JP2529806Y2 - スピードコントローラ - Google Patents

スピードコントローラ

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JP2529806Y2
JP2529806Y2 JP1990116787U JP11678790U JP2529806Y2 JP 2529806 Y2 JP2529806 Y2 JP 2529806Y2 JP 1990116787 U JP1990116787 U JP 1990116787U JP 11678790 U JP11678790 U JP 11678790U JP 2529806 Y2 JP2529806 Y2 JP 2529806Y2
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speed controller
hole
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pipe joint
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JP1990116787U
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聡 七戸
早苗 中村
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エスエムシー 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、シリンダ等に付設され、流体流量を調節
し、且つ管路の接続方向を選択することが可能なスピー
トコントローラに関する。
[従来の技術] 従来から、シリンダ等の駆動機器において、圧力流体
の供給側に設けられるスピードコントローラは管継手を
備えチューブの接続を容易にしている。上記の従来例に
ついて第3図を参照しながら説明する。
スピードコントローラ2は、基本的にスピードコント
ローラ本体4、管継手6、挿入部材8から構成される。
スピードコントローラ本体4は、軸線方向下部に取付
用ねじ部10、上部に流体の流量を調節するハンドル12を
有している。前記スピードコントローラ本体4の外周面
には、円筒形状の接続部16が形成されている。接続部16
の内部には流体通路としての孔部14が画成されている。
管継手6は、前記接続部16を接合するための孔部18を
有する接続部19と、前記接続部19に対して直角方向に延
在するように形成された管継手6からなる。
挿入部材8は、円筒形状で軸線方向に一端部が閉塞さ
れた孔部22を形成している。外周部の一端に周回する膨
出部24を形成し、この膨出部24が接続部16の内壁に噛合
し、一方、他端にフランジ26を形成するとともに、前記
フランジ26近傍に周回し、且つ孔部20と連通する凹部28
を設け、該凹部28と前記孔部22を連通させる孔部30を形
成している。外周部のフランジ26近傍にOリング32が装
着されている。
次に、前記のようなスピードコントローラは以下のよ
うに組み立てられる。すなわち、スピードコントローラ
本体4の接続部16と管継手6の接続部19間にOリング34
を挟み込む。そして、孔部18から孔部14に指向して挿入
部材8を挿入し、スピードコントローラ2を一体化す
る。この際、挿入部材8の膨出部24によって、一端、孔
部14まで挿入された挿入部材8は抜脱を阻止される。ま
た、Oリング32、34によってスピードコントローラ本体
4、管継手6、挿入部材8の接続部分の気密性が保たれ
る。
このようにして構成されたスピードコントローラ2で
は、挿入部材8の外周部に周回する膨出部24に沿って、
管継手6を自在に回転させることが可能である。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記の従来の技術では、管継手6が選
択できる姿勢の自由度は増加しているが部品数か多く、
在庫管理に負担がかかるとともに、作業現場での組立が
煩雑となるという問題がある。
本考案は、この種の問題を解決するものであり、管継
手が選択可能な姿勢の自由度がさらに増大し、部品数の
少ない、組立の一層容易なスピードコントローラを提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、本考案は、ニードル弁
74が挿入されるスピードコントローラ本体42と、 前記スピードコントローラ本体42の外周部に形成され
た第1環状凸部50によって該スピードコントローラ本体
42の軸線方向に対して回動自在に保持される接続部材46
と、 前記接続部材46の外周部に形成された第2環状凸部98
によって該接続部材46の軸線方向に対して回動自在に保
持される管継手44と、 を備え、 前記管継手44は、前記接続部材46の軸線方向に形成さ
れた開口端部を閉塞するとともに、該接続部材46の外周
部に画成された孔部100を介して連通し、 前記スピードコントローラ本体42の下端部には、外周
面にねじ部48が形成されるとともに、前記ニードル弁74
の弁体82の着座部84を有する部材の一端部が内周面に密
着嵌合され、 前記着座部84を有する部材の外周面に装着されるチェ
