JP2533723Y2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2533723Y2
JP2533723Y2 JP1990045875U JP4587590U JP2533723Y2 JP 2533723 Y2 JP2533723 Y2 JP 2533723Y2 JP 1990045875 U JP1990045875 U JP 1990045875U JP 4587590 U JP4587590 U JP 4587590U JP 2533723 Y2 JP2533723 Y2 JP 2533723Y2
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JP1990045875U
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JPH046097U (ja
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一之 岩崎
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、蛍光表示管(FIP)や液晶表示素子(LCD)
等の表示素子を用いてアナログ表示とディジタル表示の
両方を可能にした表示装置に関する。
[従来の技術] 車両のダッシュボードには、スピードメータ、タコメ
ータ等の各種計器が設けられている。この各種計器は、
現在アナログ表示によるもの又はディジタル表示による
ものがある。前者のアナログ表示のものは、一般に表示
部に常時視認可能な目盛が表示されており、この目盛上
を指針が移動することにより計測値を読み取るものであ
る。また、後者のディジタル表示のものは一般に指針が
設けられておらず、表示部の点灯によりゾーン表示が表
れて初めて計測値が読み取り可能になっている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記のように従来の各種計器はアナログ式
のもの、ディジタル式のものがあり、需要者は何れかの
方式を選択するようになっているが、両方式とも視認性
に一長一短があり、またそれぞれ表示方式が単調になり
がちであり、需要者の要求を十分満足させるものとはな
っていなかった。
また、実開平1−70116号「液晶表示装置」には、360
度以上回動可能な指針と、この指針の指示値を対比判読
する目盛と表示指標を設けた液晶セルとを備えた表示装
置が開示されている。
しかしながら、このものは、表示指標を基本表示部と
付帯表示部とで構成した点を特徴とするものであり、指
針が所定角度以上回動したときに基本表示部に付帯させ
て付帯表示部を表示させることで、目盛の上限を拡張す
るようにしたものである。従って、表示指標は基本表示
部だけが点灯する状態か、又は基本表示部と付帯表示部
がともに点灯する状態かの2通りの点灯状態しか選択で
きず、付帯表示部の点灯によりアナログ目盛の表示帯域
を拡張することはできるが、点灯した基本表示部や付帯
表示部そのものがアナログ表示に連動して全帯域におい
て数値目盛を変化させるディジタル表示を担うものでは
なく、表示自体はあくまでアナログ表示でしかないもの
であった。
また、実開昭55−155911号「指示計器」には、ディジ
タルピークメータの複数個の発光表示部をアナログメー
タのメータパネルの目盛方向に沿って配設した表示装置
が開示されている。
しかしながら、この表示装置をタコメータに適用した
ものは、例えば0〜100×100RPMの範囲の回転数を10等
分して付した目盛の外周に、0,5,10,15・・・,100の位
置にディジタルピークメータの発光表示部を配置して構
成されており、5×100RPMの表示分解能をもったディジ
タルピークメータが併設されているとも言えるが、この
ディジタルピークメータは数値目盛を直接点消灯表示す
るのではなく、数値目盛に対応した位置に配設した輝点
をLEDにより点灯又は消灯するものであった。このた
め、ディジタル表示といっても、数値目盛を直接に輝度
変化させて指針の指示値に近い数値を直接的に読み取ら
せるといったものではなく、表示主体はあくまでアナロ
グ表示でしかないものであった。また、入力の平均値又
は実効値を表示するのに適したアナログ表示に対して、
入力の瞬時の変化に対応して変化すると言われるディジ
タル表示も、例えば入力の急激な上昇を受けて輝点だけ
が指針に先行して高回転数を点灯表示したときに、アナ
ログ表示との間に大幅な乖離を生じてしまうことがあ
り、アナログ表示が現実の入力表示に追従し切れていな
いこと、すなわち入力の変化がそれほど急であることを
