JP2527916B2 - 生物学的フィルタ― - Google Patents

生物学的フィルタ―

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JP2527916B2
JP2527916B2 JP5507359A JP50735993A JP2527916B2 JP 2527916 B2 JP2527916 B2 JP 2527916B2 JP 5507359 A JP5507359 A JP 5507359A JP 50735993 A JP50735993 A JP 50735993A JP 2527916 B2 JP2527916 B2 JP 2527916B2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、1以上の微生物の培養物を含む繊維フィル
ターユニットを備えたハウジング、繊維フィルターユニ
ットに含まれる微生物に水性栄養培地を供給する装置、
フィルターユニットの一方側に汚染ガスを供給する装
置、およびフィルターユニットの反対側から浄化された
ガスを排出する装置を有する、汚染ガスを浄化する生物
学的フィルターに関する。
米国特許第3216905号は、ガス透過性支持ハウジング
に含まれ、ガスの流れ方向に垂直に設置された多孔性体
の層を有するダクトにガスの流れを通すことによりガス
から有害な有機物質を除去する方法を開示している。ガ
ラスウールから成る多孔性体は、微生物の培養物および
多孔性体の下に設置され、かつ接触しているトレイ型容
器から多孔性体に毛管現象により供給される水性栄養培
地を含む。水性培地はまた多孔性体を継続的に散布する
ことにより多孔性体に供給される。
ヨーロッパ特許公報第0147721A2は、活性炭、ゼオラ
イトまたはシリカゲルの上に微生物の単一培養物または
混合培養物を固定させた形態の目の荒い材料の1以上の
生物学的に活性な層に、微量の有害有機物質を含むガス
の流れを通し、バクテリアによる生体酸化により排ガス
から有毒な有機物質を分離する方法を開示している。
生物学的に活性な層は、反応器の中に置かれたフィル
ターユニットの表面に固定されている微生物を湿らせて
おく働きをする液体の流れを反応器に供給し、その液体
は反応器を通った後再循環される。
上述したように、フィルターユニットは多孔であるこ
とは別として活性炭、ゼオライト、シリカゲル、または
それらの混合物から成り、内部表面積500乃至1500m2/g
を有し汚染物質を吸着できるべきである。この形式のフ
ィルター材料は比較的高価であり、そのような材料を通
過するガスの圧力を著しく低下させる。
本発明によれば、上記の形式の生物学的フィルターを
備え、該フィルターはフィルターユニットが浄化される
ガスの流れ方向に横切るZ字形の配置に取り付けられた
鉱物繊維スラブの集合体を有することを特徴とする。
上記の状態で鉱物繊維スラブを取り付けることは、フ
ィルターユニットの容積を減少させる、言い換えれば、
容積に対するフィルター域の比率を増すことになり、ま
た、ガスの濾過能力が許容できないレベルにまで低下し
た場合(例えば、スラブが乾燥したり、その中に穴が生
じた場合、スラブの多孔度が失われるので、)フィルタ
ースラブを取りはずしたり、新しいスラブと交換するこ
とが容易にできるので有利である。
さらに、本発明のフィルターはフィルターを通る圧力
低下(差圧)が非常に低く、また鉱物繊維スラブが、本
発明の実際の使用において、通常、例えば、汚染物質、
バイオマス、ダスト、または汚染ガスとともに運ばれる
物質によって遮断されない構造を有しているので非常に
有利である。
他の利点は、水性栄養培地中の栄養素および/または
無機塩および/または汚染物質の濃度を監視することに
より濾過工程を制御することが可能なことである。
さらに、鉱物繊維スラブの形のフィルター要素は比較
的安価で、しかも大きな内表面を有し対応する広い表面
積を有するバイオフィルムがその上に生じることを可能
