JP2525303B2 - 装飾用鉢類及びその製造方法 - Google Patents

装飾用鉢類及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、植木鉢、花鉢、花器
等の装飾用鉢類及びその製造方法ならびにその製造に用
いる基本型の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその解決すべき課題】従来から植木鉢、
花鉢、花器等の装飾用鉢類として、プラスチック製、陶
器製、又はガラス製、若しくは素焼製のものが知られて
いる。しかしながら、従来から市販されている装飾用鉢
類は、素材の性質上重量物になり易く、また落とした場
合に破損し易い等、耐久性の面で課題があった。また、
装飾用鉢類に入れられた植木、花等に水分を補給したと
き、装飾用鉢類が例えばプラスチック製の場合には、植
物の根が水分を吸収する前に一度に底部まで流下してし
まい、根全体に行き渡らないといった課題があり、また
補給した水分が装飾用鉢類中に溜り過ぎ、水切れ・排水
効率が余り良くなく、植物の生育に悪影響を及ぼすとい
う課題があった。
【0003】また、例えばプラスチック製の装飾用鉢類
は、表面が平滑なため、植物の根が表面に付きにくく、
根が張りにくいという欠点があり、根の活着性の点から
もあまり好ましいものではなかった。その上、植物の生
育に必要な有機物質が溜りにくく、コケ等も付着しにく
いため、時間の経過と共に土壌が活性化して行くといっ
たことはそれほど期待できす、土壌が改良されにくいと
いう課題があり、その点からも植物の生育条件がそれほ
ど良くないという課題があった。
【0004】この発明は、上記した技術的課題を解決す
るためになされたものであり、軽量で耐久性にも富み、
かつ、水切れ・排水効率及び根に対する水分の補給効率
が良く、その上、根が内部で張り易く、土壌の活性化・
改良化の点で優れた性質を有する装飾用鉢類及びその製
造方法ならびにその製造に用いる基本型の成形方法を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる装飾用鉢類は、高分子樹脂により鉢形
形状に形成された基体と、前記基体の少なくとも内側面
に付着、形成された骨材よりなる骨材層とを備え、前記
骨材層によって少なくとも基体の内側面を凹凸状になす
と共に、隙間を形成したことを特徴としている。そし
て、基体は布又はガラスクロスなどの繊維質基材を混在
した高分子樹脂により鉢形形状に形成され、骨材層は細
径の乾燥砂利又は細径の骨材より形成されるのが好まし
い。また前記基体の中心部に水抜き孔を形成すると共
に、前記基体の周縁全周にツバ部を形成し、前記ツバ部
の上に補強材を介在させて一面側に骨材層を付着、形成
するのが好ましい。
【0006】また、本発明にかかる装飾用鉢類の製造方
法は、基本型の上に高分子樹脂の層を形成する工程と、
前記工程によって得られた高分子樹脂の層を基本型から
離型する工程と、前記離型工程によって得られた鉢形形
状の基体の少なくとも内側面に骨材層を樹脂を介して付
着、形成する工程とを含むことを特徴としている。また
基本型の上に高分子樹脂の層を形成する工程と、前記形
成された高分子樹脂の層の一面に骨材からなる層を樹脂
を介して付着、形成する工程と、前記工程によって得ら
れた骨材が付着、形成した高分子樹脂の層を乾燥、硬化
させた後、基本型から離型し基体を得る工程と、前記基
体を反転させその他面に前記骨材から成る層を樹脂を介
して付着、形成する工程とを含むことを特徴としてい
る。更に、基本型の上に高分子樹脂の層を布又はガラス
クロスなどの繊維質基材を混在させて形成する工程と、
前記形成された高分子樹脂の層の上から所定量の樹脂を
混合した骨材を付着させて一面側に骨材の層を形成する
工程と、前記工程によって得られた骨材の層が形成され
た高分子樹脂の層を基本型から離型し基体を得る工程
と、前記基体を反転させその他面に骨材から成る層を樹
脂を介して付着、形成する工程とを含むことを特徴とし
