JP2534138B2 - 配管トレンチ及びその施工方法 - Google Patents

配管トレンチ及びその施工方法

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JP2534138B2
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義博 前田
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    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ガス管、給水(給湯)管等の各種配管材、
更に配線材等を地中に敷設する配管トレンチとその施工
方法に関する。
[従来の技術] 従来から、各種工場においては、前記のような配管材
を一括して敷設するために、第5図に示す如き構造の配
管トレンチが使用されている。
即ち、鉄筋コンクリートからなる躯体(胴体)構造の
トレンチ1の内部にホールインアンカー2を用いてL型
金具等の配管支持部材3を固定し、この配管支持部材3
に取り付け具4を用いてガス管、給水管等の配管材5を
取り付けた構造である。
前記配管トレンチによれば、多数の配管材5をまとめ
て土中に敷設できるので、多数の配管を必要とする工場
等において多用されている。しかし本願発明者の検討に
よると、下記のような問題点を有していることが判明し
た。
[発明が解決しようとする課題] 問題点の第1は、トレンチ1の構築に関するものであ
る。即ち、トレンチ1を構築する場合は、構築位置を掘
削して土中に型枠と鉄筋を組み、コンクリートを打設し
て固化した後に、型枠を解体して埋め戻しを行う。この
ため、構築に要する工期が長くなり、しかも作業工程が
多いことから製造コストが高くなっていた。
その第2は、配管支持部材3の固定に関するものであ
る。即ち、配管支持部材3としてL型金具等が利用され
るが、両端部をトレンチ1の内側面に固定する際し、コ
ンクリートアンカーが用いられる。コンクリートアンカ
ーは、トレンチ1にドリルで穴をあけてアンカーを打ち
込み、このアンカーをネジ止めに利用するものあり、配
管支持部材3をネジ止め固定する以前に、前記のような
工程を必要とする。このため、作業工数が多くコスト高
の一因になるばかりか、穴明けによるトレンチ1の強度
低下、アンカー打ち込み時にひび割れ等が生じることが
あり、トレンチ1を損傷する恐れがあった。
更に、支持部材3が角型で大きく、多種類を必要とす
る上に、メンテナンスを考慮してトレンチ1の寸法を大
きくする必要がある、等の種々の問題点があった。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的は構造が簡単で構築に要する工程を大幅に短縮
し得る配管トレンチ、及び配管トレンチの施工方法を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る前記目的は、例えば横断面円形のヒュー
ム管と、このヒューム管の内側面の直径より小径で、且
つ所望間隔に例えばボルトを螺合するためのナット等を
固定した環状の配管支持部材と、一端が前記ナットに螺
合し多端が前記ヒューム管の内側面に当接して前記環状
の配管支持部材を張設する例えばボルトの如き取り付け
部材とを用いた配管トレンチによって達成される。
更に、本発明に係る他の目的は、配管トレンチを構築
する位置を掘削してトレンチとなるヒューム管を埋設
し、しかる後に埋め戻す施工方法によって達成される。
[作用] 前記構成の配管トレンチによれば、配管支持部材に螺
合する複数のボルトの一端をそれぞれヒューム管の内側
に当接させることにより、環状の配管支持部材が所望間
隔をもって張設、即ちヒューム管の内側面から所望間隔
で点支持にて固定されるようになり、この配管支持部材
にガス管等の配管材を固定することができる。従って、
構成部材としてのアンカー、その打ち込み作業等が一切
不要になり、作業効率の向上とヒューム管の損傷防止と
を図ることができる。
更に前記施工方法によれば、掘削した土中にヒューム
管を埋設するのであるから、型枠や鉄筋の組み込み、コ
ンクリートの打設の如き作業が一切不要になり、作業効
率の大幅な向上を図ることができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を適用した配管トレンチ
とその施工方法の実施例を説明する。尚、第1図は配管
トレンチの全体構造を示す断面図、第2図及び第3図は
要部の断面図である。
11は枠体となるヒューム管であり、その直径は敷設す
る配管材の数や大きさに対応して決定されるるが、既製
のヒューム管を利用してよい。ヒューム管11の内部に
は、環状の配管支持部材12が複数のボルト13によって所
望間隔Lを有するように固定され、この環状の配管支持
部材12にガス管、給水管等の各種配管材14が取り付け具
15により固定されている。
前記環状の配管支持部材12は、第2図及び第3図に示
すようにフランジ部12aと円筒部12bとにより構成され、
機械的な強度を高めるようになされている。そして、円
筒部12bの内側面には所望間隔でナット12cが固定され、
各ナット12cに螺合したボルト13の先端がヒューム管11
の内側面に当接している。
従って、ボルト13を順次諦めることにより、環状の配
