JP2527132B2 - 親水性多糖類よりなる外用薬組成物 - Google Patents
親水性多糖類よりなる外用薬組成物Info
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- hydrophilic
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- A61K31/715—Polysaccharides, i.e. having more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic linkages; Derivatives thereof, e.g. ethers, esters
- A61K31/736—Glucomannans or galactomannans, e.g. locust bean gum, guar gum
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、親水性多糖類を含有す
る外用薬組成物に関し、更に詳しくは、親水性多糖類の
粉末よりなる、止血、皮膚の創傷や炎症の治療のための
外用薬組成物、並びに、親水性多糖類を水溶液として含
有する肌荒れの予防及び治療のための外用薬組成物に関
する。
る外用薬組成物に関し、更に詳しくは、親水性多糖類の
粉末よりなる、止血、皮膚の創傷や炎症の治療のための
外用薬組成物、並びに、親水性多糖類を水溶液として含
有する肌荒れの予防及び治療のための外用薬組成物に関
する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、皮膚の傷における止血や、通常の傷及び化膿その他
炎症を起こした傷の治療のためには、軟膏剤を塗布し又
は絆創膏を貼付することが通常行われている。しかし、
患部の速やかな治癒のためには、出血に対しては迅速な
止血が重要であり、また、止血後にあっては、血漿、膿
汁その他の患部からの滲出液を有効に排除して患部を乾
燥させることによって細菌を除去して増殖を防止し、且
つ、外界からの細菌による二次感染を防止することが重
要である。しかし、軟膏剤や絆創膏では、患部からの滲
出液の十分な排除が不可能である。また軟膏塗布層は流
動性が高く、患部を完全に覆って外界から十分に隔離す
るという目的には極めて不十分であるため、軟膏の塗布
によっては外界からの細菌等の侵入を阻止できない。絆
創膏でも同様に、外界からのそのような隔離機能がな
い。
り、皮膚の傷における止血や、通常の傷及び化膿その他
炎症を起こした傷の治療のためには、軟膏剤を塗布し又
は絆創膏を貼付することが通常行われている。しかし、
患部の速やかな治癒のためには、出血に対しては迅速な
止血が重要であり、また、止血後にあっては、血漿、膿
汁その他の患部からの滲出液を有効に排除して患部を乾
燥させることによって細菌を除去して増殖を防止し、且
つ、外界からの細菌による二次感染を防止することが重
要である。しかし、軟膏剤や絆創膏では、患部からの滲
出液の十分な排除が不可能である。また軟膏塗布層は流
動性が高く、患部を完全に覆って外界から十分に隔離す
るという目的には極めて不十分であるため、軟膏の塗布
によっては外界からの細菌等の侵入を阻止できない。絆
創膏でも同様に、外界からのそのような隔離機能がな
い。
【０００３】このような状況にあって、血液その他患部
からの滲出液を吸収して膨潤する性質を有する外用剤と
して、特公昭５７−１２６６号公報（以下Ｐ公報とい
う。）に、架橋デキストラン、架橋カルボキシメチル−
デキストラン等の乾燥した球状重合体粒子よりなる製剤
が開示されている。
からの滲出液を吸収して膨潤する性質を有する外用剤と
して、特公昭５７−１２６６号公報（以下Ｐ公報とい
う。）に、架橋デキストラン、架橋カルボキシメチル−
デキストラン等の乾燥した球状重合体粒子よりなる製剤
が開示されている。
【０００４】しかし、Ｐ公報に係る製剤では、製剤を構
成する球状重合体粒子が患部からの滲出液を吸収して膨
潤して被覆層を形成した後も、各球状重合体粒子は相互
に独立した粒子として存在していることから、被覆層全
体は極めて脆く、Ｐ公報第５欄に記載のように容易にヘ
ラでかきとることができる。このため、該製剤は、体表
にある患部に対して適用した場合、身体運動に伴って又
は患部付近に不本意に加わりうるその他の偶発的な衝撃
に伴って、患部を覆う膨潤した製剤による被覆層が部分
的に断裂し又は脱落し、患部表面が露出するという危険
を孕む。このような露出が起こるとその部位の患部表面
は外界からの細菌等に新たに感染する可能性があり、特
に治療に抵抗性の細菌に感染した場合には重篤な疾患へ
と発展するおそれもあるため、患部の被覆層の完全性
は、可能な限り維持される必要がある。
成する球状重合体粒子が患部からの滲出液を吸収して膨
潤して被覆層を形成した後も、各球状重合体粒子は相互
に独立した粒子として存在していることから、被覆層全
体は極めて脆く、Ｐ公報第５欄に記載のように容易にヘ
ラでかきとることができる。このため、該製剤は、体表
にある患部に対して適用した場合、身体運動に伴って又
は患部付近に不本意に加わりうるその他の偶発的な衝撃
に伴って、患部を覆う膨潤した製剤による被覆層が部分
的に断裂し又は脱落し、患部表面が露出するという危険
を孕む。このような露出が起こるとその部位の患部表面
は外界からの細菌等に新たに感染する可能性があり、特
に治療に抵抗性の細菌に感染した場合には重篤な疾患へ