示唆する程度の役割しかないものであった。また、入力
が殆ど時間変化せず定常値をとり続けているような場
合、例えば指針の指示値が23×100RPM付近に停滞してい
るような場合、ディジタルピークメータの発光表示部は
20×100RPMに対応する輝点までしか点灯せず、5×100R
PM未満の端数3×100RPMは切り捨てられてしまうため、
輝点によるディジタル表示が常に不足を抱えながらアナ
ログ表示を追いかける形になってしまい、アナログ表示
領域を包含して表示補助すべきディジタル表示が有効性
を発揮できない等の課題を抱えるものであった。
本考案は上記実情に鑑みて提案されたものであって、
視認性の向上を計ると共に、アナログ式及びディジタル
式の双方を満足させることができる表示装置を提供する
ことを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は、個々に輝度制
御が可能な数値目盛を、円周に沿う帯状の表示面に所定
の目盛ピッチをもって離散的に配設した表示部と、前記
円周のほぼ中心に設けた指示軸に支持され、先端が前記
目盛に沿って回動して指示値に対応する回動位置を指し
示す指針と、前記指示値を越える数値目盛のうち最小の
数値目盛を上限とし、該上限以下の数値目盛を一様に高
輝度表示するとともに、該上限を越える数値目盛を一様
に低輝度表示する制御手段とを具備することを特徴とす
るものである。
[作用] 本考案の構成によれば、指針が指し示す指示値を越え
る数値目盛のうち最小の数値目盛を上限とし、上限以下
の数値目盛を一様に高輝度表示するとともに、上限を越
える数値目盛を一様に低輝度表示することにより、アナ
ログ表示とディジタル表示を複合した視認性のきわめて
高い表示を可能にする。
[実施例] 本考案の実施例について、第1図ないし第5図を参照
して説明する。第1図は、本考案の表示装置の一実施例
の指針回動前の状態を示す正面図、第2図は、第1図に
示した表示装置の指針回動中の状態を示す正面図、第3
図は、第1図に示した表示装置の断面図、第4図は、第
1図に示した表示装置の回路構成を示すブロック図、第
5図は、第4図に示した中央処理装置の制御動作を示す
フローチャートである。
表示装置1は、蛍光表示管(FIP)を使用したタコメ
ータであり、この表示装置1の表示部2にはイグニッシ
ョンキー8がオンされて電源が投入されると常時輝度が
高い点灯状態となる目盛部Mと、図中に点線で囲んで示
した輝度切換が可能な目盛部Nとが形成されている。
また、表示部2には、厚さ方向に貫通孔3が形成され
ている。上記表示部2には、指針4が面して配置されて
いる。この指針4は基端側を上記貫通孔3内に貫通配置
された支持軸5に支持されている。支持軸5には駆動コ
イル6が連動連結されており、駆動コイル6の励磁によ
り回動するようになっている。上記表示部2、駆動コイ
ル6はそれぞれFIPドライブ回路2a、コイルドライブ回
路6aを介して中央処理装置7に接続されており、中央処
理装置7により制御される。中央処理装置7には、イグ
ニッションキー8やイグニッションコイルの1次側コイ
ル9等からの信号が入力される。
次に、第5図に示すフローチャートに基づいて中央処
理装置7の制御動作を説明する。今、イグニッションキ
ー8をオンすると、中央処理装置7がイグニッションコ
イルの1次側コイル9からのエンジンの回転数を入力し
たか否かが判定されるまでは、コイルドライブ回路6aに
は、0点指示の位置を保持させるように信号を送る。第
1図に太字で示したように、表示部2は、0点の目盛部
M及び×1000RPMの表示が高輝度状態で表示され、さら
に、1,2,3,4・・・9の目盛部Nの表示が低輝度状態で
表示される。そして、第2図に示したように、エンジン
回転数が入力されると、コイルドライブ回路6aが駆動さ
れ駆動コイル6が励磁されて支持軸5が回動し、この支
持軸5の回動に合わせて指針4が表示部2上を回動す
る。この指針4の回動に応じて表示部2の1,2,3,4・・
・9の目盛部Nは、第2図で太字で示したようにそれま
での低輝度状態から順次高輝度状態に移行する。なお、
この目盛部Nの輝度の調整は、例えばFIPドライブ回路
をデューティ制御することにより行える。以下同様な手
順により、指針4の回動及び、表示部2の点灯が繰り返
される。
なお、実施例の場合、制御手段である中央処理装置7
が、指針4の指示値を越えると数値目盛のうち最小の数
値目盛を上限とし、この上限以下の数値目盛を一様に高
輝度表示するとともに、上限を越える数値目盛を一様に
低輝度表示するようFIPドライブ回路2aを制御する構成
としてある。このため、指針4の回動と目盛部Nの輝度
調整が単純に同期するのではなく、第2図に示したよう
