JP2534842B2 - 基板分離装置および基板分離方法 - Google Patents
基板分離装置および基板分離方法Info
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Description
分離方法に係わり、特に積層状態の基板を1枚づつ分離
して他の基板加工装置へ運搬、投入する装置およびその
方法に関する。
駆動装置で一部の吸着パットを昇降させ、基板に波打ち
動作させて分離の確実を図ることが行われている。
は、2枚検出装置の2枚重なり状態の検出信号に応答し
てローダの下降、波打ち動作、及び2枚検出動作を繰り
返し行わせる再試行制御手段を設けた基板分離装置にお
いて、2枚検出の繰り返し回数の増加に応じて波打ち動
作回数を増加させる波打ち回数増加手段を設けることに
より、2枚吸着時の分離の効率向上を図る図4に示すよ
うな技術が開示されている。
グラフ式の昇降機構22に取り付けたローダー21は波
打ち駆動装置23に接続する多数の吸着パッド4を有
し、材料台車19上に積層された多数の基板Wを上から
1枚ずつ多数の吸着パッド4で吸着し持ち上げてレール
8に沿って基板加工機20上に移動して基板加工機20
に装着させる。不所望に一番上の基板に次の基板が密着
して2枚の基板が同時に持ち上げられた際にはこれを2
枚検出装置6で検出する。搬送制御装置24において、
1枚分離制御手段10はシーケンス制御プログラムの一
部であり、波打ち駆動装置23を駆動する波打ち制御手
段12、波打ち所定の繰り返し動作を行わせる再試行制
御手段13、所定の繰り返し動作を行っても分離できな
い場合に報知手段14によりアラームを発生させかつ機
械全体を停止させる2枚吸着エラー検出手段15を設け
てある。さらに、波打ち制御手段12にはトライステッ
プごとの波打ち動作回数を所定の動作回数に増加させる
波打ち回数増加手段25を有し、再試行制御手段13に
はリトライ回数(繰り返し回数)をカウントするリトラ
イ回数カウンタ26を有し、2枚吸着エラー検出手段1
5にはリトライ回数を設定するリトライ回数設定部16
を有している。
置では、繰り返し回数(リトライ回数)、及びそれぞれ
の波打ちトライにおける波打ち動作回数が増えても各繰
り返し過程における波打ち動作パターンが同じであるた
め、最初の波打ち動作で分離が不可能であった2枚重な
り状態を何度か波打ち動作を繰り返しても分離できない
という問題点がある。すなわち、2枚検出の繰り返し回
数が多い場合は、重なり状態の基板の付着性が強い場合
であるが、その場合でも同じ波打ち動作しか行わないた
め、繰り返し時の分離の成功率が低いものである。
題を解消し、2枚吸着時の分離の効率向上を図ることの
できる基板分離装置およびその分離方法を提供すること
にある。
れ独立して上昇、下降、中間停止のできる複数のシリン
ダーを平面的に配列し、前記シリンダーの先端に吸着パ
ットを取り付け、前記吸着パットにて吸着した基板を前
記シリンダーの昇降にて波打ち動作させる機構を有する
吸着ヘッドと、前記の吸着された基板が各吸着パット上
昇位置にて2枚重なり状態であることを検出する2枚検
出装置と、この2枚検出装置の検出信号に応答して2枚
重なり状態の基板の重なり態様を自己判断する再試行制
御手段と、前記再試行制御手段にて判断された2枚重な
り状態を分離するために前記重なり態様に応じて最適な
動作パターンを選択し、各シリンダーに出力する波打ち
制御手段とを有する基板分離装置にある。
の判断により選択された前記動作パターンにより前記各
シリンダーを動作させて重なり状態の前記基板を分離す
る前記基板装置を用いた基板分離方法にある。
離を例にとって図面を用いて説明する。
る。
精度にピッチ送りが可能なエレベーター1を有する昇降
テーブル2と、昇降テーブル2上に積層状態に段積みさ
れた基板Wを吸着するためそれぞれ独立して上昇・下降
・中間停止が可能な複数のシリンダーの先端に吸着パッ
ト4を有する吸着ヘッド5と、吸着パット4にて吸着し
た基板Wの厚みを測定し確実に分離されたかどうか判定
する2枚検出装置6とを有している。この2枚検出装置
6は基板Wの側面の複数個所の厚みをそれぞれ測定して
2枚の基板が密着している重なり態様を認識するため
に、それぞれの個所に対向して複数個設けられている。
ンサ等を使用して挟み込み厚さを検知するものであり従
来から使用されているため図面による説明は省略する。
れた基板Wを次工程へ搬出するための搬出コンベア7と
の上部を往復するためレール8に沿って走行する。
に昇降テーブル2や搬出コンベア7等を含めた装置全体
の自動運転を行う手段であり、昇降テーブル2への基板
供給装置(図示省略)や搬出コンベア7後の基板加工装
置(図示省略)とのタイミング信号の送受を互いに行
う。
装置9に設けたシーケンス制御プログラムの一部であ
り、パソコン等からの基板Wの大きさ・厚み・枚数等の
基板情報11を受け、吸着ヘッド5に配列されたシリン
ダー3を昇降させて昇降テーブル2上の基板Wを1枚吸
着するプログラムからなる。
に配列された各シリンダー3を昇降させて吸着した基板
Wを波打たせる波打ち制御手段12と、2枚検出装置6
の2枚重なり状態の検出信号に応答して、基板Wの吸着
状態を自己判断する再試行制御手段13と、所定の繰り
返し動作を行っても分離できない場合に報知手段14に
アラームを発生させると共に装置全体を停止させる2枚
吸着エラー検出手段15とが設けてある。
動作について説明する。
体動作の概略を示す。まず段積みされた基板Wの最上段
が吸着パット4の吸着位置となるよう昇降テーブル2を
上昇させ(S1)、吸着パット4を下降し、最上段の基
板Wを吸着する(S2)。吸着後、各シリンダー3を波
打ち動作プログラムに沿って上昇・停止を繰り返して基
板Wを波打ちながら上昇させる(S3)。この波打ち動
作により、基板Wの重なり状態の分離性が向上する。波
打ちの後、吸着パット4にて吸着されている基板Wの厚
みを複数の側面個所でそれぞれの2枚検出装置6で検出
する(S4)。2枚検出装置6にて適正状態、すなわち
1枚のみの吸着状態であると判断された場合は(S
5)、後述の波打ち動作パターンクリア(S6)の後の
次工程に進み(S7)吸着ヘッド5を搬出コンベア7上
に移動して、基板Wを次工程へ搬出する。