にする。
本発明のガスフィルターの好ましい実施態様では、フ
ィルターユニットを水平面に設置する。
そのような取り付けは、水性栄養培地をフィルタース
ラブの上に均等に配送できるので、有利である。
汚染ガスを水性培地と同時に流すことができるよう
に、水性栄養培地を供給する装置およびフィルターユニ
ットに汚染ガスを供給する装置をフィルターユニットの
同じ側に設置することが好ましい。そのような同時的な
流れは水性培地中の汚染ガスからの汚染物質の高吸収に
つながる。
汚染ガスを上記の方法で処理する場合、水性栄養培地
をガスフィルターハウジングの上部に供給し、重力の影
響でフィルターユニットの上に流れ落ちるようにするこ
とが好ましい。
本発明の好ましい他の実施態様では、フィルターユニ
ットへの水性培地の供給装置および汚染ガスの供給装置
はフィルターユニットの反対側に設置される。
この実施態様により、汚染ガスを逆方向の流れの水性
栄養培地で処理できる。そのような処理は、浄化された
ガスとともに運び去られる水性培地の量が比較的少なく
てすむ。鉱物繊維スラブは、それらが接触している帯域
において、例えば接着によりまたは物理的に互いに接続
している。しかし、鉱物繊維スラブを緩く取り付けるに
しても、または互いに接続するにしても、鉱物繊維スラ
ブの下端を定位置に維持するための案内要素を供給する
ことが有利となる。
そのような案内要素はまたは使用済みスラブを新しい
ものと交換するのにを容易にする。水性栄養倍地は鉱物
繊維スラブの表面上とその端に均一に配送されるのが好
ましく、隣接しているフィルタースラブの上端に繊維材
料の層のような液体分散繊維層を備えることが好まし
い。
そのような繊維状の層、例えば、不織の綿の層は、間
断のない栄養倍地の流れの影響を受ける帯域内にある鉱
物繊維スラブに穴が生じるのを防ぐという有利性も提供
する。フィルターユニットに水性栄養倍地を供給する装
置は、両端が閉鎖しており多数の穴を備えたパイプ形を
とる。
穴はこれらのパイプの上部にあり、穴の直径は小さな
霧が前記パイプの上に生じる大きさのものである。
水性倍地は、1以上のパイプの壁の中の多数の小さな
オリフィスで生成される水滴または細かな噴霧の形でも
鉱物繊維スラブに、供給され得る。
水性栄養培地は任意の適切な分散装置の使用によりフ
ィルターユニットに供給され、上記の手段は一例にすぎ
ないと理解すべきである。
鉱物繊維スラブはロックウール、グラスウール、また
は、スラグウールから成るのが好ましく、密度は好まし
くは25乃至180kg/m3、より好ましくは、25乃至120kg/m3
の、さらに好ましくは、35乃至80kg/m3である。隣接す
る鉱物繊維スラブ間の角度は、広い範囲内(例えば1乃
至30度)で変えることができ、好ましくは3度乃至30度
である。
個々の鉱物繊維スラブの寸法は重要なものではない
が、実際には厚さが1.5cm乃至15cmで、幅と長さがそれ
ぞれ30cm乃至200cmのスラブを使うのが好ましい。取り
付けの場合またはスラブの交換の場合に問題なく取扱い
できる寸法を有するスラブを使うことが好ましい。使用
されるフィルターの総面積により、それぞれのフィルタ
ー要素は1つ以上のスラブから成り得る。
鉱物繊維スラブは、デンマークDK−2640 Hedehusen
e、Rockwool A/S,により製造されている形式のロック
ウールスラブでかつフェノール−ホルムアルデヒド樹脂
のような少量の結合剤を含むものが好ましい。
フィルターユニットの個々のスラブをフィルターを取
り外すことなく交換してもよい。スラブの交換は、例え
ば、スラブに存在する結合剤の乾燥または化学変化があ
る場合、スラブを寸法上安定させるために必要である。
例えば、スラブを6ケ月の運転ごとに交換することによ
り予防的保全を行うことが適切である。
本発明のガスフィルターにおいて使用に好適な微生物
の培養物は種々の方法、例えば、活性スラッジ、汚染土
壌、および、林床からの単離で得られるが、純培養物か