と発展するおそれもあるため、患部の被覆層の完全性
は、可能な限り維持される必要がある。
【０００５】本発明は、Ｐ公報のような従来の製剤とは
対照的に、患部において血液、血漿、膿汁等の滲出液を
吸収して非常に緻密な、本質的に無構造の被覆層を形成
することを特徴とする製剤の提供を目的とする。
対照的に、患部において血液、血漿、膿汁等の滲出液を
吸収して非常に緻密な、本質的に無構造の被覆層を形成
することを特徴とする製剤の提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、グル
コマンナン、グアガム等の親水性多糖類の乾燥微粒子に
より構成された粉末よりなる外用剤である。
コマンナン、グアガム等の親水性多糖類の乾燥微粒子に
より構成された粉末よりなる外用剤である。
【０００７】グルコマンナン、グアガム等の親水性多糖
類は、非常に吸水性が強く、血液、血漿、膿汁等皮膚患
部からの滲出液を速やかに且つ多量に吸収して患部を乾
燥させ治癒を促進させると共に、出血の場合は急速な止
血作用をも発揮することにより、患部の急速な治癒を可
能にする。
類は、非常に吸水性が強く、血液、血漿、膿汁等皮膚患
部からの滲出液を速やかに且つ多量に吸収して患部を乾
燥させ治癒を促進させると共に、出血の場合は急速な止
血作用をも発揮することにより、患部の急速な治癒を可
能にする。
【０００８】また、これら親水性多糖類は、患部からの
滲出液を吸収することによって膨潤して濃い糊状とな
り、患部表面上に非常に緻密な且つ本質的に無構造の被
覆層を形成する。該被覆層のこの緻密性のために、被覆
層を通した外界からの細菌の侵入は阻止され、空気の透
過もほぼ完全に遮断される。また、膨潤により形成され
た被覆層は均質無構造に糊化しているため、Ｐ公報のよ
うな粒子の集合とは異なって粘りが強く、身体運動やそ
の他の偶発的な衝撃があっても被覆層の部分的断裂又は
脱落が非常に起こりにくく、従って被覆層の完全性が維
持されるため、外界からの細菌感染のおそれが排除され
る。
滲出液を吸収することによって膨潤して濃い糊状とな
り、患部表面上に非常に緻密な且つ本質的に無構造の被
覆層を形成する。該被覆層のこの緻密性のために、被覆
層を通した外界からの細菌の侵入は阻止され、空気の透
過もほぼ完全に遮断される。また、膨潤により形成され
た被覆層は均質無構造に糊化しているため、Ｐ公報のよ
うな粒子の集合とは異なって粘りが強く、身体運動やそ
の他の偶発的な衝撃があっても被覆層の部分的断裂又は
脱落が非常に起こりにくく、従って被覆層の完全性が維
持されるため、外界からの細菌感染のおそれが排除され
る。
【０００９】更に、これら親水性多糖類は、皮膚患部に
対する刺激が全くなく、患部と長時間接触した状態にあ
っても何ら悪影響を及ぼさない。また水との親和性が高
いために、必要な場合取替えに際して生理食塩水等で洗
い落とすことも極めて容易である。
対する刺激が全くなく、患部と長時間接触した状態にあ
っても何ら悪影響を及ぼさない。また水との親和性が高
いために、必要な場合取替えに際して生理食塩水等で洗
い落とすことも極めて容易である。
【００１０】本発明の外用薬組成物においては、通常、
２００メッシュ以下に粉砕した親水性多糖類の粉末を用
いるのが好ましい。使用に際しては、切り傷によって出
血した場合は、該粉末を傷口にふりかける。親水性多糖
類の有する強い吸水性によって血液の急速な凝固が促進
されるため、出血量が非常に少なくてすみ、従って殆ど
かさぶたができない。また血液を吸収して膨潤し緻密な
層を形成することにより細菌の侵入が阻止されるため、
化膿せず、迅速に治癒し、治癒後は、自然に親水性多糖
類の被覆層が脱落する。また、化膿した傷に使用して
も、本発明の組成物の強い吸水性により滲出液を吸収し
て患部を乾燥させるため、化膿した傷は急速に治癒し、
その間の外界からの細菌等による二次感染も防止され
る。
２００メッシュ以下に粉砕した親水性多糖類の粉末を用
いるのが好ましい。使用に際しては、切り傷によって出
血した場合は、該粉末を傷口にふりかける。親水性多糖
類の有する強い吸水性によって血液の急速な凝固が促進
されるため、出血量が非常に少なくてすみ、従って殆ど
かさぶたができない。また血液を吸収して膨潤し緻密な
層を形成することにより細菌の侵入が阻止されるため、
化膿せず、迅速に治癒し、治癒後は、自然に親水性多糖
類の被覆層が脱落する。また、化膿した傷に使用して
も、本発明の組成物の強い吸水性により滲出液を吸収し
て患部を乾燥させるため、化膿した傷は急速に治癒し、
その間の外界からの細菌等による二次感染も防止され
る。
【００１１】なお、肌荒れの場合、親水性多糖類の水溶
液を該皮膚部分に塗布すれば、膨潤した親水性多糖類が
緻密な皮膜を形成して皮膚表面と外界との接触を断つた
め、肌荒れの急速な回復を図ることができる。加えて、
洗剤等を使用することによる肌の荒れの場合には、洗剤
等の使用後に親水性多糖類の溶液を塗布することによ
り、緻密な皮膜が皮膚上に形成されて肌荒れを予防する
ことができる。
液を該皮膚部分に塗布すれば、膨潤した親水性多糖類が
緻密な皮膜を形成して皮膚表面と外界との接触を断つた
め、肌荒れの急速な回復を図ることができる。加えて、
洗剤等を使用することによる肌の荒れの場合には、洗剤
等の使用後に親水性多糖類の溶液を塗布することによ
り、緻密な皮膜が皮膚上に形成されて肌荒れを予防する
ことができる。
【００１２】本発明の組成物は、親水性多糖類単独より
なるものでもよい。また所望により、種々の外用の薬効
