JP2530075Y2 - 路面切削機械の切削ドラム取付装置 - Google Patents

路面切削機械の切削ドラム取付装置

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JP2530075Y2
JP2530075Y2 JP1989055215U JP5521589U JP2530075Y2 JP 2530075 Y2 JP2530075 Y2 JP 2530075Y2 JP 1989055215 U JP1989055215 U JP 1989055215U JP 5521589 U JP5521589 U JP 5521589U JP 2530075 Y2 JP2530075 Y2 JP 2530075Y2
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drum
cutting
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昭 中島
仁 高橋
光男 中村
栄喜 新田
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、路面切削機械の切削ドラムを車体に取付け
る装置に関する。
〔従来の技術〕
路面は長年の使用により凹凸変形したり、輪だち掘れ
したりするので、路面切削機械により平坦に切削するこ
とがある。
このような路面切削機械は、ドラムに切削刃を複数取
付けて成る切削ドラムを車体に昇降自在に設け、その切
削ドラムによって路面を切削するものであり、切削作業
用途に合わせた切削ドラム形状の異なるものの取付、交
換や切削刃が摩擦、損傷した場合等には切削ドラムを交
換することがあるので、切削ドラムを簡単に取り外しで
きるようにしている。
例えば、第5図に示すように車体側の取付縦板1に支
持部2を設け、この支持部2に駆動モータ3と回転軸4
を取付け、その回転軸4の先端に切削ドラム5のドラム
6をボルト又はナツト7で連結し、ボルト又はナツト7
を弛めることで切削ドラム5を簡単に取り外しできるよ
うにしている。8はドラム6に設けた切削刃である。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる取付装置であると、切削ドラム5が片持ち支持
となるから、切削抵抗によって回転軸4、支持部2に大
きな力が作用して破損したりすることがあり、強度的に
問題があるので、支持部2や回転軸4を必要以上に大き
くする必要があり、コストが高くなるばかりか取付が困
難となる。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした
路面切削機械の切削ドラム取付装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本考案は、車体側に取付けられるハウジング10を、ほ
ぼ下向コ字状の本体11と、この本体11の一側に固着した
モータ支持枠12と、前記本体11の他側に着脱自在に設け
た側板13とにより下面を開口したほぼ箱形状とし、 前記モータ支持枠12に、モータ20と、そのモータ20に
より回転される回転部を設け、 ドラム29の外周面に切削刃30を設けて前記ハウジング
10内に収納可能なる切削ドラム31とし、そのドラム29の
一端部に一側支軸33を設け、ドラム29の他側部に他側支
軸34を設け、その一側支軸33をモータ支持枠12の回転部
に軸方向に抜き出し可能で回転しないように連結し、他
側支軸34を側板13に回転自在に連結して切削ドラム31を
ハウジング10内に回転可能に取付けたことを特徴とする
路面切削機械の切削ドラム取付装置である。
本考案の路面切削機械の切削ドラム取付装置によれ
ば、切削ドラム31を一側支軸33と他側支軸34でハウジン
グ10のモータ支持枠12、側板13により支持していること
から、両持ち支持となって切削反力を一側・他側支軸3
3,34によってハウジング10で支持できるから切削ドラム
31を支持する強度が強くなり、一側・他側支軸33,34を
必要以上に大きくする必要がなく、取付けが容易とな
る。
また、一側支軸33がモータ支持枠12の回転部に軸方向
に抜き出し可能であることと、他側支軸34を回転自在に
支承する側板13が本体11に着脱自在であることにより、
側板13を本体11より取り外しすれば一側支軸33が回転部
より抜き出しできるので、側板13とともに切削ドラム31
を本体11より取り外しでき、他用途切削ドラムと交換し
たり、切削刃30が摩擦・損傷した時に容易に交換でき
る。
〔実施例〕
第1図のように、図示しない車体に昇降自在に設けら
れたハウジング10は下向コ字状の本体11とモータ支持枠
12と側板13とにより成り、モータ支持枠12は裏板14と周
壁板15と表板16とで略長方形状の筐状となり、その裏板
14が本体11の一端面に固着され、裏板14と表板16に亘っ
て駆動スプロケツト17と従動スプロケツト18が回転自在
に支承され、駆動スプロケツト17のスプライン孔19に裏
板14に固設したモータ20の出力軸21がスプライン嵌合し
てあり、駆動スプロケツト17と従動スプロケツト18とに
亘ってチエーン22が巻掛けてある。
前記側板13は本体11の他端縁に固着した複数のナツト
部材23にボルト24で取付けられ、その側板13の孔25に筒
体26が固着してあり、この筒体26は側板13にボルト27で
取付けたキヤツプ28で閉塞されている。
ドラム29の外周面に複数の切削刃30を設けて切削ドラ
ム31となり、そのドラム29の内周面両側に隔板32を介し
て一側支軸33と他側支軸34が同心状に設けられ、その一