ら得られる微生物培養物を使うのが好ましい。
適切な微生物の例は、亜硝酸菌、シュードモナス、ト
リコスポラム、ノルカディア、硫黄細菌、およびバシラ
スである。
使用される培養物は単一培養物または混合培養物のい
ずれかである。
鉱物繊維材料は汚染ガスに含まれる汚染物質の代謝/
生物分解から生じる剥離細胞体のほとんどを捕獲するこ
とができ、また、多孔繊維材料は鉱物繊維スラブの機械
の総耐用年数中に、剥離細胞体を蓄積するのに十分な多
孔度を有することが見いだされた。
変形例として、鉱物繊維スラブは自身の新陳代謝で剥
離細胞を使うことのできる他の生物種、例えば、真菌、
藻類、原生動物、およびネマトーダを収容できると仮定
される。
本発明の生物学的フィルターの特に好ましい実施態様
は、ハウジングの底に水性栄養培地を集める装置、およ
び、集められた水性栄養培地をフィルターユニットへ再
循環する装置を有する。
そのような生物学的フィルターは、フィルターに断続
的に供給される汚染ガスを浄化するのに特に適切であ
る。なぜならフィルターの浄化能力が実質的な低下する
ことなく、バイオマスの瞬時分解力を越える負荷に耐え
ることができるからである。
本実施態様を使用することにより、そしてバイオマス
を湿らせるために必要な量と比較して過剰な量の水性栄
養培地を供給することにより、フィルターが負荷されて
いる期間に行う浄化は主に水性栄養培地中の汚染物質の
吸収によるものであることが見いだされたが、それは、
水性栄養培地の中の汚染物質の濃度がそのような期間漸
増するという事実により証明される。
しかし、運転中、通常の状態は、フィルターへの負荷
が比較的低い、すなわち、フィルターの浄化力と比較し
て汚染ガスに含まれる汚染物質の量が少ない。この状態
において、浄化は栄養培地における初期の吸収と引き続
き起こる生物分解によるよりも、汚染物質の瞬時の生物
分解に基づいているようだ。
それにもかかわらず、上記のように、本発明のフィル
ターはフィルターに対する負荷の突然の、著しい増加と
いうような“緊急”の事態に対処できる有利性がある。
この事態が起こる場合、すなわち、水性栄養培地が汚染
物質に対して吸収培地として作用する場合、いくつかの
場合パラメーター、特に、水性栄養培地中の汚染物質の
濃度の監視を用意する必要がある。そのような処理パラ
メーターを監視すれば、例えば、フィルターへ新たな微
生物の培養物を加えることにより、および/または高濃
度の汚染物質を有する水性栄養培地を新鮮な水性栄養培
地(水)と交換することによりおよび/またはフィルタ
ーに流入する負荷を減少させることにより、バイオマス
の活性の阻害または、起こり得るバイオマスの完全な破
壊は避けられる。
本発明の他の実施態様において、再循環なしでフィル
ターシステムから排出される新鮮な水性栄養培地をフィ
ルターに供給できる。これは、再循環システムの場合よ
り水の消費量が多くなるが、他方、水性栄養培地収集タ
ンクおよびpH調整システムが不要となる。汚染ガスの供
給が止まる場合、(例えば、ガス生産施設が昼間という
ような時間帯にのみ運転される、また、他のガス浄化プ
ラントへの切り替えのため)水性栄養培地の再循環はフ
ィルターに汚染ガスが供給されない期間維持され、バイ
オマスが汚染物質を交換し続けるので、水性栄養培地の
汚染物質の濃度は漸減する。
フィルターユニットは各適用によって注意深く、個々
に設計されなければならないことは自明である。望まし
いガスの浄化度、ガスから取り除くべき汚染化合物のフ
ィルターへの平均負荷および/または最大負荷、ガスの
流速、そしてガスフィルターに使用できる実際の間隙の
ようなパラメーターを、設計過程で考慮すべきである。
しかし、本発明によるガスフィルターの実際の運転に
おいて、フィルターユニットを通るガスの流速は約0.1m
/secを越えないことが好ましい。従って、ガスの流速が
可能な限り最低レベルを維持している場合、最大の効率
が得られる。通常、本発明のフィルターはガスの流速0.
