JP2534155Y2 - 画像形成シート用カセット - Google Patents

画像形成シート用カセット

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JP2534155Y2
JP2534155Y2 JP8440490U JP8440490U JP2534155Y2 JP 2534155 Y2 JP2534155 Y2 JP 2534155Y2 JP 8440490 U JP8440490 U JP 8440490U JP 8440490 U JP8440490 U JP 8440490U JP 2534155 Y2 JP2534155 Y2 JP 2534155Y2
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sheet
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cassette
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double
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勇美夫 松本
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Brother Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、画像形成装置に使用される画像形成シー
ト用カセットに関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の画像形成シート用カセットとしては、
画像形成シートとしての長尺状の感光感圧シート及び受
像シートとしての顕色シートを、それぞれロール状に巻
き付けた状態でカセット本体内に収納すると共に、その
カセット本体内に使用後の感光感圧シートを巻き取るた
めの巻取軸を設けたものが提案されている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、この従来の画像形成シート用カセットを使
用した画像形成装置において、顕色シートに形成された
出力画像をシール等に使用したい場合には、その顕色シ
ートの裏面に両面粘着テープを貼り付ける必要があっ
て、その作業が非常に面倒であるという問題があった。
又、画像形成装置内に両面粘着テープの収容部及び貼
り付け機構を設けることも考えられるが、このように構
成した場合には、画像形成装置の構造が複雑になると共
に、両面粘着テープの補給が面倒になるという問題が生
じた。
この考案は、このような従来の技術に存在する問題点
に着目してなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、受像シートとしての顕色シートに形成された出力
画像をシール等に使用したい場合に、その受像シートの
裏面に両面粘着テープを容易に貼り付けることができる
と共に、両面粘着テープの補給を感光感圧シートや受像
シートと共に簡単に行うことができ、しかも、画像形成
装置内に両面粘着テープの収容部や貼り付け機構を設け
る必要がなくて、画像形成装置の構造が複雑になるのを
防ぐことができる画像形成シート用カセットを提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、請求項1に記載の考案
では、長尺状の感光感圧シートと長尺状の受像シートと
をそれぞれロール状に巻き付けた状態でカセット本体内
に収納すると共に、そのカセット本体内に使用後の感光
感圧シートを巻き取るための巻取軸を設けた画像形成シ
ート用カセットにおいて、前記カセット本体内には、画
像形成後の受像シートに貼り付けるための両面粘着テー
プをロール状に巻き付けた状態で収納したものである。
又、請求項2に記載の考案では、前記カセット本体内
に、画像形成後の受像シートがカセット本体に設けられ
た引き出し用開口部から引き出されるまでの間に、前記
両面粘着テープを受像シートに貼り付ける位置へ案内す
るための案内部材を配設したものである。
[作用] 上記のように構成された画像形成シート用カセットを
使用して、画像形成装置により画像形成を行うと、カセ
ット本体内の感光感圧シート及び受像シートが巻き戻さ
れ、露光により感光感圧シート上に潜像が形成されると
共に、その潜像が感光感圧シートから受像シートに加圧
現像され、その後、受像シート上の画像が加熱定着され
る。そして、この出力画像が形成された受像シートに
は、カセット本体内の両面粘着テープが巻き戻されなが
ら貼り付けられる。従って、この受像シートに形成され
た出力画像をシール等に使用することができる。
[実施例] 以下、この考案を具体化した画像形成シート用カセッ
トを備える画像形成装置の一実施例を、図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図に示すように、画像形成装置のケース1はほぼ
箱型に形成され、その上面開口部には蓋体2が支軸3に
より開閉回動可能に取着されている。カセット4はケー
ス1内に着脱可能に収容され、ケース1及び蓋体2内に
