JP2528853B2 - 製品収納容器 - Google Patents

製品収納容器

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JP2528853B2
JP2528853B2 JP62009913A JP991387A JP2528853B2 JP 2528853 B2 JP2528853 B2 JP 2528853B2 JP 62009913 A JP62009913 A JP 62009913A JP 991387 A JP991387 A JP 991387A JP 2528853 B2 JP2528853 B2 JP 2528853B2
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container
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storage container
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隆匡 内藤
寿夫 中野
章也 泉
正彦 門脇
美典 薦田
英明 阿部
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置等の製品を収容する容器に関し、
特に加工用の自動機等へのセッテングを可能にした半完
成或いは完成した製品の収容容器に関する。
〔従来の技術〕
一般に、工場における製品の加工に際しては、一の工
程から他の工程へ半完成の製品を搬送するとき、或いは
一の工場からの工場へ製品を搬送するときに、これら複
数個の製品を収容容器に収納した状態で行っている。従
来、この種の容器として、複数の製品収納キャビィテイ
を形成した容器が提案されており、製品の夫々収納キャ
ビテイに入れ、この上から蓋を被せた構成としている。
そして、搬送先ではこの収納容器単位で検査及び洗
浄、更には加工用の自動機へのセッテイング等を行い、
次の工程の加工を行っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 従来の収容容器は、板状或いは浅皿状をした容器に複
数個の収納キャビテイを形成し、このキャビテイ製品を
挿入した上でこれに蓋を被せているが、各キャビテイ内
で製品に余裕(ガタ)が存在していると、搬送時の振動
によりキャビティ内で製品が振動され、この振動により
製品とキャビテイ内壁とに摩耗が生じ摩耗粉が異物とな
って部品に付着する。このため、次の工程では製品の洗
浄等が必須のものとなり、次工程の加工能率が低下され
る。
また、従来の収納容器は、キャビテイ内における製品
の収納方向は特定しているが、収納容器自体には方向性
は存在していない。このため、収納容器をそのまま自動
機に装填して加工を行う場合に作業者が装填方向を間違
え、製品に誤加工を施してしまう等の問題が生じること
がある。
更に、従来の収納容器は、特に自動機におけると製品
のハンドリングについてまで考慮した構成とはなってお
らず、製品のハンドリングや加工後の再収納作業の自動
化ができない場合もある。
本発明の目的は、製品への異物の付着を防止でき、か
つ自動機への装填の誤りを無くすことを可能にした収納
容器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の収納容器は、夫々製品を収納させる複数個の
収納キャビテイを配列形成し、各キャビテイには製品を
所定位置に所定の姿勢で収納する案内部を形成し、かつ
ハンドリング用の余裕部を備えるとともに、容器の一部
には容器の方向を示唆するインデックス部を形成した構
成としたものである。
案内部は、製品寸法に合わせた凹溝やテーパ状部で構
成し、かつ余裕部にはハンドリング用のフィンガを侵入
可能に構成している。
インデックス部は、容器の一隅をテーパ状に形成して
いる。
〔作用〕
この収納容器では、案内部により製品をキャビテイの
所定位置に収納でき、かつ容器からのハンドリングを容
易にし、しかも容器をそのまま自動機にセッティングし
て加工の自動化を可能とする。この場合、容器に設けた
インデックス部により自動機へのセッテングの誤りを防
止できる。
また、案内部の作用により製品をキャビテイ内に所定
の姿勢で安定に保持させることにより、搬送時における
振動によっても摩耗粉の発生を防止でき、製品の汚染を
防止して洗浄工程を不要とし、加工効率の向上を達成で
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図を用いて
説明する。
第1図は本発明の収納容器の平面図、第2図はそのAA
線断面図、第3図はそのBB線断面図であり、ここでは半
導体装置のパッケージ一部を構成する略方形板状をした
ガラスキャップを製品とした場合に、これを収納するた
めの容器に本発明を適用した例を示している。
この収納容器1は、全体を樹脂等を用いて略正方形を
した板状に形成し、その上面に複数個の収納キャビテイ
2を平面縦横方向に配列形成している。ここでは、各キ
ャビティ2を縦方向には一連に形成し、これを横方向に
所定寸法間隔で複数列に形成している。
各収納キャビテイ2は、両側に平面形状が三角形の凹
溝3を案内部とて対向して形成し、これら対をなす凹溝
3間にガラスキャップGを挿入できる。この凹溝3の下
側には溝幅寸法を徐々に小さくしたテーパ状部4を形成
し、挿入したガラスキャップGがこのテーパ状部4に案
内されて、自然に凹溝3の中央位置に保持されるように
している。この場合、凹溝3の深さはガラスキャップG
の寸法よりも多少小さくしている。
また、各キャビテイ2の中央部の底面には、縦方向に
連なる底溝5を設け、かつ底溝5には各収納キャビテイ
2に対応して透孔6を開設している。
また、収納容器1は、四辺を下方に下り曲げて周囲壁
7を構成しかつその下辺にフランジ8を設けている。そ
して、周囲壁7の四隅の内、三隅は直角に形成している
が、一の隅にはテーパ状をしたインデックス部9を形成
している。
したがって、この収納容器によれば、各キャビテイ2
内にガラスキャップGを挿入すると、ガラスキャップG
の両端縁が凹溝3及びその下側のテーパ状部4に案内さ
