JP2534562B2 - Laitance processor - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】Detailed Description of the Invention 【産業上の利用分野】[Industrial applications]

本発明は打設コンクリートの表面に浮かび出て沈澱堆
積したレイタンスを除去するのに使用するレイタンス処
理装置に関する。TECHNICAL FIELD The present invention relates to a leitance treatment device used for removing leitance that has emerged and precipitated and deposited on the surface of cast concrete.

【従来の技術】[Prior art]

レイタンスは、コンクリートの材料分離によってでき
るセメント，砂等の微粒が、ブリージング、すなわちま
だ固まらないコンクリートにおいて水が上昇するのにと
もなってそのコンクリートの表面に沈澱した微細な物質
であるが、このレイタンスは、硬化しても強度，付着
力，水密性等が小さく、弱層を形成するため、特に、水
平打継目においてはこれを完全に取り除かなければ当該
構造物の重大な欠陥となる。 従来、例えばコンクリートダムにおける上記レイタン
スの除去は、フロアーポリッシャーを使用してコンクリ
ート打設表面を５〜10mm程度削り出し、それを高圧水で
荒い流していた。Laitance is a fine substance such as cement, sand, etc. formed by the material separation of concrete, which is deposited on the surface of the concrete as the water rises in the breathing, that is, in the concrete that has not yet solidified. However, even if it is hardened, its strength, adhesion, watertightness, etc. are small, and it forms a weak layer. Therefore, especially in the horizontal joint, unless this is completely removed, it becomes a serious defect of the structure. Conventionally, for example, in order to remove the above-mentioned leitance in a concrete dam, a surface of concrete is cut by about 5 to 10 mm by using a floor polisher, and it is roughly flushed with high pressure water.

【発明が解決しようする問題点】[Problems to be Solved by the Invention]

しかし、削り取られたレイタンスが水等との混合によ
りヘドロ状をなして、コンクリート打設表面である作業
面を覆うため、特に人力作業の場合、仕上がり状況の把
握は勘と経験により行わなければならない。 また、コンクリート打設表面の凹凸、外気温の変化に
よるコンクリート硬化度の違い等からして、この作業は
非常に難しく、削り過ぎや削り残しをしてしまうおそれ
がある。 したがって、作業員としては熟練者を要するところ、
ヘドロが飛散する悪い作業環境であることもあって人員
の確保そのものが困難な状況にあり、しかも、作業ヤー
ドの広さに比べ作業機械が小型であることから多数の台
数とそれを運転する多くの作業員を必要とするのが現状
である。 さらにまた、作業用の高圧水を多量に使用する必要が
あることから、ケーブルやホース等が作業ヤード内に多
数走行配置されることになり、安全上においても問題が
あった。 本発明は、円筒状ブラシにより、コンクリート面を垂
直に切削してレイタンスを削り出しあるいは該コンクリ
ート面を払拭するとともにそこに洗浄水を散布し、その
レイタンス及び洗浄水をスキュージで吸入しバキューム
タンクに送給することによって、上記諸問題を解決しよ
うとするものである。However, the scraped leitance forms a sludge when mixed with water, etc., and covers the work surface that is the concrete pouring surface.Therefore, especially in the case of manual work, grasping the finish status must be done by intuition and experience. . Further, this work is extremely difficult due to the unevenness of the concrete pouring surface, the difference in the degree of hardening of the concrete due to the change in the outside temperature, etc., and there is a risk that overcutting or uncutting will occur. Therefore, where a skilled worker is required,
It is difficult to secure personnel due to the bad working environment in which sludge is scattered.Moreover, since the work machine is small compared to the size of the work yard, many machines and many people operate it. It is the present situation that the worker of is needed. Furthermore, since it is necessary to use a large amount of high-pressure water for work, a large number of cables, hoses, etc. are arranged in the work yard, which poses a safety problem. The present invention uses a cylindrical brush to cut a concrete surface vertically to scrape out the leitance or wipe the concrete surface and sprinkle cleaning water on it, and suck the laitance and the cleaning water with a squeegee to a vacuum tank. By sending it, the above problems are solved.

【課題を解決するための手段】[Means for Solving the Problems]

本発明レイタンス処理装置の構成は次のとおりであ
る。 自走する機枠１に対して上下回動自在に架設したブラ
シ取付け枠体56にコンクリート面を垂直に切削あるいは
払拭する円筒状ブラシ57を軸架している。 また、機枠１にコンクリート面に向けて洗浄水を散布
する散水ノズル76′を装架している。 さらに、切削されたレイタンス及び散布された洗浄水
を掻き寄せ吸入してバキュームタンク78に送給するスキ
ュージ62を、円筒状ブラシ57の後方において機枠１に対
して平行リンク66₁,66₂により上下動自在に支持されて
いて、そのうえさらにブラシ取付け枠体56の上下回動に
連動するようにした取付け枠68に、左右回動自在に取り
付け、これによって、円筒状ブラシ57とスキュージ62と
をコンクリート面に対し同時に上下動するようにしてい
る。 上記において、スキュージ62を、円弧状天板63の下面
に前側ブレード64と後側ブレード65とを所要の間隔をお
いて垂設するとともに、該円弧状天板63の中央にバキュ
ームホース接続口75を設け、両ブレード64,65の間に開
口させると当該レイタンス処理を一層効果的に行えるも
のである。The structure of the latance processing apparatus of the present invention is as follows. A cylindrical brush 57 that vertically cuts or wipes a concrete surface is mounted on a brush mounting frame 56 that is vertically rotatably installed on the self-propelled machine frame 1. Further, the machine frame 1 is equipped with a water spray nozzle 76 'for spraying cleaning water toward the concrete surface. Further, the squeegee 62 that scrapes the cut latance and the sprayed cleaning water and sucks it and feeds it to the vacuum tank 78 is connected to the machine frame 1 behind the cylindrical brush 57 by parallel links 66 ₁ and 66 _2. It is rotatably mounted on a mounting frame 68 which is movably supported in the vertical direction and which is further linked to the vertical rotation of the brush mounting frame 56, whereby the cylindrical brush 57 and the squeegee 62 are attached. It is designed to move up and down at the same time with respect to the concrete surface. In the above, the squeegee 62 is such that the front blade 64 and the rear blade 65 are vertically provided on the lower surface of the arc-shaped top plate 63 at a required interval, and the vacuum hose connection port 75 is provided at the center of the arc-shaped top plate 63. If the blades are provided and opened between the blades 64 and 65, the laitance process can be performed more effectively.