対設された各一対の挟持片5,6間に位置決め配置されて
いる。カセット4の本体7は外部からの光の進入を防ぐ
ように遮光性材料で形成され、その両側部には第1及び
第2収納部8,9が所定間隔をおいて形成されている。
画像形成シート10は長尺状の感光感圧シート11と受像
シートとしての顕色シート12とからなり、この感光感圧
シート11及び顕色シート12はそれぞれスプール13,14に
ロール状に巻き付けられた状態で前記カセット本体7の
第1収納部8内に並べて収納されている。第3図に示す
ように、感光感圧シート11は透明なベースシート15上に
感光剤16を塗布してなり、その感光剤16面が外側となる
ように巻き付けられている。又、顕色シート12は透明又
は白色のベースシート17上に顕色剤18を塗布してなり、
その顕色剤18面が内側となるように巻き付けられてい
る。
第1引き出し用開口部19は前記第1収納部8の一側に
形成され、その内端部と対向するように第1収納部8内
にはガイドローラ20が設けられている。そして、前記感
光感圧シート11と顕色シート12とは、ガイドローラ20上
において感光剤16面と顕色剤18面とが互いに接合するよ
うに重ね合わされ、この状態で第1引き出し用開口部19
から外部へ引き出されるようになっている。
露光領域21は前記第1引き出し用開口部19の外端に近
接して、カセット本体7に設けられている。支持筒体22
は露光領域21に対向してケース1の一側部に貫設され、
この支持筒体22には露光用結像レンズ23が調節筒体24を
介して被写体と対向配置可能に取着されている。そし
て、この結像レンズ23を被写体に対向配置させて、調節
筒体24を回転させることにより、被写体の位置に応じて
結像レンズ23を光軸方向へ移動調節することができ、こ
の状態で、被写体からの光が結像レンズ23を介して露光
領域21にある画像形成シート10に達することにより、そ
の感光感圧紙11の一部がベースシート15を介して露光さ
れて被写体に基づく潜像が形成される。
一対の加圧ローラ26よりなる圧力現像部としての圧力
現像装置25は前記ケース1内に設けられ、カセット本体
7がケース1内に装着されたとき、カセット本体7に設
けられた透孔27を介して画像形成シート10の移送経路内
に配置される。そして、この圧力現像装置25の加圧ロー
ラ26間で感光感圧シート11の露光部分と顕色シート12と
が圧接されることにより、感光感圧シート11上の潜像が
顕色シート12に転写現像される。
巻取軸28は前記カセット本体7内に設けられ、現像後
の感光感圧シート11がこの巻取軸28に巻き取られる。サ
ーマルヘッドよりなる熱定着部としての熱定着装置29は
ケース1内に設けられ、カセット本体7がケース1内に
装着されたとき、カセット本体7に設けられた透孔30を
介して案内ローラ31に圧接される。そして、この熱定着
装置29により、案内ローラ29に沿って移送される顕色シ
ート12上の画像が加熱定着される。
両面粘着テープ32はスプール33にロール状に巻き付け
られた状態で、前記カセット本体7の第2収納部9内に
収納されている。第2引き出し用開口部34は第2収納部
9の一側に形成され、その内端部と対向するように第2
収納部9内には案内部材としての案内ローラ35及びそれ
に圧接する突条36が設けられている。そして、画像形成
後の顕色シート12が第2引き出し用開口部34から引き出
されるまでの間に、案内ローラ35と突条36との間で、顕
色シート12の顕色剤18面に両面粘着テープ32が貼り付け
られ、この状態で顕色シート12が第2引き出し用開口部
34及びケース1の排紙口37を通って排出される。
第2図に示すように、駆動用モータ38は前記ケース1
内に設けられ、このモータ38の駆動によりギヤ39,40を
介して圧力現像装置25の一方の加圧ローラ26が回転され
ると共に、ギヤ40に噛み合うギヤ41を介して巻取軸28が
回転される。又、この巻取軸28の回転に伴い、ギヤ42,4
3を介して熱定着装置29と対向する案内ローラ31が回転
されると共に、ギヤ43に噛み合うギヤ44,45を介して両
面粘着テープ32用の案内ローラ35が回転される。
次に、前記のように構成された画像形成装置について
動作を説明する。
さて、この画像形成装置を使用して、被写体に基づく
画像を形成する場合には、ケース1の一側部に設けられ
た露光用結像レンズ23を被写体に対向配置させると共
に、その被写体の位置に応じて調節筒体24の回転操作に
より、結像レンズ23を光軸方向へ移動調節する。この状
態で、図示しないスタートスイッチを操作すると、被写
体から結像レンズ23を介して露光領域21上の画像形成シ
ート10に達する光により、感光感圧シート11がベースシ
ート15を介して露光され、その感光感圧シート11上に被
写体と対応する潜像が形成される。次に、駆動用モータ
38が起動されて、画像形成シート10や両面粘着テープ32
の移送等が開始される。
その後、圧力現像装置25の加圧ローラ26間で感光感圧シ
ート11の露光部分と顕色シート12とが圧接されて、感光
感圧シート11上の潜像が顕色シート12に転写現像され、
使用後の感光感圧紙11は巻取軸28に巻き取られると共
に、顕色シート12上の画像は熱定着装置29により加熱定
着される。
