JP2528807B2 - 家禽の下肢部から骨を摘出する装置及び方法 - Google Patents

家禽の下肢部から骨を摘出する装置及び方法

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JP2528807B2 JP6144089A JP14408994A JP2528807B2 JP 2528807 B2 JP2528807 B2 JP 2528807B2 JP 6144089 A JP6144089 A JP 6144089A JP 14408994 A JP14408994 A JP 14408994A JP 2528807 B2 JP2528807 B2 JP 2528807B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家禽の下肢部(胴体か
ら切り放され且つ足首を除去したモモ肉部分)から骨を
摘出する装置及び方法に関し、更に詳しくは食鳥肉(成
鶏・ブロイラー)の解体工程における最も人手を要し且
つ危険を伴う、下肢部の骨抜き作業を自動化・省力化す
る、家禽の下肢部から骨を摘出する装置及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及びそれらの課題】従来の食鳥肉(成鶏・
ブロイラー)の下肢部の解体工程においては、人手によ
る骨抜き方法、例えば、食鳥肉の大腿骨及び頸骨に沿っ
て肉にナイフを入れる処理、関節部を切り開いてスジを
切る処理、大腿骨を抜き取る処理、頸骨を折って抜取る
処理等の10以上の処理工程を必要としており、これら
の下肢部の骨抜きを無駄肉を発生させずに行うことは極
一部の熟練者に限られ、熟練者であっても長時間を要し
非常に不経済である。
【0003】即ち、熟練者の人手による解体において
も、下肢部から大腿骨及び頸骨を取除く為に、下肢部を
作業テーブル上において、鋭利なナイフを常に自在に操
作しながら上記の多くの工程を踏む為、長時間を要し、
この間にナイフによる人体の損傷の可能性も非常に高い
という問題がある。上記問題を解決する為に、上記の多
工程からなる骨抜き処理を機械化した装置も幾つか提案
されているが、いずれも大型、複雑且つ高価な装置であ
り、経済的な点で実用化されるには至っていない。従っ
て本発明の目的は、食鳥肉(成鶏・ブロイラー)の下肢
部の解体工程における最も人手を要し且つ危険を伴う骨
抜き作業を自動化・省力化する家禽の下肢部から骨を摘
出する装置及び方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明に
よって達成される。即ち、本発明の第1は、カム軌道及
び湾曲軌道をその表面に設けた回転ドラムとその上方部
に設けた水平ガイド軸に、軸上を左右に滑動可能に取り
つけた一端に上記軌道上を走るローラーと他端にそれぞ
れの役割に応じた機能音品とを有する複数のキャリアー
を取り付けた装置において、
【0005】家禽の下肢部を保持して下記の剥離手段
(B)を有する位置に該下肢部を運搬する手段(A)
しての、家禽の下支部を保持する開閉口能なフィンガー
を機能部品として有するキャリアーと、上記の下肢部の
肉部分を押圧して骨部分から肉部分を強制的に剥離する
手段(B)としての、一方が家禽の下肢部の上モモ肉部
分を、他方が下モモ肉部分を、それぞれ骨部分を中心に
左右から押圧して骨部分からそれぞれのモモ肉部分を剥
離させる開閉可能な一対のリップを機能部品として有す
る左右一対のキャリアーと、
【0006】下肢部の間接部周囲において肉部と骨部と
を切断する手段(C)としての、下肢部の両端部からそ
の内部に骨部分を端部から収納しながら下肢部内をそれ
ぞれ反対方向に進行する穴明き管をそれぞれ機能部品と
する左右一対のキャリアー及び一方の穴明き管内に左右
に滑動可能及び回転可能、且つその内部に骨部分を収納
