ることができる。
光学活性なアルコール類(V)から光学活性な1−ビ
フェニリルエタノールエステル誘導体(I)を得る反応
(第4工程)は、光学活性なアルコール類(V)を脂肪
族カルボン酸類(VI)もしくはその誘導体と反応させる
ことにより行われる。
一般式(VI)において、Rは以下に例示されるハロゲ
ンで置換されたメチル基または炭素数2〜20のハロゲン
原子を含んでいてもよいアルキル基があげられる。
クロロメチル、ジクロルメチル、トリクロルメチル、
エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプ
チル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシ
ル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサ
デシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシル、エ
イコシル、1−メチルエチル、2−メチルブチル、2,3
−ジメチルブチル、2,3,3−トリメチルブチル、2−メ
チルペンチル、3−メチルペンチル、2,3−ジメチルペ
ンチル、2,4−ジメチルペンチル、2,3,3,4−テトラメチ
ルペンチル、2−メチルヘキシル、3−メチルヘキシ
ル、4−メチルヘキシル、2,5−ジメチルヘキシス、2
−メチルヘプチル、2−メチルオクチル、2−トリハロ
メチルペンチル、2−トリハロメチルヘキシル、2−ト
リハロメチルヘプチル、2−ハロプロピル、3−ハロ−
2−メチルプロピル、2,3−ジハロプロピル、2−ハロ
ブチル、3−ハロブチル、2,3−ジハロブチル、2,4−ジ
ハロブチル、3,4−ジハロブチル、2−ハロ−3−メチ
ルブチル、2−ハロ−3,3−ジメチルブチル、2−ハロ
ペンチル、3−ハロペンチル、4−ハロペンチル、2,4
−ジハロペンチル、2,5−ジハロペンチル、2−ハロ−
3−メチルペンチル、2−ハロ−4−メチルペンチル、
2−ハロ−3−モノハロメチル−4−メチルペンチル、
2−ハロヘキシル、3−ハロヘキシル、4−ハロヘキシ
ル、5−ハロヘキシル、2−ハロヘプチル、2−ハロオ
クチル(但し上記アルキル基中ハロとは、フッ素、塩
素、臭素又はヨウ素を表わす)等。
尚、これらのアルキル基は光学活性基であってもよ
い。
これらの光学活性基を有する光学活性脂肪族カルボン
酸のうちのあるものは、対応するアルコールの酸化、ア
ミノ酸の還元的脱アミノ化により得られる。またあるも
のは天然に存在するか、又は分割により得られる次のよ
うな光学活性アミノ酸及び光学活性オキシ酸から誘導す
ることができる。
アラニン、パリン、ロイシン、イソロイシン、フェニ
ルアラニン、セリン、スレオニン、アロスレオニン、ホ
モセリン、アロイソロイシン、tert−ロイシン、2−ア
ミノ酪酸、ノルバリン、ノルロイシン、オルニチン、リ
ジン、ヒドロキシリジン、フェニルグリシン、トリフル
オロアラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、乳酸、
マンデル酸、トロパ酸、3−ヒドロキシ酪酸、リンゴ
酸、酒石酸、イソプロピルリンゴ酸等。
また、一般式(VI)で示される脂肪族カルボン類酸の
誘導体としては上記に例示したアルキル基を有する脂肪
酸カルボン酸の酸無水物、さらには酸クロリド及び酸ブ
ロミドの如き酸ハライドが例示される。
光学活性なアルコール類(V)と脂肪族カルボン酸類
(VI)もしくはその誘導体との反応は、通常溶媒の存在
もしくは非存在下に、一般には触媒の存在下に行われ
る。
この反応において溶媒を使用する場合、その溶媒とし
てはたとえばテトラヒドロフラン、エチルエーテル、ア
セトン、メチルエチルケトン、トルエン、ベンゼン、ク
ロルベンゼン、ジクロルメタン、ジクロルエタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、ジメチルホルムアミド、ヘキサ
ン等の脂肪族もしくは芳香族炭化水素、エーテル、ハロ
ゲン化炭化水素等の反応に不活性な溶媒の単独または混
合物があげられる。その使用量については特に制限なく
使用することができる。
該反応に於て、上記の脂肪族カルボン酸類の酸無水物
もしくは酸ハライドを用いる場合、その使用量は、光学
活性なアルコール類(V)に対して1当量倍以上必要で
あり、上限については特に制限されないが、好ましくは