着パットに吸着されている基板とその後の基板とが密着
(接着)して2枚同時に打ち上げられることにより、吸
着枚数が適正でないと判断された場合は、リトライ回数
の判断ステップ(S10)に進み、リトライ回数設定部
16により設定されたリトライ回数になったか否かを判
断する。
み、2枚検出装置6の検出結果が2枚重なり状態である
か、基板無しの吸着ミス状態であるかを判断する。
3の中の吸着状態自己判断部17に進み、それぞれの2
枚検出装置6の検出結果から基板の重なり態様を自己判
断し(S8)、波打ち制御手段12の中の波打ちパター
ン選択部18において次のリトライ時のシリンダー3の
波打ち動作パターンを選択する(S9)。
択された波打ちパターンで分離動作と2枚検出装置6に
よる検出を繰り返す。波打ち動作パターンの変更により
2枚検出が適正と判断されると(S5)、波打ちパター
ン選択部18で選択された動作パターンをクリアした後
(S6)、次工程に進む。
りの状態に応じて波打ち動作による基板分離の最適パタ
ーンを選択するので、2枚重なり時の基板分離の確実性
が増す。
ンを例示するものである。
れた吸着パット4(a〜i)により一番上の基板Wで吸
着されている。
の重なりが検出されパットa−d−gのライン下で2枚
の基板が密着重っており、一方、図面の右側では基板2
枚の重なりが検出されないでパットc−f−iのライン
下で2枚の基板を重っていない重なり態様の2枚の基板
Wの分離について、それぞれのシリンダーによる吸着パ
ットの上下動作パターンを説明する。
−4のステップで図示したように、a,b,cどうしは
たがいに同一の高さを維持して上下動し、d,e,fど
うしもたがいに同一の高さを維持して上下動し、g,
h,iどうしもたがいに同一の高さを維持して上下動を
し、これによりY方向から視た基板Wは屈曲運動をしな
いで上下動をする。
2−3−4のステップのうちのステップ2−3で図示し
たように、a,d,gは中央のdに対して両側のa,g
は上下の位置を異ならせて上下動し、b,e,hも中央
のeに対して両側のb,hは上下の位置を異ならせて上
下動し、c,f,iも中央のfに対して両側のc,iは
上下の位置を異ならせて上下動し、これによりY方向か
ら視た基板Wは波状に波打つように屈曲運動をしながら
上下動する。
率を高めることができる。
吸着パットにて吸着した基板が2枚検出装置で2枚重な
り状態であると判断された場合、その重なり態様を自己
判断し、その都度分離に最適なシリンダー動作パターン
を選択して分離動作を行うため、繰り返し過程における
2枚分離の成功率が向上するという効果がある。
成図である。
る。
す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 それぞれ独立して上昇、下降、中間停止
のできる複数のシリンダーを平面的に配列し、前記シリ
ンダーの先端に吸着パットを取り付け、前記吸着パット
にて吸着した基板を前記シリンダーの昇降にて波打ち動
作させる機構を有する吸着ヘッドと、前記の吸着された
基板が各吸着パット上昇位置にて2枚重なり状態である
ことを検出する2枚検出装置と、この2枚検出装置の検
出信号に応答して2枚重なり状態の基板の重なり態様を
自己判断する再試行制御手段と、前記再試行制御手段に
て判断された2枚重なり状態を分離するために前記重な
り態様に応じて最適な動作パターンを選択し、各シリン
ダーに出力する波打ち制御手段とを有することを特徴と
した基板分離装置。 - 【請求項2】 前記再試行制御手段の判断により選択さ
れた前記動作パターンにより前記各シリンダーを動作さ
せて重なりの状態の前記基板を分離することを特徴とす
る請求項1記載の基板分離装置を用いた基板分離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6322681A JP2534842B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 基板分離装置および基板分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6322681A JP2534842B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 基板分離装置および基板分離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08175701A JPH08175701A (ja) | 1996-07-09 |
JP2534842B2 true JP2534842B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=18146434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6322681A Expired - Fee Related JP2534842B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 基板分離装置および基板分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2534842B2 (ja) |
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JP5296741B2 (ja) * | 2010-05-24 | 2013-09-25 | トヤマキカイ株式会社 | 太陽電池セルの移送装置およびその移送方法 |
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JP7126903B2 (ja) * | 2018-08-24 | 2022-08-29 | Juki株式会社 | ピックアップ装置 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP6322681A patent/JP2534842B2/ja not_active Expired - Fee Related
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