可能に収納され、穴明き管と共に下肢部内を進行する中
空円筒形回転ブレードを機能部品とするキャリアーと、
【0007】剥離且つ切断された肉部分と骨部分とを分
別排出する手段(D)が、上記穴明 き管内部の骨部分を
管外へ排出させる穴明き管へ放出される圧搾空気又は水
であり、上記の各キャリアーを、その滑動と各機能部品
の作動とがドラムの回転と協働するように一体的に組み
合わせて含むことを特徴とする家禽の下肢部から骨を摘
出する装置である。
【0008】又、第2の本発明は、フィンガーで保持さ
れた家禽の下肢部を下記の剥離工程へ運搬する工程と、
上記の下肢部の肉部分を開閉可能な一対のリップで骨部
分を中心に左右から押圧して骨部分から肉部分を強制的
に剥離する工程と、穴明き管をその内部に骨部分を端部
から収納しながら下肢部内を進行させ、その過程で、穴
明き管内部に左右に滑動可能及び回転可能に収納され、
且つその内部に骨部分を収納し得る中空回転ブレードに
よって下肢部の間接部周囲において肉部と骨部とを切断
する工程と、穴明き管内部に収納された骨部分を穴空き
管外へ排出させることによって剥離且つ切断された肉部
分と骨部分とを分別排出する工程とを連続的に行うこと
を特徴とする家禽の下肢部から骨を摘出する方法であ
る。
【0009】
【作用】本発明の装置は、カム軌道及び湾曲軌道をその
表面に設けた回転ドラムとその上方部に設けた水平ガイ
ド軸に、軸上を左右に滑動可能に取りつけた一端に上記
軌道上を走るローラーと他端にそれぞれの役割に応じた
機能部品とを有する複数のキャリアーを取り付けた装置
であり、機能部品として下記のフィンガー、リップ、穴
明き管や中空円筒ブレード等を有している。前工程で食
肉鳥の屠体から外された左右の下肢部(モモ肉部)は、
作業者により本装置の手段(A)に一個づつ差し込まれ
る。この時作業者は、くの字形を形成する下肢部の膝関
節表面を手前にして、膝関節が手段Aの下肢部の保持部
(フィンガー)の中央に位置する様に差し込む。下肢部
はフィンガーにしっかり保持され、所定位置に運ばれた
後、手段Bを構成し、夫々開閉する全開状態のリップの
一対に乗り移る。乗り移り直後、左右のリップが閉じて
下肢部を固定した状態で、左右一対のリップが互いに中
央に近付き下肢部の肉部を圧縮しながら骨部から強制的
に剥離して行く。
【0010】同時に、左右のリップの外側に位置する2
個の穴明き管(D)が、夫々下肢部の大腿骨端及び頸骨
端を捕らえ、これらの端部を内部に納めながら中央(膝
関節)に向かって進行し、更に肉部を骨部から強制的に
剥離する。左右のリップが互いに所定間隔(約50m
m)まで接近した時点で、リップは下肢部の保持作用を
終えて下肢部から離れて行くが、下肢部は左右の穴明き
管によって内通保持されている。左右の穴明き管は開い
ているリップ間をくぐり抜け、リップに代わって肉部分
を押圧しながら互いに最終端まで進む。
【0011】一方の左穴明き管内には、左右に滑動可能
で且つ回転可能な中空円筒形ブレード(C)が収納され
ており、該ブレードがその内部に骨部を収納しながら左
方向に進行して行き、下肢部の関節部の周囲にまで達
し、関節周囲において骨部と肉部とを切断する。この
時、左穴明き管も同様に中央に進行しており、左右の穴
明き管は中央部でその先端が接触状態となるが、ブレー
ドは左穴明き管内にまで幾分進行し、肉部と骨部とを完
全に切断する。この状態では、下肢部の骨全体が左右の
穴明き管内に収納されており、肉部は左右の穴明き管外
面を覆っている状態てある。肉部と骨部との切断が完了
した時点で、左右連結した穴明き管内に圧搾空気が瞬間
放出され、管内の骨が左穴明き管の左端部から排出
され、その後左右の穴明き管は、左右に開き、骨抜きさ
れた肉部が落下し、落下位置にあるコンベアで搬送除去
される。
【0012】
【実施例】次に図面に示す実施例により本発明を更に詳
