JP2532649B2 - Vtrの変換装置 - Google Patents

Vtrの変換装置

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JP2532649B2 JP1067009A JP6700989A JP2532649B2 JP 2532649 B2 JP2532649 B2 JP 2532649B2 JP 1067009 A JP1067009 A JP 1067009A JP 6700989 A JP6700989 A JP 6700989A JP 2532649 B2 JP2532649 B2 JP 2532649B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号を記録または再生するビデオテー
プレコーダ(以下VTRと称する)などにおいて、異なる
テレビジョン標準方式間の変換を行ない所望のテレビジ
ョン標準方式の記録テープを作成したり、所望のテレビ
ジョン標準方式信号を出力したりすることができるビデ
オテープレコーダに関するものである。
従来の技術 世界各国におけるテレビジョン標準方式は統一されて
おらず数種類の信号形式が用いられている。代表的なテ
レビジョン標準方式はNTSC方式、PAL方式、SECAM方式の
3種であり、それらを少し変更した方式とが存在してい
ることは周知の通りである。代表的な3種の映像信号形
式は次の通りである。NTSC方式は毎秒30フレームのイン
タレース走査(フィールド周波数60サイクル)、フレー
ム走査線数525本、カラー信号の搬送周波数3.579M Hzが
基本であり、PAL方式は毎秒25フレームのインタレース
走査(フィールド周波数50サイクル)、フレーム走査線
数625本、カラー信号の搬送周波数4.433M Hzが基本であ
り、SECAM方式はカラー信号が2つの色差信号を線順次
とし周波数変調で伝送する以外はPAL方式とほとんど同
じである。
さて、家庭用VTRは一般に、消費国のテレビジョン標
準方式に適合するよう設計されて出荷されており、例え
ば日本国内や米国向にはNTSC信号に適合していて回転ヘ
ッドの回転周波数はフィールド周波数の60Hzに、1トラ
ックに1フィールド分の信号262.5H(Hは1ラインを示
す)を記録し、カラー信号は3.579M Hzの搬送色信号を6
29K Hzに低域変換して記録するよう構成している。また
ドイツ、中国などPAL地域向にはPAL信号に適合するよう
に回転ヘッドの回転周波数は50Hzとし、1トラックに31
2.5H分の信号を記録し、カラー信号は4.433M Hzの搬送
色信号を627K Hzに低域変換するよう構成している。さ
らにフランス向などはSECAM方式に対応させるため周波
数変調されたカラー信号を低域に周波数変換するかカウ
ントダウン(分周)して記録するよう構成している。再
生出力信号もまた各国のテレビジョン受像機が各国で採
用されているテレビジョン標準方式に適合するものであ
るからそれと同一の信号形式にして出力するよう構成し
ている。
ただ、ヨーロッパにおいてPAL,SECAMの両方式が受信
できる一部地域や、中近東・東南アジアなど複数の標準
方式のソースが混在する地域では、複数のテレビジョン
標準方式に対応するVTRが出荷されている。
このように家庭用VTRは、その地域のテレビジョン標
準方式に対応するよう構成されているため、例えば日本
国内で一般に存在するVTRとテレビジョン受像機を用い
てPAL方式で記録されたテープを再生して見ようとした
り、ドイツでその国内のVTRとテレビジョン受像機でNTS
C方式で記録されたテープを再生して見ようとしても不
可能であった。また中近東向など複数のテレビジョン標
準方式に対応したVTRであっても、複数の方式で記録し
たテープを再生して見ることはできても、NTSCのソース
をPAL方式で記録するなど標準方式を他の方式に変換し
て記録することなどは不可能であった。
発明が解決しようとする課題 最近、世界の情報は一元化の傾向にあり、映像も国際
間で自由に変換したいというニーズが強くなってきてい
