JP2531877Y2 - 電磁式ダイアフラムポンプ - Google Patents

電磁式ダイアフラムポンプ

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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電磁式ダイアフラムポンプに関するものであ
り、特に、組立容易で、かつポンプ効率を向上させるこ
とのできる電磁式ダイアフラムポンプに関するものであ
る。
(従来の技術) 以下に、図面を用いて従来の電磁式ダイアフラムポン
プを説明する。
第14図は従来の電磁式ダイアフラムポンプを正面から
見た断面図、第15図は従来の電磁式ダイアフラムポンプ
の平面図、第16図は従来の電磁式ダイアフラムポンプの
左側面図であり、第15図をX−X線から見た図である。
第15図においては、同図右側に示されたポンプ部分が断
面で示されている。
各々の図において、ハウジング1は鉄等の金属板のプ
レス加工により成型されていて、互いに対向するように
折り曲げられた一対の側面板1Aには、円形穴1Bが穿設さ
れている。
ダイアフラムプレート2は前記円形穴1Bに嵌合され、
そして、ゴム等の弾性材料により成型されたダイアフラ
ム4は、前記ダイアフラムプレート2及びヘッドカバー
3で挟持されている。符号100Dは、ダイアフラムプレー
ト2に形成された、ダイアフラム4の外周部に嵌合され
る嵌合部である。前記ダイアフラムプレート2、ヘッド
カバー3及びダイアフラム4は、おねじ18を用いて前記
ハウジング1の側面板1Aに取り付けられている。
一対の板状マグネット8は、アルミニウム等の材料に
より形成されたマグネットホルダ6に保持されている。
前記ダイアフラム4は、抑え具5及びおねじ7を用い
て、このマグネットホルダ6の両端に取り付けられてい
る。前記マグネットホルダ6及びマグネット8は、当該
電磁式ダイアフラムポンプの振動子を構成している。
前記ヘッドカバー3には、第15図に示されるように、
ダイアフラム室3Aが形成されている。このダイアフラム
室3Aには、吸入口14A及び吸入弁14、並びに吐出口15A及
び吐出弁15が形成され、取り付けられている。
フィールドコア9は、E字形状に成型されたけい素鋼
板を積層した成層鉄心であり、図示されるように、その
中央脚には、ボビン10に巻回されたコイル11が挿通され
ている。
当該電磁式ダイアフラムポンプはこのフィールドコア
9を二つ備えていて、それらは、前記マグネットホルダ
6を挟むように、ハウジング1の底面に固定されてい
る。この固定は、おねじ12及びめねじ13を用いて行われ
るが、フィールドコア9をハウジング1の底面から所定
距離だけ離す必要があるため、第16図に示されるよう
に、おねじ12にはスリーブ16が挿通される。
このような電磁式ダイアフラムポンプは、例えば防振
ゴム19を介して、流体タンク20(第14図参照)に取り付
けられる。そして、前記ヘッドカバー3に接続されたチ
ューブ17より、前記タンク20に空気等の流体が吐出され
る。
さて、第17図に当該電磁式ダイアフラムポンプの動作
原理を示す概略平面図を示す。第17図において、第14図
ないし第16図と同一の符号は、同一又は同等部分を示し
ている。
第17図に示されるように、マグネットホルダ6に取り
付けられる一対のマグネット8は、図示されるように、
隣接するマグネット8の磁極が互いに逆となるように配
置されている。
したがって、一方のフィールドコア9から他方のフィ
ールドコア9へ磁束が通過(矢印P、Q方向)するよう
に、コイル11に交流電源を接続すれば、マグネットホル
ダ6は矢印R方向に往復動し、ダイアフラム4が振動す
る。
この結果、第15図に示されるように、ハウジング1の
側面板1A、ダイアフラムプレート2及びヘッドカバー3
に形成された開口部1D、吸入口14A並びに吸入弁14を通
過して、ダイアフラム室3A内に流体が吸引(矢印A方
向)され、また、その流体は、吐出口15A及び吐出弁15
を通過(矢印B方向)し、そして第14図に示されるよう
に、チューブ17から流体タンク20に吐出される(矢印C
方向)。
このような電磁式ダイアフラムポンプは、例えば特開
昭61-252881号公報、実開昭63-100682号公報、実開昭61
-137892号公報及び実開昭63-112285号公報に記載されて