しく説明する。図1は本発明の1実施例の装置の正面
図、図2はユニットの平面図、図3はユニットの断面
図、図4はリップ・カム軌道図、図5はドラム断面図、
図6はキャリャー断面図、図7は下肢部をセットした状
態の正面図、図8はその側面図、図9はスプロケット駆
動装置の説明図である。本発明の装置の必須の構成は、
家禽の下肢部を保持して所定位置に運搬する手段(A)
(図2、図3)と、上記の下肢部の肉部分を押圧して骨
部分から肉部分を強制的に剥離する手段(B)(図3、
図4、図6、図7、図8)と、下肢部の関節部周囲にお
いて肉部と骨部とを切断する手段(C)(図6)と、剥
離且つ切断された肉部分と骨部分とを分別排出する手段
(D)(図3、図6)とを一体的に組み合わせてなる。
【0013】更に図示の実施例の詳細について説明する
と、図1に示す様に、メインフレーム1があり、該フレ
ーム1は、固定・静止の水平軸4を有し、この軸4に円
筒形のドラム5が取付られている。このドラム5は円周
上に沿って湾曲軌道5a、5b、5c、5d、5e、5
f及び円周上の一部分に沿って凸状のカム軌道5gを備
えている(図3)。湾曲軌道5a〜5f及びカム軌道5
gの機能は後述する。水平軸4には、更に側円板8及び
9が軸受46によって取付られ、これらの側円板8及び
9は数対の水平ガイド軸11によって連結され回転体3
を構成する。各対の水平ガイド軸11には、キャリアー
13、14、15、16、18が水平方向に滑動可能に
取付られ、更にホルダーベース12及びスプロケットハ
ウジング17が固定されている。
【0014】図3に示す様に、各キャリアーは、湾曲軌
道と協働するローラー19をそれぞれ具備し、各湾曲軌
道はそれそれ2枚の板により構成され、ローラー19を
余裕を持って制約している。ホルダーベース12は、カ
ム軌道5gと協働するローラー19を備え、下肢部を保
持・運搬するホルダー22(A)の旋回運動を制御す
る。側円板8及び9、数対の水平ガイド軸11及び各対
の水平ガイド軸に取付けられたホルダーベース12、キ
ャリアー13、14、15、16、18、スプロケット
ハウジング17の組立体である回転体3は、この装置の
運転中水平軸4を中心にして回転する。
【0015】電動機、減速機及び変速機から成る原動機
(回転体3の駆動装置)2(図1)は、水平軸4上に取
付られ、その出力軸に小歯車6を有する。小歯車6は側
円板8に取付け固定された内歯車7と噛合っており、原
動機2の動力を回転体3に伝達し、回転体3に回転力を
与える。原動機2の変速機に備えられた手動式ハンドル
10を回して原動機出力軸の回転速度を変えることが出
来、骨抜き処理量及び作業者の習熟度に合わせ本装置を
運転することが出来る。
【0016】図3に示す様に、ホルダーベース12は、
軸受21(図2)により複数個の部品から成るホルダー
22(A)を保持している。ホルダー22は、図3に示
す様に、その中間部で軸受21を中心にして鎖線で示す
如く旋回する。ホルダー22の一方の自由端にはローラ
ー19が設けられ、他端には下肢部を差し込み且つ保持
するフィンガー23が設けられている。フィンガー23
は、図2及び図8に示す様に四本一組から成り、支点軸
24を介して圧縮スプリングにより開閉して膝関節の両
側で下肢部を狭み込むことが出来る構造となっている
(図7)。尚、下肢部をフィンガー23に差し込む際
に、差し込み易い様に、スプリング25の圧縮力を緩和
する補助装置48(図3、図7)を設けてもよい。
【0017】更に上記フインガー機構は、下肢部がフィ
ンガー33n内に差し込み易い様に、図10〜図15に
示す構造を採ることが出来る。図10〜図15におい
て、下肢部をフィンガー33nに差し込むと、下肢部の
膝関節表面がレバー33kを介してピン33jを押し込
む(図10)。ピン33jは圧縮バネ33yによりフィ