成分、例えば塩酸ジブカイン等の局所麻酔薬、塩化ベン
ゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、クロルヘキシジン
類のような殺菌薬その他の粉末を均一に分散して含むも
のとしてもよい。また、肌荒れの治療・予防のための水
溶液として用いる場合には、親水性多糖類の水溶液に、
所望によりパラベン類のような保存剤、及び尿素のよう
な角質軟化剤その他のスキンケア用の薬剤を適宜加える
ことができる。
なるものでもよい。また所望により、種々の外用の薬効
成分、例えば塩酸ジブカイン等の局所麻酔薬、塩化ベン
ゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、クロルヘキシジン
類のような殺菌薬その他の粉末を均一に分散して含むも
のとしてもよい。また、肌荒れの治療・予防のための水
溶液として用いる場合には、親水性多糖類の水溶液に、
所望によりパラベン類のような保存剤、及び尿素のよう
な角質軟化剤その他のスキンケア用の薬剤を適宜加える
ことができる。
【００１３】本製剤は、以下の試験例に示すように、例
えば出血を伴う傷に対して、治癒を促進する効果を有す
る。 〔試験例〕家兎１０匹を無作為に２群に分け、Ａ群及び
Ｂ群とした。試験日の午前１０時に、各家兎はその背部
をバリカンで剪毛された。剪毛された背部の右部及び左
部を試験に使用した。Ａ群では、右部を対照試験に、左
部を検体試験に用い、Ｂ群では右部を検体試験に、左部
を対照試験に用いた。先ず、試験部分の皮膚２．５ｃｍ
×２．５ｃｍを消毒用アルコールで殺菌し、滅菌したメ
スを用いて長さ約５ｍｍの傷をつけて出血させた。対照
傷は、直ちに、滅菌したガーゼ（傷に付着しないもの）
２．０ｃｍ×２．０ｃｍで覆い、絆創膏で固定した。ま
た試験傷には、直ちに本製剤〔２００メッシュ以下の粒
子径を有するグルコマンナン（１０例）及びグアガム
（１０例）〕をふりかけた。十分な量をふりかけ、止血
を確認した後、滅菌したガーゼ２．０ｃｍ×２．０ｃｍ
で覆い、更に絆創膏で固定した。以後毎日午前１０時に
絆創膏及びガーゼを取り除いて、傷が治癒しているか否
かを観察し、滅菌した新しいガーゼに取り替えた。かさ
ぶたが自然に脱落しているのが観察された日を治癒した
日とした。経過日数及び各観察日に治癒した傷の数は、
次の表１及び表２の通りである。
えば出血を伴う傷に対して、治癒を促進する効果を有す
る。 〔試験例〕家兎１０匹を無作為に２群に分け、Ａ群及び
Ｂ群とした。試験日の午前１０時に、各家兎はその背部
をバリカンで剪毛された。剪毛された背部の右部及び左
部を試験に使用した。Ａ群では、右部を対照試験に、左
部を検体試験に用い、Ｂ群では右部を検体試験に、左部
を対照試験に用いた。先ず、試験部分の皮膚２．５ｃｍ
×２．５ｃｍを消毒用アルコールで殺菌し、滅菌したメ
スを用いて長さ約５ｍｍの傷をつけて出血させた。対照
傷は、直ちに、滅菌したガーゼ（傷に付着しないもの）
２．０ｃｍ×２．０ｃｍで覆い、絆創膏で固定した。ま
た試験傷には、直ちに本製剤〔２００メッシュ以下の粒
子径を有するグルコマンナン（１０例）及びグアガム
（１０例）〕をふりかけた。十分な量をふりかけ、止血
を確認した後、滅菌したガーゼ２．０ｃｍ×２．０ｃｍ
で覆い、更に絆創膏で固定した。以後毎日午前１０時に
絆創膏及びガーゼを取り除いて、傷が治癒しているか否
かを観察し、滅菌した新しいガーゼに取り替えた。かさ
ぶたが自然に脱落しているのが観察された日を治癒した
日とした。経過日数及び各観察日に治癒した傷の数は、
次の表１及び表２の通りである。
【００１４】
【表１】
【表２】
【００１５】この結果から、親水性多糖類は患部を緻密
に覆い外界からの細菌等の侵入を阻止して感染を防ぐと
共に、その吸水性に起因する止血効果によって出血を抑
え且つ滲出液を吸収して、患部の乾燥を保持することに
より治癒を速めていることが認められる。
に覆い外界からの細菌等の侵入を阻止して感染を防ぐと
共に、その吸水性に起因する止血効果によって出血を抑
え且つ滲出液を吸収して、患部の乾燥を保持することに
より治癒を速めていることが認められる。
【００１６】
【実施例】 〔実施例１〕 粉末外用薬組成物 グルコマンナン又はグアガムを、常法により２００メッ
シュ以下の大きさの粒子径に粉砕し、本発明の外用薬組
成物とする。
シュ以下の大きさの粒子径に粉砕し、本発明の外用薬組
成物とする。
【００１７】〔実施例２〕 粉末外用薬組成物 以下の成分を常法により均一に混合して外用薬組成物と
する。 グルコマンナン又はグアガム（２００メッシュ以下） ９９．８ｇ 塩酸ジブカイン ０．１ｇ 塩化ベンゼトニウム ０．１ｇ
する。 グルコマンナン又はグアガム（２００メッシュ以下） ９９．８ｇ 塩酸ジブカイン ０．１ｇ 塩化ベンゼトニウム ０．１ｇ
【００１８】〔実施例３〕 水性外用薬組成物 以下の成分を常法により均一に混合して外用薬組成物と
する。 グルコマンナン又はグアガム（２００メッシュ以下） ５．０ｇ 尿素 ５．０ｇ パラベン類 ０．１ｇ 水 全量 ８９．９ｍＬ
する。 グルコマンナン又はグアガム（２００メッシュ以下） ５．０ｇ 尿素 ５．０ｇ パラベン類 ０．１ｇ 水 全量 ８９．９ｍＬ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ａ６１Ｋ 31/715 ＡＤＡ Ａ６１Ｋ 31/715 ＡＤＡ
Claims (5)
- 【請求項１】親水性多糖類の粉末よりなることを特徴と