04乃至0.06m/secで運転される。
適量の活性炭または木炭を含む鉱物フィルタースラブ
を使用することが有利となる。これは汚染ガスが活性炭
に吸収される有害な有機溶媒(すなわち、本質的に水に
非可溶性である有機化合物)を含む場合、特に事実であ
る。
単一のフィルターを使う替わり2本以上のフィルター
を使用し汚染ガスを直列的、または並列的に処理するこ
とが通常は好ましい。
フィルターまたは複数のフィルターを通り過ぎた水性
栄養培地は、収集タンクを通ることが好ましく、浄化さ
れたガスとともに蒸発するか、または、取り除かれた水
を補給するために、新たな水を随意に該タンクに導入す
る。
または、すでに述べられた水の添加とともに、新鮮な
水の添加は、汚染ガスがフィルターに入る前の状態によ
り行うこともできる。これをすることにより汚染ガスは
また、フィルターに入る前に望ましい温度に冷却され
る。
水滴は濾過されたガスとともに運び去られないことが
好ましい。本発明によりガスフィルターを逆方向の流れ
の中で運転する場合、これは、例えば、ガスの流速を実
際のフィルターサイズやデザイン合わせることにより、
またはフィルターユニットの後に設置されるべき噴霧収
集器または除去器を使うことにより避けられる。
濾過されるガスの温度が比較的高い場合、水性栄養培
地がガスの温度を低下させるのに相当寄与するので、ガ
スフィルターを正流の流れの中で運転することが有利で
ある。水性培地がガスフィルターに再循環される前、加
熱する装置を備えている収集タンクにバイオマスに必要
な補充栄養素を供給することが好ましい。
さらに、例えば培地の導電度(ED)、ハロゲン、硫酸
イオン、硝酸イオン、亜硫酸イオン、アンモニウムイオ
ン、リン酸イオン、および同種のイオン等の含有量、お
よび/または汚染物質の含有量を測定することにより、
例えば水性栄養培地収集タンク中の無機塩の濃度または
フィルターユニットからの水性栄養培地排出口のなかの
無機塩の濃度を確認し、そして、例えば水性栄養培地に
新鮮な水を加えることにより(希釈)または後の使用の
ためフィルターシステム中の収集タンクかまたは下水道
へフィルターシステムから水性栄養培地を排出すること
により、また無機塩および/または汚染物質を沈殿させ
ることにより過程を制御することにより生物分解過程を
制御することが有利である。
特に高い浄化効率はフィルターユニットに使われる微
生物に応じて、例えば水性栄養培地を加熱することによ
りまたは汚染ガスを冷却することにより、例えば、20℃
乃至24℃の範囲内の温度で運転することにより得られ
る。
酸または塩基が収集タンクに供給され、使用されてい
る微生物に最適なpH値に調節する。
本発明のフィルター有機化合物を含むガスの浄化に特
に適している。
そのような有機化合物の例は、炭素水素、アルデヒ
ド、ケトンのような脂肪族化合物、揮発性カルボン酸、
およびフェノールのような芳香族化合物があり、それら
はすべて、微生物の炭素源として働く。
本フィルターはまたアンモニアやトリエチルアミンの
ような窒素化合物、または水素スルフィド、二酸化硫
黄、およびメルカプタンのような硫黄含有化合物を除去
するのに適している。
本フィルターはまた鉱物繊維生産施設からの排ガスの
浄化に適している。そのようなガスは、フェノールを例
えば40−50mg/m3の濃度で、アンモニアを例えば60−150
mg/m3の濃度で、そして、ホルムアルデヒドを例えば5
−60mg/m3の濃度で通常含んでいる。
本発明による生物学的フィルターを使用することによ
り、50%乃至99.9%の浄化効率が得られる。例えば、次
の浄化効率が得られた:フェノールに対する浄化効率95
%以上、そしてアンモニアに対する浄化効率98%以上。
本発明は、上記のように生物学的フィルターによる汚
染ガスの浄化方法にも関する。微生物に必要な水の量
は、本発明によればフィルターの各適用により決められ
なければならない。理想的には栄養培地がすべての鉱物
繊維の表面を湿らせ、鉱物繊維上に液状の膜を作るよう
にすべきである。
今、本発明を、次の図面を参照することにより、より
詳細に説明する。
図1は本発明のガスフィルターの好ましい実施態様に