ンガー本体33gに押し付けていたカム33fを軸33
dの軸方向に押し出す(図11)。カム33fは、フィ
ンガー本体33gに植え込まれた位置決めピン33iか
ら解除され、カム33fは、可動フィンガー33nを開
閉する圧縮バネの33wの弾発力により今度は軸33d
を芯にして回転する(図12)
【0018】カム33fのa点(図15)と接触してい
た可動フィンガー33nの下肢部保持部と反対側の端部
はカムにより、その接触点がb点(図14)に移動し、
自動的にフィンガー33nは閉じる。接触点bは下肢部
の厚みにより移動する。フィンガー33が、下肢部保持
の役目を終え、前記リップから遠ざかる瞬間において、
機械後部のメインフレーム1にブラケット35を介して
取り付けられたガイドローラー34により、カム33f
の凸部が押されて可動フィンガー33nは自動的に開く
(図16及び図17)。
【0019】従来は、下肢部の形状や重量の違いにも係
らず、骨抜き作業をより安定的に行う為には、人手によ
り差し込まれた下肢部がフィンガー内で定位置に確実に
保持される必要があるが、上記の構成により、下肢部を
フィンガーに差し込むと同時にフィンガーが閉じ、又、
フィンガーが保持作業を終了すると同時に開くので、下
肢部の形状や重量の違いにも係らず、骨抜き作業をより
安定的に行うことが出来る。
【0020】図3に示す様に、ホルダー22(A)は、
湾曲軌道5aと協働して、ホルダー22の他方の自由端
に配置されたフィンガー23が旋回する。下肢部を保持
しているフィンガー23が、図3に実線で示した位置に
来ると、図7に示す様にその両側に設けられているキャ
リヤー14と15の側端に設けられたリップ26(B)
と27(B)とが、各キャリヤーのローラー19と湾曲
軌道5cと5dとの協働作用によって、各リップが開い
た状態で下肢部の両側から中心部に向かって接近し、両
端の骨部で下肢部を受け、その直後リップ26と27と
がそれぞれ閉じて、形成された孔47(図4)で下肢部
をその両端で保持する(各リップの開閉は、図4に示す
様にロラー20とカム軌道5gとの協働作用による)。
【0021】上記において、上モモを受け持つ左リップ
は確実に閉鎖し、肉を強く締めつければ締めつける程、
骨から肉を歩留よく剥離することが出来、且つ仕上がっ
た肉にボリューウム観が出る。その為には、図18〜図
22に示す様に、2本の水平ガイド軸25a及び25b
を滑動する左リップキャリヤー26(図22)の一方の
軸側のハウジング部に取り付けられた左リップ開き用ロ
ーラー27に対し他方のハウジング部に左リップ締め用
ローラー29がブランケット30を介し同上ローラー2
7と偏心して取り付けられる。又、ドラム2上に左リッ
プ開き用カム軌道28と偏心して左リップ締め用カム軌
道31が取り付け固定される。左リップがモモ肉受入後
閉じると同時にローラー29はカム軌道31に接触し、
水平ガイド軸25a及び25bを芯にして左リップ13
aに矢印(図22)の運動を与えてリップを緊締し肉を
一層締めつけ、骨から肉を歩留よく剥離することが出
来、且つ仕上がった肉にボリューウム観を与えることが
出来るので好ましい。
【0022】キャリアー14及び15は、図6にその一
部を示す様に、ベアリング28によりそれそれ一対の左
リップ26及び右リップ27を有している。これらのリ
ップ26及び27は、湾曲軌道5c、5dと協働するロ
ーラー9及びリニアモーションボールベアリング29を
有するキャリアー14及び15に取付られており、フィ
ンガー23から供給された下肢部を受けるとともに、互
いに下肢部の中央(膝関節)に向かって進み、下肢部の
肉部を中心側に押圧しながら骨部から肉部を強制的に剥
離する。二枚で一対を成すリップ26、27は、キャリ
ヤー14、15を経て取付られたローラー20がカム軌
道5gと協働し、図5のA点で閉じ、B点で開く様に水
平軸11を支点にして開閉する。