【作 用】[Work]

円筒状ブラシでコンクリート面を垂直に切削してレイ
タンスを削り出しあるいは払拭することができ、その円
筒状ブラシは、機枠に対し上下回動動自在なブラシ取付
け基枠に軸支され、コンクリート面の凹凸に対してもよ
く対応して、該凹凸部分の切削を行う。 また、そのコンクリート面のレイタンスの削り出しと
洗浄とを同時に自動的に行い、そのレイタンス及び洗浄
水を、スキュージで掻き寄せ吸入してバキュームタンク
に的確に送給する。The cylindrical brush can be used to vertically cut the concrete surface to cut out or wipe out the leitance.The cylindrical brush is pivotally supported by the brush mounting base frame that can be rotated up and down with respect to the machine frame. The uneven portion is cut correspondingly to the unevenness. Further, shaving and cleaning of the leitance of the concrete surface are automatically performed at the same time, and the leitance and the washing water are scraped up by a squeegee and sucked and accurately fed to the vacuum tank.

【実施例】【Example】

以下には本発明レイタンス処理装置の実施例を後方レ
イタンス処理装置として自走機枠に装架した場合につい
て、該機枠に装架した前方レイタンス処理装置とともに
詳しく説明する。 １は前輪２と後輪３とを備えた機枠で、前輪２を駆動
することによって走行する。 Ａは機枠１の前側に装架した前方レイタンス処理装
置、Ｂは機枠１の後側に装架した本発明後方レイタンス
処理装置である。 前方レイタンス処理装置Ａの構成は次のとおりであ
る。 4₁〜4₄は基端を機枠１の左右のブラケット5₁,5₂に回
動自在に軸支した上下左右４本の平行リンクである。 ６は下面前後辺に平行で内側に向かって開口するレー
ル7,7′を備えた吊下げ基板、8,8′は吊下げ基板６の上
面に伏設した後側左右の横架材9,9′上に立設した支
柱、10,10′は支柱8,8′と前側横架材９″との間に斜設
の補強材、11₁〜11₄は支柱8,8の左右両面に貼設した連
結板で、これら連結板11₁〜11₄の各々は、上側に幅広の
縦長孔12を開設し、かつ下側に幅狭の縦長孔13を開設し
ている。 そして、連結板11₁〜11₄の縦長孔12及び13に平行リン
ク4₁〜4₄の先端に装着した比較的長い軸杆14₁〜14₄を、
これらの平行リンク4₁〜4₄の先端に対して、吊下げ基板
６が相対的に上下動、前後及び左右回動できる自由度を
有する関係にして挿入している。 すなわち、吊下げ基板６は、平行リンク4₁〜4₄の先端
に対して、縦長孔12,13の長さ（高さ）の範囲内で相対
的に上下動できるとともに、下側の縦長孔13に挿入の軸
杆14₂,14₄を支点に上側の縦長孔12の幅員の範囲内で相
対的に前後回動でき、しかも、平行リンク4₁〜4₄の先端
両側面と連結板11₁〜11₄の内面との間の隙間の範囲内に
おいて同じく相対的に左右回動できる（第６図及び第７
図）。 15は基端を機枠１に回動自在に軸支するとともにピス
トンロッド15′の先端を支柱8,8′間に横架の横架杆
８″に軸支した油圧シリンダで、この油圧シリンダ15の
作動によって吊下げ基板６を平行リンク4₁〜4₄を介して
引き上げたり降ろしたりすることができる。 16はブラシ取付け基板で、それは、上面に起立設置し
たスライダー17,17′を前記レール7,7′に係入すること
によって吊下げ基板６に吊り下げ装架するとともに、前
側に固定したスライド用油圧モータ18のスプロケット19
を吊下げ基板６の前面に張設のチエン製ラック20に噛合
している。 したがって、ブラシ取付け基板16は、スライド用油圧
モータ18の駆動に基づき吊下げ基板６に対して、該ブラ
シ取付け基板16の固有の幅員以上に左右に摺動するもの
で、その左右振幅が機枠１の幅と対応一致するようにし
てある（第５図）。 21〜23はブラシ取付け基板16の下面左右両側と中央に
回動自在に軸支した円盤状ブラシで、外径約φ320mm,内
径約φ150mmのドーナツ状板にφ0.4〜0.8,長さ約50mmの
多数の鋼線を密植させてなる。 24は該基板16の後側に固定したブラシ回転用油圧モー
タで、駆動用のスプロケット25〜28及び切回し用スプロ
ケット29,30に駆動用チエン31を巻回装架していて、ブ
ラシ回転用油圧モータ24により円盤状ブラシ21〜23は、
例えば第４図矢印方向に一斉に回転する。 円盤状ブラシ21〜23のブラシ取付け基板16への支承は
次のようにして行なわれている。 32は各スプロケット26〜28に設立固定のシャフトで、
その各スプトケット26〜28はこのシャフト32を介して所
要の軸受33によりブラシ取付け基板16の下面に回転自在
に支承されている。 34は各円盤状ブラシ21〜23を取り外し自在に取り付け
たブラシフランジで、このブラシフランジ34の正三角形
の各角部に当たる位置に設けた３個の通孔35に挿通して
植立したボルト26を、該ボルト36に嵌合したカラー37と
ともに、スプロケット26〜28の同じく正三角形の各角部
に当たる位置に設けた３個の通孔38を通じてその上方に
突出させている。 41はカラー37のスプロケット26〜28の上方に突出する
部分に嵌合したコイルスプリングで、それはカラー37の
上面にナット39で当接しているワッシャー40とスプロケ
ット26〜28の上面との間に介在し、円盤状ブラシ21〜23
をブラシフランジ34に向けて引き上げるように作用して
いる。 42はスプロケット26〜28の下面の突出軸43に嵌着した
球面体で、この球面体42とブラシフランジ34の上面の球
面軸受座44とは、上記コイルスプリング41の作用によっ
て弾圧状態になっている。 したがって、各円盤状ブラシ21〜23はその下面が当該
コンクリート面の比較的小さな凹凸を形成する傾斜部分
Ｓに当接したとき、その傾斜に追従して、スプロケット
26〜28、したがってまたブラシ取付け基板16に対し自由
に傾動することができるものである（第８図）。 45は、背の低い前側ブレード47と背の高い後側ブレー
ド48とを円弧状天板46の下面に垂設してなる前方スキュ
ージで、それはブラシ取付け基板16の後方に平行リンク
49₁〜49₄を介して上下動自在に取り付けられている。 すなわち、ブラシ取付け基板16の後側辺縁に取り付け
たブラケット50₁,50₂に基端を軸支した上記平行リンク4
9₁〜49₄の先端に取付け板51を軸支し、この取付け板51
に前方スキュージ45を接続しているにより、該前方スキ
ュージ45はブラシ取付け基板16に対し上下動自在になっ
ているもので、通常はその自重によって下降状態に支持
されている。 上記平行リンク中上側左右の49,及び49₃はターンバッ
クル形式にしてあるので、これらを伸縮することによっ
て前方スキュージ45の前後の傾き具合を調整し、前側ブ
レード47及び後側ブレード48のコンクリート面に対する
間隔及び接触の状態を最も適当なものに自由に設定でき
るようにしてある。 52は下端を前方スキュージ45の天板46の中央に固着し
たエルボ形接続片で、上端を上記取付け板51の取付け孔
53に回動自在に挿嵌していることによって、前方スキュ
ージ45は該エルボ形接続片52を中心に左右回動もできる
ようになっている。 54は天板46の中央に設置したバキュームホース接続口
で、前側ブレード47と後側ブレード48との間に開口して
いる。 ａは機枠１と吊下げ基板６との間に張架した吊下げス
プリングで、機枠１に係止した上端部において手動によ
りそのストロークを調整することによって、円盤状ブラ
シ21〜23の接地荷重をコントロールするものである。 前方レイタンス処理装置Ａの構成は上記のとおりであ
って、不使用時には油圧シリンダ15により上方に引き上
げられているが、レイタンス処理作業を行う使用時にお
いては、その油圧シリンダ15をフリー状態にすることに
よって円盤状ブラシ21〜23をコンクリート面に接地する
ところに降下せしめられる（第１図及び第３図）。この
接地時の荷重を吊下げスプリングａによってコントロー
ルできることは上記のとおりである。 上記円盤状ブラシ21〜23をブラシ回転用油圧モータ24
の駆動により水平回動させつつ、機枠１を前進走行させ
ると、コンクリート面がその円盤状ブラシ21〜23により
水平に切削され、削り出されたレイタンスは、前方スキ
ュージ45に吸入され、バキュームホース接続口54からバ
キュームタンクに送給収容される。 この場合において、コンクリート面に大きなうねりが
あるとき、連結板11₁〜11₄の縦長孔12,13の長さ（高
さ）と幅員の範囲内、及び連結板11₁〜11₄と平行リンク
4₁〜4₄との間の隙間の範囲内、さらに、平行リンク4₁〜
4₄自体の回動範囲内において、前方レイタンス処理装置
Ａ全体が上下動及び前後左右回動して、円盤状ブラシ21
〜23を常にそのコンクリート面の大きなうねりに追従さ
せることができる（第６図及び第７図参照）。 また、コンクリート面に円盤状ブラシ21〜23の各々に
対応する程度の小さい凹凸があるとき、当該円盤状ブラ
シは、コイルスプリング41を適宜伸縮しその凹凸が形成
する傾斜部分Ｓに追従して何れの方向にも傾動する（第
８図参照）。 前方スキュージ45は、上記のようにブラシ取付け基板
16に対し上下動自在であってかつ通常はその自重によっ
て下降状態に支持されているので、円盤状ブラシ21〜23
がコンクリート面に接地したとき、同時に後側ブレード
48を接地し、かつそのコンクリート面の凹凸に対しては
上記のように独自に上下動するとともに左右回動して追
従するものであり、しかも、この前方スキュージ45の前
後の傾き加減はターンバックル形の平行リンク49₁,49₃
によって適宜調整設定できるものである。 これによって、コンクリート打設表面のレイタンスは