る。このようなニーズに対し、現在の家庭用VTRは上述
したごとく不十分と言わざるを得ない。
さらに、NTSC,PAL,SECAMなどのテレビジョン標準方式
名は一般の使用者にとって馴じみが薄い上に、標準方式
名が変換前と変換後で異なるため混同しやすい。したが
って方式変換を伴うVTRを実現する場合は、標準方式を
変換するための操作が一般の使用者にとって判りやすく
簡単にできることが一つのポイントである。
本発明は上記課題に鑑み、テレビジョン標準方式の異
なる信号間の変換をする変換回路をVTRに内蔵し、サー
ボ系や映像信号処理系との接続を効果的に切換え、自国
とは異なるテレビジョン標準方式で記録されたテープの
再生や、自国とは異なる標準方式での記録を行なえるよ
う構成するとともに、スイッチパネルから指定される所
望の国名または標準方式名と、入力されている信号から
その標準方式名を自動的に検出した結果から交換モード
を検知し、方式変換回路の動作を切り換える。さらに指
定した国名または標準方式名か自動検出された国名また
は標準方式名かを切り換えて表示部で表示することによ
り、どこから来たテープか、どこへ送るテープかなどの
表現を可能とする。
課題を解決するための手段 複数のテレビジョン標準方式信号を記録または再生す
ることができるサーボ系と複数のテレビジョン標準方式
信号を記録するための記録処理系と再生するための再生
処理系及び記録再生ヘッドを有する映像信号処理系とを
備え、かつ一つのテレビジョン標準方式信号を他のテレ
ビジョン標準方式信号へ変換する方式変換回路と、操作
者が所望の国名またはテレビジョン標準方式名を指示す
るためのスイッチパネルを具備し、変換元の標準方式は
前記映像信号処理系へ入力される信号から自動検出し、
変換先の標準方式は前記スイッチパネルから操作者の指
示を検知し、入力されたテレビジョン標準方式信号を他
のテレビジョン標準方式信号へ変換して記録するモード
または再生されたテレビジョン標準方式信号を他のテレ
ビジョン標準方式信号へ変換して出力するモードをもつ
よう変換動作を制御するよう構成したものである。
作用 本発明は上記した構成によって操作者が対象とする所
望の国名またはテレビジョン標準方式名を指定すれば、
入力信号の標準方式は自動検出されるため所望の変換動
作を自動的に行えるよう構成して標準方式の異なる信号
を記録したり標準方式の異なる信号を出力できるように
し、簡単な操作により自国の標準方式以外の記録テープ
の作成や、他国で記録されたテープの再生を自国のテレ
ビ受像機で見ることができ、国際間の映像情報をVTRを
介して一元化することを可能にする。
実施例 以下本発明の一実施例のビデオテープレコーダについ
て、図面を参照しながら説明する。第1図は本発明のビ
デオテープレコーダの一実施例を示すブロック図であ
る。(a)は記録系であって、1はアンテナ端子、2は
チューナ、3はビデオ入力端子、4は入力切換スイッ
チ、5は方式変換回路であり、10は使用者が操作するス
イッチパネル、38は標準方式を検出する方式検出回路、
31は方式検出回路38とスイッチパネル10の出力から変換
モードを検知する変換モード検知回路である。6はVTR
の記録処理系、7はビデオ出力端子、8は回転ヘッド、
9はサーボ系である。また35はRFコンバータでその出力
はRF出力として端子36に接続される。(b)は再生系を
示しており、回転ヘッド8と方式変換回路5の間に再生
処理系11が配置されている。
以上のように構成されたビデオテープレコーダについ
てその動作を説明する。本ビデオテープレコーダは日本
国内で使用されるものと仮定し、まず(a)の記録系の
動作を説明する。アンテナ端子1より入力されたテレビ
電波はチューナ2で選局され復調されていわゆるNTSC方
式のコンポジット信号として入力切換スイッチ4のTV端
子に現われる。今、入力切換スイッチ4でテレビ信号を
選択していたとするとこのNTSC信号は方式変換回路5に
印加される。方式変換回路5は変換モード検知回路31の
出力に基づきテレビジョン標準方式の相互変換を実現す
