JP2535732Y2 - 洗浄装置 - Google Patents
洗浄装置Info
- Publication number
- JP2535732Y2 JP2535732Y2 JP1989099010U JP9901089U JP2535732Y2 JP 2535732 Y2 JP2535732 Y2 JP 2535732Y2 JP 1989099010 U JP1989099010 U JP 1989099010U JP 9901089 U JP9901089 U JP 9901089U JP 2535732 Y2 JP2535732 Y2 JP 2535732Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- rod
- cleaning
- cleaning brush
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案はコップなどの容器を差し込み、押し下げる
だけで内外面を同時に洗浄できる洗浄装置に関するもの
である。
だけで内外面を同時に洗浄できる洗浄装置に関するもの
である。
［従来技術］ この種の装置として、実開昭61-100359号及び実開昭6
3-147176号が知られている。
3-147176号が知られている。
前者の装置ではスパイラルを施した操作支柱をネジ鞘
で案内することで、先端のブラシを回転させるようにし
て洗浄を行なうようにしたものであり、後者はブラシを
内面洗浄用と外面洗浄用とに同心円状に配置し、ブラシ
間に容器を差し込みこの容器を手動操作により回転させ
て洗浄するようにしたものであり、特に後者では容器を
洗浄するために回転させることが必要で、洗浄操作が面
倒であった。
で案内することで、先端のブラシを回転させるようにし
て洗浄を行なうようにしたものであり、後者はブラシを
内面洗浄用と外面洗浄用とに同心円状に配置し、ブラシ
間に容器を差し込みこの容器を手動操作により回転させ
て洗浄するようにしたものであり、特に後者では容器を
洗浄するために回転させることが必要で、洗浄操作が面
倒であった。
［考案が解決しようとする問題点］ 上記のようにこれまでの装置ではコップなどの容器を
洗浄する場合、容器を回転させることが必要であり、こ
れを自動的に行なおうとするとモーターなどの動力を必
要として機構的に複雑となりまた高価となるが、この考
案では容器を押し下げるだけで洗浄しにくかった容器の
内面の汚れを除去し、かつ容器外面も格別な動力を使用
することなく洗浄が簡単に行なえるようにしたコップな
どの深底の容器の洗浄装置を得ることを目的とするもの
である。
洗浄する場合、容器を回転させることが必要であり、こ
れを自動的に行なおうとするとモーターなどの動力を必
要として機構的に複雑となりまた高価となるが、この考
案では容器を押し下げるだけで洗浄しにくかった容器の
内面の汚れを除去し、かつ容器外面も格別な動力を使用
することなく洗浄が簡単に行なえるようにしたコップな
どの深底の容器の洗浄装置を得ることを目的とするもの
である。
［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、この考案の要旨とすると
ころは、コップ等の容器をブラシ洗浄する洗浄装置にお
いて、外底面に複数の吸着盤を設けた外ケース内の中央
底部に案内杆を立設し、上部に内面洗浄ブラシを植設し
たブラシ杆を前記案内杆の外周に対して摺動自在に嵌合
立設させ、該ブラシ杆内部には前記案内杆との間にスプ
リングを備えてブラシ杆を常時上方の突出位置にあるよ
う付勢し、また前記ブラシ杆内周面には螺旋溝を刻設し
てあり、この螺旋溝には前記案内杆に突設したピンを係
合させてブラシ杆の上下移動に伴い内面洗浄ブラシを回
転させると共に、内面洗浄ブラシを囲むようその内周に
外面洗浄ブラシを配設した筒部を前記外ケース内に回転
自在に収容し、更に前記ブラシ杆と上下に摺接しブラシ
杆と共に回転する歯車を備え内面洗浄ブラシ体の回転を
外面洗浄ブラシへ伝達させる伝達機構を設けたことを特
徴とする洗浄装置にある。
ころは、コップ等の容器をブラシ洗浄する洗浄装置にお
いて、外底面に複数の吸着盤を設けた外ケース内の中央
底部に案内杆を立設し、上部に内面洗浄ブラシを植設し
たブラシ杆を前記案内杆の外周に対して摺動自在に嵌合
立設させ、該ブラシ杆内部には前記案内杆との間にスプ
リングを備えてブラシ杆を常時上方の突出位置にあるよ
う付勢し、また前記ブラシ杆内周面には螺旋溝を刻設し
てあり、この螺旋溝には前記案内杆に突設したピンを係
合させてブラシ杆の上下移動に伴い内面洗浄ブラシを回
転させると共に、内面洗浄ブラシを囲むようその内周に
外面洗浄ブラシを配設した筒部を前記外ケース内に回転