れ、ガラスキャップGはキャビテイ2の中央位置に高精
度に収納できる。
そして、第4図に示すように、収納容器1上に上蓋C
を被せた上でその全体を柔軟な袋10内に入れ、この袋10
の開口を通して真空引きすることにより、袋10は上蓋C
をガラスキャップGの上縁に密接させ、この密接力によ
ってガラスキャップGを収納キャビテイ2内に保持させ
る。このため、搬送途中でガラスキャップGがキャビテ
イ2内で振動されることはなく、摩耗粉による汚染が防
止できる。
そして、この収納容器1を次工程の加工用自動機にセ
ッテイングする際には、作業者は収納容器1のインデッ
クス部9を確認し、予め設定された方向に収納容器を装
填すれば、ガラスキャップGを所定の姿勢で自動機に供
給させることができる。
この場合、第2図に斜線で示すように、自動機の受け
台Pの一部を非対称に構成しておけば、この受け台Pと
の嵌合状態によってセッテイングの良否を確認すること
もできる。
収納容器1からのガラスキャップGのハンドリングに
際しては、第5図に示すように、大略コ字状をしたハン
ドリング用のフィンガFの下端部が底溝5内に侵入させ
るため、ガラスキャップGを容易に上下方向に挟持で
き、ハンドリングを行い易くできる。この場合縦方向端
部のキャビテイ2においては、底溝5をキャビテイ2の
端部から突出させているため、最端部のキャビテイ2に
収納したガラスキャップGのハンドリングをも容易に行
うことができる。
なお、自動機にセッテングした場合に、清浄空気を収
納容器1に対して噴射すると、清浄空気はキャビテイ2
及び透孔6を通して通流され、ガラスキャップGの環境
を洗浄に保ち、異物の付着を防止することもできる。
ここで、キャビテイの形状を第6図に示す収納容器1A
として構成することもできる。
即ち、複数個形成した収納キャビテイ2Aの深さをガラ
スキャップGの寸法よりも大きくし、収納したガラスキ
ャップGがキャビテイ2A内に完全に埋設された状態で収
納できるように構成している。この場合、キャビテイ2A
の底溝5Aの底面にはガラスキャップGの下端を受ける突
部5aを形成し、ガラスキャップGと底面との間の隙間を
確保してハンドリングのフィンガFの挿入を可能として
いる。
この収納容器1Aでは、第7図のように、上蓋を被せる
ことなく袋10内に入れて袋10内を真空引きし、袋10の一
部でガラスキャップGの上縁及び容器上面に密接してこ
れを押圧し、ガラスキャップGをキャビテイ2A内に安定
に支持させることができる。このため、上蓋を不要に
し、部品数の低減を図るとともに、収納容器を相互に積
層することを可能とし、コストの低減及び収納スペース
の低減を図ることができる。
ここで、前記実施例では収納製品としてガラスキャッ
プの例を示したが、完成直前の半導体装置構体或いは完
成した半導体装置や他の電子部品を収納する容器にも同
様に適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、夫々製品を収納させる
複数個の収納キャビテイを配列形成し、各キャビテイに
は製品を所定位置に所定の姿勢で収納する案内部を形成
し、かつハンドリング用の余裕部を備えるとともに、容
器の一部には容器の方向を示唆するインデックス部を形
成しているので、製品をキャビテイの所定位置に収納し
て容器からのハンドリングを容易にし、しかも容器のイ
ンデックス部によりセッテングの誤り無く容器をそのま
ま自動機にセッテイングして加工の自動化を可能とす
る。
また、案内部の作用により製品をキャビテイ内に所定
の姿勢で安定に保持させることにより、搬送時における
振動によっても摩耗粉の発生を防止でき、製品の汚染を
防止して洗浄工程を不要とし、製品の加工効率の向上を
達成できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の平面図、 第2図は第1図のAA線に沿う断面図、 第3図は第1図のBB線に沿う断面図、 第4図は袋内に収納した状態を示す断面図、 第5図はハンドリング状態を示す断面図、 第6図は変形例の断面図、 第7図はその収納した状態の断面図である。 1,1A……収納容器、2,2A……キャビテイ、3……凹溝、
4……テーパ状部、5,5A……底溝、6……透孔、7……
周壁、8……フランジ、9……インデックス部、10……
袋、G…ガラスキャップ(製品)、C……上蓋、F……
フィンガ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉 章也 茂原市早野3300番地 株式会社日立製作 所茂原工場内 (72)発明者 門脇 正彦 茂原市早野3300番地 株式会社日立製作 所茂原工場内 (72)発明者 薦田 美典 茂原市早野3300番地 株式会社日立製作 所茂原工場内 (72)発明者 阿部 英明 茂原市早野3681番地 日立デバイスエン ジニアリング株式会社 (56)参考文献 特開 昭61−267618(JP,A) 実開 昭58−28000(JP,U) 実開 昭58−189538(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦幅、横幅及び厚さの各製品寸法を有する
    板状のガラスキャップを収納する製品収納容器におい
    て、全体を板状に形成した容器面に、夫々ガラスキャッ
    プを収納させる複数個の収納キャビティを配列形成し、
    各キャビテイには上記ガラスキャップを所定位置に収納
    し、かつ上記容器面に対し上記ガラスキャップの面が略
    垂直な姿勢で収納する収納部を形成し、該収納部には上
    記製品寸法に合わせた凹溝を形成し、上記収納部の下に
    は上記製品寸法の横幅よりも狭い幅で、ハンドリング用
    の余裕部を備えるとともに、容器の一部には容器の方向
    を示唆するインデックス部を形成したことを特徴とする
    製品収納容器。
JP62009913A 1987-01-21 1987-01-21 製品収納容器 Expired - Lifetime JP2528853B2 (ja)

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