おいて使用するフィルターユニットの縦断面図であり、 図2は図のフィルターユニットの斜視図を示し、そし
て 図3は本発明のガスフィルターから成るガス濾過プラ
ントの工程系統図を示す。
図1と2に示すフィルターユニットはフィルター要素
1から成り、それぞれが3つの鉱物繊維スラブ2、3、
および4から成る。フィルター要素は上側縁5で相互に
接触し、隣接要素間の角度は約5度である。
フィルターエレメント1の下側縁6はトレー7、8に
取り付けられ、トレー7、8は隣接する要素間の所望の
角度を維持し、使用されたフィルタースラブと新しいス
ラブの交換を容易にするのに役立つ。
一端が閉鎖し、フィルター要素1に含まれる微生物の
培養物へ水性栄養培地を供給する装置(示されていな
い)と接続されるパイプ9は、フィルター要素1の上側
縁5より上のゾーンに設けられている。パイプ9の上側
に穴10が設けられ、穴10は栄養培地がパイプ9に供給さ
れる場合パイプ9の上側に多数の小さな霧が生じるよう
な寸法を有する。
図3に示す装置は、2つのガスフィルター20と21、お
よびハウジング24、25から成り、各ガスフィルターはZ
字形のフィルターユニット22、23から成り、各フィルタ
ーユニットは少なくとも1つの微生物の培養物を含む多
くの鉱物繊維スラブから成っている。各ガスフィルター
は、フィルターユニット22、23に微生物培養のための水
性栄養地を供給し、液体培地はこれらのユニットに配送
するための配管26、27をさらに具備する。導管28はハウ
ジング24、25のフィルターユニット22、23の下の帯域と
水性栄養培地の収集タンク29とを接続する。タンク29
は、装置から蒸発または他の方法で取り除かれる水を補
給するためにタンクに新たな水を供給するための導管32
に取り付けられたバルブ31を制御する水位センサー30を
備えている。導管33は、酸収納容器35に備えられたポン
プ34をタンク29と接続する。酸容器35は、導管36を通し
てタンク29とも接続しており、導管36は、pH測定装置37
を備えている。さらに、タンク29は、電熱装置38を備え
ている。
再循環導管39が、タンク29の底から延び、導管39にお
いて2つの液体ポンプ40、41は並列に取り付けられ、導
管39は流量計42も備えている。導管39は、2つの導管4
3、44に接続され、各導管はバルブ45、46を備え、導管4
3、44は、それぞれ導管26、27に接続され、導管26、27
はフィルターユニットに水性栄養培地を供給している。
ハウジング25の上部は、ガス導管47を通してハウジング
24の下部と接続されており、ガス導管47は2つのガスフ
ィルター20、21が直列に運転するのを可能にするために
バルブ48を備えている。
装置は、浄化されるガスを装置に供給するためにガス
導管50をも具備する。導管50は、導管51を通しハウジン
グ25の下部と部分的に接続され、バルブ53を備える導管
52を通しハウジング24の下部と部分的に接続される。
バルブ55を備えている導管54は、ハウジング25の上部
と浄化ガスの排出管56とを接続し、ポンプ57が排出管56
に設けられている。
同様に、バルブ59を備えている導管58は、ハウジング
24の上部と排出管56とを接続している。
装置は、2本の並列なフィルター61、62を備えている
再循環導管60をさらに含み、再循環導管60は、導管39に
設けられたバルブ63と接続されている。
説明された装置は下記の方法で作動する。
汚染ガスを両方のガスフィルターで直列に浄化した場
合、バルブ53と55を閉鎖し、バルブ48と59を開放する。
ポンプ57が始動し、汚染ガスを導管50を通してポンプで
汲み上げ、導入されたガスは導管51を経て、ハウジング
25の下部に通る。続いてガスは、水性栄養培地がポンプ
40またはポンプ41によりタンク29から流量計42、バルブ
46、そして導管44を経て導管27まで通っている状態で、
フィルターユニット23を逆方向に通る。
フィルターユニット23を通過した後、ガスは導管47、
バルブ48、そしてハウジング24の下部に流れ、フィルタ
ーユニット22を通る。フィルターユニット22を通るガス