いる。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有してい
た。
(1)前述したように、ハウジング1へのフィールドコ
ア9の取付けは、おねじ12及びめねじ13を用いて行われ
る。
ここで、ハウジング1の底面に形成されるおねじ12の
挿入用穴、及びフィールドコア9に形成されるおねじ12
の挿入用穴は、該おねじ12の外径よりも若干大きな径を
有する穴である。したがって、フィールドコア9を正確
に位置決めして取り付けるには、治具を必要とするの
で、その取付が面倒である。
また、位置決めが正確に行なわれても、当該電磁式ダ
イアフラムポンプの組み立て後、輸送の際、あるいは当
該ポンプ駆動時に、フィールドコア9の取付位置が、ハ
ウジング1の底面からずれるおそれがある。フィールド
コア9の取付位置がずれると、該フィールドコア9が振
動子から遠ざかって、当該電磁式ダイアフラムポンプの
効率が悪くなったり、また振動子に近づくと振動子の振
動のバランスがくずれ、ダイアフラムの耐久性が低下す
るおそれがある。
(2)ハウジング1は金属板のプレス加工により成型さ
れているが、この結果、該ハウジング1の各種寸法精度
が出にくい。すなわち、例えばダイアフラム4を嵌合さ
せるダイアフラムプレート2の取付穴(すなわち円形穴
1B)を形成する一対の側面板1A間の距離を正確に設定す
ることができない。
したがって、ダイアフラム4間の距離を正確に設定す
ることができなくなり、当該電磁式ダイアフラムポンプ
の効率を最大限に発揮することができなくなる。
本考案は、前述の各問題点を解決するためになされた
ものであり、その目的は、組立容易で、かつ振動に対し
てもフィールドコア等の位置決めがずれることがない電
磁式ダイアフラムポンプを提供することにある。
(課題を解決するための手段及び作用) 前述の問題点を解決するために、本考案は、フィール
ドコアを載置するための水平面、および該フィールドコ
アの水平方向の位置決めをするための垂直面からなる段
状部が形成された架台、及びダイアフラムの外周部を嵌
合させるための嵌合部を、ハウジングと一体成型するよ
うにした点に特徴がある。
これにより、フィールドコアを前記架台に載置するだ
けで、該フィールドコアの位置決めを行うことができ
る。またフィールドコアが前記段状部に当接するので、
該フィールドコア取付後にフィールドコアの取付位置が
ずれることがない。さらに、ハウジング並びに前記架台
及び嵌合部の寸法精度を出し易くなる。
また、前記架台に、フィールドコアを取り付けるため
のめねじを形成又は埋設するようにした点にも特徴があ
る。
これにより、フィールドコアの取付、固定がさらに容
易になる。
(実施例) 以下に、図面を参照して、本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を正面から見た断面図、第
2図は本考案の一実施例の平面図、第3図は本考案の一
実施例の左側面図であり、第2図をY−Y線から見た図
である。この第1図ないし第3図は、第14図ないし第16
図と同様の図である。また、第1図ないし第3図におい
て、第14図ないし第16図と同一の符号は、同一又は同等
部分をあらわしているので、その説明は省略する。
第1図ないし第3図において、マグネットホルダ160
及び一対のマグネット8は、当該電磁式ダイアフラムポ
ンプの振動子を構成している。
符号100はハウジングであり、樹脂による成形品、あ
るいはアルミニウム等の金属による鋳造品である。ハウ
ジング100の底面には、二つのフィールドコア9を位置
決めし、固定するための架台100A及び100Bが形成されて
いる。この架台100A及び100Bには、第3図に示されるよ
うに、めねじ100Cが埋め込まれている。もちろん、ハウ
ジング100が金属により成型されていて、該金属が十分
な強度を有していれば、架台100A及び100Bに直接めねじ
を形成しても良い。
また、ハウジング100には、ダイアフラム4を嵌合す
るための嵌合部100Dが形成されている。すなわち、ハウ
ジング100には、第14図及び第15図に示されたダイアフ
ラムプレートが一体的に形成されている。
さらに、図示されていないが、その強度を増すため、
必要に応じて、ハウジング100にリブ等の補強を施して
も良い。
このように構成されたハウジング100の架台100A及び1
00Bに、コイル11が取り付けられたフィールドコア9が