自在に収容し、更に前記ブラシ杆と上下に摺接しブラシ
杆と共に回転する歯車を備え内面洗浄ブラシ体の回転を
外面洗浄ブラシへ伝達させる伝達機構を設けたことを特
徴とする洗浄装置にある。
［作用］ 上記構成から成るこの考案によれば、外ケース内に配
置される容器の内面を洗浄する内面洗浄ブラシと、外面
を洗浄する外面洗浄ブラシとの間に、コップ等の容器を
差し込み容器を押し下げると、ブラシ杆は螺旋溝に沿っ
て回転しながら降下して内面洗浄ブラシが回動すると共
に、伝達機構を介して外面洗浄ブラシも同時に回転し、
容器の内外両面を同時にブラシ洗浄するものである。
置される容器の内面を洗浄する内面洗浄ブラシと、外面
を洗浄する外面洗浄ブラシとの間に、コップ等の容器を
差し込み容器を押し下げると、ブラシ杆は螺旋溝に沿っ
て回転しながら降下して内面洗浄ブラシが回動すると共
に、伝達機構を介して外面洗浄ブラシも同時に回転し、
容器の内外両面を同時にブラシ洗浄するものである。
［実施例］ 以下この考案の実施例を図面と共に説明すると、１は
合成樹脂により形成された外ケースで、底面に複数の吸
着盤２を具備して外ケース１を床面に固定できるように
している。４は外ケース１内の中央底部に立設した案内
杆で、中空筒状に形成され、内部にスプリング５を内装
する。６は先端部にコップなどの容器を洗浄する内面洗
浄ブラシ７を植設したブラシ杆で、前述の案内杆４に下
端を外嵌させて摺動自在に支持させかつスプリング５に
より上方に向けて附勢される。
合成樹脂により形成された外ケースで、底面に複数の吸
着盤２を具備して外ケース１を床面に固定できるように
している。４は外ケース１内の中央底部に立設した案内
杆で、中空筒状に形成され、内部にスプリング５を内装
する。６は先端部にコップなどの容器を洗浄する内面洗
浄ブラシ７を植設したブラシ杆で、前述の案内杆４に下
端を外嵌させて摺動自在に支持させかつスプリング５に
より上方に向けて附勢される。
８はブラシ杆６の内周面に刻設した螺旋溝であり、案
内杆４の外面に突設したピン９と嵌合され、ブラシ杆６
が上下移動することにより螺旋溝８はピン９に案内され
てブラシ杆６を回転させる。10はブラシ杆６を支承する
支持体であり、その基部11を外ケース１内の底部に固定
させる。12はブラシ杆６の外周面に形成した嵌合突条で
あり、該ブラシ杆６の上下方向にブラシ杆６の上下移動
距離分の長さに亘って数条形成してある。
内杆４の外面に突設したピン９と嵌合され、ブラシ杆６
が上下移動することにより螺旋溝８はピン９に案内され
てブラシ杆６を回転させる。10はブラシ杆６を支承する
支持体であり、その基部11を外ケース１内の底部に固定
させる。12はブラシ杆６の外周面に形成した嵌合突条で
あり、該ブラシ杆６の上下方向にブラシ杆６の上下移動
距離分の長さに亘って数条形成してある。
13は歯車で、ブラシ杆６の嵌合突条12に対応する溝14
を形成してブラシ杆６に遊嵌し、該ブラシ杆６の上下動
に伴う回転を取り出すようにしてあり、歯車13とブラシ
杆６とは遊嵌してあることによって、ブラシ杆６は歯車
13に回転力を与えながら上下移動を行なうものである。
15は支持体10に形成した切欠部であって、歯車13の一部
を外方に臨ませる。また歯車13には従動歯車16を噛合わ
せ、周知の伝導機構17を構成させている。
を形成してブラシ杆６に遊嵌し、該ブラシ杆６の上下動
に伴う回転を取り出すようにしてあり、歯車13とブラシ
杆６とは遊嵌してあることによって、ブラシ杆６は歯車
13に回転力を与えながら上下移動を行なうものである。
15は支持体10に形成した切欠部であって、歯車13の一部
を外方に臨ませる。また歯車13には従動歯車16を噛合わ
せ、周知の伝導機構17を構成させている。
18は外面洗浄ブラシであり、上面を開放した有底筒状
にした筒部19の内周に前記の内面洗浄ブラシ７とブラシ
端が重合するようにして洗浄ブラシを植設してあり、更
に筒部19の基部には伝導機構17の従動歯車16と噛合する
歯車20を形成してある。21,22は案内ローラーで、外面
洗浄ブラシ18の筒部19を外ケース１の内周面に対して平
滑に回転動作させると共に、内面洗浄ブラシ７と同心状
に回転を保持できるようにしている。23は内面洗浄ブラ
シ７の先端に具備した滑動子で、容器の内底面と接触し
た際に該ブラシとの摩擦抵抗を軽減させるものである。
24は係止爪。25は外ケース１の底部に突設した排水孔。
にした筒部19の内周に前記の内面洗浄ブラシ７とブラシ
端が重合するようにして洗浄ブラシを植設してあり、更
に筒部19の基部には伝導機構17の従動歯車16と噛合する
歯車20を形成してある。21,22は案内ローラーで、外面
洗浄ブラシ18の筒部19を外ケース１の内周面に対して平