の流れは、上記のように導管39、流量計42を経て導管43
に供給される水性栄養培地の流れと逆流になる。バルブ
45を通過した後で、栄養培地は、フィルターユニット22
に栄養培地を配送する役割を果たす導管26に流入する。
浄化ガスは、導管58と開いたバルブ59を通過した後
で、ハウジング24の上部から排出管56に流入する。
ガスフィルターを並列に使用したい場合、バルブ48を
閉鎖し、バルブ53、55、および59を開放する。バルブ5
3、48、および59を閉鎖し、バルブ55を開放することに
より、上部ガスフィルター20を非運転状態にでき、フィ
ルター要素の修繕および/または交換に望ましい。
下部ガスフィルター21を遮断したい場合、バルブ55と
48を閉鎖し、バルブ53と59を開放する。
上記のように、バルブ31と連結している水位センサー
30はタンク29内の液体水位を一定に維持することを確実
にする。従って、タンク内の液体水位が低下する場合、
新たな水が導管32を通してタンク29に供給される。
水性栄養培地の酸度は変動し、望ましい活性はポンプ
34により維持され、ポンプ34は導管36に設けられたpH測
定装置37からの信号により制御され、また、例えば、望
ましいpH値が回復されるまで容器35から酸をタンク29に
汲み上げることができる。水性栄養培地の温度は電熱装
置38により制御され、タンク29において望ましい温度を
維持できる。
ガスフィルターから集められた水性栄養培地の全量を
フィルターユニット22、23を通して再循環させたくない
場合、バルブ63を適切に調整することにより、水性栄養
培地をフィルター61、または62のどちらかで濾過した
後、水性栄養培地の一部を導管60を通してフィルタ29に
再循環させることにより可能となる。
実施例 本実施例は、本質的には、図3に示すように構成され
ているが2本のフィルターユニット(22、23)を具備す
る1つのハウジング(24)のみを有する生物学的フィル
ターの作動を示す。
フィルターハウジング(24)は、6m×3m×2mの寸法を
有した。フィルターユニットを直列に運転した。すなわ
ち、第1(下部)フィルターユニット(22)からの排出
ガスを第2(上部)フィルターユニット(23)への流入
ガスとして使用した。
各フィルターユニットの面積は75m2であった。各フィ
ルターユニットは、フィルターユニットにおける総スラ
ブ数132枚に対応する60mm×900mm×75mmの寸法の鉱物繊
維スラブで構成された。スラブは密度43kg/m3を有する
ロックウールでつくられた。隣接するスラブ間の角度
は、約6度であった。
生物学的フィルターに用いられた微生物またはバイオ
マスは、廃水処理施設から得られ、微生物はシュードモ
ナスである。
濾過工程は、収集タンク(29)のpH測定、水性栄養培
地中のフェノールと無機塩の含有量の測定により制御さ
れた。塩含有量およびフェノール含有量を、サンプリン
グとその後の実験室での分析(期間1日)により測定し
た。
生物学的フィルターは、下記の条件で10ケ月運転した: ガス 流量:12000Nm3/h フィルター前の温度:約30℃ フィルター後の温度:約25℃ 流速:0.04−0.06m/s 水性栄養培地: 流量:1500−2200 1/h/フィルターユニット pH:7.2 H2SO4/H3PO4によりpH調整 汚染物質: 最大負荷:1.5kg/hアンモニア 1.5kg/hフェノール 最小負荷:0.6kg/hアンモニア 0.6kg/hフェノール 圧力低下(Δp): 第1フィルターユニット、0ヶ月:8mm水柱 第2フィルターユニット、0ヶ月:5mm水柱 第1フィルターユニット、10ヶ月:30mm水柱 第2フィルターユニット、10ヶ月:25mm水柱 作動中、フィルターへの負荷は、流入ガスの汚染物の
濃度変化のために上記の範囲内で変動した。
流入ガスは、鉱物繊維生産からの顕著な量のダストや
他の廃棄物も含んでいた。本発明のフィルターは、ダス
トや他の廃棄物のための事前濾過なしでも、充分に運転
することが見いだされた。
10ヶ月の作動中、常にフェノールの浄化効率は95%−
99%であり、アンモニアの浄化効率は、少なくとも98%
であった。
さらに、収集タンク(29)からサンプリングした水性
