JP2529727Y2 - 磁石を利用した動作装置 - Google Patents

磁石を利用した動作装置

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JP2529727Y2 JP1989063296U JP6329689U JP2529727Y2 JP 2529727 Y2 JP2529727 Y2 JP 2529727Y2 JP 1989063296 U JP1989063296 U JP 1989063296U JP 6329689 U JP6329689 U JP 6329689U JP 2529727 Y2 JP2529727 Y2 JP 2529727Y2
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magnet
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安太 佐藤
和人 杉森
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は容体の上面に配されている磁石または磁性体
から成る動作部材を該容体内に設けられ且つ駆動部に連
係された磁石または磁性体の作用によって動作させる磁
石を利用した動作装置に関する。
(従来技術と考案の目的) 最近、基台に一端が固定された造花の茎部に挿設され
ている回転芯材を、音を感知して動作するモータに連係
させて該回転芯材を回転させることにより、該茎部を動
作させて外観の変化を楽しむことができる動作装置が知
られている。
本考案は上記音センサは音を感知することによりモー
タを回転させる思想を利用してさらに発展させ、磁石を
利用して動作部材に面白い動作を得ることができる磁石
を利用した動作装置を提案することをその目的とする。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するための手段として、本考案に係る
磁石を利用した動作装置は、下記要件を備えることを特
徴とする。
(イ)非磁性の材質によって形成された容体内に駆動部
と駆動部に連係する磁石とが設けられ、且つ該磁石は上
記容体の上面裏側近傍に位置していること。
(ロ)上記容体上面には上記磁石の吸引力を受ける動作
部材が載置されていること。
(ハ)上記駆動部はモータと、モータを駆動源とする回
転軸に回転自在に設けられた取付部材と、この回転軸に
固定された歯車と噛合するとともに上記取付部材に配置
された歯車群とから構成され、上記磁石は上記取付部材
上に設けられているとともに上記歯車群の1つの歯車の
軸に固定されていること。
なお、上記モータの駆動回路に外的刺激を感知するセ
ンサスイッチが設けてもよい。
(考案の作用、効果) 前記構成によれば、モータを作動させることにより回
転軸が回転し、さらに回転軸の歯車に噛合する取付部材
の歯車群が回転するため、取付部材は上記回転軸のまわ
りを円形状に運動する。したがって、取付部材上の磁石
も上記回転軸の回りを回転する。同時に、上記磁石は上
記歯車群の1つの歯車の軸に固定されているので、取付
部材上で回転する。この磁石の吸引力によって容体上面
の動作部材も磁石の動きに追随するから、動作部材はそ
れ自体がくるくると回転しながら、容体の上面上を円形
状に移動する。
このように、動作部材の運動は自転しながら公転する
ものであるから、単純運動と異なり、動きが複雑である
から、非常に面白い外観変化を楽しむことができる。
さらに、モータの駆動回路に外的刺激を感知するセン
サスイッチを設けることにより、例えば音を外的刺激と
することにより手を打った者と該装置との間にコミュニ
ケーションがあるかのような状況を醸し出すことができ
る。
(実施例) 以下、図面によって本考案の実施態様の一例について
説明する。
図において、符号1は本考案に係る磁石を利用した動
作装置を示す。この磁石を利用した動作装置1は非磁性
の材質によって形成された容体2と容体2内に設けられ
た駆動部3に連係する磁石6とによって形成されてい
る。
容体2は有底で上部が開口された筒状の上部材2aと下
部材2bとを連結して形成され且つ上部材2aは周壁が透明
で内部には砂磁石4、4・・・とメガネを模した樹脂製
の小物部材5とが収納されている。そして、該小物部材
5には磁石5aが取付けられている。また、上記下部材2b
内には音を感知するセンサスイッチスイッチ7とメイン
スイッチ8と電源電池9と上記駆動部3と上記磁石6と
が収納されるとともに、上記センサスイッチ7とメイン
スイッチ8とは一部が上記下部材2bの側面より露出さ
れ、上記電源電池9は上記下部材2bの中央部に交換可能
に設けられている。
なお、上記砂磁石4、4・・・は磁性体を有する砂鉄
であってもよく、また、磁石5aも磁性体であってもよ
い。また、磁石6のみを磁性体にしてもよい。要するに
どちらか一方が磁力を有するものであればよい。
上記駆動部3は交互に正逆回転するモータ10を駆動源
とする回転軸18に回転自在に設けられた取付部材21と、
この回転軸18の上部に固定された歯車29と噛合するとと
もに上記取付部材21に配置された歯車群25、24とから構
成され、上記磁石6は上記取付部材21上に設けられてい
るとともに上記歯車群25、24の1つの歯車24の軸23に固
定されている。なお、モータ10の出力軸に固定された歯
車11は減速歯車13、14、16、17に噛合し、歯車17は上記
回転軸18の下部に固定された歯車19に噛合している。
上記センサスイッチ7とメインスイッチ8と電源電池
9とモータ10とは電気的に接続され且つ該モータ10は交
互に正逆回転するように形成されている。
上記構成の磁石を利用した動作装置1によれば、第4
図(a)(b)に示すように音センサスイッチ7によっ
て音が感知されるJ6を介して感知信号がトランジスタQ3
に供給され、Q3がターンオンし、それによってトランジ
スタQがターンオフするとともに、トランジスタQ1がタ
ーンオンし、J3より信号が供給される。そして、音セン
サスイッチ7よりの感知信号がなくなると、上記各トラ
ンジスタQ3、Q2、Q1は反射動作をして、J3より信号が供
給されなくなる。したがって、同図(b)に示す如く、
上記J3よりは感知音の長さに対応した幅のパルス信号が
出力されるものである。
ナンドゲートUIa、UIb、抵抗R8、およびキャパシタC4
によってクロックパルス発振器Cが構成されており、端
子31からは、上記J3よりの信号に関係なくf≒1Hzのク
ロックパルスが出力される。ナンドゲートUIc、UIdおよ
び抵抗R17によって信号制御部32が構成されており、上
記J3および端子31よりの信号を入力し、第4図(b)に
示す如くに交互にレベルの異なる2つの信号を端子33、
34より出力する。
それぞれ直列に接続された2対のトランジスタQ4
Q5、Q6、Q7および抵抗R10、R11、R12、R13によってモー
タ駆動回路35が構成されている。そして、第3図に示す
如くに端子33および34よりの交互にレベルの異なる2つ
の信号がQ4とQ6とが交互にオン、オフし、それによって
モータ10にくわえる信号電圧の向きが変わり、モータが
交互に正転および逆転するものである。したがって、該
モータ10の作動によりその回転力は歯車11と減速歯車1
3、14、16、17と歯車19を介して回転軸18に伝達され、
この回転軸18が回転する。回転軸18が回転すると、回転
軸18の歯車29に噛合する取付部材21の歯車群25、24が回
転するため、取付部材21は上記回転軸18のまわりを円形
状に運動する。したがって、取付部材21上の磁石6も上
記回転軸18の回りを回転する。同時に、上記磁石6は上
記歯車群25、24の1つの歯車24の軸23に固定されている
ので、取付部材21上で回転する。この磁石6の吸引力に
よって容体2の上面の動作部材(小物部材5と砂磁石
4)も磁石6の動きに追随するから、これらの小物部材
5と砂磁石4はそれ自体がくるくると回転しながら、容
体2の上面上を円形状に移動する。しかも、モータ10は
正逆方向に回転するから、小物部材5と砂磁石4の運動
もさらに正逆方向に変化する。したがって、面白い変化
を楽しむことができる。
また、上記磁石6は取付部材21とは別に自らも回転す
るように形成されているから、該磁石6が回転したとき
に磁界作用により磁石6と上記砂磁石4、4・・・また
は小物部材5に設けた磁石5aとが反発したり、吸引しあ
ったりするので、反発時に不規則で意外性の伴なう動き
が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る磁石を利用した動作装置の斜視
図、第2図は第1図の内部構造説明図、第3図は第2図
の要部構造説明図、第4図(a)は電気回路図、同図
(b)はパルス信号のタイミングチャート図である。 符号1…動作装置、2…容体、3…駆動部、4…砂磁
石、6…磁石

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記要件を備えたことを特徴とする磁石を
    利用した動作装置。 (イ)非磁性の材質によって形成された容体内に駆動部
    と駆動部に連係する磁石が設けられ、且つ該磁石は上記
    容体の上面裏側近傍に位置していること。 (ロ)上記容体上面には上記磁石の吸引力を受ける動作
    部材が載置されていること。 (ハ)上記駆動部はモータと、モータを駆動源とする回
    転軸に回転自在に設けられた取付部材と、この回転軸に
    固定された歯車と噛合するとともに上記取付部材に配置
    された歯車群とから構成され、上記磁石は上記取付部材
    上に設けられているとともに上記歯車群の1つの歯車の
    軸に固定されていること。
  2. 【請求項2】上記モータの駆動回路に外的刺激を感知す
    るセンサスイッチが設けられた請求項(1)記載の磁石
    を利用した動作装置。
JP1989063296U 1989-05-31 1989-05-31 磁石を利用した動作装置 Expired - Lifetime JP2529727Y2 (ja)

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JP1989063296U JP2529727Y2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 磁石を利用した動作装置

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JPH033397U JPH033397U (ja) 1991-01-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55113483A (en) * 1979-02-22 1980-09-02 Sakujirou Yoshizaki Method of controlling operation of toy
JPS6223952A (ja) * 1985-07-22 1987-01-31 Alum Funmatsu Yakin Gijutsu Kenkyu Kumiai 靭性の高いAl−Fe−Ni系耐熱合金およびその製造法

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JPH033397U (ja) 1991-01-14

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