る回路である。方式検出回路38は方式変換回路5へ入力
されている信号から自動的にどのテレビジョン標準方式
であるかを検出する回路であり、この場合はNTSC方式と
検出する。操作者はスイッチパネル10により所望の変換
先を指示し、例えばPAL方式を指定したとすると変換モ
ード検知回路31は、変換元がNTSC方式、変換先がPAL方
式であると判断し、方式変換回路5は入力されているNT
SC信号をあPAL信号に変換し、かつサーボ系9および記
録処理系6はPAL信号を記録できるよう動作する。ここ
でサーボ系9はPAL信号の記録を行なえるようキャプス
タンモータ、回転ヘッドを搭載したシリンダ、コントロ
ール信号を記録するためのコントロールヘッドへそれぞ
れ制御信号を供給する。また記録処理系6はPAL信号を
受けてそれを回転ヘッド8で記録すべくエンファシスや
周波数変調など適切な処理を行なう。この時ビデオ出力
端子7には方式変換回路5の入力であるNTSC信号が出力
され、端子36にはRFコンバータ35でRF信号に変換された
NTSC信号が出力される。したがってアンテナ端子1に入
力され、チューナで選局・復調されたNTSC信号はPAL信
号形式で回転ヘッド8により磁気テープに記録される。
この時、ビデオ出力端子7には変換前のNTSC信号が出力
されていて日本国内における通常のNTSC受像機でモニタ
することができる。以上のように放送されているNTSCテ
レビジョン標準方式とは異なるPAL方式での記録テープ
を作成することができる。
さらに、入力切換スイッチ4がビデオ信号を選択して
いる時にはビデオ入力端子3に印加された信号、例えば
他のVTRからの再生信号を方式変換回路5でPAL信号に変
換して記録することができ、結局NTSC方式で記録したテ
ープをPAL方式にダビングすることも可能である。
上述の説明において方式変換動作を制御する変換モー
ド検知回路31は、テレビジョン標準方式を選択する方式
検出回路38の出力とスイッチパネル10からの指令により
駆動される。スイッチパネル10は国名と世界に存在する
テレビジョン標準方式名が表示されていて、使用者が例
えば国名「USA」を操作すれば変換モード検知回路31は
それに基づき変換先をしてNTSCを選択し、別の国名「西
ドイツ」を操作すれば変換モード検知回路31は変換先と
してPALを選択する。また、直接標準方式名を操作すれ
ばその方式が変換モード検知回路31で選択される。した
がって使用者はパネルスイッチ10によりテレビジョン標
準方式名か対象とする国名のいずれかを選択すればよ
く、広い層にわたって使いやすい操作となっている。
以上の説明ではNTSC方式からPAL方式への変換を説明
したが、その逆やSECAM方式を含む他の方式間の変換も
本構成により容易に実現できる。
(b)の再生系の動作は次の如くである。
今、PAL方式による記録済テープが本VTRにかけられた
と仮定すると、その信号は回転ヘッド8でピックアップ
され、再生処理系11でディエンファシスやFM復調などの
処理が施されその出力にはPAL信号が再生される。この
場合、記録されている信号がどのテレビジョン標準方式
であるかの判別はフィールド周波数を計測するなどして
方式検出回路38で自動的に行なうのが普通で、その指令
は再生処理系11やサーボ系9に与えられる。さて、日本
国内のテレビ受像機はNTSC方式対応であるため、この再
生されたPAL信号をそのままモニタしても正常のう画像
とはならず画像が出ないか出たとしても非常に見苦しい
画像となってしまう。そのためスイッチパネル10により
「日本」を操作すれば変換モード検知回路31はPALからN
TSCへの変換を認知し、その指令は方式変換回路5に伝
えられ、方式変換回路5はその入力に与えられている再
生PAL信号をNTSC信号に変換してビデオ出力端子7に出
力する。これによりビデオ出力端子をNTSC受像機のビデ
オ入力端子に接続すれば通常の画像として観賞すること
ができる。またRF出力が端子36に得られるためそれをNT
SC受像機のアンテナ端子に接続して見ることもできる。