栄養培地は、非常に短期間だけフェノールを含んでい
た:フェノールの最大濃度は30mg/、そしてフェノー
ル含有水性栄養培地は1週間再循環した後、フェノール
の存在は検出されなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トムセン ポール ヘイビエーレ デンマーク国 デーコ−2620 アルベル ツリュンド イェーゲルヒューセネ 5 (56)参考文献 特開 平2−68114(JP,A) 特開 昭63−278527(JP,A) 特開 昭49−30972(JP,A) 実開 昭57−123620(JP,U)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1以上の微生物の培養物を含む繊維フィル
    ターユニット(22、23)を備えたハウジング(24、2
    5)、繊維フィルターユニットに含まれる微生物に水性
    栄養培地を供給する装置(26、27)、フィルターユニッ
    トの一側に汚染ガスを供給する装置(50乃至53)、フィ
    ルターユニットの反対側から汚染ガスを排出する装置
    (54乃至59)から成る汚染ガスを浄化する生物学的フィ
    ルターにおいて、フィルターユニットが浄化されるガス
    の流れ方向を横切るZ字形の配置で取り付けられた鉱物
    繊維スラブ(2乃至4)の集合体を有することを特徴と
    する汚染ガスを浄化する生物学的フィルター。
  2. 【請求項2】フィルターユニット(22、23)が水平面に
    設置されることを特徴とする請求の範囲第1項のフィル
    ター。
  3. 【請求項3】フィルターユニットに水性栄養培地を供給
    する装置と汚染ガスを供給する装置とをフィルターユニ
    ットの同じ側に設置することを特徴とする請求の範囲第
    2項のフィルター。
  4. 【請求項4】フィルターユニットに水性培地を供給する
    装置(26、27)と汚染ガスを供給する装置(50乃至53)
    をフィルターユニットの反対側に設置することを特徴と
    する請求の範囲第2項のフィルター。
  5. 【請求項5】フィルターユニットに水性培地を供給する
    装置(26、27)をフィルターユニットの上に設置するこ
    とを特徴とする請求の範囲第2項のフィルター。
  6. 【請求項6】フィルターが鉱物繊維スラブ(2乃至4)
    の下端(6)を定位置に維持するための案内部材(7、
    8)を具備することを特徴とする請求の範囲第2項のフ
    ィルター。
  7. 【請求項7】鉱物繊維スラブ(2乃至4)がロックウー
    ル、ガラスウール、またはスルグウールから成ることを
    特徴とする請求の範囲第1項乃至第6項のフィルター。
  8. 【請求項8】鉱物繊維スラブ(2乃至4)の密度が25乃
    至180kg/m3,好ましくは25乃至120kg/m3,そしてより好ま
    しくは35乃至80kg/m3であることを特徴とする請求の範
    囲第7項のフィルター。
  9. 【請求項9】隣接スラブ(2乃至4)間の角度が1度乃
    至30度であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第
    8項のフィルター。
  10. 【請求項10】フィルターがハウジング(24、25)の底
    部に水性栄養培地を収集する装置(29)および収集した
    水性栄養培地をフィルターユニットに再循環する装置
    (39乃至46)を含むことを特徴とする請求の範囲第1項
    乃至第9項のフィルター。
  11. 【請求項11】微生物の培養物は純培養物、活性汚泥、
    汚染土壌、または林床から得られることを特徴とする請
    求の範囲第1項乃至第10項のフィルター。
  12. 【請求項12】生物学的フィルターを上記請求の範囲第
    1乃至11に従い使用することを特徴とする汚染ガスの浄
    化方法。
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