4当量倍である。
触媒としては、たとえばジメチルアミノピリジン、ト
リエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、ピリジン、
ピコリン、コリジン、イミダゾール、炭酸ナトリウム、
ナトリウムメチラート、炭酸水素カリウム等の有機ある
いは無機塩基性物質があげられる。また、トルエンスル
ホン酸、メタンスルホン酸、硫酸などの有機酸あるいは
無機酸を触媒として用いることもできる。
かかる触媒を使用するにあたり、たとえば原料として
脂肪族カルボン酸の酸ハライドを使用する場合にはピリ
ジンが特に好ましく使用される。
触媒の使用量は脂肪族カルボン酸の酸無水物もしくは
酸ハライドの種類と使用する触媒の組合わせ等によって
も異なり、必ずしも特定されないが、たとえば酸ハライ
ドを使用する場合には、酸ハライドに対して1当量倍以
上である。
また、該反応に於て、脂肪族カルボン酸を用いる場
合、縮合剤の存在下、該カルボン酸を通常光学活性なア
ルコール類(V)に対して1〜2当量倍用いて脱水縮合
させることにより光学活性な1−ビフェニリルエタノー
ルエステル誘導体(I)を得ることができる。
縮合剤としてはN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイ
ミド、N−シクロヘキシル−N′−(4−ジエチルアミ
ノ)シクロヘキシルカルボジイミドの如きカルボジイミ
ドが好ましく用いられ、また必要により4−ピロリジノ
ピリジン、ピリジン、トリエチルアミンの如き有機塩基
が併用される。
縮合剤の使用量はカルボン酸に対して1〜1.2当量倍
であり、塩基を使用する場合にその使用量は、縮合剤に
対して0.01〜0.2当量倍である。
反応温度は通常−30℃〜100℃であるが、好ましくは
−25℃〜80℃である。
反応時間は特に制限されず、原料の光学活性なアルコ
ール類(V)が消失した時点を反応の終点とすることが
できる。
反応終了後、通常の分離手段、たとえば抽出、分液、
濃縮等の操作により反応混合物から一般式(I)で示さ
れる光学活性な1−ビフェニリルエタノールエステル誘
導体を収率よく得ることができ、これは必要によりカラ
ムクロマトグラフィーなどで精製することができる。
<発明の効果> かくして、本発明によれば、新規にして有機電子材料
たとえば液晶化合物、さらには農医薬等の中間体として
有用な光学活性な1−ビフェニリルエタノールエステル
誘導体を、高光学純度で収率良く製造することができ
る。
<実施例> 以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 撹拌装置、温度計を装着した4つ口フラスコに4′−
アセチル−4−ビフェニルカルボン酸エチル32.2g(0.1
2モル)、エタノール50mlおよびクロロホルム150mlを仕
込み、これに15〜25℃にて水素化ホウ素ナトリウム2.3g
(0.06モル)を10分間を要して加える。
同温度にて2時間保温後、反応混合物を氷水中にあ
け、酢酸エチル200mlにて2回抽出処理する。有機層を
水洗したのち、減圧下に濃縮して4′−(1−ヒドロキ
シエチル)−4−ビフェニルカルボン酸エチル(III−
1)30.8g(収率95%)を得た。
次に、ここで得た(III−1)29.7g(0.11モル)をト
ルエン150mlおよびピリジン50mlからなる混合液に溶解
し、これに塩化アセチル9.42g(0.12モル)を15〜20℃
にて2時間を要して加える。同温度で1時間、40〜50℃
にて2時間保温する。反応終了後、10℃以下に冷却した
のち3N塩酸水300mlを加え、有機層を分液したのち、5
%重曹水、水にて順次洗浄する。有機層を減圧下に濃縮
し、さらにカラムクロマトグラフィーにて精製して4′
−(1−アセトキシエチル)−4−ビフェニルカルボン
酸エチル(IV−1)33.7g(収率98%)を得た。
上で得た(IV−1)20.0g(64ミリモル)を0.1Mリン
酸バッファ(pH7.0)400mlおよびアマノリパーゼ「P」
4gと混合し、40〜45℃で20時間激しく撹拌する。
反応終了後、反応混合物をメチルイソブチルケトン60
0mlにて抽出処理する。有機層を減圧下に濃縮し、その
残渣をヘキサン:酢酸エチル=12:1の混合液を溶離溶媒
としてカラムクロマト精製して(+)−4′−(1−ヒ
ドロキシエチル)−4−ビフェニルカルボン酸エチル7.
