JP2527096Y2 - コンバイン等の刈取装置 - Google Patents

コンバイン等の刈取装置

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JP2527096Y2
JP2527096Y2 JP6635589U JP6635589U JP2527096Y2 JP 2527096 Y2 JP2527096 Y2 JP 2527096Y2 JP 6635589 U JP6635589 U JP 6635589U JP 6635589 U JP6635589 U JP 6635589U JP 2527096 Y2 JP2527096 Y2 JP 2527096Y2
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JP6635589U
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JPH039125U (ja
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廣美 十川
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案はコンバイン、バインダー、モーア、トリーマー
等の農業用刈取機の刈取装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の刈取装置は第3、4図のように受台(1)の前
縁部上にリベット(1a)(1a)によって多数並列固定さ
れた固定刃(2)・・・・上に刃先(3a)を前方へ突き
出すようにして、固定刃(2)の並列方向に細長いナイ
フバー(4)にリベット(5)によって多数並列固定さ
れた移動刃(3)が摺動自在に重ね合わされたものであ
る。
そして、受台(1)の下方から挿通されたボルト
(6)とこのボルト(6)に螺着されたナット(7)と
によって固定されたU字状に湾曲のナイフクリップ
(8)の先端が、これにビス(13)をもって固定された
押圧体(12)にて移動刃(3)の上面を押圧している。
受台(1)はコンバイン等の適宜の位置に固定され、
他方ナイフバー(4)の上面に取付けられたヘッド
(9)は、コンバイン等の駆動部からの動力伝達機構に
連結される。
そして、この駆動部の駆動によりナイフバー(4)が
その長さ方向に往復移動して移動刃(3)と固定刃
(2)とによる刈取りが行われる。
以上のような刈取装置では、摩耗等の原因によりナイ
フクリップ(8)の押圧体(12)による押えが弛むと、
移動刃(3)の動作ががたつくので、ナイフクリップ
(8)のU字状の湾曲部におけるボルト(6)とナット
(7)とによる固定部において、その湾曲部内にワッシ
ャー(10)とスペーサー(11)とを介在させてクリップ
(8)の先部の押圧体(12)の押圧力を調節している。
(考案が解決しようとする課題) 以上のようなコンバイン等の刈取装置では、作業機の
高速化の伴い刈刃の速度も速くなり、これにともない刈
刃の耐久性が短くなり、騒音が大きくなっている。
すなわち、刈刃の押え部(クリップ)が揺動運動のた
め摩耗し易く、ガタが早期に発生して騒音が発生する原
因ともなっている。
以上のような理由は、高速化すると駆動力が増すため
ナイフバー(4)が撓み、これによって固定されたナイ
フクリップ(8)の押圧体(12)(11)やスペーサーに
対してナイフバー(4)が点接触して摩耗と騒音の原因
となるのである。そこで、高速化の対応としてクリップ
先端部の押圧体(12)を左右に延設したり、スペーサー
(11)の左右を延設したりしてナイフバー(4)との接
触面の面圧を下げることが考えられるが、刈取の性能上
余り延設することができない。
したがって、本案はナイフクリップの押圧体やスペー
サーに対してナイフバーの接触摩耗を少なくして騒音の
発生を防止できるコンバイン等の刈取装置うることを目
的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本案は以上のような目的を達成するために次のような
手段を提供するものである。
すなわち、受台に対してU字状に湾曲したナイフクリ
ップを、この湾曲部にスペーサーを介在させて固定する
とともに、ナイフクリップがナイフバーを跨いで移動刃
を押さえるように構成したものにおいて、ナイフバーを
挟むように、その側面に当接するスペーサー面及びナイ
フクリップに固定された押圧体面をそれぞれ円弧状に形
成したコンバイン等の刈取装置であり、又、受台に対し
て、U字状に湾曲したナイフクリップを、この湾曲部に
スペーサーを介在させて固定するとともに、ナイフクリ
ップがナイフバーを跨いで移動を押さえるように構成し
たものにおいて、ナイフバーを挟むようにその一側面に
当接するスペーサー面を円弧状に形成するとともに、ナ
イフクリップの先端に回動自在に軸着した押圧体を、そ
の面がナイフハイバーの他、側面に当接するように構成
したコンバイン等の刈取装置である。
(作用) 駆動部の駆動によりナイフバーが左右に移動して固定
刃と移動刃とによる刈取が行われる際、ナイフバーが高
速に駆動されて撓んでも、ナイフバーに当接するスペー
サー面とナイフクリップ先部に固定された押圧体の当接
する面とはそれぞれ円弧状となっていて、ナイフバーの
撓みを吸収する分の円弧状による逃げができているた
め、ナイフバーとの点接触の面圧を下げ、騒音と摩耗を
防ぐことができる。
又、ナイフクリップの先部に固定された押圧体の当接
面を円弧状とする代わりに、ナイフクリップ先部に押圧
体を回動自在に軸着し、この押圧体をナイフバーの側面
に当接することによっても騒音と摩耗を防ぐことができ
る。
(実施例) 以下、図面に示す実施例について説明する。
第1図においてスペーサー(11)は、従来のものより
も左右に延設してナイフバー(4)に当接する面(11
a)を円弧状に形成している。
又、ナイフクリップ(8)先端に固定されている押圧
体(12)を左右に延設してナイフバー(4)に当接する
面(12a)を円弧状に形成している。
したがって、ナイフバー(4)が撓んで平面視で機体
進行方向前後に円弧状に変形しても、スペーサー(11)
とナイフクリップ(8)の押圧体(12)のナイフバー
(4)に当接する面(11a)(12a)が、予めその撓みに
沿うように円弧状に形成されて逃げができているので、
相互に点接触することがなく、したがって、点接触によ
る騒音と摩耗を防ぐことができる。
第2図のものによれば、ナイフクリップ(8)の押圧
体(12)が軸(14)を中心として回動自在に軸着されて
いるので、ナイフバー(4)の撓みに順応できる。しか
して、ナイフバー(4)に対するナイフクリップ(8)
の押圧体(12)の面(12a)が図示のように直線となっ
ていても撓みに順応できる。
(考案の効果) 本案のものによれば、ナイフバーに当接するスペーサ
ー面及びナイフクリップの先端の押圧体の面がそれぞれ
円弧状に形成されたナイフバーの撓みから逃げるように
なっているから、ナイフバーとスペーサー面及びナイフ
クリップの押圧体の当接面が点接触することなく、ある
いは一方のナイフクリップ面の押圧体を回動自在とする
とによってナイフバーの撓みに順応できるようになって
いるので、これまた、ナイフバーとクリップの押圧体面
が点接触することなく騒音と摩耗を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置を示す平面図、 第2図は第1図と異なる本案装置を示す平面図、 第3図は従来の刈取装置の平面図、 第4図は同上の固定刃と移動刃とが重なった状態の断面
図である。 (1)……受台 (2)……固定刃 (3)……移動刃 (4)……ナイフバー (8)……ナイフクリップ (11)……スペーサー (12)……押圧体 (11a)……ナイフバーに対向するスペーサー面 (12a)……ナイフバーに対する押圧体面