ほぼ完全に切削除去されるものである。 次に、本発明後方レイタンス処理装置Ｂの構成につい
て詳述する。 56はブラシ取付け枠体、57はこのブラシ取付け枠体56
に軸架した円筒状ブラシで、外径φ48.6の鋼管にφ2mm,
長さ約125mmのナイロン糸を密植してなる。58はこの円
筒状ブラシ57を回転するブラシ回転用油圧モータであ
る。 上記ブラシ取付け枠体56は、これに突設した補助フレ
ーム59を横架軸杆60で軸支することにより機枠１に回動
自在に装架され、かつ、これら補助フレーム59と機枠１
の対向部間に架設した油圧シリンダ61のピストンロッド
61′の伸縮動作に応動して上下回動し、円筒状ブラシ57
を不使用時には上方引上げ状態に、また、レイタンス処
理作業を行う使用時においてはコンクリート面に接地す
るところに降下するものである（第１図）。 62は、背の低い前側ブレード64と背の高い後側ブレー
ド65とを円弧状天板63の下面に垂設してなる後方スキュ
ージで、それは、機枠１の後側部に平行リンク66₁,66₂
を介して上下動自在に取り付けられている。 すなわち、機枠１の後側部辺縁に取り付けたブラケッ
ト67₁,67₂に基端を軸支した上記平行リンク66₁,66₂の先
端に取付け枠68を軸支し、この取付け枠68に後方スキュ
ージ62を接続しているにより、該後方スキュージ62は機
枠１に対し上下動自在になっている。 69は上記ブラケット67₁,67₂の上側で機枠１に折曲基
端69₁を回動自在に支承した梃部材で、その先端のピン6
9₂に縦長孔70を嵌めて垂下した連杆71の下端と上記取付
け枠68の上端とを軸連結し、該取付け枠68に上記縦長孔
70の範囲内での所要の上下自由度を持たせているもので
ある。 72は、一端を補助フレーム59に、他端を梃部材69の上
記折曲基端69₁にそれぞれ枢着した連結杆である。 したがって、後方スキュージ62は、ブラシ取付け枠体
56が油圧シリンダ61によって上下回動するのにともない
上下動し、円筒状ブラシ57が上方に引上げられた不使用
状態には同じように上方に位置し、また、円筒状ブラシ
57がコンクリート面に接地するところに降下せしめられ
た使用状態時においては同様にして当該コンクリート面
に接地するところに降下する。 上記平行リンク66₁はターンバックル形式にしてある
ので、これを伸縮することによって後方スキュージ62の
前後の傾き具合を調整し、前側ブレード64及び後側ブレ
ード65のコンクリート面に対する間隔及び接触の状態を
最も適当なものに自由に設定できるようにしてある。 73は下端を後方スキュージ62の円弧状天板63の中央に
固着したエルボ形接続片で、上端を取付け枠68の取付け
孔74に回動自在に挿嵌していることによって、後方スキ
ュージ62は該エルボ形接続片73を中心に左右回動もでき
るようになっている。 75は天板63の中央に設置したバキュームホース接続口
で、前側ブレード64と後側ブレード65との間に開口して
いる。 76は円筒状ブラシ57と後方スキュージ62との間の上方
空処に横架した散水パイプで、機枠１に搭載の水槽77に
配管接続されていて、高圧ポンプ79により圧力水を散水
ノズル76′から散水する。 本発明後方レイタンス処理装置Ｂの構成は上記のとお
りである。 この本発明後方レイタンス処理装置Ｂは、不使用時に
は油圧シリンダ61によってコンクリート面より上方に引
き上げられているが、レイタンス処理作業を行う時にお
いては円筒状ブラシ57及び後方スキュージ62をコンクリ
ート面に接地するところに降下させて（第１図）、円筒
状ブラシ57をブラシ回転用油圧モータ58の駆動により回
転させるとともに散水ノズル76′から散水して当該コン
クリート面を洗浄しつつ、機枠１を前進走行させること
によって、円筒状ブラシ57が、上記前方レイタンス処理
装置Ａによる前記処理にもかかわらずレイタンスが厚い
こと等に起因して取り残されている部分や凹処になって
いる部分を垂直方向からの切削を行すとともに、該コン
クリート面の所要の払拭をしながら、そこに発生したヘ
ドロ状のレイタンスを散布された洗浄水と一緒に、後方
スキュージ62に吸入し、バキュームホース接続口75から
バキュームタンク78に送給収容する。 この場合において、後方スキュージ62は、上記のよう
に取付け枠68に対し左右回動自在であり、しかもその取
付け枠68に下端を軸連結した連杆71が縦長孔70の範囲内
で自由に上下できるので、コンクリート面の凹凸に対し
ては独自に左右回動するととも上下動して追従するもの
であり、しかも、この後方スキュージ62の前後の傾き加
減は平行リンク66₁によって適宜調整設定できるもので
ある。 このようにして、コンクリート打設表面のレイタンス
の仕上げ処理が効率よく実施されることになるものであ
る。 なお、図中80はバキュームポンプ、81は発電機、82は
油圧ユニットで、いずれも機枠１に搭載してある。Hereinafter, an embodiment of the device for processing a relatance of the present invention will be described in detail when it is mounted on a self-propelled machine frame as a rear device for processing relatance, together with a front device for processing relatance mounted on the device frame. Reference numeral 1 denotes a machine frame having front wheels 2 and rear wheels 3, which travels by driving the front wheels 2. A is a front leitance processing apparatus mounted on the front side of the machine casing 1, and B is a rear laitance processing apparatus of the present invention mounted on the rear side of the machine casing 1. The structure of the front latance processing device A is as follows. Reference numerals 4 ₁ to 4 ₄ are four parallel links in the vertical and horizontal directions, the base ends of which are pivotally supported by the left and right brackets 5 ₁ and 5 ₂ of the machine frame 1. 6 is a suspension board provided with rails 7 and 7 ′ that are parallel to the front and rear sides of the lower surface and open toward the inside, and 8 and 8 ′ are horizontal members 9 on the rear side that are laid down on the top surface of the suspension board 6. 9 ′ stand upright, 10, 10 ′ are diagonal reinforcements between the pillars 8 and 8 ′ and the front cross member 9 ″, 11 _{1 to} 11 ₄ are on both sides of the pillars 8 and 8. in affixed to the connecting plate, each of these connecting plate 11 ₁ to 11 _4, opened wide elongated hole 12 on the upper side, and has opened the elongated hole 13 of the narrow downward. then, the connecting plate The relatively long shaft rods 14 _{1 to} 14 ₄ attached to the ends of the parallel links 4 ₁ to _{4 4 in} the vertical holes 12 and 13 of 11 _{1 to} 11 ₄ are
To the distal end of the parallel link ₄₁ to _4, lower substrate 6 suspended is relatively vertically movable, it is inserted in the relationship with the degree of freedom that can be longitudinal and lateral rotation. That is, lowering the substrate 6 suspended, to the distal end of the parallel link ₄₁ to _4, it is possible to relatively move up and down within the length of the elongated holes 12 and 13 (height), the bottom of the longitudinal hole Axial rods 14 ₂ and 14 ₄ inserted in 13 can be relatively rotated back and forth within the width of the vertical hole 12 on the upper side, and moreover, both end faces of the parallel links 4 ₁ to 4 ₄ and the connecting plate 11 can be rotated. also it relatively lateral pivoting in the range of the gap between ₁ to 11 ₄ of the inner surface (Figure 6 and 7