する外用薬組成物。 - 【請求項２】親水性多糖類を含有することを特徴とする
水性の外用薬組成物。 - 【請求項３】前記親水性多糖類の粉末がグルコマンナン
又はグアガムの粉末であることを特徴とする、請求項１
に記載の外用薬組成物。 - 【請求項４】前記親水性多糖類の粉末が２００メッシュ
以下の粒径を有するものである、請求項３に記載の外用
組成物。 - 【請求項５】前記親水性多糖類がグルコマンナン又はグ
アガムであることを特徴とする、請求項２に記載の外用
薬組成物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5232443A JP2527132B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 親水性多糖類よりなる外用薬組成物 |
| US08/610,965 US5707972A (en) | 1993-08-25 | 1996-03-05 | Hydrophilic polysaccharide-based pharmaceutical perparation for external use |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5232443A JP2527132B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 親水性多糖類よりなる外用薬組成物 |
| US08/610,965 US5707972A (en) | 1993-08-25 | 1996-03-05 | Hydrophilic polysaccharide-based pharmaceutical perparation for external use |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0761938A JPH0761938A (ja) | 1995-03-07 |
| JP2527132B2 true JP2527132B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=26530466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5232443A Expired - Lifetime JP2527132B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 親水性多糖類よりなる外用薬組成物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5707972A (ja) |
| JP (1) | JP2527132B2 (ja) |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2773324B1 (fr) * | 1998-01-02 | 2000-06-16 | Gerard Amsellem | Nouvelles preparations a base de glucomannane et leur utilisation dans le domaine de la medecine esthetique et reparatrice |
| US6558652B2 (en) * | 2001-08-29 | 2003-05-06 | Shimizu Chemical Corporation | Process for producing glucomannan gel particles |
| JP2004099511A (ja) * | 2002-09-09 | 2004-04-02 | Japan Research & Development Association For New Functional Foods | 免疫抑制剤および食品 |
| US20070087061A1 (en) * | 2005-10-14 | 2007-04-19 | Medafor, Incorporated | Method and composition for creating and/or activating a platelet-rich gel by contact with a porous particulate material, for use in wound care, tissue adhesion, or as a matrix for delivery of therapeutic components |
| US20070086958A1 (en) * | 2005-10-14 | 2007-04-19 | Medafor, Incorporated | Formation of medically useful gels comprising microporous particles and methods of use |
| JP2009527274A (ja) | 2006-02-17 | 2009-07-30 | ウェイク・フォレスト・ユニヴァーシティ・ヘルス・サイエンシズ | ケラチン医用生体材料から形成されるコーティングおよび生体用インプラント |
| US8273702B2 (en) * | 2006-02-17 | 2012-09-25 | Wake Forest University Health Sciences | Wound healing compositions containing keratin biomaterials |
