JP2530792Y2 - 便器脱臭装置 - Google Patents
便器脱臭装置Info
- Publication number
- JP2530792Y2 JP2530792Y2 JP1228692U JP1228692U JP2530792Y2 JP 2530792 Y2 JP2530792 Y2 JP 2530792Y2 JP 1228692 U JP1228692 U JP 1228692U JP 1228692 U JP1228692 U JP 1228692U JP 2530792 Y2 JP2530792 Y2 JP 2530792Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- bowl
- exhaust
- toilet bowl
- exhaust passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は便器脱臭装置に係り、特
に鉢内の臭気をトラップ部よりも下流側へ排出するよう
構成した便器脱臭装置に関する。
に鉢内の臭気をトラップ部よりも下流側へ排出するよう
構成した便器脱臭装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の便器脱臭装置は便器の鉢内とト
ラップ部よりも下流側とを連通する排気通路及び該排気
通路に設けられた排気ファンを備えてなる。また、この
排気通路には、通常、排気ファンの非作動時に閉止され
る逆流防止弁が設けられている。該排気ファンを作動さ
せると、鉢内の臭気が排水管を介して下水道や浄化槽へ
排出される。
ラップ部よりも下流側とを連通する排気通路及び該排気
通路に設けられた排気ファンを備えてなる。また、この
排気通路には、通常、排気ファンの非作動時に閉止され
る逆流防止弁が設けられている。該排気ファンを作動さ
せると、鉢内の臭気が排水管を介して下水道や浄化槽へ
排出される。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の便器脱臭装
置にあっては排水管をはい上ってきた虫が逆流防止弁の
開放時に排気通路を通り抜けて鉢内に到達するおそれが
あった。
置にあっては排水管をはい上ってきた虫が逆流防止弁の
開放時に排気通路を通り抜けて鉢内に到達するおそれが
あった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案の便器脱臭装置
は、便器の鉢内とトラップ部よりも下流側とを連通する
排気通路及び該排気通路に設けられた排気ファンを備え
てなる便器脱臭装置において、前記排気通路の内面に虫
返し部を突設したことを特徴とするものである。
は、便器の鉢内とトラップ部よりも下流側とを連通する
排気通路及び該排気通路に設けられた排気ファンを備え
てなる便器脱臭装置において、前記排気通路の内面に虫
返し部を突設したことを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】かかる本考案の便器脱臭装置によると、排気通
路をはい上ってきた虫が虫返し部よりも上流側へ移行す
ることが阻止される。
路をはい上ってきた虫が虫返し部よりも上流側へ移行す
ることが阻止される。
【０００６】
【実施例】第１図は実施例に係る便器脱臭装置を備えた
洋風便器１の断面図、第２図は第１図のII部分の拡大図
である。
洋風便器１の断面図、第２図は第１図のII部分の拡大図
である。
【０００７】洋風便器１の便鉢２の上縁にリム通水路３
が設けられている。便鉢２の底部のトラップ部４は排出
部５及び排水口６を介して排水管７に連通されている。
この便鉢２の上部の脱臭吸込穴８は、吸気ダクト９、吸
引ファン１０、逆流防止弁１１及び排気ホース１２を介
して前記排水口６の開口１３に連通されている。１１ａ
は逆流防止弁の弁体、１１ｂは該弁体１１ａをシート部
１１ｃに対し接離させるためのソレノイド、１１ｄはリ
ンク機構である。
が設けられている。便鉢２の底部のトラップ部４は排出
部５及び排水口６を介して排水管７に連通されている。
この便鉢２の上部の脱臭吸込穴８は、吸気ダクト９、吸
引ファン１０、逆流防止弁１１及び排気ホース１２を介
して前記排水口６の開口１３に連通されている。１１ａ
は逆流防止弁の弁体、１１ｂは該弁体１１ａをシート部
１１ｃに対し接離させるためのソレノイド、１１ｄはリ
ンク機構である。
【０００８】本実施例では、第２図の如く、この逆流防
止弁１１の下側に、下方に向って縮径するテーパ筒状の
虫返し部１４が突設されている。
止弁１１の下側に、下方に向って縮径するテーパ筒状の
虫返し部１４が突設されている。
【０００９】かかる虫返し部１４を設けたことにより、
排気ホース１２内をはい上ってきた虫が虫返し部１４よ
りも上流側へ入り込むことが防止される。
排気ホース１２内をはい上ってきた虫が虫返し部１４よ
りも上流側へ入り込むことが防止される。
【００１０】上記実施例は本考案の一例を示すものであ
り、虫返し部は上記以外の箇所に設けても良い。例え
ば、第３、４図の如く、排気ホース１２の途中に虫返し
部１５、１６を有したブロック１７、１８を介在させて
もよく、このような虫返し部１５、１６を排気ホース１
２と樹脂などにより一体に形成しても良い。
り、虫返し部は上記以外の箇所に設けても良い。例え
ば、第３、４図の如く、排気ホース１２の途中に虫返し
部１５、１６を有したブロック１７、１８を介在させて
もよく、このような虫返し部１５、１６を排気ホース１
２と樹脂などにより一体に形成しても良い。
【００１１】なお、この虫返し部は、逆流防止弁よりも
下流側に設けるのが好ましい。
下流側に設けるのが好ましい。
【００１２】上記実施例では排気ホースを排水部に接続
しているが、排気ホース等の排水ソケット等に接続する
場合にも本考案を適用できることは明らかである。
しているが、排気ホース等の排水ソケット等に接続する
場合にも本考案を適用できることは明らかである。
【００１３】また、上記実施例では便器として洋風便器
が示されているが、和風便器や小便器であっても良い。
が示されているが、和風便器や小便器であっても良い。
【００１４】
【考案の効果】以上の通り、本考案の便器脱臭装置によ
ると、虫が鉢にまではい上ってくることが確実に防止さ
れる。
ると、虫が鉢にまではい上ってくることが確実に防止さ
れる。
【図１】実施例に係る便器脱臭装置を備えた洋風便器１
の断面図である。
の断面図である。
【図２】図１のII部分の拡大図である。
【図３】別の実施例の要部を示す断面図である。
【図４】さらに別の実施例の要部を示す断面図である。
１ 洋風便器 ２ 便鉢 ４ トラップ部 ５ 排出部 ６ 排水口 ７ 排水管 ８ 脱臭吸込穴 ９ 吸気ダクト １０ 吸引ファン １１ 逆流防止弁 １２ 排気ホース １４，１５，１６ 虫返し部 １７，１８ ブロック
Claims (1)
- 【請求項１】 便器の鉢内とトラップ部よりも下流側と
を連通する排気通路及び該排気通路に設けられた排気フ
ァンを備えてなる便器脱臭装置において、 前記排気通路の内面に虫返し部を突設したことを特徴と
する便器脱臭装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1228692U JP2530792Y2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 便器脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1228692U JP2530792Y2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 便器脱臭装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573077U JPH0573077U (ja) | 1993-10-05 |
| JP2530792Y2 true JP2530792Y2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=11801116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1228692U Expired - Lifetime JP2530792Y2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 便器脱臭装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2530792Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| HU226026B1 (hu) * | 2003-05-28 | 2008-03-28 | Gyoergy Kovacs | Folyadéktartályos szeleppel ellátott szagelszívó |
| WO2010110511A1 (ko) * | 2009-03-25 | 2010-09-30 | Kim Kil Lae | 양변기용 악취제거장치 |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP1228692U patent/JP2530792Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0573077U (ja) | 1993-10-05 |
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