Figure). Reference numeral 15 is a hydraulic cylinder in which the base end is rotatably supported by the machine frame 1 and the tip end of a piston rod 15 'is supported by a horizontal cross rod 8 "between columns 8 and 8'. the lower substrate 6 suspended by the operation of the 15 or can down or pulled through a parallel link ₄₁ to _4.16 in the brush mounting substrate, it is the rail sliders 17, 17 'standing upright placed on the upper surface The sprocket 19 of the slide hydraulic motor 18 fixed to the front side is suspended and mounted on the suspension board 6 by engaging with 7, 7 '.
Is engaged with a chain rack 20 which is stretched on the front surface of the suspension board 6. Therefore, the brush mounting board 16 slides left and right with respect to the suspension board 6 by the drive of the sliding hydraulic motor 18 by a width equal to or larger than the peculiar width of the brush mounting board 16. It corresponds to the width of 1 (FIG. 5). Numerals 21 to 23 are disk-shaped brushes that are rotatably supported on the left and right sides and the center of the bottom surface of the brush mounting board 16, and have a doughnut-shaped plate with an outer diameter of about φ320 mm and an inner diameter of about φ150 mm, φ0.4 to 0.8, and a length of about 50 mm. It is made by densely planting a large number of steel wires. Reference numeral 24 is a brush rotation hydraulic motor fixed to the rear side of the base plate 16, and a drive chain 31 is wound around a drive sprocket 25 to 28 and a turning sprocket 29, 30 for brush rotation. By the hydraulic motor 24, the disk-shaped brushes 21-23 are
For example, they rotate all together in the direction of the arrow in FIG. The support of the disk-shaped brushes 21 to 23 to the brush mounting substrate 16 is performed as follows. 32 is a fixed shaft established on each sprocket 26-28,
The respective sprockets 26 to 28 are rotatably supported by the required bearing 33 on the lower surface of the brush mounting substrate 16 via the shaft 32. 34 is a brush flange to which the disk-shaped brushes 21 to 23 are detachably attached, and the bolts 26 are inserted through the three through holes 35 provided at the positions corresponding to the corners of the equilateral triangle of the brush flange 34 and are planted. Together with the collar 37 fitted to the bolt 36, the sprocket 26 to 28 are projected upward through the three through holes 38 provided at the positions corresponding to the respective corners of the equilateral triangle. Reference numeral 41 is a coil spring fitted to a portion of the collar 37 protruding above the sprockets 26 to 28, which is interposed between the washer 40 which is in contact with the nut 39 on the upper surface of the collar 37 and the upper surfaces of the sprockets 26 to 28. Disk-shaped brushes 21-23
To pull up toward the brush flange 34. Reference numeral 42 denotes a spherical body fitted to the protruding shaft 43 on the lower surface of the sprockets 26 to 28.The spherical body 42 and the spherical bearing seat 44 on the upper surface of the brush flange 34 are in an elastic state by the action of the coil spring 41. There is. Therefore, when the lower surface of each of the disc-shaped brushes 21 to 23 comes into contact with the inclined portion S forming the relatively small irregularities of the concrete surface, the sprocket follows the inclination.
26-28, and therefore also the tilting with respect to the brush mounting substrate 16 (FIG. 8). Reference numeral 45 denotes a front squeegee formed by vertically arranging a short front blade 47 and a tall rear blade 48 on the lower surface of the arc-shaped top plate 46, which is a parallel link behind the brush mounting substrate 16.
It is attached so that it can move up and down via 49 ₁ to 49 ₄ . That is, the parallel links 4 whose base ends are axially supported by the brackets 50 ₁ and 50 ₂ attached to the rear side edge of the brush attachment substrate 16.
9 _1-49 pivoted to the mounting plate 51 to ₄ of the tip, the mounting plate 51