0g〔▲〔α〕20 ▼+35.5゜(c=0.544,CHCl3)、98.
1%ee,m.p74.4℃〕および(−)−4′−(1−アセト
キシエチル)−4−ビフェニルカルボン酸エチルを得
た。
ここで得た(+)−4′−(1−ヒドロキシエチル)
−4−ビフェニルカルボン酸エチル0.81g(3ミリモ
ル)をピリジン20mlにとかし、ヘキサデカノイルクロリ
ド1.1g(4ミリモル)を加えて30〜40℃で1時間撹拌す
る。反応終了後、反応混合物を水200mlにあけ、トルエ
ン200mlで抽出し、有機層を4N塩酸、水、5%重曹水、
水にて順次洗浄する。得られたトルエン層は減圧下に濃
縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマト(溶離液トルエ
ン)にて精製する。
(+)−4′−(1−ヘキサデカノイルオキシエチ
ル)−4−ビフェニルカルボン酸エチル1.46g(収率96
%)を得た。
▲〔α〕20 ▼=+34.1゜(C=1,CHCl3) mp.69〜70℃ 実施例2 撹拌装置、温度計を装着した4つ口フラスコに4′−
アセチル−4−ビフェニルカルボン酸ペンチル37.2g
(0.12モル)、エタノール50mlおよびクロロホルム150m
lを仕込み、これに15〜25℃にて水素化ホウ素ナトリウ
ム2.3g(0.06モル)を10分間を要して加える。同温度に
て2時間保温後、反応混合物を氷水中にあけ、実施例1
と同様に後処理を行なって4′−(1−ヒドロキシエチ
ル)−4−ビフェニルカルボン酸ペンチル(III−2)3
6.4g(収率97%)を得た。
次にここで得た(III−2)34.4g(0.11モル)をジク
ロルメタン200mlおよびピリジン50mlからなる混合液に
溶解し、これに塩化アセチル9.42g(0.12モル)を含む
ジクロルメタン溶液50mlを室温にて滴下する。約2時間
後、反応液を3N塩酸300mlに注ぎ出し、抽出操作を行
う。有機層を水、7%重曹水、水にて順次洗浄をしたの
ち無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を留去して薄
黄色油状の4′−(1−アセトキシエチル)−4−ビフ
ェニルカルボン酸ペンチル(IV−2)37.8g(収率97
%)を得た。
上で得た(IV−2)20.0g(56ミリモル)を0.3Mリン
酸バッファ(pH7.0)200ml、クロロホルム10mlおよびア
マノリパーゼ「P」4gと混合し、38〜40℃で24時間激し
く撹拌する。
反応終了後、反応混合物を酢酸エチル600mlにて抽出
処理する。有機層を減圧下に濃縮し、その残渣をヘキサ
ン:酢酸エチル=12:1の混合液を溶離溶媒としてカラム
クロマト分離・精製して(+)−4′−(1−ヒドロキ
シエチル)−4−ビフェニルカルボン酸ペンチル7.5g
(▲〔α〕20 ▼+30.3゜(c=1,CHCl3)、99.3%ee,
m.p70.3℃〕および(−)−4′−(1−アセトキシエ
チル)−4−ビフェニルカルボン酸ペンチル10.3gを得
た。ここで得た(+)−4′−(1−ヒドロキシエチ
ル)−4−ビフェニルカルボン酸ペンチル0.94g(3ミ
リモル)をトリエチルアミン20mlにとかし、ヘキサノイ
ルクロリド0.67g(5ミリモル)を加えて60℃にて2時
間撹拌する。反応終了後、反応混合物を水200mlに注ぎ
出し、酢酸エチル200mlにて抽出する。有機層は2N塩
酸、水、5%重曹水、水にて順次洗浄したのち、無水硫
酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下に濃縮する。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマト(溶離液トルエン)
にて精製して、(+)−4′−(1−ヘキサノイルオキ
シエチル)−4−ビフェニルカルボン酸ペンチル1.14g
(収率93%)を得た。
▲〔α〕20 ▼=+45.3゜(C=1,CHCl3) ▲n20 ▼=1.5412 実施例3 4′−アセチル−4−ビフェニルカルボン酸エチルに
代えて4′−アセチル−4−ビフェニルカルボン酸ドデ
シル20.4g(0.05モル)を用いる以外は実施例1に準じ
て還元、アセチル化および不斉加水分解反応、後処理を
行い、(+)−4′−(1−ヒドロキシエチル)−4−
ビフェニルカルボン酸ドデシル8.8g(収率43%)〔▲
〔α〕20 ▼+19.2゜(c=1,CHCl3),mp.63〜65℃〕
および(−)−4′−(1−アセトキシエチル)−4−
ビフェニルカルボン酸ドデシル10.8g(収率48%)を得
た。
ここで得た(+)−4′−(1−ヒドロキシエチル)
−4−ビフェニルカルボン酸ドデシル1.23g(3ミリモ
ル)をピリジン20mlにとかし、ヘキサノイルクロリド0.
54g(4ミリモル)を加え、30〜40℃で4時間撹拌し
た。反応終了後は反応混合物を水200ml中にあけ、トル
エン200mlで抽出し、その後は実施例1と同様の後処
理、精製をおこない、(+)−4′−(1−ヘキサノイ
ルオキシエチル)−4−ビフェニルカルボン酸ドデシル
1.55g(収率95%)を得た。
▲〔α〕20 ▼=+34.1゜(C=1,CHCl3)、▲n20
▼=1.5240 実施例4 実施例1においてヘキサデカノイルクロリドに代えて
2(S)−メチルブタノイルクロリド0.48g(4ミルモ
ル)を用いる以外は同様にアシル化反応、後処理して
(+)−4′−{1−2(S)−メチルブタノイルオキ
シ)エチル}−4−ビフェニルカルボン酸エチル1.13g
(収率96.5%)を得た。
▲〔α〕20 ▼=+90.0゜(C=1,CHCl3) ▲n20 ▼=1.5505 実施例5 実施例2においてヘキサノイルクロリドに代えて2
(S)−クロロ−3(S)−メチルペンタノイルクロリ
ド0.84g(5ミリモル)を用いる以外は同様にアシル化
反応、後処理して(+)−4′−{1−2(S)−クロ
ロ−3(S)−メチルペンタノイルオキシ)エチル}−
4−ビフェニルカルボン酸ペンチル1.25g(収率94%)
を得た。
▲〔α〕20 ▼=+44.8゜(C=1,CHCl3) ▲n20 ▼=1.5480 実施例6 4′−アセチル−4−ビフェニルカルボン酸エチルに
代えて4′−アセチル−4−ビフェニルカルボン酸オク
チル17.6g(0.05モル)を用いる以外は実施例1に準じ
て還元、アセチル化および不斉加水分解反応、後処理
し、(+)−4′−(1−ヒドロキシエチル)−4−ビ
フェニルカルボン酸オクチル7.1g(収率40%){▲
〔α〕20 ▼+20.1゜(c=1,CHCl3)、mp.69〜70℃}
および(−)−4′−(1−アセトキシエチル)−4−
ビフェニルカルボン酸ドデシルを得た。
ここで得た(+)−4′−(1−ヒドロキシエチル)
−4−ビフェニルカルボン酸オクチル1.77g(5ミリモ
ル)とオクタン酸1.0g(7ミリモル)を無水ジクロルメ
タン20mlにとかし、ジシクロヘキシルカルボジイミド1.
