JP2526206Y2 - 中空押出成形板 - Google Patents

中空押出成形板

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JP2526206Y2
JP2526206Y2 JP5544391U JP5544391U JP2526206Y2 JP 2526206 Y2 JP2526206 Y2 JP 2526206Y2 JP 5544391 U JP5544391 U JP 5544391U JP 5544391 U JP5544391 U JP 5544391U JP 2526206 Y2 JP2526206 Y2 JP 2526206Y2
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JP
Japan
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hollow extruded
plate
extruded plate
hollow
rib
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JP5544391U
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JPH057407U (ja
Inventor
琢洋 谷川
克巳 岩井
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は中空押出成形板に係り、
特に側面を突き合わせるようにして複数枚のものが立設
される場合に好適な中空押出成形板に関する。
【0002】
【従来の技術】第3図に示す如く、従来の中空押出成形
板(例えばセメント板)1は、複数個の空洞部2が押出
方向(第3図の紙面と垂直方向)に延在されたものとな
っており、リブ3は板面1aと垂直に設けられている。
【0003】ところで、最近、第4図に示す如く、板面
に対して傾斜したリブ4を有する中空押出成形板5の利
用が考えられている。この中空押出成形板5であれば、
空洞部2と外部とを連通するように切欠部6を設けてお
き、この切欠部6にバインド金具7を係合させ、隣接配
置された同形状の中空押出成形板5同志を連結できる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】第4図に示した中空押
出成形板5においては、切欠部6が中空押出成形板5の
上端から下端まで達するように延在されているため、バ
インド金具7が成形板5の下端までズリ落ちてくるとい
う問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の中空押出成形板
は、かかる切欠部を部分的に設け、バインド金具が下端
までスリ落ちないようにしたものである。
【0006】即ち、本考案の中空押出成形板は、押出方
向に延在する空洞部が複数個設けられており、各空洞部
はリブにより区切られている中空押出成形板において、
該押出方向に沿う側縁の近傍のリブが板の厚み方向に対
して傾斜しており、この傾斜したリブを挟んで該側縁と
反対側において板面が部分的に除去され、これにより中
空押出成形板同志を連結するためのバインド金具の挿通
口が形成されていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本考案の中空押出成形板を複数枚立設し、隣接
する中空押出成形板の側面同志を突き合わせ、バインド
金具で連結する。この場合、バインド金具は中空押出成
形板の挿通口に挿入される。
【0008】このバインド金具は、下にズリ落ちるよう
にした場合、挿通口の下縁に当って止まるため、下端ま
でズリ落ちることがない。
【0009】
【実施例】第1図は実施例に係る中空押出成形板の要部
斜視図、第2図は該中空押出成形板の水平断面図(第1
図のII−II線の部分の断面図)である。
【0010】この中空押出成形板8は、空洞部2が複数
個設けられている。各空洞部2は、板面と垂直なリブ3
と、板面に対して傾斜したリブ4とによって区切られて
いる。
【0011】中空押出成形板8の側面に最も近いリブは
傾斜したリブ4となっており、このリブ4によって区切
られた空洞部2(2a)の部分にバインド金具用の挿通
口9が設けられている。この挿通口9は、本実施例では
中空押出成形板8の上端及び下端に設けられている。ま
た、立設された中空押出成形板8の高さ方向の途中部分
にも1個又は複数個の挿通口9が設けられている。な
お、この高さ方向の途中の挿通口9は省略しても良い。
【0012】かかる中空押出成形板8においては、第1
図の如く、立設された中空押出成形板の側面を突き合わ
せ、バインド金具7を挿通口9に挿入し、傾斜したリブ
4に引掛けるようにして掛止することにより、中空押出
成形板8同志を連結できる。このバインド金具7は、下
方にズリ落ちようとしても、挿通口9の下縁9aに当っ
て、それ以下には落下しない。このため、中空押出成形
板8同志をしっかりと連結できる。
【0013】本考案において、挿通口9の上下方向の長
さは5〜10cm程度で良いが、バインド金具7の大き
さに応じ、適宜選定できることは明らかである。
【0014】なお、この挿通口9は中空押出板の製造時
に形成しても良く、また、施工現場で形成しても良い。
【0015】
【効果】以上の通り、本考案の中空押出成形板は、複数
枚のものを立設してバインド金具で連結するに際し、こ
のバインド金具がズリ落ちず、中空押出成形板同志の連
結が安定したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る中空押出成形板の斜視図である。
【図2】実施例に係る中空押出成形板の断面図である。
【図3】従来の中空押出成形板の上部端面図である。
【図4】中空押出成形板の上部端面図である。
【符号の説明】
1、5、8 中空押出成形板 2 空洞部 3、4 リブ 7 バインド金具 9 挿通口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出方向に延在する空洞部が複数個設け
    られており、各空洞部はリブにより区切られている中空
    押出成形板において、 該押出方向に沿う側縁の近傍のリブが板の厚み方向に対
    して傾斜しており、この傾斜したリブを挟んで該側縁と
    反対側において板面が部分的に除去され、これにより中
    空押出成形板同志を連結するためのバインド金具の挿通
    口が形成されていることを特徴とする中空押出成形板。
JP5544391U 1991-07-17 1991-07-17 中空押出成形板 Expired - Lifetime JP2526206Y2 (ja)

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JPH057407U JPH057407U (ja) 1993-02-02
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JPH057407U (ja) 1993-02-02

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