JP2529122Y2 - コイン投出装置 - Google Patents
コイン投出装置Info
- Publication number
- JP2529122Y2 JP2529122Y2 JP1990081726U JP8172690U JP2529122Y2 JP 2529122 Y2 JP2529122 Y2 JP 2529122Y2 JP 1990081726 U JP1990081726 U JP 1990081726U JP 8172690 U JP8172690 U JP 8172690U JP 2529122 Y2 JP2529122 Y2 JP 2529122Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coin
- substrate
- receiving hole
- hopper
- coins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、自動販売機、自動支払機の釣銭払出し、両
替機の硬貨払出し、ゲーム機のメダル払出し等に用いら
れて硬貨、メダル等（本明細書においてはコインと総称
する）をコイン収容ホッパーから１枚宛投出するコイン
投出装置に関するものである。
替機の硬貨払出し、ゲーム機のメダル払出し等に用いら
れて硬貨、メダル等（本明細書においてはコインと総称
する）をコイン収容ホッパーから１枚宛投出するコイン
投出装置に関するものである。
（従来の技術） 従来、多数のコインを収容するコイン収容ホッパー内
からコインを１個宛投出するコイン投入装置として、例
えば、特公昭63-36040号公報に開示され、第４図に示す
ように、多数のコインを収容するホッパー１の下端開口
２を傾斜した固定基板３上の円筒形ケース４に連結し、
この円筒形ケース内にコイン送りディスク５を基板３上
に回転可能に設け、コイン送りディスク５に複数個のコ
イン受け孔６を円周方向に互に離間させて貫通して設
け、ディスク底面にコイン受け孔間位置でコイン送り腕
７を設け、コイン送りディスク５を回転することによっ
てホッパー１内からコイン送りディスク５のコイン受け
孔６内に入ったコインをコイン送り腕７によって基板３
上に移送して円筒形ケースの所定位置に開口する出口８
から１個宛所定数投出するよう構成した形式のものが既
知である。
からコインを１個宛投出するコイン投入装置として、例
えば、特公昭63-36040号公報に開示され、第４図に示す
ように、多数のコインを収容するホッパー１の下端開口
２を傾斜した固定基板３上の円筒形ケース４に連結し、
この円筒形ケース内にコイン送りディスク５を基板３上
に回転可能に設け、コイン送りディスク５に複数個のコ
イン受け孔６を円周方向に互に離間させて貫通して設
け、ディスク底面にコイン受け孔間位置でコイン送り腕
７を設け、コイン送りディスク５を回転することによっ
てホッパー１内からコイン送りディスク５のコイン受け
孔６内に入ったコインをコイン送り腕７によって基板３
上に移送して円筒形ケースの所定位置に開口する出口８
から１個宛所定数投出するよう構成した形式のものが既
知である。
（考案が解決しようとする課題） 上述した既知のコイル投出装置においては、コイン受
け孔６内に受け入れたコインを正常な状態、すなわち、
基板３の一側面に面接触させた状態で押し動かすことに
より投出するものであるが、 この種形式のコイン投出装置の欠点の一つとして、数
枚の重なったコインがコイン受け孔６内に、基板３の面
に対してほぼ垂直に直立した姿勢または状態で、または
傾斜した状態で落ち込む場合がある。これらのコイン
は、上述したようなコイン送り腕７による移送作用を受
けることなく、コイン送りディスク５の回転によって円
筒形ケース内にいたづらに回転しつづけるだけで投出さ
れず、このように異常な状態でコインが入り込んだコイ
ン受け孔がコインの投出に寄与しない結果として、コイ
ン投出装置の投出効率が低下するという問題が生じてい
る。
け孔６内に受け入れたコインを正常な状態、すなわち、
基板３の一側面に面接触させた状態で押し動かすことに
より投出するものであるが、 この種形式のコイン投出装置の欠点の一つとして、数
枚の重なったコインがコイン受け孔６内に、基板３の面
に対してほぼ垂直に直立した姿勢または状態で、または
傾斜した状態で落ち込む場合がある。これらのコイン
