JP2526575B2 - マイクロフイツシユ検索装置 - Google Patents

マイクロフイツシユ検索装置

Info

Publication number
JP2526575B2
JP2526575B2 JP62083377A JP8337787A JP2526575B2 JP 2526575 B2 JP2526575 B2 JP 2526575B2 JP 62083377 A JP62083377 A JP 62083377A JP 8337787 A JP8337787 A JP 8337787A JP 2526575 B2 JP2526575 B2 JP 2526575B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
search
microfish
frame
carrier
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62083377A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63249135A (ja
Inventor
秀明 平澤
暢夫 上田
Original Assignee
ミノルタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
Priority to JP62083377A priority Critical patent/JP2526575B2/ja
Priority to US07/176,755 priority patent/US4875768A/en
Publication of JPS63249135A publication Critical patent/JPS63249135A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2526575B2 publication Critical patent/JP2526575B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多数の画像がマトリックス状に写し込まれ
たフィッシュフィルムの検索に用いられるマイクロフィ
ッシュ検索装置に関する。
従来の技術及びその問題点 上記マイクロフィッシュ検索装置は、検索しようとす
るコマ画像を検索アドレスによって指定すると、現在位
置と規格のコマピッチとから目標位置を演算にて求め、
その目標位置へフィッシュキャリアを移動させて、検索
したコマ画像をスクリーン上に投影する。
ところで、異なるマイクロフィッシュ間では勿論のこ
と、同じマイクロフィッシュ上であっても画像の写込み
位置は画像毎に微妙に異なっているために、上記検索位
置で検索を行った場合、スクリーンに投影した画像はス
クリーンの中心からズレるという不具合がある。そのた
め、検索の度毎に微調キーを操作して正しい位置まで移
動しなければならず煩雑であるという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑み、微調操作の回数を
検索回数が進む程減少することのできる頗る使い勝手の
良いマイクロフィッシュ検索装置を提供することを目的
としている。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため本発明に係るマイクロフィッ
シュ検索装置は、マイクロフィッシュをフィッシュキャ
リアに搭載した状態で投影光学系の光路と交叉する平面
上で縦横に移動させるマイクロフィッシュ移動機構と、
マイクロフィッシュのコマ画像のうち検索しようとする
コマの検索アドレスを設定する検索アドレス設定手段
と、設定された検索アドレス及び画像コマのコマピッチ
並びにフィッシュキャリアの現在位置を記憶する記憶手
段と、前記記憶手段からの情報を読み込み、指定された
検索アドレスに相当する目標位置を演算によって求める
と共に、その目標位置にフィッシュキャリアが移動する
よう制御するフィッシュキャリア移動制御手段と、演算
によって求めた目標位置が、スクリーンの中央にコマ画
像を投影する正規位置からズレている場合そのズレを解
消するために、フィッシュキャリアを微動させる微動操
作手段と、過去の検索時の検索アドレス及び正規位置の
座標から新たなコマピッチを演算によって求める演算手
段と、前記記憶手段の記憶しているコマピッチを演算手
段によって求められた新たなコマピッチに更新するコマ
ピッチ更新手段と、を備えてなることを特徴としてい
る。
上記構成の作用は次の実施例の中で詳しく説明する。
実施例 第1図は本発明のマイクロフィッシュ検索装置の適用
されたリーダプリンタであって、スクリーン1を中央部
に有するリーダプリンタ本体2と、多数の画像が写し込
まれたマイクロフィッシュFを縦横に移動させるマイク