に、目盛部Nの輝度調整が指針4の指示位置よりも進ん
で行われる。このため、指針4の回動よりも早く目盛部
Nが低輝度状態から高輝度状態に調整され、視認性の非
常に高い目盛から正確かつ的確な読み取りが可能とな
る。
このように、上記の表示装置1は、指針4の回動に応
じて表示部2の輝度の異なる範囲が調整され、アナログ
式及びディジタル式双方の表示により計測値を視認する
ことができるので、正確かつ的確に計測値を読み取るこ
とができるばかりでなく、趣味性の向上を計ることがで
きる。また、表示部2の指針4の指示位置よりも目盛部
Nの最大値を進めて表示させたことで、指針4の進みと
目盛部Nの輝度の変化の進みとの重なりが防止でき、表
示を一層見易くすることができる。
なお、上記実施例では表示素子として蛍光表示管を使
用したものを示したが、これに限定されるものではな
く、液晶表示素子やその他輝度調整が可能な任意の表示
素子を使用することができる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、個
々に輝度制御が可能な数値目盛を、円周に沿う帯状の表
示面に所定の目盛ピッチをもって離散的に配設した表示
部上を、前記円周のほぼ中心に設けた指示軸に支持され
た指針が回動し、この指針の先端が指示値に対応する回
動位置を指し示すようにし、かつまた指示値を越える数
値目盛のうち最小の数値目盛を上限とし、この上限以下
の数値目盛を一様に高輝度表示するとともに、上限を越
える数値目盛を一様に低輝度表示するよう構成したか
ら、指針の回動に連動して表示部の高輝度表示範囲が伸
長又は圧縮され、指針の指し示す指示値を越える最小の
数値目盛を境に、表示部が輝度差をもって駆動されるの
で、高輝度表示された数値目盛の表示部分から、指針が
指し示す位置を正確かつ的確に取ることができ、しかも
指針の進みに輝度差の進みが先行するため、ディジタル
表示が常にアナログ表示を包含する形で両者の重なりを
防止することができ、これにより表示をより一層見易く
することができ、アナログ式及びディジタル式双方の表
示要求に応え、趣味性の向上を図ることができる等の優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の表示装置の一実施例の指針回動前の
状態を示す正面図、第2図は、第1図に示した表示装置
の指針回動中の状態を示す正面図、第3図は、第1図に
示した表示装置の断面図、第4図は、第1図に示した表
示装置の回路構成を示すブロック図、第5図は、第4図
に示した中央処理装置の制御動作を示すフローチャート
である。 (主要部分を示す図面の符号の説明) 1……表示装置 2……表示部 2a……FIPドライブ回路 3……貫通孔 4……指針 5……支持軸 6……駆動コイル 6a……コイルドライブ回路 7……中央処理装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】個々に輝度制御が可能な数値目盛を,円周
    に沿う帯状の表示面に所定の目盛ピッチをもって離散的
    に配設した表示部と、前記円周のほぼ中心に設けた指示
    軸に支持され、先端が前記目盛に沿って回動して指示値
    に対応する回動位置を指し示す指針と、前記指示値を越
    える数値目盛のうち最小の数値目盛を上限とし、該上限
    以下の数値目盛を一様に高輝度表示するとともに、該上
    限を越える数値目盛を一様に低輝度表示する制御手段と
    を具備することを特徴とする表示装置。
JP1990045875U 1990-04-28 1990-04-28 表示装置 Expired - Lifetime JP2533723Y2 (ja)

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JPH046097U JPH046097U (ja) 1992-01-21
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JPS493387U (ja) * 1972-04-08 1974-01-12
JPS5449792U (ja) * 1977-09-13 1979-04-06
JPS5680145U (ja) * 1979-11-24 1981-06-29
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JPH0170116U (ja) * 1987-10-27 1989-05-10

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