Since the front squeegee 45 is connected to the front squeegee 45, the front squeegee 45 is movable up and down with respect to the brush mounting substrate 16, and is normally supported in a lowered state by its own weight. Since the parallel link in the upper left and right 49, and 49 ₃ are the turnbuckle format, and adjust the front and rear the tilt of the front Sukyuji 45 by stretching them, the concrete surface of the front blade 47 and rear blade 48 The distance and contact state with respect to can be freely set to the most suitable one. 52 is an elbow-shaped connecting piece whose lower end is fixed to the center of the top plate 46 of the front squeegee 45, and whose upper end is the mounting hole of the above-mentioned mounting plate 51.
By being rotatably inserted in 53, the front squeegee 45 can rotate left and right around the elbow-shaped connecting piece 52. Reference numeral 54 denotes a vacuum hose connection port installed at the center of the top plate 46, which is opened between the front blade 47 and the rear blade 48. Reference numeral a is a suspension spring stretched between the machine frame 1 and the suspension board 6, and the stroke of the disk-shaped brushes 21 to 23 is grounded by manually adjusting the stroke at the upper end portion locked to the machine frame 1. It controls the load. The configuration of the front latance processing device A is as described above, and is pulled up by the hydraulic cylinder 15 when not in use. However, when the latance processing work is performed, the hydraulic cylinder 15 should be in a free state. The disc-shaped brushes 21 to 23 are lowered by the grounding to the concrete surface (Figs. 1 and 3). As described above, the load at the time of grounding can be controlled by the suspension spring a. The disk-shaped brushes 21 to 23 are hydraulic motors 24 for brush rotation.
When the machine frame 1 is moved forward while being horizontally rotated by the drive of, the concrete surface is horizontally cut by the disk-shaped brushes 21 to 23, and the carved out latance is sucked into the front squeegee 45 and the vacuum hose. It is fed and stored from the connection port 54 to the vacuum tank. In this case, when there is a large undulation in concrete surface, the coupling plate 11 ₁ to 11 length of ₄ longitudinal holes 12 and 13 (height) in the range of width, and a connecting plate 11 ₁ to 11 ₄ parallel link
Within the gap between 4 ₁ to 4 ₄ and parallel links 4 ₁ to
4 Within the rotation range of ₄ itself, the entire front leitance processing device A moves up and down and rotates back and forth and left and right, so that the disk-shaped brush 21
~ 23 can be made to always follow the large swell of the concrete surface (see Figs. 6 and 7). Further, when the concrete surface has small unevenness corresponding to each of the disk-shaped brushes 21 to 23, the disk-shaped brush appropriately expands and contracts the coil spring 41 and follows the inclined portion S formed by the unevenness. It also tilts in the direction of (see Fig. 8). The front squeegee 45 is a brush mounting board as described above.
Since it is movable up and down with respect to 16 and is normally supported by its own weight in a lowered state, the disk-shaped brushes 21-23
When it touches the concrete surface, at the same time the rear blade
48 is grounded, and it moves up and down independently and follows left and right to follow the irregularities of the concrete surface as described above. Shaped parallel links 49 ₁ , 49 ₃
Can be adjusted and set as appropriate. As a result, the laitance on the concrete pouring surface is almost completely removed by cutting. Next, the configuration of the backward latance processing device B of the present invention will be described in detail. 56 is a brush mounting frame, 57 is this brush mounting frame 56
It is a cylindrical brush that is mounted on a steel pipe with an outer diameter of φ48.6 and a diameter of 2 mm.
Nylon thread with a length of about 125 mm is densely planted. Reference numeral 58 is a brush rotating hydraulic motor for rotating the cylindrical brush 57. The brush mounting frame body 56 is rotatably mounted on the machine frame 1 by pivotally supporting an auxiliary frame 59 projecting on the brush mounting frame body 56 with a horizontal shaft rod 60, and these auxiliary frame 59 and the machine frame 1
Piston rod of hydraulic cylinder 61 installed between facing parts of
In response to the expansion / contraction motion of 61 ′, it rotates up and down, and the cylindrical brush 57
When it is not in use, it is pulled up, and when it is used for laitance processing, it descends to the ground contact with the concrete surface (Fig. 1). Reference numeral 62 denotes a rear squeegee formed by vertically arranging a short front blade 64 and a tall rear blade 65 on the lower surface of the arc-shaped top plate 63, which is a parallel link 66 _{1 at} the rear side of the machine casing _1. , 66 ₂