ロフィッシュ移動機構3と、ケーブル4を介して上記マ
イクロフィッシュ移動機構3に接続されるコントローラ
部5とからなる。第10図に本実施例のリーダプリンタに
適用されるマイクロフィッシュFを示す。図中、P1,P2
…が各コマの画像であり、マトリクス状に配列されて写
し込まれている。各コマP1,P2…は行(Y軸アドレス=
A,B,…)と列(X軸アドレス=1,2…)を指定すること
により特定される。図示例ではY軸はA〜Gまでの7
行、X軸は1〜14までの14列であるが、普及しているの
はY軸が15行、X軸が18列のものである。
また、第1図においてリーダプリンタ内にはAIR機能
を有した投影光学系6が装備されている。7はマイクロ
フィッシュFを挿入する挿入口、8はマイクロフィッシ
ュのフォーマット選択やポジ・ポジ/ネガ・ポジ切換等
の操作を行なう操作パネル、9はスクリーン1上に投影
された画像を適宜回転させる像回転スイッチ、10は電源
スイッチである。
上記マイクロフィッシュ移動機構3は、第2図に示す
如く、X−Yキャリア部11とローディングブロック12と
からなる。
上記X−Yキャリア部11は、具体的には、第1の移動
台13と、該第1の移動台13を矢印X方向に搬送する第1
のリニアパルスモータ14と、第2の移動台15と、一端が
上記第1の移動台13に載設されて上記第2の移動台15を
矢印Y方向に搬送する第2のリニアパルスモータ16と、
上記第2の移動台15に一端が載設されたX−Yキャリア
本体17と、上面にテフロンコーティングが施されて上記
X−Yキャリア本体17の他端を支持する摺動板18と、か
らなる。19は画像投影用に切り欠かれた切欠部であっ
て、中心が投影光軸Lと一致するように半円状に切欠形
成されている。
さらに、上記X−Yキャリア本体17は、凹所20が形成
されてなる平面視略コ字状のキャリアケース21と、上記
凹所20に取り付けられて上記マイクロフィッシュFを挟
持する挟持部22とからなる。また上記キャリアケース21
の下面にはテフロンコーティングが施され、上記摺動板
18と滑動容易となるように構成されている。
また、上記挟持部22は、第3図及び第4図に示す如
く、上ガラス23と、下ガラス24と、上記上ガラス23に固
着される支持具25とを主要部としてなる。さらに上記支
持具25には左右一対のピン26a,26bが突設され、該ピン2
6a,26bを介して上記上ガラス23はキャリアケース21の上
に載置される。また下ガラス24は、第5図に示す如く、
上記キャリアケース21の凹所20近傍の適所に配設された
複数個の高さ調整用セットビス27…と、該セットビス27
…と対向状に設けられた複数個の板バネ28…との間に挟
持される。29…は該板バネ28…をキャリアケース21に固
着するための固着具である。また30…はスポンジパッキ
ングであって、上記下ガラス24と上記板バネ28…とが剛
体接触するのを防止するために介在されている。そして
上ガラス23の上面とキャリアケース21の上面とが面一と
なるようにセットビス27…を調整することによって、下
ガラス24の位置が決定される。また、上記したガラス24
には段付部31が形成され、マイクロフィッシュFが上ガ
ラス23と下ガラス24との間に挿入されても下ガラス24と
キャリアケース21との間に挟まれることがないように構
成されている。
このように構成されたX−Yキャリア本体17は、第4
図の仮想線に示すように、上ガラス23を矢印C方向に回
動させマイクロフィッシュFを矢印D方向から挿入して
も上記支持具25がストッパとなりマイクロフィッシュF
は所定位置に納まる。さらに挟持部22の上面とキャリア
ケース21の上面とが面一となり、挟持部22に挟持された
マイクロフィッシュFは投影光軸Lに対して傾斜するこ
ともなく、スクリーン上に精度良く投影することが可能
となる。また下ガラス24には前述の如く段付部31が形成
されているので、上記マイクロフィッシュFが下ガラス
24とキャリアケース21との間に挟まれることがなく、従
ってマイクロフィッシュFの着脱に何ら支障を生じるこ
ともなく、検索作業に好適したものとなる。
ローディングブロック12は、第6図に示す如く、ベー
ス32と、該ベース32に取り付けられる駆動モータ33と、
ベルト34及びプーリ35を介して該駆動モータ33と連動す
る駆動シャフト36と、上記上ガラス23を上方に持ち上げ
る持ち上げレバー37と、該持ち上げレバー37を固着する
ローラシャフト38と、ローラアーム39を介して該ローラ
シャフト38と連結されるソレノイド40とを備えてなる。
また、41a,41bはマイクロフィッシュFの走行をガイド
する左右一対のガイドローラ部であって、基端が上記ベ
ース32に取り付けられるアーム部42a,42bと、該アーム
部42a,42bの先端に嵌合状に取り付けられるガイドロー
ラ本体43a,43bと、該ガイドローラ本体43a,43bの先端部