載置、位置決めされ、そして、おねじ120を架台100A及
び100Bに埋設されためねじ100Cに螺合させ、該架台100A
及び100Bにフィールドコア9を固定する。
ここで、ハウジング100が樹脂等により成型されてい
る場合には、互いに対向するフィールドコア9を固定す
るおねじ120を補強部材200に挿通しておく。この際、補
強部材200がマグネットホルダ160に接触しないように、
該補強部材200とフィールドコア9との間には、スリー
ブ200Aが配置される。補強部材200を設けることによ
り、対向するフィールドコア9間に強力な磁力が働いて
も、ハウジング100がたわんだり、フィールドコア9の
上部同士が接近するおそれがない。
なお、互いに対向するフィールドコア9を固定するた
めのおねじ120間に補強部材200を配置する代りに、ハウ
ジング100の、嵌合部100Dが形成された側面板100U及び
底面に直交する、一対の側面板100V間に、補強部材(図
示せず)をねじ止め等により固定するようにしても良い
ことは当然である。
マグネットホルダ160には、その上面に所定の間隔を
隔てるように、二つの爪160Aが形成されている。
また、コイル11が巻装された2つのボビンのうちの一
方のボビン10Aの、他方のボビン10と対向する部分側の
上端中央には、突出部10Bが形成されていて、該突出部1
0Bには、電源遮断スイッチ210がおねじ220により取り付
けられている。10cは図示しないリード線を引き出す溝
である。
この電源遮断スイッチ210は、並列継続された一対の
コイル11と、交流電源(図示せず)との間に、電気的に
接続される。
この電源遮断スイッチ210がオンである場合には、コ
イル11に通電が行われ、マグネットホルダ160が所定の
振動数で往復動する。そして、ダイアフラム4が往復動
し、流体の吐出が行われる。ここで、ダイアフラム4に
破損等が生じていない場合には、一対の爪160Aの振動の
中心は電源遮断スイッチ210の作動端212Bの位置にある
ので、爪160Aが振動しても、該爪160Aは作動端212Bに当
接しない。
しかし、ダイアフラム4に亀裂等が生じると、マグネ
ットホルダ160の振動が一方のダイアフラム4の方に偏
ったり、振動の振幅が大きくなったりし、一対の爪160A
の振動の中心がずれて、一対の爪160Aのうちの一方が作
動端212Bに当接する。この結果、レバー212が回動し、
スイッチ210の電気接点の接触がはずれて、該電源遮断
スイッチ210がオフとなる。すなわち、コイル11への通
電が解除される。
ダイアフラム4の交換後は、レバー212を動かして、
電気接点を再び接触させれば、当該電磁式ダイアフラム
ポンプの動作が可能となる。
さて、つぎに、ハウジング100の構成を詳細に説明す
る。
第4図はハウジング100の平面図、第5図はハウジン
グ100を正面から見た断面図、第6図はハウジング100の
右側面図である。第4図〜第6図において、第1図〜第
3図と同一の符号は、同一又は同等部分をあらわしてい
る。
第4図〜第6図において、当該ハウジング100には、
前述したように、架台100A及び架台100B、並びに嵌合部
100Dが形成されている。そして、前記架台100A及び100B
には、めねじ100Cが埋設されている。
前記架台100Aには、フィールドコア9を位置決めする
ための段状部100Fが形成されている。
第7図はフィールドコア9の平面図である。
E字形に形成されたフィールドコア9は、図示される
ように、一対の両端脚に形成された取付穴9A、及び取付
穴9Bを備えている。前記取付穴9Aは、フィールドコア9
の磁気抵抗を大きくしないように、脚部の中央部をずれ
て穿設されているので、該脚部に凸部9Cが形成されてい
る。
第4図〜第6図に戻り、架台100Aには、前記フィール
ドコア9の凸部9Cを保持し、該フィールドコア9を水平
方向で位置決めするための、前記凸部9Cの輪郭形状とほ
ぼ同一の形状を有する垂直面と、フィールドコア9を載
置して該フィールドコア9の上下方向の位置を決定する
水平面を含む段状部100Fが形成されている。この段状部
100Fに、フィールドコア9の凸部9Cが嵌合するように、
架台100A及び100B上にフィールドコア9を載置すれば、
該フィールドコア9が位置決めされる。この後、第3図
に示されたように、おねじ120をめねじ100Cに螺合させ