【0023】キャリアー13及び16は、図3及び図6
に示す様に、ベースプレート30、取付プレート31に
より、左穴明き管32及び右穴明き管33を固定保持し
ている。又、キヤリヤー自身は、内部にリニアボールベ
アリング34を備え、水平軸4を慴動する。湾曲軌道5
b、5eは、ローラー19と協働してキャリアー13及
び16及びそれらに取付られた左穴明き管32(D)及
び右穴明き管33(D)が互いに中央に向かって水平軸
4を慴動させる。左右の穴明き管32及び33は、左リ
ップ26及び右リップ27に保持された下肢部に向かっ
て左右より互いに向き合って前進し、左穴明き管32は
下肢部の大腿骨先端を、右穴明き管33は下肢部の頸骨
先端を捕らえ、管内に導き、同時に管先端の平面部は、
それぞれ大腿骨と頸骨を繋ぐ関節部に向かって肉部を押
圧しながら骨部から肉部を強制的に剥離して行く。
【0024】図6に示す様に、右穴明き管33内には中
空円筒形ブレード35(C)と、これと一体化している
ブレードホルダー36とを滑動且つ回転可能に収納して
おり、更に該ホルダー36は、中空四角形パイプ37と
一体化している。ブレード35とブレードホルダー36
と中空四角形パイプ37は、左右穴明き管32、33と
同心で締結されており、後に説明する様に必要な時点で
その内部を圧搾空気及び水が通過出来る様になってい
る。キャリアー18には、ブロック38、ベアリング3
9、回転継手40を介し中空四角形パイプ37が取付け
られ、更に湾曲軌道5fと協働するローラー19により
水平軸4を慴動することによって、中空四角形パイプ3
7に連結したブレード35の左右への滑動を可能にして
いる。
【0025】図6に示す様に、スプロケットハウジング
17には、水平ガイド軸11に固定され、軸受43を介
してスプロケット42が取付けてある。スプロケット4
2は四角形穴を持つ滑性の樹脂製軸受44を備え、その
四角形穴内に中空四角形パイプ37を保持し且つ水平方
向に慴動させると共に、メインフレーム1の下部に設け
られたスプロケット駆動装置45(図9)により運転さ
れるチェーンと所定の時点で噛み合って回転させられ、
該回転力をブレード35に伝達する。一方、キャリヤー
13に固定された左穴明き管32は、その中にフルード
35等が存在しないことを除き、右穴明き管33と対称
形状である。
【0026】左右の穴明き管32と33とが下肢部の両
端の骨部を飲込みながら互いに中心に向かって接近しつ
つ、下肢部の内部を通って肉部を骨部から強制的に剥離
して行き、両穴明き管がその先端で接触する前から、右
穴明き管33内のブレード35は、前記のスプロケット
42の回転力によって回転し、下肢部の中で腱等によっ
て肉部と骨部とが強制剥離困難な関節周囲を肉部と骨部
に切断分離する。
【0027】この際、下肢部には腸骨くぼみ肉(オイス
ターミート)が付いており(図18)、このオイスター
ミートは大腿骨関節周辺の3本の筋と強力に繋がってお
り、上記工程においてこの筋が容易に切断されないと、
モモ正肉の歩留及びその見映えが低下する。この為に図
18〜図22に示す様に、2個で一対をなす各左リップ
の外側に固定された2本の軸を介して、夫々半円筒形の
ナイフが取り付けられ、更にその2本の軸をガイドに、
リップに近ずき又遠ざかる直進運動をする。夫々のナィ
フは左リップがモモ肉を受けて閉じると中空円筒形のナ
イフを形成し、同時に左パイプに押されて左リップに近
ずきながら大腿骨近位端を捕らえ関節頭と筋を切断す
る。
【0028】各ナイフ14a,14bは、刃部15、ア
ーム16、2個の軸受け箱17及び18、2個の軸受け
19及び20からなる。各ナイフは2個の軸受けと対向
する各左リップ13a、14bに固定された2本の軸2
1及び22に取り付けられている。軸21側には左リッ
プ13とナイフ部軸受け箱19の間に圧縮バネ23が取
り付けられ、左リップ13か肉の押圧・剥離作業を終了