を被覆する樹脂製のリング部材44a,44bと、該ガイドロ
ーラ本体43a,43bの先端に取付けられるガイド部材45a,4
5bとからなる。46a,46bは矢印E方向に上記アーム部42
a,42bを弾発付勢するコイルスプリングである。また47
a,……,47fは上記駆動シャフト36に外嵌されるOリング
であって、マイクロフィッシュFに傷が付くのを防いだ
り、或いはリング部材44a,44bとの摩擦抵抗を低減する
ことによってマイクロフィッシュFの挿入離脱を円滑に
行なうためのものである。
48は第1のローディングセンサ,49は第2のローディ
ングセンサであって、マイクロフィッシュFの挿入を検
知するセンサである。一般にマイクロフィッシュFがリ
ーダプリンタ等の検索装置に挿入される場合、挿入口7
(第1図参照)に対して必ずしも直角方向から挿入され
るとは限らず、特にオペレータが未熟な場合は屡々斜め
方向から挿入されることがある。そこで本実施例では左
右に一対のローディングセンサ48,49を設け、該ローデ
ィングセンサ48,49を上記駆動モータ33と連動させ、マ
イクロフィッシュFの先端が挟持部22の前記支持具25
(第4図参照)に当接するまで上記駆動モータ33が駆動
するように構成している。従ってマイクロフィッシュF
の一端が上記支持具25に当接しても他端が該支持具25に
当接していない場合は上記駆動モータ33は駆動状態にあ
るため、マイクロフィッシュFは斜め状態では停止せず
必ず左右両端が上記支持具25に当接して停止する。
次に、上記マイクロフィッシュ移動機構4の動作を第
2図を参照しながら説明する。
先ず、コントローラ部5を操作してX−Yキャリア本
体17をホームポジション(マイクロフィッシュが挿入可
能な位置)に移動させ、持ち上げレバー37の先端を上ガ
ラス23に係合させる。X−Yキャリア本体17がホームポ
ジションにあるかどうかは図示省略のホームポジション
センサにより検知される。次いでソレノイド40をONさせ
て持ち上げレバー37を作動させ上ガラス23を上方に持ち
上げる。そして挿入口7(第1図参照)よりマイクロフ
ィッシュFを挿入すると第1のローディングセンサ48が
検知し、次いで第2のローディングセンサ49が検知し、
それと同時に駆動モータ33が矢印G方向に回転してマイ
クロフィッシュFが上ガラス23と下ガラス24との間に挿
入される。そして該マイクロフィッシュFが2つのロー
ディングセンサ49を通過して後、一定時間後、ソレノイ
ド40がOFFして持ち上げレバー37が下がり、それに伴っ
て上ガラス23も下がりマイクロフィッシュFを上ガラス
23と下ガラス24との間に挟持する。次いで一定時間経過
後、第2のリニアパルスモータ16を駆動させてX−Yキ
ャリア本体17を矢印Y方向に移動させ該X−Yキャリア
本体17を上記ローディングブロック12から離間させ、し
かる後上記駆動モータ33が停止する。その後は、後記制
御システムの動作のところで説明するようにコントロー
ル部5のキー操作によって指定された検索アドレスと、
RAM内に記憶しているコマピッチ等の情報によって目的
の画像コマの自動検索を行なう。
マイクロフィッシュFをマイクロフィッシュ移動機構
3から離脱させるときも同様にコントローラ部5を操作
してX−Yキャリア本体17をホームポジションに移動さ
せる。そして該X−Yキャリア本体17が上記ホームポジ
ションの位置にセットされるとソレノイド40がONして持
ち上げレバー37が作動して上ガラス23を持ち上げ、次い
で駆動モータ33を駆動させることによって、マイクロフ
ィッシュFをマイクロフィッシュ移動機構3から離脱さ
せる。マイクロフィッシュFの離脱確認は第1のローデ
ィングセンサ43及び第2のローディングセンサ44によっ
て、容易に検知することができる。最後に所定時間経過
後、駆動モータ33が停止し、一連の動作は終了する。
第7図は前記コントローラ部5の一例を示したもので
ある。図中、50はマイクロフィッシュFのY軸アドレス
を指定するY軸アドレスキー、51はX軸アドレスを指定
するX軸アドレスキーである。また52はイジェクトキー
であって、第1のリニアパルスモータ14及び第2のリニ
アパルスモータ16を駆動させてX−Yキャリア本体17を
ホームポジションに移動させ、マイクロフィッシュFを
フィルム移動機構3から離脱可能とするものである。53
は複写動作を指令するプリントキー、54は検索開始を指
示するスタートキー、55は微調/コマ送りキー、56はこ
の微調/コマ送りキー55を微調モードとするかコマ送り
モードとするかを選択する微調/コマ送り選択キー、57
は入力アドレスを記憶して各種のメモリ動作を行なうメ
モリキー、58はマイクロフィッシュFに記録されている
インデックスを選択指示するインデックスキー、59はマ
イクロフィッシュFの各フォーマットに登録されたモー