滑に回転動作させると共に、内面洗浄ブラシ７と同心状
に回転を保持できるようにしている。23は内面洗浄ブラ
シ７の先端に具備した滑動子で、容器の内底面と接触し
た際に該ブラシとの摩擦抵抗を軽減させるものである。
24は係止爪。25は外ケース１の底部に突設した排水孔。
［考案の効果］ この考案は以上のように構成され、外ケース内に配置
される容器の内面を洗浄する内面洗浄ブラシと、外面を
洗浄する外面洗浄ブラシとの間に、コップ等の容器を差
し込み容器を押し下げると、ブラシ杆は螺旋溝に沿って
回転しながら降下して内面洗浄ブラシが回動すると共
に、伝達機構を介して外面洗浄ブラシも同時に回転する
ので、容器を上下させるだけで容器の内外両面を同時に
ブラシ洗浄することができ、極めて簡単な操作で洗浄が
行なえるものである。
される容器の内面を洗浄する内面洗浄ブラシと、外面を
洗浄する外面洗浄ブラシとの間に、コップ等の容器を差
し込み容器を押し下げると、ブラシ杆は螺旋溝に沿って
回転しながら降下して内面洗浄ブラシが回動すると共
に、伝達機構を介して外面洗浄ブラシも同時に回転する
ので、容器を上下させるだけで容器の内外両面を同時に
ブラシ洗浄することができ、極めて簡単な操作で洗浄が
行なえるものである。
また、電動機を用いることがないので安価に構成でき
ると共に使用に際しても経済的であり、しかも水の使用
に対して感電などの危険がないため、シンク等の水を使
用する場所で安全に使用できる。しかも、電気を使用せ
ず小型であることから洗剤槽などの内部に複数の吸着盤
で装置を固着させることができ、従来のように洗剤を含
んだブラシで容器を個々に洗うこともなく、容器を押し
つけるだけで洗え、水，洗剤などいくつかの槽を用意し
て内部に装置をセットし順次容器を洗っていけば、手を
荒らすこともなく短時間で作業が行なえる利点を有する
ものである。
ると共に使用に際しても経済的であり、しかも水の使用
に対して感電などの危険がないため、シンク等の水を使
用する場所で安全に使用できる。しかも、電気を使用せ
ず小型であることから洗剤槽などの内部に複数の吸着盤
で装置を固着させることができ、従来のように洗剤を含
んだブラシで容器を個々に洗うこともなく、容器を押し
つけるだけで洗え、水，洗剤などいくつかの槽を用意し
て内部に装置をセットし順次容器を洗っていけば、手を
荒らすこともなく短時間で作業が行なえる利点を有する
ものである。
第１図はこの考案の実施例を示す断面図。 第２図は第１図の平面図。 第3,4図は伝導機構部の説明図。 １は外ケース、２は吸着盤、４は案内杆、６はブラシ
杆、７は内面洗浄ブラシ、９はピン、13は歯車、17は伝
導機構、18は外面洗浄ブラシ、19は筒部。
杆、７は内面洗浄ブラシ、９はピン、13は歯車、17は伝
導機構、18は外面洗浄ブラシ、19は筒部。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−63674（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−169850（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−135262（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−31367（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−41055（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−130559（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−77966（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−135361（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−119754（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−126469（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−135254（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭42−11629（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】コップ等の容器をブラシ洗浄する洗浄装置
において、外底面に複数の吸着盤を設けた外ケース内の
中央底部に案内杆を立設し、上部に内面洗浄ブラシを植