し開き始めると左パイプ6先端との接触から解除され圧
縮バネ23の弾力により後退し、ストッパー24に至り
停止する。
【0029】この様にしてオイスターミートは大腿骨関
節周辺の3本の筋と強力に繋がっているが、上記工程に
おいてこの筋が容易に切断されるのでモモ正肉の歩留及
び見映えが向上する。尚、図示の例はナイフをリップに
取り付けた例であるが、かかるナイフは、左パイプがオ
イスターミート近傍に近ずいた時点で、パイプ先端に配
置され、且つ筋を切断した後速やかに左パイプ先端位置
から外れる機構であれば同様な作用効果が奏される。
【0030】両穴明き管がその先端で接触した状態にお
いても、尚ブレード35は進行し、左穴明き管32の先
端から幾分内部まで進行し、下肢部の肉部と骨部との切
断を確実にする。この状態では前記した通り、下肢部
は、下肢部中に装入されている両穴明き管の先端部分に
よって、骨部は連結した両方の穴明き管内部に、そして
肉部は連結した両方の穴明き管の周囲にと分断されてい
る。かかる状態において、中空四角形パイプの右端部か
ら圧搾空気が、それらの先端で連結している両穴明き管
32及び33内に瞬間的に吹き込まれ、これらの管内に
存在している骨部を圧送し、左穴明き管の左端部から骨
部を装置外に排出する。
【0031】骨部が排出されると、穴明き管32及び3
3を保持しているキャリヤー13及び16は、その下方
のローラー19と湾曲軌道5b及び5eとの協働作用に
よって、左右に開いて行き、下肢部の肉部から引き抜か
れ、支えを失った下肢部の肉部は装置の下方に落下し
て、ベルトコンベア(不図示)によって装置外に運ば
れ、下肢部の骨抜き処理が完了する。尚、上記において
圧搾空気の通路には洗浄水を流して、装置の運転停止或
は終了後の清潔性等を保持することが可能である。
【0032】尚、上記の一連の操作において、切断され
た中足骨と、肉が剥離された大腿骨及びけい骨が周囲に
散乱しない様に、自動的に1か所に集めることが好まし
く、例えば、図23に示す様に、丸刃3により切断され
た中足骨は丸刃の直下に設けられたシュート7上に落下
し、更にフレキシブルホース8内を通り一定の場所に回
収される。即ち、左右のリップに固定されたモモ肉は前
進して、中足部はシュート7の先端のガイド部分に導か
れる。右リップとシュートガイド部に保持された中足関
節近遠部分は矢印の方向に回転する丸刃3により近位端
で切断され、切断された中足関節及び中足骨は丸刃の回
転力によりモモ肉進行と同方向に押し出されシュート上
を滑りながら、フレキシブルホース8内に落下する。フ
レキシブルホース8の末端を移動させることによって、
所定の場所に骨を回収することが出来る。
【0033】図23を参照すると、シュート7は機械本
体に上部に固定された丸刃3と所定距離を移動し中央に
向かいながら肉を押圧する右パイプ5先端との間に設置
される。シュート7は丸刃回転軸3aを保持するハウジ
ング4の2本のボルトにより固定されている。シュート
は断面L時型の傾斜部分と末端円筒形からなり、その末
端外側部分にフレキシブルホース8が嵌め込まれて固定
されている。又、肉が剥離された大腿骨及びけい骨は、
左パイプ6内を通り外部に排出されるが、各ユニットの
左パイプに夫々の排出管9を設けることにより又は排出
地点に1個の導入管10を設けることにより一定の場所
に上記の骨を回収することが出来る。導入管10の末端
には空気輸送装置のホッパー又はコンベア等を設置する
ことにより、所定の場所に骨を回収することが出来る。
図23を参照すると、排出管9は円筒とL字型金具から
構成され、左パイプ6を固定するキャリャーのボルト6
aによりL型金具を介して左パイプ6と同心にキャリヤ
ー26に固定されている。導入管10はL字型の円筒管
で、その入口側が各排出管と同心に骨の排出地点に合致
してブラケット11を介してメインフレイム1に固定さ