ドを選択指定するモード選択キーである。また60はX−
Yキャリア本体17がホームポジションにあることを表示
する発光ダイオード等の表示灯であって、マイクロフィ
ッシュFが挿入可能か否かを表示する。61は表示部であ
って、上記Y軸アドレスキー50,X軸アドレスキー51,イ
ンデックスキー58,モード選択キー59等によって指示さ
れたものが表示される。
第8図は投影光学系の概略を示している。図におい
て、81は光源、82はコンデンサレンズ、83は反射ミラー
で、光源81からの光はコンデンサレンズ82で平行光にさ
れ、反射ミラー83で上方に反射されてマイクロフィッシ
ュFに照射される。マイクロフィッシュFを透過した光
はプロジェクションレンズ84、像回転プリズム85を経て
リーダ用ミラー86で反射され、図示しないスクリーン上
に投影される。スクリーンに至る投影光路には、スクリ
ーンに写された画像Pの向きが第9図(a)に示すよう
に横長であるか、図(b)に示すように縦長であるかを
検出するCds等の光学的検出素子(不図示)が設けられ
ていて、この検出素子が図(a)のように横長画像であ
ると検出した場合において、これを縦長の用紙に複写す
る場合は、像回転プリズム85を45°回転して図(b)の
ように画像を90°回転する。この動作は、検出素子の検
出結果によりパルスモータ87を駆動することにより行わ
れる。即ち、パルスモータ87の回転軸にはギヤ88が設け
られ、このギヤ88が像回転プリズム85を収容する円筒ホ
ルダ89の周面に刻設されたギヤ90と噛合しているので、
パルスモータ87へ適当数の駆動パルスを供給することに
より、ギヤ88,90、ホルダ89を介して像回転プリズム85
が回転される。このように投影画像の向きを検出して、
それを所定の向きに自動的に回転するという画像向き制
御手段は本出願人から提案された特願昭60−17826号に
おいて公知である。
第11図は上記リーダプリンタを制御するシステム構成
を示す。システムはリーダプリンタ本体2の制御系101
とマイクロフィッシュ移動機構3の制御系102の2つを
備えている。両制御系101,102はインターフェイス103で
相互に接続されている。いずれの制御系101,102ともマ
イクロコンピュータ104,105、ROM106,107、RAM108,109
を備えると共に、リーダプリンタ本体側制御系101は、
そのマイクロコンピュータ104の入力ポートに各種のタ
イミングセンサ110やプリントスイッチ、枚数入力キ
ー、N−P/P−P切換キー等の入力キー111がつながれ、
出力ポートにメインモータ、現像モータ、ソレノイド等
の駆動機器群112、帯電チャージャ、除電チャージャ、
現像バイアス等の被制御機器113、枚数表示、各種LED等
の表示機器114がつながれている。一方、マイクロフィ
ッシュ移動機構3側の制御系102は、マイクロコンピュ
ータ105の入力ポートに、ローディングセンサ、X,Y軸の
ホームポジションセンサ等のセンサ群115と、テンキ
ー、Y軸キー、メモリキー、モードキー、プリントキ
ー、スタートキー等の入力キー群116とがつながれ、出
力ポートにX軸、Y軸のステップモータ、ローディング
モータ等の駆動機器群117と微調/送りLED、ホームポジ
ションLED等の表示群118と繋がれている。2つの制御系
101と102を接続するインターフェイス103は、リーダモ
ードでの検索時やプリントモードでの検索、プリント時
等に所定の制御信号を一方の制御系から他方の制御系に
伝送する。例えばマイクロフィッシュに写し込まれた複
数ページにわたってプリントする、いわゆるマルチプリ
ント時にあってはマイクロフィッシュ移動機構3の制御
系102からリーダプリンタ本体2の制御系101にマルチプ
リントモードを指示する信号とプリント信号とを伝送
し、逆に後者の制御系101から前者の制御系102にプリン
トビジー信号を伝送する。プリントビジー信号はプリン
ト中にマイクロフィッシュ移動機構側が他の信号入力を
受けて不測に移動することのないよう、移動を禁止する
信号である。
第12図に上記制御システムの行なう検索動作のフロー
チャートを示す。ここでフローチャートの中で使われて
いる記号、用語について説明すると、検索アドレスはマ
イクロフィッシュ上のコマ位置を行と列によってあらわ
したもので、例えばA−13、B−14のように表示され
る。現在座標x,yは、X−Yキャリア本体17の現在位
置、目標位置x0,y0は規格ピッチを基に求めた目標座
標、目標位置x1,y1は前回及び前々回の検索によって計
算されたコマピッチを基に求めた目標座標である。いず
れも検索しようとするコマ画像をスクリーン上に投影す
るために必要なX−Yキャリア本体17の座標をいう。こ
の座標の原点は例えばX−Yキャリア本体17の4つの角
部のうちの1つに設定される。座標の指定は50μmを単
位になされる。50μmはリニヤパルスモータ14,16を1
