JP2526205Y2 - Icソケットアダプタ - Google Patents

Icソケットアダプタ

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JP2526205Y2
JP2526205Y2 JP5376891U JP5376891U JP2526205Y2 JP 2526205 Y2 JP2526205 Y2 JP 2526205Y2 JP 5376891 U JP5376891 U JP 5376891U JP 5376891 U JP5376891 U JP 5376891U JP 2526205 Y2 JP2526205 Y2 JP 2526205Y2
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滋 鈴木
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はICソケットアダプタに
関し、特に狭いピッチ間隔のリードをもつICに適用さ
れるICソケットアダプタに関すり。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のICソケットアダプタの一
例を説明するための斜視図、図3は図2のICソケット
アダプタの一部を示す断面図である。従来、この種のI
Cソケットアダプタは、図2及び図3に示すように、四
角形板状の外郭体である絶縁体16と、ICソケット1
2のピンを差込み接触するコンタクト部を絶縁体16に
埋設し、一端側を絶縁体16より露出する複数本の丸ピ
ン15とを有していた。
【0003】次に、このICソケットアダプタを回路基
板に取付ける手順を説明する。まず、ICを差し込むI
Cソケット12におけるリードをICソケットアダプタ
13のコンタクト部15aに差込み、ICソケット12
をICソケットアダプタ13に接続する。次に、表面に
配線パターンが形成された回路基板14に乗せ、ICソ
ケットアダプタ13と回路基板14とは、ICソケット
アダプタ13の丸ピン15と配線の接続部であるスルー
ホール14aではんだ付けで固定される。
【0004】このようにICソケットを容易に装愼出来
るので、回路基板にICを実装するのに大いに利用され
ていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のICソケットアダプタでは、ICソケットのピ
ンに合せた間隔で、丸ピンを配置しており、丸ピンから
周辺回路までのスルーホールと直接はんだ付けで接続し
ているので、挟いピッチ間隔のピンをもつICでは、I
Cソケットアダプタの丸ピンの配置間隔が狭く密集して
しまい、周辺回路への配線との接続が困難であった。ま
た、ICソケットアダプタの丸ピンと周辺回路の接続を
リード線をはんだ付して行っているため、特性上外因ノ
イズの影響を受け易いという問題点があった。
【0006】本考案の目的は、かかる問題を鑑み、回路
基板への接続が容易に行うことが出来、かつノイズの影
響を受けないICソケットアダプタを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のICソケットア
ダプタは、ICソケットのリードピンが挿入される複数
のコンタクト部が並べて形成される表板と、回路基板に
実装する裏板と、この裏板と前記表板とで挟まれる中間
板とで積層してなる本体を備え、前記コンタクト部と配
線パターンを介して接続するとともに前記コンタクト部
の間隔より広い間隔でスルホールが前記中間板に並べて
形成され、かつこれらのスルホールと接続する複数の電
極パッドが前記裏板に露出して形成されることを特徴と
している。
【0008】
【実施例】次に本考案について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は本考案の一実施例を示し、(a)は
ICソケットアダプタの斜視図、(b)〜(e)はIC
ソケットアダプタの本体を構成する積層板を示す平面図
である。このICソケットアダプタは、図1に示すよう
に、本体2を表板2a,中間板2b及び2c並びに裏板
2dの四枚の積層板構成とし、表面2aに従来と同じ間
隔でコンタクト部4を形成し、中間板2b及び2cには
コンタクト部4と接線するスルーホール8と配線パター
ン5a及び5bを介して接続される間隔のより広いスル
ーホール7を設け、裏板2aには中間板2b,2cのス
ルーホール7と接続する電極パッド1に設けたことであ
る。
【0010】そして、これらの積層板を接着剤で接着し
て本体2としたことである。また、スルーホール7及び
電極パッド1の間隔は、ICソケットのリードの間隔よ
り広い回路基板の配線の間隔と同一にしてある。このよ
うに、本体2を複数の積層板に分割し、その中間にある
中間板にICソケットのリードが挿入されるコンタクト
部から配線パターンを介して接続されるスルーホールを
設け、さらにこのスルーホールと接続される電極パッド
を裏板に設けるので、はんだ付けする電極パッドの間隔
が広くなるので、回路基板に実装し易く、従来のように
配線からスルーホールまでの配線パターンも不要にな
り、クロストークの発生がなくなる。また、このICソ
ケットアダプタは、電極部あるいは回路基板側の配線に
予備はんだを塗布し、リフロー作業により簡単に実装出
来る。
【0011】例えば、具体例として、ICソケットのリ
ード間隔が0.65mmのものをこのICソケットアダ
プタでは電極パッドの間隔を4mmまで拡げることが出
来、外因ノイズについても、約20dB程度のレベルに
下げることが出来た。
【0012】また、図面には示していないが、裏板2d
に中間板2b,2cからのスルーホール8と接続する丸
ピンを埋設すれば、従来と同じ構造となり、比較的,間
隔の広いICソケットにも適用出来るので、その汎用性
がより広くなるという利点がある。さらに、この実施例
では、2枚の中間板を用いているが、スルーホール7の
間隔がより狭くても済む場合は、一枚でも良い、これ
は、むしろ回路基板の配線パターンの間隔に合せて行
う。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、ICソケ
ットのリードが挿入されるコンタクト部をもつ表板と回
路基板に実装される裏板と表板と裏板とに挟まれる中間
板との複数の積層板に分割し、中間板にコンタクト部と
配線パターン介して接続されるスルーホールを形成し、
裏板にはこのスルーホールと接続するとともに回路基板
の配線パターンの間隔と同一の電極パッドを設でること
によって、回路基板への接続がより容易に、かつノイズ
の影響を受けないICソケットアダプタが得られるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、(a)はICソケッ
トアダプタの斜視図、(b)〜(e)はICソケットア
ダプタの本体を構成する積層板の平面図である。
【図2】従来の一例におけるICソケットアダプタを説
明するための斜視図である。
【図3】図3のICソケットアダプタを説明するための
斜視図である。
【符号の説明】 1 電極パッド 2 本体 2a 表板 2b,2c 中間板 2d 裏板 4,15a コンタクト部 5a,5b 配線パターン 7,8,14a スルーホール 12 ICソケット 13 ICソケットアダプタ 14 回路基板 15 丸ピン 16 絶縁体

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICソケットのリードピンが挿入される
    複数のコンタクト部が並べて形成される表板と、回路基
    板に実装する裏板と、この裏板と前記表板とで挟まれる
    中間板とで積層してなる本体を備え、前記コンタクト部
    と配線パターンを介して接続するとともに前記コンタク
    ト部の間隔より広い間隔でスルホールが前記中間板に並
    べて形成され、かつこれらのスルホールと接続する複数
    の電極パッドが前記裏板に露出して形成されることを特
    徴とするICソケットアダプタ。
  2. 【請求項2】 前記コンタクト部に接続し、前記中間板
    及び前記裏板に後端を埋設するとともに矢端部を前記裏
    板より露出するピンを備えることを特徴とする請求項1
    記載のICソケットアダプタ。
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