れている。以上の一連の工程は、以上説明した装置のA
〜Dを中心とした各部材の協働作用によって連続的に行
われる。
【0034】以上、1実施例により本発明を説明した
が、本発明は、前記請求項に記載された構成を含む他の
種々の実施例が可能であり、これらの他の実施例も本発
明の範囲に包含される。例えば、前記実施例では、説明
に必要な最小単位のユニットを中心として説明したが、
本発明においては、水平軸4を中心に回転する回転体3
には、装置全体のサイズを変更することなく、複数のユ
ニット、例えば、6ユニット、8ユニット、10ユニッ
ト、12ユニット等を搭載することが可能であり、あら
ゆる処理場の規模及び処理能力に対応することが出来
る。
【0035】又、ブレードの直径は22mm、24m
m、26mm等を用意しておき、下肢部重量120g〜
500gの広い範囲の下肢部の骨抜き処理をカバーする
ことが出来る。装置本体のサイズは特に限定されず、前
記実施例の装置の場合には、幅2750mm、奥行17
50mm及び高さ2100mmでコンパクトに仕上がっ
ており、既存の工場や小規模の処理場にも十分に設置可
能である。又、本装置は、公知の又は独自のロータリー
ジョイント等を介して高圧の圧搾空気及び水をブレード
を内包している管内に供給することが出来、セルフクリ
ーニング機能を持っており、休憩時・作業終了時にブレ
ード、管内及び下肢部の保持部等を完全に洗浄すること
が出来、極めて衛生的な処理が可能となる。
【0036】
【効果】以上の如き本発明によれば、以下の如き効果が
奏される。 (1)食鳥肉(成鶏・ブロイラー)の下肢部の解体工程
における最も人手を要し且つ危険を伴う骨抜き作業を自
動化・省力化することが出来た。又、本発明の装置は、
従来の人手による下肢部の骨抜きと全く同じサイ・ドラ
ム一体の仕上がり(いわゆる一本取り)を実現してお
り、日本市場の要請に十分に応えている。 (2)更に本装置は、従来の人手による骨抜き方法又は
それを模した装置と根本的に異なり、大腿骨・頸骨を筒
状につつむ肉部を押圧して骨部から強制的に剥離し、両
骨を一体のまま排出するという画期的な発想で下肢部の
骨抜きに成功した。
【0037】(3)従来の下肢部の骨抜きは、熟練者し
か出来なかったが、本発明により熟練者は不要になり、
本装置1台により1分間に30〜40本の骨抜きが可能
となり、人手による解体に比べて人員を約1/3に縮小
することが出来、且つ人手による解体におけるナイフに
よる人体の損傷の可能性も無くなった。 (4)本装置においては、回転体の各ユニットに設けら
れたホルダーのフィンガー部に、左右の別なく下肢部を
ただ一定の姿勢で差込むだけでよく、誰でも容易にしか
も安全に作業することが出来る。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の装置の正面図
【図2】ユニットの平面図
【図3】ユニットの断面図
【図4】リップ・カム軌道図
【図5】ドラム断面図
【図6】キャリヤー断面図
【図7】下肢部をセットした状態の正面図
【図8】図8の側面図
【図9】スプロケット駆動装置の説明図
【0039】
【図10】フィンガー作動説明図
【図11】フィンガー作動説明図
【図12】図10のA矢視図
【図13】図10のB矢視図
【図14】図10のC矢視図
【図15】図10のC矢視図
【図16】ドラム断面図
【0040】
【図17】図16のY矢視図
【図18】下肢部セット正面図
【図19】オイスターミート部切断ナイフ側面図
【図20】オイスターミート部切断ナイフ平面図
【図21】ドラム断面図
【図22】左リップ強制閉鎖機構詳細図
【図23】骨の排出を説明する図
【0041】
【符号の説明】