ステップ送ったときのX−Yキャリア本体17の移動量で
ある。例えば、第13図に示すように原点からx方向に70
mm、y方向に20mmの位置に光学系の中心が位置している
とすれば、その座標は(x,y)=(1400,400)である。Z
x,Zyは制御システムが演算によって求めた目標位置x0
y0(x1,y1)とX−Yキャリア本体17を移動して位置合
せした実際の検索位置とのズレ量である。第14図はこの
ズレ量Zx,Zyを示している。図中実線は規格コマピッチ
乃至は前回、前々回のデータから求められた目標位置
(x0,y0,x1,y1)、破線は微調キーを操作して位置合
わせされた実際の検索位置(a,b,c,d)である。なお、Z
x,Zyはメモリバックアップ機能によって電源オフ時にも
記憶され続ける。1X,1Yは前々回の検索アドレス、2X,2Y
は前回の検索アドレスを記憶しているメモリ、1x,1yは
前々回の検索アドレスの座標、2x,2yは前回の検索アド
レスの座標を記憶しているメモリである。
次に、第12図のフローチャートの動作を、フィルム挿
入後に先ずO−18アドレスのコマ画像の検索をし、続い
てB−1アドレスのコマ画像の検索、最後にH−10アド
レスのコマ画像の検索を行なう場合を想定して説明す
る。フィルムを挿入した後、最初の検索は、ステップ1
から2へと進み、検索アドレス(O−18)をメモリ1X,I
Yに格納する。続いて、ステップ3に進み、メモリにも
ともと格納されている規格のピッチを読出し、検索アド
レス(O−18)の行と列に乗算して目標位置x0,y0を求
める。この場合、既にメモリにズレ量Zx,Zyが記憶され
ていれば(ステップ4)、ステップ5でそのズレ量を
x0,y0に加算し、目標位置x1,y1を算出する。一方、適
用されたマイクロフィッシュにとって全く初めての検索
のため、Zx,Zyが記憶されていない場合には規格ピッチ
から求めた目標位置x0,y0をそのまま用いる。次に、ス
テップ6に進み、目標位置x0,y0(x1,y1)がX−Yキ
ャリア本体の機械的移動可能範囲にあるかどうかの判断
がなされる。規格ピッチから求めた目標位置x0,y0の場
合は通常X−Yキャリア本体の移動可能範囲であるが、
Zx,Zyを加算して補正した目標位置x1,y1の場合。、X
−Yキャリア本体の移動可能範囲にないことがある。そ
の場合には、ステップ7に進み、図に示すような座標の
補正を行なう。図中、x1=3100、y1=2200はX−Yキャ
リア本体の移動可能範囲の上側限界を意味する。下側限
界はここではx1=0、y1=0としている。
一方、目標位置がX−Yキャリア本体の移動可能範囲
にある場合にはステップ8に進み、リニヤパルスモータ
を駆動してX−Yキャリア部を目標位置x0,y0(x1
y1)に移動させる。目標位置に移動した状態において、
コマ画像がスクリーンの中心に投影されていれば(ステ
ップ9)、リターンして次の検索を開始するが、コマ画
像がスクリーンの中心に投影されていない場合にはステ
ップ10に進み、微調キーをマニュアル操作してコマ画像
を微動しスクリーンの中心に位置合せする。
以上でO−18の検索(1回目の検索)を終えると、次
にB−1の検索に進む。この検索は2回目の検索である
からステップ11,12へと進む。そして、ステップ12でX
−Yキャリア本体の現在位置x,yをメモリ1x,1yに記憶す
る。X−Yキャリア本体の現在位置は、O−18の検索を
完了してから移動していないのでその位置、即ち、O−
18のコマ画像がスクリーンの中心に一致するよう調整さ
れた位置である。ステップ12の処理を終えれば、ステッ
プ13に進み、O−18の検索時において微調キーによるX
−Yキャリア本体の微動量(ズレ量Zx,Zyと等しい)が
妥当な範囲を越えたかどうかの判断をする。越えている
場合には、微調によるコマ送りが行われたと判断してZ
x,Zyの更新はしない。他方、微動量が妥当な範囲内に収
まっているなら、ステップ14に進み、ズレ量Zx,Zyを記
憶する。ここで、微動量の妥当な範囲は例えばコマピッ
チの規格値の±25%等に定められる。以上の処理を終え
ればステップ15に進み、2回目の検索アドレス(B−
1)をメモリ2X,2Yに記憶して後、ステップ5に進む。
以後の検索動作は第1回目の検索動作と同様、ステップ
6〜10を歩進することにより行われる。
次に第3回目の検索動作はステップ1,11を経てステッ
プ16に進み、このステップ以降の処理を行なうことによ
り遂行される。即ち、ステップ16で2回目の検索時にコ
マ画像がスクリーンの中心に一致するよう調整されたX
−Yキャリア部の位置x,yをメモリ2x,2yに記憶して後、
ステップ17で新しいコマピッチを計算する。新しいコマ
ピッチは、メモリ1X,1Yに前々回の検索アドレスO−18
が、x,1yにO−18の座標が、メモリ2X,2Yに前回の検索