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受台に対して、U字状に湾曲したナイフク
    リップを、この湾曲部にスペーサーを介在させて固定す
    るとともに、ナイフクリップがナイフバーを跨いで移動
    刃を押さえるように構成したものにおいて、ナイフバー
    を挟むように、その側面に当接するスペーサー面及びナ
    イフクリップの先部に固定された押圧体の面をそれぞれ
    円弧状に形成したことを特徴とするコンバイン等の刈取
    装置。
  2. 【請求項2】受台に対して、U字状に湾曲したナイフク
    リップを、この湾曲部にスペーサーを介在させて固定す
    るとともに、ナイフクリップがナイフバーを跨いで移動
    刃を押さえるように構成したものにおいて、ナイフバー
    を挟むように、その一側面に当接するスペーサー面を円
    弧状に形成するとともに、ナイフクリップの先部に回動
    自在に軸着された押圧体をその面がナイフバーの他側面
    に当接するように構成したことを特徴とするコンバイン
    等の刈取装置。
JP6635589U 1989-06-07 1989-06-07 コンバイン等の刈取装置 Expired - Lifetime JP2527096Y2 (ja)

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JP6635589U JP2527096Y2 (ja) 1989-06-07 1989-06-07 コンバイン等の刈取装置

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JPH039125U JPH039125U (ja) 1991-01-29
JP2527096Y2 true JP2527096Y2 (ja) 1997-02-26

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