つまりPAL方式で記録されたテープをNTSC受像機で正常
にモニターすることが可能となる。もちろんNTSCからPA
LあるいはSECAMを含むその他のテレビジョン標準方式間
の変換が容易に行ないうる。
第2図は、第1図におけるスイッチパネル10の一例で
あり、世界地図を描き、その主要国を引き出し線により
マトリクス上に国名を表示するとともに最下欄にNTSC,P
ALなどのテレビジョン標準方式名を配置してある。
この国名および標準方式名の下にはタッチスイッチが
配置されていて操作者が押した国名または標準方式名が
どれであったかを検知できる構造になっている。このス
イッチパネル10には世界地図が表示されているため操作
者が希望の国を選択する際、単なる国名表示だけの場合
に対し、素早く容易に探し出せる。国名表示の代りに国
旗で表示すればさらにビジュアルなパネルにすることが
できる。
第3図は、第1図における方式変換回路5の一実施例
を示すブロック図である。入力端12に印加されたコンポ
ジット映像信号はY・C分離回路13で輝度信号と色信号
に分離され、輝度信号はADコンバータ14でディジタル化
されメモリ20に印加され、色信号はデコーダ15によりNT
SC,PAL,SECAM等の方式に応じそれぞれ復調され色差信号
となってADコンバータ16でディジタル化されてメモリ20
に印加される。メモリ20はフィールドを単位とするディ
ジタルメモリで、メモリコントロール回路21から制御を
受けるとともに、その書き込みクロックは入力信号から
ローパスフィルタ17、同期分離回路18により得た同期信
号を基にクロック発生器19で発生されたものを用いる。
また読出しクロックはクロック発生器22から与えられて
いる。メモリ20で方式変換処理を受けたディジタル信号
のうち輝度信号はDAコンバータ23でアナログに戻され、
色差信号はDAコンバータ24にアナログに戻されたのち、
エンコーダ25によりNTSC,PAL,SECAMなど各テレビジョン
標準方式に適合する搬送色信号に変調される。混合器26
は輝度信号と搬送色信号を混合し出力端27に方式変換を
施したコンポジット信号を出力する。
方式変換動作は次のようにして行なわれる。今、NTSC
からPALへの変換を指令された時について考える。NTSC
はフィールド周波数が60Hz、1フィールドの走査線数が
525/2本であり、PALはそれぞれ50Hz,625/2本であるから
フィールド周波数と走査線数の変換を行なう必要があ
る。そこでメモリ20に1フィールド分の信号を所定クロ
ックで書込んでメモリし、それを書き込みとは独立した
クロックで読み出せるよう構成する。そしてメモリコン
トロール回路21にNTSCからPALへの変換指令がくると、
フィールド周波数の変換に対しNTSCの60フィールド分を
PALでは50フィールドとして読出す。つまり6フィール
ドに1フィールドの割合でスキップするようメモリを制
御することで実現できる。また走査線数の変換は525/2
本を625/2本にする必要があるためメモリ20内のライン
メモリを利用して前後の走査線情報から補間して新しい
走査線の情報をつくることにより実現できる。このよう
な制御はメモリコントロール21からの制御信号によって
メモリ内の情報を選択または演算させることにより行な
われる。
逆にPALからNTSCへの変換はフィールド周波数変換は
6フィールドに1回の割合で1フィールドを2度読出す
ことにより行ない、走査線数の変換は走査線情報の間引
または演算で実現できる。
またSECAM方式はフィールド周波数、走査線数はPAL方
式と同一であり、色信号がFM変調を受けて順線次で多重
されている点が異なっているのでその点を考慮して色信
号処理すれば実現できる。
第3図で説明した方法以外にもメモリを増設し、フィ
ールド間やフレーム間の補間を行なってより高度な方式
変換を実現できることも容易に推察できる。
第4図は本発明の他の一実施例を示すブロック図であ
り、第1図において記録系と再生系に分けて配置した方
式変換回路5とスイッチパネル10、方式検出回路38、変
換モード検知回路31を記録時と再生系で共有できるよう