It is attached so that it can move up and down via. That is, the mounting frame 68 is pivotally supported at the tips of the parallel links 66 ₁ , 66 ₂ whose base ends are pivotally supported by the brackets 67 ₁ , 67 ₂ mounted on the rear side edges of the machine frame 1. By connecting the rear squeegee 62 to the rear squeegee 62, the rear squeegee 62 can be moved up and down with respect to the machine frame 1. 69 is a lever member that rotatably supports a bent base end 69 ₁ on the machine frame 1 above the brackets 67 ₁ and 67 ₂ and has a pin 6 at the tip thereof.
9 ₂ an upper end of the lower end and the attachment frame 68 of the connecting rod 71 extending downward is fitted a vertically elongated hole 70 axially connected to, the elongated hole in the mounting frame 68
It has the required vertical freedom within the range of 70. Reference numeral 72 denotes a connecting rod, _one end of which is pivotally attached to the auxiliary frame 59 and the other end of which is pivotally attached to the bent base end 69 ₁ of the lever member 69. Therefore, the rear squeegee 62 is
As the hydraulic cylinder 61 vertically rotates 56, it moves up and down, and the cylindrical brush 57 is likewise positioned above in the unused state in which it is pulled up.
When 57 is dropped to the place where it comes into contact with the concrete surface, it drops to the place where it comes into contact with the concrete surface when in use. Since the parallel link 66 ₁ are the turnbuckle format, by stretching it to adjust the longitudinal tilt degree of the rear Sukyuji 62, the state of the spacing and contact with the concrete surface of the front blade 64 and rear blade 65 It can be freely set to the most suitable one. Reference numeral 73 denotes an elbow-shaped connecting piece whose lower end is fixed to the center of the arc-shaped top plate 63 of the rear squeegee 62, and the upper end is rotatably inserted into the mounting hole 74 of the mounting frame 68, whereby the rear squeegee 62 is The elbow-shaped connecting piece 73 can also be rotated left and right. Reference numeral 75 denotes a vacuum hose connection port installed in the center of the top plate 63, which is opened between the front blade 64 and the rear blade 65. Reference numeral 76 denotes a water sprinkling pipe horizontally laid in an upper space between the cylindrical brush 57 and the rear squeegee 62, which is connected to a water tank 77 mounted on the machine casing 1 by a pipe, and a high pressure pump 79 sprays pressure water to a nozzle 76. Water from ' The configuration of the backward latance processing device B of the present invention is as described above. This rear latance processing apparatus B of the present invention is pulled up above the concrete surface by the hydraulic cylinder 61 when not in use, but when performing the latance processing work, the cylindrical brush 57 and the rear squeegee 62 are grounded to the concrete surface. Then, it is lowered (FIG. 1), the cylindrical brush 57 is rotated by the hydraulic motor 58 for rotating the brush, and water is sprayed from the water spray nozzle 76 'to wash the concrete surface, and the machine frame 1 is moved forward. By doing so, the cylindrical brush 57 removes from the vertical direction the portion left unremoved or the portion which is recessed due to the fact that the laitance is thick despite the processing by the front laitance processing apparatus A. While cutting and wiping the concrete surface as required, the sludge-like leitance generated there is scattered. Together with washing water, sucked backwards Sukyuji 62, delivering housing from the vacuum hose connecting port 75 to the vacuum tank 78. In this case, the rear squeegee 62 is rotatable left and right with respect to the mounting frame 68 as described above, and the connecting rod 71 whose lower end is axially connected to the mounting frame 68 is freely moved up and down within the range of the vertically elongated hole 70. Therefore, it can move left and right independently to follow the unevenness of the concrete surface, and it can also move up and down and follow it, and the inclination of the rear skewage 62 can be adjusted and set appropriately by the parallel link 66 ₁ . Is. In this way, the finishing process of the leitance on the concrete pouring surface can be efficiently carried out. In the figure, 80 is a vacuum pump, 81 is a generator, and 82 is a hydraulic unit, all of which are mounted on the machine casing 1.