アドレスB−1が、メモリ1メモリ2x,2yに前回の検索
アドレスB−1の座標が夫々記憶されているので、これ
らのデータから次式により求められる。
なお、分母が零のときは計算を行わないようにしてい
る。
上記の如くして求めたコマピッチPx,Pyが、妥当な範
囲に入っているかどうかがステップ18にて判断される。
妥当な範囲とは例えば現在検索しているフィルムフォー
マットのコマピッチの規格値に対して±10%の範囲とい
うように定める。求めたコマピッチがこの妥当な範囲を
越える場合は微調によるコマ送りが行われたと判断し、
コマピッチの更新はしない。一方、妥当な範囲内であれ
ば、新しいコマピッチを真のコマピッチとしてコマピッ
チの更新を行なう(ステップ19)。そして、ステップ20
で前回の検索アドレス(B−1)をメモリ1X,1Yに、そ
の座標をメモリ1x,1yに夫々転送して後、ステップ21で
第3回目の検索アドレス(H−10)をメモリ2X,2Yに記
憶する。続いて、ステップ22に進み、先程更新されたコ
マピッチを基に目標位置x1,y1を算出する。その後は、
第1回目の検索動作と同様、ステップ6からステップ10
までのステップを歩進し、必要な処理を行なう。
このようにして検索を行えば、コマピッチが常に更新
されるので、ズレの少ない検索が行えるし、また、検索
回数が進めば、微調キーを操作しなくても自動的にスク
リーン中心にコマ画像が位置するようになり、それだけ
オペレータの手を煩わせることがなくなる。
尚、本実施例においては、前回及び前々回の検索結果
をもとにして、コマピッチを更新するものを示したが、
前回、前々回に限らず過去の検索結果を基にしてコマピ
ッチを更新するようにしたものであれば良い。
発明の効果 以上説明したように本発明に係るマイクロフィッシュ
検索装置によれば、マイクロフィッシュのコマピッチを
絶えず更新するので、検索回数が進むにつれてズレの少
ない検索を自動的に行なうことができ、大変便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマイクロフィッシュ検索装置の一
例としてのリーダプリンタの全体斜視図、第2図はマイ
クロフィッシュ移動機構の斜視図、、第3図はX−Yキ
ャリア本体の平面図、第4図は第3図の(A−A)矢視
図、第5図は第3図の(B−B)矢視図、第6図はロー
ディングブロックの正面図、第7図はコントローラ部の
平面図、第8図は投影光学系の概略を示した模式図、第
9図はスクリーン上に写し出された画像の向きを示す
図、第10図はマイクロフィッシュの平面図、第11図はリ
ーダプリンタの制御系を示すブロック図、第12図は検索
動作を説明するためのフローチャート、第13図はX−Y
キャリア部の原点位置を示す図、、第14図は目標位置と
正規の検索位置とのズレを説明する図である。 1…スクリーン、3…マイクロフィッシュ移動機構、6
…投影光学系、F…マイクロフィッシュ、17…X−Yキ
ャリア本体(フィッシュキャリア)、55…微調キー(微
動操作手段)、104,105…マイクロコンピュータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロフィッシュをフィッシュキャリア
    に搭載した状態で投影光学系の光路と交叉する平面上で
    縦横に移動させるマイクロフィッシュ移動機構と、 マイクロフィッシュのコマ画像のうち検索しようとする
    コマの検索アドレスを設定する検索アドレス設定手段
    と、 設定された検索アドレス及び画像コマのコマピッチ並び
    にフィッシュキャリアの現在位置を記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段からの情報を読み込み、指定された検索ア
    ドレスに相当する目標位置を演算によって求めると共
    に、その目標位置にフィッシュキャリアが移動するよう
    制御するフィッシュキャリア移動制御手段と、 演算によって求めた目標位置が、スクリーンの中央にコ
    マ画像を投影する正規位置からズレている場合そのズレ
    を解消するために、フィッシュキャリアを微動させる微
    動操作手段と、 過去の検索時の検索アドレス及び正規位置の座標から新
    たなコマピッチを演算によって求める演算手段と、 前記記憶手段の記憶しているコマピッチを演算手段によ
    って求められた新たなコマピッチに更新するコマピッチ
    更新手段と、 を備えてなるマイクロフィッシュ検索装置。
JP62083377A 1987-04-03 1987-04-03 マイクロフイツシユ検索装置 Expired - Lifetime JP2526575B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62083377A JP2526575B2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03 マイクロフイツシユ検索装置