構成している点、記録・再生処理回路28を一般的に内部
回路の切り換えで実現されるためその構成にしている点
およびチューナ・RFコンバータを削除し、ビデオ入出力
端子のみにしている点が異なる。記録再生切換スイッチ
(R/P切換)が記録・再生処理回路28の処理を切り換え
るとともに次式変換回路5への入力およびビデオ出力端
子への出力を切り換えるよう構成して第1図で説明した
と同様に異テレビジョン標準方式の記録および再生を実
現するものである。
第5図は本発明の他の一実施例を示すブロック図であ
り、方式変換動作をより判り易く操作者に知らせるため
の表示に関するものである。方式検出回路38は、方式変
換回路5への入力からどのテレビジョン標準方式である
かを検出して、変換モード検知回路31へその情報を伝達
するとともに選択回路39へも供給する。一方、スイッチ
パネル10からの指示(国名または方式変換名)はエンコ
ーダ37でテレビジョン標準方式名(NTSC、PAL、SECAMな
ど)にエンコードされ、その標準方式名の情報を変換モ
ード検知回路31へ供給するとともに選択回路39に供給す
る。変換モード検知回路31は、この両情報に基づき、ど
の標準方式からどの標準方式へ変換するのかを知りその
結果を方式変換回路5に伝え、所望の変換動作をするよ
う制御する点についてはすでに述べた。
選択回路39には変換元の標準方式名である方式検出回
路38の出力と変換先の標準方式名であるスイッチパネル
10からの出力とが加えられていて、それらは表示スイッ
チ42によりいずれかが選択され駆動回路40を経て表示部
41で表示される。(これは例えば第2図のスイッチの該
当部分が発光表示される。)表示スイッチ42はFROM側に
倒せば選択回路39の出力には方式検出回路38の出力が選
択され、どこからの標準方式であるかを表示し、TO側に
倒せばスイッチパネルからの標準方式が選択され、どこ
の標準方式にするのかを表示する。このように表示部41
が一つであっても表示スイッチ42を設けることにより操
作者が有効な情報を知ることができる。
また表示スイッチを録/再スイッチと連動させ、記録
時はTOを再生時はFROMを自動的に選ぶことができるよう
な構成も容易に実現しうる。
発明の効果 以上のように本発明は複数のテレビジョン標準方式信
号を記録または再生することができるサーボ系と複数の
テレビジョン標準方式信号を記録するための記録処理系
と再生するための再生処理系及び記録再生ヘッドを有す
る映像信号処理系とを備え、かつ一つのテレビジョン標
準方式信号を他のテレビジョン標準方式信号へ変換する
方式変換回路と、操作者が所望の国名またはテレビジョ
ン標準方式名を指示するためのスイッチパネルを具備
し、変換元の標準方式は前記映像信号処理系へ入力され
る信号から自動検出し、変換先の標準方式は前記スイッ
チパネルから操作者の指示を検知し、入力されたテレビ
ジョン標準方式信号を他のテレビジョン標準方式信号へ
変換して記録するモードまたは再生されたテレビジョン
標準方式信号を他のテレビジョン標準方式信号へ変換し
て出力するモードをもつよう変換動作を制御するよう構
成したことにより、簡単な判りやすい操作および表示で
日本国内のテレビジョン放送をPAL方式で記録してヨー
ロッパのPAL圏に居る友人や家族に送ってやったり、ヨ
ーロッパのビデオソフトを持ち帰り日本のテレビで観賞
することができたり、ムービで撮影した家族の近況をPA
Lテープにダビングしてヨーロッパに滞在中の家族に送
るなどいろいろな使い方ができる。
また、チューナ・RFコンバータをはずしたビデオ入・
出力端子をもつビデオテープレコーダに適用すれば世界
中どこの国でも使用することができるため、一機種を生
産すれば世界中に供給することができ生産の標準化に大
きく貢献できるものである。
このように本発明は、全世界のテレビジョン標準方式
による壁をVTRによって打ち破り映像情報を一元化でき
るものであり、ビデオテープレコーダの用途をさらに拡
大するという極めて大きな効果を発輝するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明に用いるスイッチパネルの上面図、第3図は本発