管支持部材12がヒューム管11の中心方向に付勢されるこ
とになる。しかも、環状の配管支持部材12の直径はヒュ
ーム管11の内側面の直径より小に設定されているので、
本実施例においては6本のボルト13により環状の配管支
持部材12が間隔Lを有して点接触で固定されることにな
り、言わば蜘蛛の巣のように張設された状態になる。こ
のように取り付けた環状の配管支持部材12の円筒部12b
について、取り付け具15を用いて配管材14を取り付け
る。
以上に説明したように、本実施例に示した配管トレン
チは、トレンチとなるヒューム管11を損傷する恐れは全
くなく、1個の環状の配管支持部材12を利用して配管材
14の取り付けを行い得る等、内部構造が極めて簡単であ
る。
次に、第4図を参照して施工方法を説明する。
前記構成の配管トレンチを施工する場合は、構築位置
Pの土砂を掘削し、次いでヒューム管11を例えばクレー
ンにより持ち来たして掘削により形成された溝部、換言
すれば構築位置に埋設する。そして、ヒューム管11の位
置決めが行われた後、掘削した土砂の埋め戻し作業を行
う。
このような工程により、配管トレンチの施工が行われ
るのであるが、埋設する段階のヒューム管11は、環状の
配管支持部材12の張設以前であってもよいが、作業効率
を考慮すれば張設済みのものが便利である。
前記施工方法で注目すべきことは、型枠や鉄筋の組み
込み、コンクリートの打設が一切不要になるばかりでな
く、複数のヒューム管11を接続する際に位置決めを極め
て簡単になし得ることである。即ち、環状の固定具12を
肯定した段階の複数のヒューム管11は、上下左右の構造
は全く同一である。従って、複数のヒューム管11を接続
状態で埋設する場合を想定すると、複数のヒューム管11
を中心線が合うように位置決めし、位置ずれ防止を行う
ように両者を固定すればよい。
そして、複数のヒューム管11が接続されてから、複数
のヒューム管11に設けられた環状の配管支持部材12に掛
け渡すようにして、配管材14の取り付け工事を行い、配
管トレンチを完成する。
従って、本実施例に示した配管トレンチの施工方法
は、構築材料の削減と作業工数の短縮が可能になり、こ
れらが相まって大幅なコストダウンを図ることができ
る。
以上に本発明の実施例を説明したが、本発明は前記に
限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、配管材14の個数、大小、取り付け間隔は前記
に限定されず、任意に選択することができる。
又、配線材等を敷設する場合は、環状の配管支持部材
12を利用して棚、懸垂架等を設けるようにしてよい。
更に、前記実施例では円筒部12bにボルト13を螺合す
るナット12cを固定しているが、円筒部12bが肉厚の場合
は直接ネジ溝を形成し、ナット12cを省略してもよい。
また、いわゆるダブルナット構造にしてもよい。
施工方法については、ヒューム管11の転がり防止を行
う突起等をヒューム管11の外側面に配置してよく、外側
面に突起等を一体に形成してもよい。
ヒューム管11の断面形状は円形に限定されるものでは
なく、楕円、角型等の各種のものを利用することができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る配管トレンチは、
ヒューム管の内側に、該ヒューム管の内側面より小径の
環状の配管支持部材をアンカーを用いることなく張設
し、該環状の配管支持部材に配管材を取り付け固定した
ものである。依って、前記構成の配管トレンチによれ
ば、ヒューム管を損傷することなく配管支持部材と配管
材の取り付けが行われることになり、ヒューム管の損傷
防止、材料の削減、作業効率の向上を図ることができ
る。
また、配管トレンチの施工に際しては、構築位置を掘
削してヒューム管を埋設し、土砂を埋め戻すことにより
行われるので、材料削減、施工工数の削減が可能にな
り、大幅なコストダウンと工期の短縮とを図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
って、 第1図は配管トレンチの構造を示す横断面図、 第2図は配管支持部材の張設を示す要部の拡大図、 第3図は配管支持部材の張設を示す要部の拡大断面図、 第4図は配管トレンチの施工方法を示す説明図、 第5図は従来の構成を示す図である。 図中の符号 11:ヒューム管 12:環状の配管支持部材 12a:フランジ部 12b:円筒部 13:ボルト 14:配管材 15;取り付け具 P:構築位置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体となるヒューム管と、該ヒューム管の
    内側面に対し所望間隙を有するように張設された配管支
    持部材と、該配管支持部材を前記ヒューム管内に所望間
    隙をもって張設する取り付け部材とによって構成した配
    管トレンチ。
  2. 【請求項2】枠体となるヒューム管と、取り付け部材に
    よって該ヒューム管の内側面に対し所望の間隔を有する
    ように張設された配管支持部材とによって配管トレンチ
    を構成し、 この配管トレンチの構築位置を堀削し、枠体となるヒュ
    ーム管を埋没した後、埋め戻すことを特徴とする配管ト
    レンチの施工方法。
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