又、この画像形成後の顕色シート12が第2引き出し用
開口部34から引き出されるまでの間に、案内ローラ35と
突条36との間で、顕色シート12の顕色剤18面に両面粘着
テープ32が貼り付けられ、この状態で顕色シート12が第
2引き出し用開口部34及びケース1の排紙口37を通って
排出される。従って、この顕色シート12に形成された出
力画像をシール等に使用することができる。
このように、この実施例の画像形成装置によれば、ケ
ース1の一側部に設けられた露光用結像レンズ23を被写
体に対向配置させた状態で、その結像レンズ23を介して
被写体の露光を行うようになっているため、被写体が大
きなものや、移動できないものであても、被写体の形態
や条件に合わせてケース1全体を露光位置に移動させる
ことができて、いかなる被写体に対しても容易に露光す
ることができる。
又、この実施例においては、画像形成シート10を構成
する長尺状の感光感圧シート11及び顕色シート12と両面
粘着テープ32とが、それぞれロール状に巻き付けられた
状態で1つのカセット本体7内に収納されているため、
画像形成装置のケース1内に画像形成シート10や両面粘
着テープ32の補給等を行う場合には、感光感圧シート11
と顕色シート12と両面粘着テープ32とで各別に行う必要
がなく、1つのカセット本体7をケース1内に装着する
のみで、それらの補給等を同時に行うことができる。従
って、シートやテープの補給操作を容易かつ短時間に行
うことができる。
さらに、この画像形成シート用カセットを使用した場
合には、画像形成装置のケース1内に、カセットの装着
部や画像形成シート10及び両面粘着テープ32の供給部を
一箇所に集中して配置することができる。このため、カ
セットの装着構成やシート等の供給構成を簡素化して、
装置全体を小型化することができて、前記実施例のよう
なハンディタイプの画像形成装置には最適である。
又、画像形成シート10を構成する感光感圧シート11と
顕色シート12とがそれぞれロール状に巻き付けられた状
態で、カセット本体7の第1収納部8内に収納されてい
るため、その感光感圧シート11や顕色シート12として厚
手のものを使用した場合でも、両シート11,12間に巻径
差が生じることはない。従って、感光感圧シート11及び
顕色シート12が第1引き出し用開口部19から外部に引き
出されて平面状になったときでも、それらのシート11,1
2が波打ちを生じることなく常に平坦な状態に保持され
て、露光や圧力現像等を支障なく行うことができる。
なお、この考案は前記実施例の構成に限定されるもの
ではなく、例えば、両面粘着テープ32用の案内ローラ35
を突条36に対して接離可能に配置し、顕色シート12に両
面粘着テープ32を貼り付ける必要がない場合には、案内
ローラ35を突条36から離間した位置に移動できるように
構成する等、この考案の趣旨から逸脱しない範囲で各部
の構成を任意に変更して具体化することも可能である。
[考案の効果] この考案は、以上説明したように構成されているた
め、受像シートに形成された出力画像をシール等に使用
したい場合に、その受像シートの裏面に両面粘着テープ
を容易に貼り付けることができると共に、両面粘着テー
プの補給を感光感圧紙や受像シートと共に簡単に行うこ
とができ、しかも、画像形成装置内に両面粘着テープの
収容部や貼り付け機構を設ける必要がなくて、画像形成
装置の構造が複雑になるのを防ぐことができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した画像形成シート用カセッ
トを備える画像形成装置の断面図、第2図はその駆動構
成を示す部分断面図、第3図は感光感圧シートと顕色シ
ートの一部を拡大して示す部分断面図である。 4……カセット、7……カセット本体、10……画像形成
シート、11……感光感圧シート、12……顕色シート、28
……巻取軸、32……両面粘着テープ、34……第2引き出
し用開口部、35……案内部材としての案内ローラ。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺状の感光感圧シート(11)と長尺状の
    受像シート(12)とをそれぞれロール状に巻き付けた状
    態でカセット本体(7)内に収納すると共に、そのカセ
    ット本体(7)内に使用後の感光感圧シート(11)を巻
    き取るための巻取軸(28)を設けた画像形成シート用カ
    セットにおいて、 前記カセット本体(7)内には、画像形成後の受像シー
    ト(12)に貼り付けるための両面粘着テープ(32)をロ
    ール状に巻き付けた状態で収納したことを特徴とする画
    像形成シート用カセット。
  2. 【請求項2】前記カセット本体(7)内には、画像形成
    後の受像シート(12)がカセット本体(7)に設けられ
    た引き出し用開口部(34)から引き出されるまでの間
    に、前記両面粘着テープ(32)を受像シート(12)に貼
    り付ける位置へ案内するための案内部材(35)を配設し
    た請求項1に記載の画像形成シート用カセット。
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