明に用いる方式変換回路の一実施例を示すブロック図、
第4図は本発明の他の一実施例を示すブロック図、第5
図は本発明の他の一実施例における表示装置のブロック
図である。 5……方式変換回路、10……スイッチパネル、31……変
換モード検知回路、38……方式検出回路、28……記録再
生処理系、37……エンコーダ、39……選択回路、40……
駆動回路、41……表示部、42……表示スイッチ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のテレビジョン標準方式信号を記録ま
    たは再生することができるサーボ系と複数のテレビジョ
    ン標準方式信号を記録するための記録処理系と再生する
    ための再生処理系及び記録再生ヘッドを有する映像信号
    処理系とを備え、かつ一つのテレビジョン標準方式信号
    を他のテレビジョン標準方式信号へ変換する方式変換回
    路と、操作者が所望の国名またはテレビジョン標準方式
    名を指示するためのスイッチパネルを具備し、変換元の
    標準方式は前記映像信号処理系へ入力される信号から自
    動検出し、変換先の標準方式は前記スイッチパネルから
    操作者の指示を検知し、入力されたテレビジョン標準方
    式信号を他のテレビジョン標準方式信号へ変換して記録
    するモードまたは再生されたテレビジョン標準方式信号
    を他のテレビジョン標準方式信号へ変換して出力するモ
    ードをもつよう変換動作を制御するよう構成したことを
    特徴とするVTRの変換装置。
  2. 【請求項2】複数のテレビジョン標準方式信号を記録ま
    たは再生することができるサーボ系と複数のテレビジョ
    ン標準方式信号を記録するための記録処理系と再生する
    ための再生処理系及び記録再生ヘッドを有する映像信号
    処理系とを備え、かつ一つのテレビジョン標準方式信号
    を他のテレビジョン標準方式信号へ変換する方式変換回
    路と、操作者が所望の国名またはテレビジョン標準方式
    名を指示するためのスイッチパネルと対象国の国名また
    はテレビジョン標準方式名を表示する表示部とを具備
    し、変換元の標準方式は前記映像信号処理系へ入力され
    る信号から自動検出し、変換先の標準方式は前記スイッ
    チパネルから操作者の指示を検知し、入力されたテレビ
    ジョン標準方式信号を他のテレビジョン標準方式信号へ
    変換して記録するモードまたは再生されたテレビジョン
    標準方式信号を他のテレビジョン標準方式信号へ変換し
    て出力するモードをもつよう変換動作を制御するよう構
    成したことを特徴とするVTRの変換装置。
  3. 【請求項3】映像信号処理系へ入力される信号から自動
    検出した標準方式またはその対象国名を表示するモード
    とスイッチパネルから指示された標準方式またはその対
    象国名を表示するモードとを選択して表示部にて表示で
    きるようにするため、前記方式変換回路への入力信号か
    ら方式検出回路により検出した標準方式とスイッチパネ
    ルからの指示をエンコーダにより求めた標準方式とを選
    択回路に加え、表示スイッチによりいずれかが選択され
    駆動回路を経て表示部にて表示されるよう構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のVTRの変換装置。
  4. 【請求項4】記録モードにおいてはスイッチパネルから
    指示された標準方式またはその対象国名を表示部で表示
    し、再生モードにおいてはテープから再生された信号よ
    り自動検出した標準方式または対象国名を表示部で表示
    するよう構成したことを特徴とする請求項1記載のVTR
    の変換装置。
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