設したブラシ杆を前記案内杆の外周に対して摺動自在に
嵌合立設させ、該ブラシ杆内部には前記案内杆との間に
スプリングを備えてブラシ杆を常時上方の突出位置にあ
るよう付勢し、また前記ブラシ杆内周面には螺旋溝を刻
設してあり、この螺旋溝には前記案内杆に突設したピン
を係合させてブラシ杆の上下移動に伴い内面洗浄ブラシ
を回転させると共に、内面洗浄ブラシを囲むようその内
周に外面洗浄ブラシを配設した筒部を前記外ケース内に
回転自在に収容し、更に前記ブラシ杆と上下に摺接しブ
ラシ杆と共に回転する歯車を備え内面洗浄ブラシ体の回
転を外面洗浄ブラシへ伝達させる伝達機構を設けたこと
を特徴とする洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989099010U JP2535732Y2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989099010U JP2535732Y2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0338059U JPH0338059U (ja) | 1991-04-12 |
| JP2535732Y2 true JP2535732Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=31648083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989099010U Expired - Lifetime JP2535732Y2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2535732Y2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101938618B1 (ko) * | 2017-09-06 | 2019-01-15 | 강원대학교산학협력단 | 컵 세척기 |
| KR102431751B1 (ko) * | 2021-12-09 | 2022-08-11 | 유동원 | 회전형 무전력식 컵세척기 |
| KR102431744B1 (ko) * | 2021-12-09 | 2022-08-11 | 유동원 | 개량형 무전력식 컵세척기 |
| KR102562744B1 (ko) * | 2022-10-20 | 2023-08-03 | 유동원 | 무전력식 컵세척기 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100700539B1 (ko) * | 2005-02-03 | 2007-03-28 | 강진구 | 컵 세척 살균 보관기 |
| KR102580795B1 (ko) * | 2022-10-14 | 2023-09-21 | (주) 예린이엔디건축사사무소 | 시공성이 확보된 신축 줄눈을 형성하기 위한 거푸집 구조체 및 그 시공방법 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5163674U (ja) * | 1974-11-14 | 1976-05-19 | ||
| JPS56169850U (ja) * | 1980-05-21 | 1981-12-15 |
-
1989
- 1989-08-24 JP JP1989099010U patent/JP2535732Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101938618B1 (ko) * | 2017-09-06 | 2019-01-15 | 강원대학교산학협력단 | 컵 세척기 |
| KR102431751B1 (ko) * | 2021-12-09 | 2022-08-11 | 유동원 | 회전형 무전력식 컵세척기 |
| KR102431744B1 (ko) * | 2021-12-09 | 2022-08-11 | 유동원 | 개량형 무전력식 컵세척기 |
| KR102562744B1 (ko) * | 2022-10-20 | 2023-08-03 | 유동원 | 무전력식 컵세척기 |
| WO2024085497A1 (ko) * | 2022-10-20 | 2024-04-25 | 유동원 | 무전력식 컵세척기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0338059U (ja) | 1991-04-12 |
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