US07/176,755 US4875768A (en) 1987-04-03 1988-04-01 Microfiche reading apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62083377A JP2526575B2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03 マイクロフイツシユ検索装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63249135A JPS63249135A (ja) 1988-10-17
JP2526575B2 true JP2526575B2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=13800725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62083377A Expired - Lifetime JP2526575B2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03 マイクロフイツシユ検索装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2526575B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63249135A (ja) 1988-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4607949A (en) Photographic print making method
US4757374A (en) Video disc recording machine
US4875768A (en) Microfiche reading apparatus
JP2526575B2 (ja) マイクロフイツシユ検索装置
US4615596A (en) Apparatus for producing photographic pictures of projection screen images
EP0676662B1 (en) Apparatus and method for reading film information for cartridge
US5758939A (en) Information searching apparatus
JP2505801B2 (ja) リ−ダプリンタ
WO1994006061A1 (en) Image forming device for both unbound and bound originals
US4952052A (en) Microfilm reader for microfiche films
US4862223A (en) Process camera for reproducing multiple images on single film
JP2581072B2 (ja) マイクロフィッシュ検索装置
JPH03196034A (ja) ズームレンズの自動倍率設定装置
EP0295681B1 (en) Process camera for reproducing multiple images on single film
JPS63249136A (ja) マイクロフイツシユ検索装置
US4734925A (en) Plain film platform for projecting screen apparatus, X-ray picture apparatus or the like
JPS63249134A (ja) マイクロフイツシユ検索装置
JPH04226442A (ja) 画像投影装置
JPS63276040A (ja) マイクロフィッシュ検索装置
JPS63278044A (ja) マイクロフィッシュ検索装置
US4782395A (en) Recording of images on image sensitive material
JPS63278045A (ja) マイクロフィッシュ検索装置
US5268714A (en) Microfiche to microfilm reformatter, microfiche copier, process of reformatting microfiche to microfilm, and process of copying microfiche
US3625603A (en) Microfilm reader
JPH0256537A (ja) 地理情報の表示方法とその装置