| US8623842B2 (en) * | 2006-09-27 | 2014-01-07 | Hemostasis, Llc | Hemostatic agent and method |
| US8414550B2 (en) * | 2006-09-29 | 2013-04-09 | Lexion Medical, Llc | System and method to vent gas from a body cavity |
| US8585646B2 (en) | 2008-03-03 | 2013-11-19 | Lexion Medical, Llc | System and method to vent gas from a body cavity |
| US9061087B2 (en) * | 2008-03-04 | 2015-06-23 | Hemostasis, Llc | Method of making a hemostatic sponge wound dressing comprising subjecting the sponge to water vapor |
| JP2012526142A (ja) | 2009-05-08 | 2012-10-25 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 口腔ケア方法及びキット |
| US20110052663A1 (en) * | 2009-09-01 | 2011-03-03 | Hemostasis, Llc | Hemostatic Sponge with Enzyme and Method of Manufacture |
| US9700631B2 (en) | 2011-08-17 | 2017-07-11 | KeraNetics, LLC | Low protein percentage gelling compositions |
| US10385095B2 (en) | 2011-08-17 | 2019-08-20 | Keratin Biosciences, Inc | Methods for extracting keratin proteins |
| JP5903250B2 (ja) * | 2011-11-16 | 2016-04-13 | 清水化学株式会社 | 徐放性組成物 |
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| JPH0436215A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-06 | Sunstar Inc | 日焼けに対する消炎性を有する化粧料 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5206159A (en) * | 1984-11-01 | 1993-04-27 | Miles Inc., As Legal Successor By Merger With Technicon Instruments Corp. | Polymer particles containing colloidal iron oxide granules for use as a magnetically responsive reagent carrier |
| US5446070A (en) * | 1991-02-27 | 1995-08-29 | Nover Pharmaceuticals, Inc. | Compositions and methods for topical administration of pharmaceutically active agents |
| US5169639A (en) * | 1988-09-19 | 1992-12-08 | Edward Mendell Co., Inc. | Controlled release verapamil tablets |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP5232443A patent/JP2527132B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-03-05 US US08/610,965 patent/US5707972A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5795905A (en) * | 1980-12-05 | 1982-06-15 | Kyoei Kagaku Kogyo Kk | Cosmetic |
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| JPH0436215A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-06 | Sunstar Inc | 日焼けに対する消炎性を有する化粧料 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5707972A (en) | 1998-01-13 |
| JPH0761938A (ja) | 1995-03-07 |
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