【発明の効果】【The invention's effect】

以上詳述したところから明らかなように、本発明によ
れば、円筒状ブラシにより、コンクリート面を垂直に切
削してレイタンスを削り出しあるいは該コンクリート面
を払拭するとともにそこに洗浄水を散布し、そのレイタ
ンス及び洗浄水をスキュージで吸入しバキュームタンク
に送給することによって、所期のレイタンス処理を的確
に実施できる。 特に、切削されたレイタンス及び散布された洗浄水を
掻き寄せ吸入してバキュームタンクに送給する上記スキ
ュージを、円筒状ブラシの後方において機枠に対して平
行リンクにより上下動自在に支持されかつブラシ取付け
枠体を上下回動に連動するようにした取付け枠に、左右
回動自在に取り付け、これによって、円筒状ブラシとス
キュージとをコンクリート面に対し同時に上下動するよ
うにしている。 このため、円筒状ブラシ及びスキュージはコンクリー
ト面の凹凸によく対応し当該処理を効果的に行うことが
できる。 また、スキュージを、円弧状天板の下面に前側ブレー
ドと後側ブレードとを所要の間隔をおいて垂設し、該円
弧状天板の中央にバキュームホース接続口を設けて、両
ブレードの間に開口させると当該レイタンス処理を一層
効果的に行えるものである。As will be apparent from the above detailed description, according to the present invention, by the cylindrical brush, the concrete surface is cut vertically to scrape out the leitance or wipe the concrete surface and spray the cleaning water there, By inhaling the latance and the cleaning water with a squeegee and sending it to the vacuum tank, the desired latance treatment can be accurately performed. In particular, the above-mentioned squeegee that scrapes the cut latance and the sprayed cleaning water and feeds it to the vacuum tank is supported by the parallel link to the machine frame at the rear of the cylindrical brush and is movable up and down. The mounting frame is mounted so as to be rotatable left and right on a mounting frame that is interlocked with the vertical rotation, whereby the cylindrical brush and the squeegee are simultaneously moved up and down with respect to the concrete surface. Therefore, the cylindrical brush and the squeegee correspond well to the irregularities on the concrete surface, and the treatment can be effectively performed. In addition, a squeegee is provided by vertically arranging a front side blade and a rear side blade on a lower surface of an arc-shaped top plate at a required interval, and providing a vacuum hose connection port at the center of the arc-shaped top plate, and between the blades. When the opening is made in the opening, the latency process can be performed more effectively.