れば、フィールドコア9がハウジング100の所定位置に
固定される。
なお、第4図に示された100Eは、防振ゴム19(第1,3
図参照)を取り付けるための取付穴である。
また、第6図に示された100Iはヘッドカバー3(第1
〜3図)をハウジング100に取り付けるためのめねじ、
すなわち、おねじ18(第1図)を螺合させるためのめね
じ、100Kはダイアフラム室3A内に流体を取り込むための
通気口(第2図参照)、100Pはコイル11より引き出され
たリード線、及び電源に接続されるリード線を、装着、
固定するためのリード穴である。前記めねじ100Iは、埋
込みであっても、またハウジング100に直接形成されて
も良い。
さて、このように、ハウジング100が樹脂による成形
品、あるいは金属による鋳造品であり、フィールドコア
9を載置する架台100A及び100Bが一体的に取り付けられ
ているので、ハウジングとフィールドコア9との間にス
リーブを配置する必要のあった従来の電磁式ダイアフラ
ムポンプに比較して、その組み立てが容易である。
また、ハウジング100の各部の寸法精度を正確に設定
することが可能なので、例えばダイアフラム間の距離を
正確に設定することができ、当該電磁式ダイアフラムポ
ンプの効率を最大限に発揮することができる。
さらに、この例においては、前記架台100Aには、フィ
ールドコア9を位置決めするための、段状部100Fが形成
されているので、該フィールドコア9の取付に治具を必
要とせず、その組み立てがさらに容易となる。また当該
電磁式ダイアフラムポンプの輸送の際、あるいはその駆
動の際に、フィールドコア9の取付位置がずれるおそれ
がないので、当該電磁式ダイアフラムポンプの効率が低
下することがない。
さらにまた、この例においては、前記架台100A及び10
0Bにめねじ100Cが埋設、又は形成されているので、フィ
ールドコア9の固定をおねじ120のみで行うことがで
き、該フィールドコア9の組み立てがさらに容易とな
る。
さて、第8図に示されるように、フィールドコア190
が、その四隅に取付穴190A及び190Bを備えており、第7
図に示されたような凸部9Cを有していない場合には、第
9図に示されるように、ハウジング180に、符号180A及
び180Bで示されるような架台を設けると良い。ここで符
号180Fは、フィールドコア190の、取付穴190Aが穿設さ
れた部分近傍の輪郭部を支持し、該フィールドコア190
を位置決めする段状部である。
第10図はハウジングのさらに他の例の平面図、第11図
は前記ハウジングを正面から見た断面図、第12図は前記
ハウジングの右側面図、第13図は前記ハウジングの底面
図である。第10図〜第12図は、第4図〜第6図と同様の
図であり、またそれらの符号と同一の符号は、同一又は
同等部分をあらわしている。
第10図〜第13図において、ハウジング280は樹脂によ
り成型されている。このハウジング280に形成された架
台280A、架台280B及び段状部280Fは、第4図〜第6図に
示された架台100A、架台100B及び段状部100Fと同等部分
を示している。
このハウジング280には、その補強のため、その内
面、及び底面の下面に、リブ280Q及び280Rが形成されて
いる。このリブ280Q及び280Rの形成により、当該ハウジ
ング280に載置される一対のフィールドコア間に強力な
磁力が生じても、該ハウジング280がたわんだり、変形
したりすることがない。
符号280Eは、第1,3図に示された防振ゴム19を、ハウ
ジング280に取り付けるための取付穴である。
なお、第10図〜第13図に示されたリブ280Q及び280Rの
形状及び個数は、単なる一例であり、このリブの形状、
個数等は、該ハウジングを構成する材質、大きさ等によ
り決定されるべきものである。リブの形状、個数等の設
定は、当業者により容易に創作されることができるの
で、説明は省略する。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、次
のような効果が達成される。
(1)実用新案登録請求の範囲第1項記載の電磁式ダイ
アフラムポンプにおいては、フィールドコアの上下方向
および水平方向を位置決めし、載置するための、段状部
が形成された架台、及びダイアフラムの外周部を嵌合さ
せるための嵌合部を、ハウジングと一体成型するように
したので、フィールドコアを前記架台に載置するだけ
で、該フィールドコアの位置決めが行われる。したがっ