6g(8ミリモル)と4−ピロリジノピリジン0.1gを加え
て、室温にて一昼夜撹拌する。反応終了後、生じた沈殿
をを別したのち、液にトルエン200mlを加えて、
水、5%酢酸水、水、5%重曹水、水にて順次洗浄す
る。有機層は減圧下に濃縮し、その後は実施例1と同様
にシリカゲルカラムクロマトにて精製し、(+)−4′
−(1−オクタノイルオキシエチル)−4−ビフェニル
カルボン酸オクチル2.1g(収率87%)を得た。
▲〔α〕20 ▼+35.3゜(c=1,CHCl3) ▲n20 ▼=1.5250

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) (式中、Rはハロゲン原子で置換されたメチル基または
    炭素数2〜20のハロゲン原子を含んでいてもよいアルキ
    ル基を示し、R′は炭素数1〜15のアルキル基を示す。
    *印は不斉炭素原子であることを示す。) で示される光学活性な1−ビフェニリルエタノールエス
    テル誘導体。
  2. 【請求項2】一般式(V) (式中、R′は炭素数1〜15のアルキル基を示す。*は
    不斉炭素原子であることを示す。) で示される光学活性なアルコール類を、一般式(VI) R−COOH (VI) (式中、Rはハロゲン原子で置換されたメチル基または
    炭素数2〜20のハロゲン原子を含んでいてもよいアルキ
    ル基を示す。) で示される脂肪酸カルボン酸類もしくはその誘導体と反
    応させることを特徴とする一般式(I)で示される光学
    活性な1−ビフェニリルエタノールエステル誘導体の製
    造法。
  3. 【請求項3】一般式(IV) (式中、R′は炭素数1〜15のアルキル基を示し、R″
    は低級アルキル基を示す。) で示されるdl−エステル類を、該エステル類の鏡像体の
    どちらか一方を加水分解する能力を有するエステラーゼ
    を用いて不斉加水分解して一般式(V)で示される光学
    活性なアルコール類を得、次いで一般式(VI)で示され
    る脂肪酸カルボン酸類もしくはその誘導体と反応させる
    ことを特徴とする一般式(I)で示される光学活性な1
    −ビフェニリルエタノールエステル誘導体の製造法。
  4. 【請求項4】一般式(III) (式中、R′は炭素数1〜15のアルキル基を示す。) で示されるアルコール類を低級アルキルカルボン酸類と
    反応させて、一般式(IV)で示されるdl−エステル類を
    得、該エステル類の鏡像体のどちらか一方を加水分解す
    る能力を有するエステラーゼを用いて不斉加水分解して
    一般式(V)で示される光学活性なアルコール類を得、
    次いで一般式(VI)で示される脂肪酸カルボン酸類もし
    くはその誘導体と反応させることを特徴とする一般式
    (I)で示される光学活性な1−ビフェニリルエタノー
    ルエステル誘導体の製造法。
  5. 【請求項5】一般式(II) (式中、R′は炭素数1〜15のアルキル基を示す。) で示されるケトン類を、還元剤を用いて還元し、一般式
    (III)で示されるアルコール類を得、次いで、低級ア
    ルキルカルボン酸類と反応させて、一般式(IV)で示さ
    れるdl−エステル類を得、該エステル類の鏡像体のどち
    らか一方のみを加水分解する能力を有するエステラーゼ
    を用いて不斉加水分解して一般式(V)で示される光学
    活性なアルコール類を得、次いで一般式(VI)で示され
    る脂肪酸カルボン酸類もしくはその誘導体と反応させる
    ことを特徴とする一般式(I)で示される光学活性な1
    −ビフェニリルエタノールエステル誘導体の製造法。
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