【図面の簡単な説明】[Brief description of drawings]

図面は本発明レイタンス処理装置の実施例を後方レイタ
ンス処理装置として自走機枠に装架した場合について、
該機枠に装架した前方レイタンス処理装置とともに示し
たもので、第１図は概略側面図、第２図は同平面図、第
３図は前方レイタンス処理装置の要部の側面図、第４図
同上の平面図、第５図はブラシ取付け基板の左右摺動範
囲を示す平面図、第６図及び第７図は前方レイタンス処
理装置の上下動，前後及び左右回動の状況を説明するた
めの平行リンク機構部分の背面図及び側面図、第８図及
び第９図は円盤状ブラシの取付け状態の側面図及び分解
斜視図、第10図は前方スキュージの装架状態の斜視図、
第11図は該前方スキュージの下面図、第12図及び第13図
は同前方スキュージの要部断面図、第14図は本発明後方
レイタンス処理装置を構成する円筒状ブラシの装架状態
の正面図、第15図は該円筒状ブラシの取付け枠体の回動
部分の側面図、第16図は後方スキュージの装架状態の斜
視図である。 １……機枠、56……ブラシ取付け枠体、57……円筒状ブ
ラシ、76′……散水ノズル、78……バキュームタンク、
62……スキュージ、66₁,66₂……平行リンク、68……取
付け枠、63……円弧状天板、64……前側ブレード、65…
…後側ブレード、75……バキュームホース接続口。The drawings show the case where the embodiment of the present invention's leitance processing device is mounted on a self-propelled machine frame as a rear leitance processing device,
It is shown together with the front latance processing device mounted on the machine frame. FIG. 1 is a schematic side view, FIG. 2 is a plan view of the same, and FIG. 3 is a side view of a main part of the front latance processing device. FIG. 5 is a plan view of the same as above, FIG. 5 is a plan view showing the horizontal sliding range of the brush mounting substrate, and FIGS. 6 and 7 are for explaining the vertical movement, front-back and left-right rotation of the front leitance processing device. 8 is a rear view and a side view of the parallel link mechanism portion of FIG. 8, FIGS. 8 and 9 are a side view and an exploded perspective view of a disk-shaped brush attached state, and FIG. 10 is a perspective view of a front squeegee mounted state,
FIG. 11 is a bottom view of the front squeegee, FIGS. 12 and 13 are cross-sectional views of the main part of the front squeegee, and FIG. 14 is a front view of a cylindrical brush that constitutes the rear latance processing device of the present invention in a mounted state. FIG. 15 and FIG. 15 are side views of the rotating portion of the mounting frame of the cylindrical brush, and FIG. 16 is a perspective view of the rear squeegee in a mounted state. 1 ... Machine frame, 56 ... Brush mounting frame, 57 ... Cylindrical brush, 76 '... Sprinkling nozzle, 78 ... Vacuum tank,
62 …… Squeegee, 66 ₁ , 66 ₂ …… Parallel link, 68 …… Mounting frame, 63 …… Arc top plate, 64 …… Front blade, 65…
… Rear blade, 75 …… Vacuum hose connection.

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】(57) [Claims] 【請求項１】自走する機枠に対して上下回動自在に架設
したブラシ取付け枠体にコンクリート面を垂直に切削あ
るいは払拭する円筒状ブラシを軸架するとともに、該機
枠にコンクリート面に向けて洗浄水を散布する散水ノズ
ルを装架し、さらに、切削されたレイタンス及び散布さ
れた洗浄水を掻き寄せ吸入してバキュームタンクに送給
するスキュージを、上記円筒状ブラシの後方において上
記機枠に対して平行リンクにより上下動自在に支持され
かつ上記ブラシ取付け枠体の上下回動に連動する取付け
枠に、左右回動自在に取り付け、円筒状ブラシとスキュ
ージとがコンクリート面に対して同時に上下動するよう
にしてなることを特徴とするレイタンス処理装置。1. A cylindrical brush for vertically cutting or wiping a concrete surface is axially mounted on a brush mounting frame which is vertically rotatably mounted on a self-propelled machine frame, and the machine frame is mounted on the concrete surface. In the rear of the cylindrical brush, a spray nozzle for spraying cleaning water is mounted, and further, a squeegee for scraping and sucking the cut reitance and the sprayed cleaning water to send it to a vacuum tank is provided behind the cylindrical brush. The brush is attached to a mounting frame which is supported by a parallel link so as to be movable up and down and which is interlocked with the vertical rotation of the brush mounting frame. The cylindrical brush and the squeegee are simultaneously mounted on the concrete surface. A leitance processing device, which is configured to move up and down. 【請求項２】スキュージが、円弧状天板の下面に前側ブ
レードと後側ブレードとを所要の間隔をおいて垂設する
とともに、該円弧状天板の中央にバキュームホース接続
口を設け、上記前側ブレードと後側ブレードとの間に開
口させてなるなることを特徴とする請求項１記載のレイ
タンス処理装置。2. A squeegee has a front blade and a rear blade vertically provided on a lower surface of an arc-shaped top plate at a required interval, and a vacuum hose connection port is provided at the center of the arc-shaped top plate. 2. The device according to claim 1, wherein the device is opened between the front blade and the rear blade.