て、該フィールドコアの取付の際、治具を必要とせず、
該フィールドコアの取付を容易に行うことができる。
また、従来必要とされたフィールドコアの高さ設定の
ためのスリーブを、ハウジング及びフィールドコア間に
配置する必要なく、フィールドコアを該ハウジングに固
定することができる。したがって、フィールドコアの取
付、固定がさらに容易になる。
さらに、フィールドコアが前記段状部に当接するの
で、該フィールドコア取付後にフィールドコアの取付位
置がずれることがない。したがって、当該電磁式ダイア
フラムポンプの効率の低下等を招いたり、振動子の振動
のバランスがくずれてダイアフラムの耐久性が低下する
おそれがない。
さらにまた、ハウジング並びに架台及び嵌合部の寸法
精度を出し易くなるので、フィールドコア、ダイアフラ
ム等の配置を精度良く行うことができるようになる。し
たがって、当該電磁式ダイアフラムポンプの効率を最大
限に発揮することができる。
(2)実用新案登録請求の範囲第2項記載の電磁式ダイ
アフラムポンプにおいては、前記架台に形成又は埋設さ
れためねじに、おねじを螺合するだけで、フィールドコ
アをハウジング底面に固定することができる。したがっ
て、フィールドコアの取付、固定がさらに容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を正面から見た断面図であ
る。 第2図は本考案の一実施例の平面図である。 第3図は本考案の一実施例の左側面図であり、第2図を
Y−Y線から見た図である。 第4図はハウジング100の平面図である。 第5図はハウジング100を正面から見た断面図である。 第6図はハウジング100の右側面図である。 第7図はフィールドコア9の平面図である。 第8図はフィールドコアの他の例の平面図である。 第9図はハウジングの他の例の平面図である。 第10図はハウジングのさらに他の例の平面図である。 第11図は第10図のハウジングを正面から見た断面図であ
る。 第12図は第10図のハウジングの右側面図である。 第13図は第10図のハウジングの底面図である。 第14図は従来の電磁式ダイアフラムポンプを正面から見
た断面図である。 第15図は従来の電磁式ダイアフラムポンプの平面図であ
る。 第16図は従来の電磁式ダイアフラムポンプの左側面図で
あり、第15図をX−X線から見た図である。 第17図は電磁式ダイアフラムポンプの動作原理を示す概
略平面図である。 3……ヘッドカバー、4……ダイアフラム、3A……ダイ
アフラム室、8……マグネット、9……フィールドコ
ア、11……コイル、14……吸入弁、15……吐出弁、100
……ハウジング、100A,100B,180A,180B,280A,280B……
架台、100C……めねじ、100D……嵌合部、100F,180F,28
0F……段状部、120……おねじ、160……マグネットホル

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向するように配置された一対のダ
    イアフラムと、 前記ダイアフラムにより閉塞され、かつ吸入弁及び吐出
    弁を有するダイアフラム室と、 前記各ダイアフラムを連結すると共に、前記一対のダイ
    アフラムの配列方向に、所定の間隔をおいて配置された
    一対のマグネットを有する振動子と、 そのそれぞれにコイルが巻回され、その磁極が互いに前
    記一対のマグネットに対向するように配置された一対の
    フィールドコアと、 前記一対のフィールドコアを載置するための水平面、お
    よび該フィールドコアの水平方向の位置決めをするため
    の垂直面からなる段状部が形成された架台を有すると共
    に、前記一対のダイアフラムの外周部を嵌合するための
    嵌合部を備えたハウジングとを具備し、 前記架台及び嵌合部は、前記ハウジングと一体成型され
    たことを特徴とする電磁式ダイアフラムポンプ。
  2. 【請求項2】前記架台には、前記フィールドコアを取付
    けるおねじが螺合するめねじが形成、もしくは埋設され
    たことを特徴とする前記実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の電磁式ダイアフラムポンプ。
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