側支軸33が前記従動スプロケツト18のスプライン孔35に
スプライン嵌合し、他側支軸34が前記筒体26に軸受36を
介して支承され、その軸受36は他側支軸34の端面にボル
ト37で固着したプレート38で押えてある。
このようであるから、ボルト24を弛めることで側板13
を本体11より取り外しすれば、側板13ととともに切削ド
ラム31を本体11より取り外しできると共に、切削ドラム
31は一側支軸33と他側支軸34で伝動ケース12と側板13で
両持ち支持となるから、強度を強くできる。
また、第1図仮想線で示すように本体11の他端面と側
板13との間にスペーサ39を取付ければ、ハウジング10の
長さを変更できるので、長さの異なる切削ドラム31を取
付けできる。
また、第4図に示すようにモータ支持枠12を板状と
し、そのモータ支持枠12にモータ20を取付け、その出力
軸に一側支軸33を滑りキー又はスプライン嵌合しても良
い。
〔考案の効果〕
切削ドラム31を一側支軸33と他側支軸34でハウジング
10のモータ支持枠12、側板13により支持していることか
ら、両持ち支持となって切削反力を一側・他側支軸33,3
4によってハウジング10で支持できるから切削ドラム31
を支持する強度が強くなり、一側・他側支軸33,34を必
要以上に大きくする必要がなく、取付けが容易となる。
また、一側支軸33がモータ支持枠12の回転部に軸方向
に抜き出し可能であることと、他側支軸34を回転自在に
支承する側板13が本体11に着脱自在であることにより、
側板13を本体11より取り外しすれば一側支軸33が回転部
より抜き出しできるので、側板13とともに切削ドラム31
を本体11より取り外しでき、他用途切削ドラムと交換し
たり、切削刃30が摩擦・損傷した時に容易に交換でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本考案の実施例を示す断面正
面図、左側面図、右側面図、第4図は第2実施例の断面
図、第5図は従来例の断面図である。 10はハウジング、11は本体、12はモータ支持枠、13は側
板、29はドラム、30は切削刃、31は切削ドラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中村 光男 新潟県柏崎市宝町1―3 小松造機株式 会社柏崎工場内 (72)考案者 新田 栄喜 新潟県柏崎市宝町1―3 小松造機株式 会社柏崎工場内 (56)参考文献 特開 昭62−228505(JP,A) 実開 昭58−63261(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側に取付けられるハウジング10を、ほ
    ぼ下向コ字状の本体11と、この本体11の一側に固着した
    モータ支持枠12と、前記本体11の他側に着脱自在に設け
    た側板13とにより下面を開口したほぼ箱形状とし、 前記モータ支持枠12に、モータ20と、そのモータ20によ
    り回転される回転部を設け、 ドラム29の外周面に切削刃30を設けて前記ハウジング10
    内に収納可能なる切削ドラム31とし、そのドラム29の一
    側部に一側支軸33を設け、ドラム29の他側部に他側支軸
    34を設け、その一側支軸33をモータ支持枠12の回転部に
    軸方向に抜き出し可能で回転しないように連結し、他側
    支軸34を側板13に回転自在に連結して切削ドラム31をハ
    ウジング10内に回転可能に取付けたことを特徴とする路
    面切削機械の切削ドラム取付装置。
JP1989055215U 1989-05-16 1989-05-16 路面切削機械の切削ドラム取付装置 Expired - Lifetime JP2530075Y2 (ja)

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JP1989055215U JP2530075Y2 (ja) 1989-05-16 1989-05-16 路面切削機械の切削ドラム取付装置

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Publication Number Publication Date
JPH02148008U JPH02148008U (ja) 1990-12-17
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Family

ID=31577966

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006015506B3 (de) * 2006-03-31 2007-11-08 Wirtgen Gmbh Fräswalze für eine Baumaschine, Baumaschine sowie Getriebeeinheit für eine Fräswalze

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5863261U (ja) * 1981-10-22 1983-04-28 三井造船株式会社 シヨベルロ−ダ
JPS62228505A (ja) * 1986-03-28 1987-10-07 株式会社新潟鐵工所 路上表層再生機械の掻起し装置

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JPH02148008U (ja) 1990-12-17

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