ック弁88によってチェック機能が営まれるとともに、前
記ニードル弁74を介して弁体82と着座部84との離間距離
を調節することにより圧力流体の絞り機能が営まれ、 前記着座部84を有する部材の略中央部には、前記チェ
ック弁88を介して接続部材46側に連通する孔部68と前記
ねじ部48に画成された孔部66とを連通させる略円形状の
複数の孔部70が画成され、 前記チェック弁88は、前記着座部84を囲繞する環状部
分と比較して前記スピードコントローラ本体42の内壁面
に摺接する部分が薄肉に形成されることを特徴とする。
さらに第2の考案は、基本的に円筒形状をなすスピー
ドコントローラ本体と、 前記スピードコントローラ本体の軸線方向に対して外
周を回転自在に係合する管継手と、 を備えることを特徴とする。
[作用] 上記の本考案に係るスピードコントローラでは、スピ
ードコントローラ本体の軸線方向に対して回動自在な接
続部材と、前記接続部材の軸線方向に対して回動自在な
管継手を用いるため、管継手が選択可能なチューブの取
付方向の自由度が大きい。
また、接続部材は第1環状凸部によってスピードコン
トローラ本体に回動自在に保持され、管継手は第2環状
凸部によって接続部材に回動自在に保持されるため、前
記スピードコントローラ本体、接続部材および管継手を
簡便に組み付けることができる。
さらに、接続部材の開口端部は、管継手によって閉塞
されるため、気密性に優れ、且つ部品点数を削減して廉
価に製造することができる。
[実施例] 本考案に係るスピードコントローラについて実施例を
挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号40は、本実施例に係るスピ
ードコントローラを示す。
スピードコントローラ40は、基本的にスピードコント
ローラ本体42、管継手44、接続部材46から構成される。
スピードコントローラ本体42は略円筒状に形成され、
この先端部には外部に露呈してねじ溝48が形成されてい
る。外部壁面に沿って、前記本体42に環状凸部50が形成
されるとともに、前記環状凸部50と、前記ねじ溝48との
間では第1の環状溝52が画成され、この第1環状溝52に
は第1のシールリング54が嵌合する。
さらにまた、前記環状凸部50の上方には第2の環状溝
56が刻設される。本体42は前記第2の環状溝56の上方に
第3の環状溝58を有する。前記第3の環状溝58の内部に
は接続部材46の後述する環状体92の内周壁に圧接してシ
ール効果を達成する第2のシールリング60が嵌合する。
前記本体42の軸線に沿って形成された孔部62は第1の
シールリング54の部分にまで到達するとともに、一旦縮
径して孔部64となり、この孔部64は拡径して孔部66とな
り、下端部で開口する。この場合、孔部62には横断する
孔部68が連通し、また、孔部66には前記孔部68と同様に
この孔部66を横断する孔部70が連通している。そこで、
孔部62には摘み部材72によって螺回動作を行うロッド74
が螺入する。前記ロッド74は螺合部分を経て一旦平滑化
されるとともに、その先端部に所定間隔離間してフラン
ジ76、78が形成される。フランジ76、78との間にはシー
ル部材80が嵌合し、且つ、フランジ78の先端部はテーパ
状に形成されて弁体82を形成する。弁体82は孔部62と孔
部64との境界部分に形成された着座部84に着座するよう
構成されている。なお、孔部68、70を連通させる環状の
通路86にはUパッキン(チェック弁)88を挿入してい
る。
接続部材46は略円筒状で樹脂体によって形成され、そ
の軸線方向に孔部90を形成し、この孔部90は一端部で開
口しており、他端部はスピードコントローラ本体42の第
2の環状溝56に連通している。前記接続部材46の他端部
には、そのスピードコントローラ本体42の外周面に嵌合
する壁面を有する環状体92を備える。
一方、接続部材46の外周面には、一端部側から環状溝
94、96、および環状凸部98を形成している。環状溝94は
前記接続部材46の壁部に画成された孔部100により孔部9
0に連通している。なお、環状溝96には、シールリング1
02が装着されている。
管継手44は、中空状のボデイ104を有し、このボデイ1
04に画成された孔部105にワンタッチ式管継手106を装着
することが可能な樹脂体から形成される。ボデイ104の
他方側は接続部材46の外周部分に嵌着し、結果的に接続
部材46の一端側の開口部を気密に閉塞する。
なお、スピードコントローラ本体42および接続部材46
の環状凸部50、98がそれぞれ接続部材46、管継手44を構
成する樹脂体に刺入されることにより、前記接続部材4
6、管継手44が保持されることが容易に諒解されよう。
次に、上記のように構成されるスピードコントローラ
40の動作を説明する。
通常、空気等の流体は、スピードコントローラ本体42
の孔部66から導入され、孔部64を経て弁体82、着座部84
との間隔により、流量を調節される。この後、孔部68、
第2環状溝56を介して、接続部材46の孔部90に達する。
さらに孔部100、環状溝94を介してワンタッチ式管継手1
06に達し、前記ワンタッチ式管継手106に接続されるチ
ューブ等から導出される。但し、流体が逆流する場合や
異物により詰まった場合にはUパッキン88が閉じ、孔部