は、上述したようなコイン送り腕７による移送作用を受
けることなく、コイン送りディスク５の回転によって円
筒形ケース内にいたづらに回転しつづけるだけで投出さ
れず、このように異常な状態でコインが入り込んだコイ
ン受け孔がコインの投出に寄与しない結果として、コイ
ン投出装置の投出効率が低下するという問題が生じてい
る。
本考案は、上述したように、異常な姿勢または状態で
コイン受け孔内に入ったコインを正常な姿勢に正すこと
によってコイン投出装置のコイン投出効率を向上させよ
うとするものである。
コイン受け孔内に入ったコインを正常な姿勢に正すこと
によってコイン投出装置のコイン投出効率を向上させよ
うとするものである。
（課題を解決するための手段） 本考案にかかるコイン投出装置は、基板と、当該基板
の一側面に設けた多数のコインを収容するホッパーと、
当該ホッパー内で当該基板に対して回転可能に設けたコ
イン送りディスクと、当該コイル送りディスクに設けた
当該ホッパーからのコインを受け入れるコイン受け孔と
を備え、当該コイン受け孔に受け入れたコインを当該基
板の一側面に面接触させた状態で押し動かすことにより
投出するコイン投出装置である。
の一側面に設けた多数のコインを収容するホッパーと、
当該ホッパー内で当該基板に対して回転可能に設けたコ
イン送りディスクと、当該コイル送りディスクに設けた
当該ホッパーからのコインを受け入れるコイン受け孔と
を備え、当該コイン受け孔に受け入れたコインを当該基
板の一側面に面接触させた状態で押し動かすことにより
投出するコイン投出装置である。
そして、当該面接触させたコインに影響を与えること
なく、当該コイン受け孔内に垂直または傾斜した姿勢、
すなわち、異常な姿勢で落ち込んだコインの外周縁に摩
擦抵抗を与え、当該コインを投出可能な姿勢に正すため
の軟質ゴムを、当該コイン受け孔の環状軌跡の範囲内に
おける当該基板の一側面に部分的に埋設したことを特徴
とする。
なく、当該コイン受け孔内に垂直または傾斜した姿勢、
すなわち、異常な姿勢で落ち込んだコインの外周縁に摩
擦抵抗を与え、当該コインを投出可能な姿勢に正すため
の軟質ゴムを、当該コイン受け孔の環状軌跡の範囲内に
おける当該基板の一側面に部分的に埋設したことを特徴
とする。
（作用） このように固定基板の表面に軟質ゴムを設けることに
より、固定基板に対して相対的に回転するコイン送りデ
ィスクのコイン受け孔内に垂直または傾斜した姿勢で落
ち込んだコインは固定基板表面におけるゴムにコイン外
周縁が摺動接触する際に強い摩擦抵抗を受け、これによ
りコインの姿勢が変えられ、コイン受け孔内に正常な姿
勢で滑り込んで基板上に落下し、コイン送り腕の作用を
受けて正常に投出される。
より、固定基板に対して相対的に回転するコイン送りデ
ィスクのコイン受け孔内に垂直または傾斜した姿勢で落
ち込んだコインは固定基板表面におけるゴムにコイン外
周縁が摺動接触する際に強い摩擦抵抗を受け、これによ
りコインの姿勢が変えられ、コイン受け孔内に正常な姿
勢で滑り込んで基板上に落下し、コイン送り腕の作用を
受けて正常に投出される。
（実施例） 第１〜３図は本発明の一実施例を示し、図示の例で
は、コイン送りディスク５のコイン受け孔６の環状の軌
跡ａの範囲内に位置する基板３の部分に孔11を設け、こ
の孔11内に軟質ゴム12を埋設している。
は、コイン送りディスク５のコイン受け孔６の環状の軌
跡ａの範囲内に位置する基板３の部分に孔11を設け、こ
の孔11内に軟質ゴム12を埋設している。
これらの軟質ゴム12は、第１図からも明らかなよう
に、コイン受け孔６の直径に対して十分に小さな直径を
有する円形に形成されている。これにより、軟質ゴム
が、コイン受け孔６内で、基板３の一側面と面接触する
コインに影響を与えることはなく、その一方、コイン受
け孔６内に垂直または傾斜した姿勢、すなわち、異常な
姿勢で落ち込んだコインの外周縁に摩擦抵抗を与え、当
該コインを投出可能な姿勢に正すことができる。
に、コイン受け孔６の直径に対して十分に小さな直径を
有する円形に形成されている。これにより、軟質ゴム
が、コイン受け孔６内で、基板３の一側面と面接触する
コインに影響を与えることはなく、その一方、コイン受
け孔６内に垂直または傾斜した姿勢、すなわち、異常な
姿勢で落ち込んだコインの外周縁に摩擦抵抗を与え、当
該コインを投出可能な姿勢に正すことができる。
（考案の効果） 本考案によれば、コイン受け孔内にコインが異常な姿