1:メインフレーム 2:原動機 3:ユニット回転体 4:水平軸 5:ドラム 5a、5b、5c、5d、5e、5f:湾曲軌道 5g:カム軌道 6:小歯車 7:内歯車 8、9:側円板 10:手動式ハンドル 11:水平ガイド軸 12:ホルダーベース 13、14、15、16、18:キャリヤー 17:スプロケットハウジング 19、20:ローラー
【0042】 21:軸受 22:ホルダー 23:フィンガー 24:支点軸 25:圧縮スプリング 26:左リップ 27:右リップ 28:ベアリング 29:リニアモーションボールベアリング 30:ベースプレート 31:取付プレート 32:左穴明き管 33:右穴明き管 34:リニアボールベアリング 35:中空円筒形ブレード
【0043】 36:ブレードホルダー 37:中空四角形パイプ 38:ブロック 39:ベアリング 40:回転継手 41:スプロケット 42:軸受 43:軸受 44:樹脂製軸受 45:駆動装置 46:軸受 47:孔 48:差し込み補助装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カム軌道及び湾曲軌道をその表面に訳けた
    回転ドラムとその上方音に設けた水平ガイド軸に、軸上
    を左右に滑動可能に取りつけた一端に上記軌道上を走る
    ローーと他端にそれぞれの役割に応じた機能部品とを
    有する複数のキャリアーを取り付けた装置において、 家禽の下肢部を保持して下記の剥離手段(B)を有する
    位置に該下肢部を運搬する手段(A)としての、家禽の
    下支部を保持する開閉可能なフィンガーを機能部品とし
    て有するキャリアーと、 上記の下肢部の肉部分を押圧して骨部分から肉部分を強
    制的に剥離する手段(B)としての、一方が家禽の下肢
    部の上モモ肉部分を、他方が下モモ肉部分を、それぞれ
    骨部分を中心に左右から押圧して骨部分からそれぞれの
    モモ肉部分を剥離させる開閉可能な一対のリップを機能
    部品として有する左右一対のキャリアーと、 下肢部の間接部周囲において肉部と骨部とを切断する手
    段(C)としての、下肢部の両端部からその内部に骨部
    分を端部から収納しながら下肢部内をそれぞれ反対方向
    に進行する穴明き管をそれぞれ機能部品とする左右一対
    のキャリアー及び一方の穴明き管内に左右に滑動可能及
    び回転可能、且つその内部に骨部分を収納可能に収納さ
    れ、穴明き管と共に下肢部内を進行する中空円筒形回転
    ブレードを機能部品とするキャリアーとを有し、 剥離且つ切断された肉部分と骨部分とを分別排出する手
    段(D)が、上記穴明き管内部に納められた骨部分を管
    外へ排出させる穴明き管へ放出される圧搾空気又は水で
    あり、上記の各キャリアーの滑動と各機能部品の作動と
    がドラムの回転と協働するように一体的に組み合わせて
    含むことを特徴とする家禽の下肢部から骨を摘出する装
    置。
  2. 【請求項2】 フィンガーで保持された家禽の下肢部を
    下記の剥離工程へ運搬する工程と、上記の下肢部の肉部
    分を開閉可能な一対のリップで骨部分を中心に左 右から
    押圧して骨部分から肉部分を強制的に剥離する工程と、
    穴明き管をその内部に骨部分を端部から収納しながら下
    肢部内を進行させ、その過程で、穴明き管内部に左右に
    滑動可能及び回転可能に収納され、且つその内部に骨部
    分を収納し得る中空回転ブレードによって下肢部の間接
    部周囲において肉部と骨部とを切断する工程と、穴明き
    管内部に収納された骨部分を穴空き管外へ排出させるこ
    とによって剥離且つ切断された肉部分と骨部分とを分別
    排出する工程とを連続的に行うことを特徴とする家禽の
    下肢部から骨を摘出する方法。
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