68と孔部70を連通して流体を流し、スピードコントロー
ラ40内部で圧力が異常に高まるのを防ぐ。一方、管継手
44側から高圧空気が導入されると、孔部100、孔部68か
らU型パッキン88を通り、孔部70を介して孔部66に至
り、逃出させることができる。
そこで、本実施例のスピードコントローラ40では、接
続部材46、管継手44をそれぞれスピードコントローラ本
体42、接続部材46の環状凸部50、98で保持し、また、接
続部材46の開口部を管継手44と一体的に形成されたボデ
イ104の一部により閉塞しているため、気密性を獲得で
き、しかも、スピードコントローラ40全体の部品数を減
らすことができた。
さらに接続部材46、管継手44は、環状凸部50、98を樹
脂体で形成された接続部材46、管継手44のボデイ104に
刺入することにより保持しているため、矢印に示すよう
にそれぞれの軸線方向に対して回転自在となり、管継手
に接続される方向にかかわりなく、いかなる方向でも接
続可能となる。
また、それぞれの部材の接続部分には、シールリング
だけでなく環状凸部がシール部材の働きをしているた
め、一層気密性が向上する。
なお、管継手44を直接スピートコントローラ本体に連
結してもよい。これを第2の実施例として第2図に示
す。この実施例において、第1の実施例の構成要素と同
一の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説
明は省略する。
そこで、参照符号108はスピードコントローラを示
す。本実施例においては、スピードコントローラ本体42
に管継手44が係合している。本実施例においては、スピ
ードコントローラ本体42の環状凸部50を樹脂体で形成さ
れた管継手44のボデイ104に刺入することにより保持し
ているため、スピードコントローラ本体42の軸線方向に
対して回転自在である。
この実施例では、第1の実施例同様、部品数が減少さ
せることができ、且つ気密性を一層増す効果が得られ
る。
[考案の効果] 以上のように、本考案に係るスピードコントローラで
は、次のような効果乃至利点を有する。
すなわち、スピードコントローラ本体、接続部材、管
継手の接続を環状凸部の刺入によって行っているため、
部品数が減少し、現場での組立も一層容易になった。
しかも上記のようにして保持されているため、スピー
トコントローラ本体と接続部材の軸線方向に対して接続
部材、管継手が回転自在となりチューブの取付方向にか
かわりなく、管継手の姿勢を自由に選択できる。また、
環状凸部を管継手に刺入しているため、シールリングと
ともにシール部材としての働きを増すことができ、気密
性を一層高める効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る第1の実施例のスピードコントロ
ーラの縦断面図、 第2図は本考案に係る第2の実施例のスピードコントロ
ーラの縦断面図、 第3図は従来例に係るスピードコントローラの一部縦断
面図である。 40、108……スピードコントローラ 42……スピードコントローラ本体 44……管継手 46……接続部材 50、98……環状凸部 54、60、102……シールリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ニードル弁74が挿入されるスピードコント
    ローラ本体42と、 前記スピードコントローラ本体42の外周部に形成された
    第1環状凸部50によって該スピードコントローラ本体42
    の軸線方向に対して回動自在に保持される接続部材46
    と、 前記接続部材46の外周部に形成された第2環状凸部98に
    よって該接続部材46の軸線方向に対して回動自在に保持
    される管継手44と、 を備え、 前記管継手44は、前記接続部材46の軸線方向に形成され
    た開口端部を閉塞するとともに、該接続部材46の外周部
    に画成された孔部100を介して連通し、 前記スピードコントローラ本体42の下端部には、外周面
    にねじ部48が形成されるとともに、前記ニードル弁74の
    弁体82の着座部84を有する部材の一端部が内周面に密着
    嵌合され、 前記着座部84を有する部材の外周面に装着されるチェッ
    ク弁88によってチェック機能が営まれるとともに、前記
    ニードル弁74を介して弁体82と着座部84との離間距離を
    調節することにより圧力流体の絞り機能が営まれ、 前記着座部84を有する部材の略中央部には、前記チェッ
    ク弁88を介して接続部材46側に連通する孔部68と前記ね
    じ部48に画成された孔部66とを連通させる略円形状の複
    数の孔部70が画成され、 前記チェック弁88は、前記着座部84を囲繞する環状部分
    と比較して前記スピードコントローラ本体42の内壁面に
    摺接する部分が薄肉に形成されることを特徴とするスピ
    ードコントローラ。
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JPS62153474U (ja) * 1986-03-22 1987-09-29
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