勢で入り込むことによって生じていたコイン投出効率の
低下をなくし得て、効率のよいコイン投出装置を提供す
ることができる。
勢で入り込むことによって生じていたコイン投出効率の
低下をなくし得て、効率のよいコイン投出装置を提供す
ることができる。
第１図は本考案によるコイン投出装置の一実施例を示す
部分の線図的平面図、 第２図は第１図のII-II線上の断面図、 第３図は第１図に示す部分の分解斜視図、 第４図は従来のコイン投出装置の縦断面図である。 １……ホッパー、２……下端開口 ３……基板、４……円筒形ケース ５……コイン送りディスク ６……コイン受け孔、７……コイン送り腕 ８……出口、11……孔 12……軟質ゴム、13……条溝
部分の線図的平面図、 第２図は第１図のII-II線上の断面図、 第３図は第１図に示す部分の分解斜視図、 第４図は従来のコイン投出装置の縦断面図である。 １……ホッパー、２……下端開口 ３……基板、４……円筒形ケース ５……コイン送りディスク ６……コイン受け孔、７……コイン送り腕 ８……出口、11……孔 12……軟質ゴム、13……条溝
Claims (1)
- 【請求項１】基板と、 当該基板の一側面に設けた、多数のコインを収容するホ
ッパーと、 当該ホッパー内で、当該基板に対して回転可能に設けた
コイン送りディスクと、 当該コイル送りディスクに設けた、当該ホッパーからの
コインを受け入れるコイン受け孔とを備え、 当該コイン受け孔に受け入れたコインを当該基板の一側
面に面接触させた状態で押し動かすことにより投出する
コイン投出装置において、 当該面接触させたコインに影響を与えることなく、当該
コイン受け孔内に垂直または傾斜した姿勢で落ち込んだ
コインの外周縁に摩擦抵抗を与え、当該コインを投出可
能な姿勢に正すための軟質ゴムを、当該コイン受け孔の
環状軌跡の範囲内における当該基板の一側面に部分的に
埋設した ことを特徴とするコイン投出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990081726U JP2529122Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | コイン投出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990081726U JP2529122Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | コイン投出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0440369U JPH0440369U (ja) | 1992-04-06 |
| JP2529122Y2 true JP2529122Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=31627918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990081726U Expired - Lifetime JP2529122Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | コイン投出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529122Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6070031B2 (ja) * | 2012-10-03 | 2017-02-01 | 沖電気工業株式会社 | 硬貨処理装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH089806Y2 (ja) * | 1989-01-11 | 1996-03-21 | グローリー工業株式会社 | 硬貨供給装置 |
-
1990
- 1990-08-02 JP JP1990081726U patent/JP2529122Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0440369U (ja) | 1992-04-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |