JP2526167Y2 - 斜め読取り補正装置 - Google Patents

斜め読取り補正装置

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JP2526167Y2
JP2526167Y2 JP8841490U JP8841490U JP2526167Y2 JP 2526167 Y2 JP2526167 Y2 JP 2526167Y2 JP 8841490 U JP8841490 U JP 8841490U JP 8841490 U JP8841490 U JP 8841490U JP 2526167 Y2 JP2526167 Y2 JP 2526167Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は斜め読取り補正装置に関し、特にCCDライ
ンセンサが原稿面の主走査方向の垂直面内で、該原稿面
に対して不平行に配置されている場合に、このCCDライ
ンセンサのCCD1画素に対応する原稿情報長がCCDライン
センサの全長に渡ってほぼ一定にすることができるよう
にした斜め読取り補正装置に関する。
(従来の技術) 近年、複写機等において、プラテン上に置かれた原稿
を光学的に読取って光学的に処理する機構と、該原稿を
同時に光学的に読取った後、電気信号に変換し、電気的
に処理する機構とを備えたものが開発されている。前者
の機構は、通常の複写に供されるものであり、後者の機
構は、原稿情報に編集処理を施す時に主に使用されるも
のである。
第4図に、前記二つの機構を備えた複写機の原稿読取
部の概念図を示す。図において、1は原稿が載置される
プラテン、2は該プラテン1上に載置された原稿を光学
的に読取る読取り装置(以下、光学的読取り装置と呼
ぶ)、3は電気的に読取る読取り装置(以下、電気的読
取り装置と呼ぶ)である。この電気的読取り装置3は、
レンズ3aと、CCDラインセンサ3bから構成されている。
光学的読取り装置2と電気的読取り装置3とを備えた
複写機においては、光学的読取り装置2がプラテン1の
中央部に対向して配置されており、複写の拡大または縮
小をする時には、光学的読取り装置2は図示の点線位置
2′の方に移動させられる。
このため、電気的読取り装置3はこの点線で示された
移動経路上には配置できないので、該移動経路から外れ
たプラテン1の側方部に、プラテン1の面に対して斜め
に配置されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記のように、電気的読取り装置3はプラテン1の側
方部に、プラテン1の面に対して斜めに配置されている
ので次のような問題があった。
前記プラテン1に矢印ABで表される原稿が載置されて
いるとすると、原稿ABとCCDラインセンサ3bとの位置関
係は、第5図および第6図に示されているようになる。
第6図は説明を分り易くするために、模式的に表した図
である。
図示されているように、CCDラインセンサ3bの左端1
画素3blには原稿ABのAが結像され、中央の1画素3bcに
は原稿ABのCが結像され、右端1画素3brにはBが結像
されることになる。ところが、AC>CBであるので、前記
左端1画素3blに対応する原稿情報長1と、前記右端
1画素3brに対応する原稿情報長l2とは一致せず、異な
る長さになる。
この結果、何らの補正をせずに該CCDラインセンサ3b
から画素情報を読み出すと、1ラインの画情報を読み出
す間に、解像度が変化することになる。
換言すれば、原稿ABのAの側では低い解像度で読取ら
れるが、Bに向かうに従って高い解像度に変化すること
になる。
従来は前記問題を解決するために、前記CCDラインセ
ンサ3bで読取った画情報を一時ページメモリに蓄え、前
記CCDラインセンサの1画素当たりの原稿情報長の差異
を補正とするようにしていた。
しかしながら、この補正方法によると、一時画情報を
ページメモリに蓄えてから補正の処理をするので、リア
ルタイムで処理できないという問題、ページメモリを据
え付けなければならないので、コストが高くなるという
問題があった。
本考案の目的は、前記した従来技術の問題点を除去
し、前記CCDラインセンサの1画素当たりの原稿情報長
の差異を、ページメモリを用いずに、リアルタイムで処
理することができる斜め読取り補正装置を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段および作用) 前記目的を達成するために、本考案は、ラインセンサ
が原稿面の主走査方向の垂直面内で、該原稿面に対して
不平行に配置されている形式の画像読取装置において、
前記ラインセンサから読み出される画素データを、ライ
ンセンサの1画素当たりの原稿情報長が1ラインに渡っ
てほぼ一定になるように、前記不平行の程度に応じた間
隔で、順次、該画素データを重複または間引きして読み
出す手段を備えた点に特徴がある。
本考案によれば、前記不平行の程度に応じた間隔で、
順次、該画素データを重複または間引きすることができ
るので、ラインセンサの1画素当たりの原稿情報長を任
意に補正することができる。この結果、ラインセンサの
1画素当たりの原稿情報長が原稿の1ラインに渡ってほ
ぼ一定になるようにすることができ、解像度の均一な画
情報を得ることができる。
(実施例) 以下に、本考案を、図面を参照して、詳細に説明す
る。
まず、本考案の原理を第2図を参照して説明する。い
ま、原稿ABの長さをL、CCDラインセンサ3bの画素数を
Nとし、CCDラインセンサ3bの1画素当たりの最大原稿
情報長を1とすると、原稿ABをこれと同じ精度で読取
るには、CCDラインセンサ3bの画素数は、(L/1)個
あればよいことになる。
しかし、CCDラインセンサ3bの画素数はN個であるか
ら、{N−(L/1)}個だけCCDラインセンサ3bの画
素数が多すぎることになる。本考案では、この余分の画
素数を除去するために、2画素を1画素として読む補正
を、CCDラインセンサ3bと原稿ABとの傾き(第5図の角
度θ)を考慮に入れて、その全長に渡って行い、結果的
に、原稿ABの全長に渡って、原稿情報長1当たり、CC
Dラインセンサ3b、1画素の割合でほぼ均一に読取れる
ようにしている。
第3図は、前記CCDラインセンサ3bにおいて、2画素
を1画素として読む補正を行った例を示す。すなわち、
第123画素と第128画素において、2画素を1画素として
読む補正が行われている。そして、この2画素を1画素
として読む補正の間隔はCCDラインセンサ3bと原稿ABの
傾きθによって決まり、かつその間隔はCCDラインセン
サ3bの右端(r)に近付くに従って狭くなっていく。な
お、第3図の上の欄の数字は、前記補正がされていない
時の画素番号を示す。
ここで、前記のようになる理由を図7および図8を参
照して簡単に説明する。図7、図8において、説明を簡
単にするために、角ABF=90°であるとする。CCDライン
センサ3bのr端における1画素に相当する原稿AB上の長
さを、図7に示されているようにsとし、この長さsが
原稿AB上のA端では何倍に拡張されているかを求める
と、下記の関係が得られる。
s′/s=1/sinγ・1/cos(π−2θ) すなわち、原稿AB上のA端での長さs′は、B端での長
さsの、約{1/sinγ・1/cos(π−2θ)}倍(=mと
おく)になる。ここに、角BAF=γである。
次に、原稿ABの長さをL、CCDラインセンサ3bの画素
数をNとすると、CCDラインセンサ3bの1画素当りの最
大原稿情報長は前記のようにmsであるから、原稿ABをこ
れと同じ精度で読取るには、CCDラインセンサ3bの画素
数は、(L/ms)個あればよいことになる。しかし、CCD
ラインセンサ3bの画素数はN個であるから、{N−(L/
ms)}(=zとおく)個だけCCDラインセンサ3bの画素
数は多過ぎることになる。そこで、本実施例では、この
z個の画素数を次のようにして除去する。
第8図に示されているように、角BFA=2αをz分割
し、このz分割によって得られた原稿AB上の分割長さ
を、それぞれ、s1、s2、s3、…、sz−1、szとすると、
各分割長さ当り、1個ずつ、2画素を1画素とする補正
をする。すなわち、前記各分割長さs1、s2、s3、…、sz
−1、szに対して、2画素を1画素とする補正をする。
このことを、CCDラインセンサ3b上で考えれば、CCDラ
インセンサ3bの右端(r)では、(N×s1/L)個に対し
て、1個の2画素を1画素とする補正を行い、左側に進
むに従い、順次、(N×s2/L)個に対して、1個の2画
素を1画素とする補正を行うことになる。そして、CCD
ラインセンサ3bの左端(l)では、(N×sz/L)個に対
して、1個の2画素を1画素とする補正を行うことにな
る。
2画素を1画素と読む補正の間隔s1、s2、s3、…、sz
−1、szは、第7図の各AFBをz分割することにより求
められたものであり、このzはmの関数であり、mはCC
Dラインセンサ3bと原稿ABの傾きθの関数であるから、
前記間隔s1、s2、s3、…、sz−1、szは該傾きθによっ
て決まることになる。また、2画素を1画素として読む
間隔は、CCDラインセンサ3bの右端(r)に近付くにつ
れて狭くなることになる。
次に、前記原理を実現する本考案の一実施例を第1図
を参照して説明する。
図において、10はタイミング信号発生回路(以下、タ
イミング回路と呼ぶ)、11はCCDラインセンサ、12は色
分離部、13は斜め読取り補正部である。該斜め読取り補
正部13は、n個のDフリップフロップ14a1〜14an、タイ
ミング回路10から出力されるライン同期信号yによりリ
セットされ、ビット同期信号xをカウントするカウンタ
15、該カウンタ15の出力をアドレスとし、セレクタ17を
作動させるデータ(例えば、“1")を格納しているROM1
6、およびセレクタ17から構成されている。
なお、ROM16には、前記原理の所で述べた、2画素を
1画素として読む補正を行うアドレスに、セレクタ17を
作動させるデータが格納されている。
例えば、第3図の例では、アドレス128、134に前記デ
ータ“1"が格納されている。
次に、第1図の実施例の動作を説明する。
CCDラインセンサ11は原稿ABの1ラインを読取ると、
タイミング回路10からの出力により、1画素ずつ読み出
され、色分離部12に送られる。該色分離部12からは分離
した色に関する2値データが出力され、Dフリップフロ
ップ14a1〜14anで構成されたシフトレジスタに入力す
る。
初期設定の一例として、カウンタ15にライン同期信号
yが入力すると、該カウンタ15には予め定められた値が
プリセットされ、また、セレクタ17はDフリップフロッ
プ14anの出力を選択する。
さて、前記色分離部12から画情報が2値で、ビット同
期信号xに同期して、1ビットずつ前記シフトレジスタ
に出力し始めると、セレクタ17からはDフリップフロッ
プ14anの出力信号が選択されて出力されることになる。
この動作が暫く続き、カウンタ15のカウント値によ
り、ROM16から前記“1"のデータが出力されると、セレ
クタ17は動作して、Dフリップフロップ14a(n−1)
の出力を選択する。この結果、一つの画素情報を読みと
ばし(間引いた)ことになる。
セレクタ17がDフリップフロップ14a(n−1)の出
力を選択した状態で前記と同様の動作が継続され、カウ
ンタ15が所定のカウント値になると、ROM16から2つ目
の“1"データがセレクタ17に出力される。そうすると、
セレクタ17はDフリップフロップ14a(n−2)の出力
を選択する。このため、このタイミングでセレクタ17か
らは、再び一画情報間引かれた画情報が出力される。
以上の動作が原理ABの1ライン分継続されると、セレ
クタ17からは、ほぼ、前記原理の所で述べたCCDライン
センサ11の1画素当たりの最大原稿情報長を1画素とす
る画情報が、原稿ABの1ライン全長に渡って得られるこ
とになる。
前記実施例では、2画情報から1つを読むものであっ
たが、前記1画素を間引くタイミングで同じ画素データ
を2回読むことにより、1ラインの解像度の平均化を図
るようにしてもよい。
具体的には、前記の説明では、第1図のセレクタ17を
Dフリップフロップ14anの出力、Dフリップフロップ14
a(n−1)の出力、Dフリップフロップ14a(n−2)
の出力、…という順序でセレクトするようにしたが、こ
れとは反対に、Dフリップフロップ14a1の入力、Dフリ
ップフロップ14a1の出力、…という順序でセレクトする
ようにすればよい。
なお、前記シフトレジスタを用いて実現した斜め読取
り補正部13の構成は、一例に過ぎず、本考案はこれに限
定されないことは勿論である。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、CC
Dラインセンサが原稿面に対して斜めに配置されている
場合に、ページメモリを使わずに、かつリアルタイム
で、CCDラインセンサのCCD1画素に対応する原稿情報長
をCCDラインセンサの全長に渡ってほぼ一定にすること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロック図、第2図は本発
明の原理の説明図、第3図は、第1図の斜め読取り補正
部の動作の説明図、第4図は光学的読取り装置と電気的
読取り装置とを備えた装置の概略図、第5、6図は従来
装置の問題点の説明図、第7、8図は本考案の一実施例
の作用の詳細説明図である。 10……タイミング回路、11……CCDラインセンサ、12…
…色分離部、13……斜め読取り補正部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラインセンサが原稿面の主走査方向の垂直
    面内で、該原稿面に対して不平行に配置されている形式
    の画像読取装置の斜め読取り補正装置であって、 前記ラインセンサから読み出される画素データを、ライ
    ンセンサの1画素当たりの原稿情報長が1ラインに渡っ
    てほぼ一定になるように、前記不平行の程度に応じた間
    隔で、順次、該画素データを重複または間引きして読み
    出す手段を備えたことを特徴とする斜め読取り補正装
    置。
JP8841490U 1990-08-27 1990-08-27 斜め読取り補正装置 Expired - Lifetime JP2526167Y2 (ja)

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