ている。また中心部に水抜き孔を残して基体を成形する
と共に、前記基体の中心部の水抜き孔を残して骨材の層
を付着、形成するのが好ましく、また基体の成形時に周
縁部にツバ部を形成し、このツバ部に補強材を介在させ
て一面側の骨材の層を付着、形成するのが好ましい。
【0007】さらに、本発明にかかる基本型の成形方法
は、油粘土又は木型により所定鉢形形状の成形部を有す
る母型を形成する工程と、前記母型の成形部上に布又は
ガラスクロスなどの繊維質基材を混在した高分子樹脂の
層を形成する工程と、前記布又はガラスクロスなとの繊
維質基材が混在した高分子樹脂の層を乾燥、硬化させた
後、離型させてFRP(繊維強化プラスチック)型を形
成する工程と、前記FRP型の上に樹脂を塗布、乾燥硬
化させて樹脂型を成形することにより、基本型を得る工
程とを含むこと特徴としている。
【0008】
【作用】本発明に係る装飾用鉢類は、高分子樹脂材の基
体の少なくとも内側面に骨材の層を付着、形成して外形
を形成しているので、極めて軽量であり、また、高分子
材を基体としているので、落としても破損しにくく、耐
久性に優れている。
【0009】また、基体の少なくとも内側面に形成され
た骨材の層は、凹凸状であり、骨材間に隙間が形成され
るので、補給された水分は骨材の間を伝って流下するこ
ととなり、水切れ、排水効率が極めて良好である。そし
て、補給された水分は、骨材の間を伝わりながら流下す
るので、流下する間に植物の根全体に十分に行き渡り、
水分の補給効率が一段と向上する。さらに、骨材は根が
付き易いので、根が内部で張り易く、植物の根の活着効
果か高くなる。また、骨材の間隙には各種の有機物質が
溜り易く、コケ等も付き易いので、時間が経過する程、
土壌が活性化し、かつ、土壌が改良されることとなり、
植えた植物の生育条件が時間の経過と共に良好になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。ここで、図1は本発明にかかる装飾用鉢の一
部を断面にした側面図であり、図2、3は装飾用鉢を製
造する上で必要となる型(基本型)を母型から製造する
手順を説明するための図であり、図4及び図5、また図
6は前記基本型から基体を形成し、最終的に装飾用鉢を
得るまでの製造手順を説明するための図である。尚、図
5は図4に続く手順を表している。
【0011】まず、図1に基づいて、本発明に係る装飾
用鉢の構造を説明すると、本発明に係る装飾用鉢は、繊
維質基材102を混在させた高分子樹脂101により所
定鉢形形状に形成された基体10と、基体10の外側面
と内側面の全面に樹脂を介して付着・形成された混合砂
利11と乾燥砂利12の各層とにより概略構成されてい
る。
【0012】前記基体10の周縁部にはツバ部110が
環状に形成されている。このツバ部110の凹部111
内に乾燥砂と樹脂とを所定の比率、例えば乾燥砂10:
樹脂2の比率で混合させた混合砂13が充填されいてい
る。この混合砂13を介して裏面側の混合砂利11の層
が付着・形成されている。尚、この混合砂13は補強の
役割を果たすものであるため、補強の役割を果たすもの
であれば、混合砂13に替えてその他の補強部材を採用
してもよい。
【0013】また、基体10は、繊維質基材102を高
分子樹脂102に混在させた、いわゆるFRP(繊維強
化プラスチック)材で構成されている。そして前記基体
10の中心部には、繊維質基材102の中心の水抜き孔
と対応する水抜き孔112が形成されている。前記繊維
質基材102としては、本実施例では麻布テープ又はガ
ラスクロスが用いられており、ロール状に巻かれたもの
から所定の寸法に切断した後、中心部に水抜き孔を加工
し、その周囲4ケ所に切り込み加工を施したものが用い
られている。また高分子樹脂102及び上記各樹脂とし
て、本実施例ではポリエステル樹脂に硬化剤を所定量混
合したものが用いられている。
【0014】更に、基体10の表裏(外側面、内側面)
に付着させる骨材として粒径が5mm以下の細径の乾燥
砂利(多孔質の人工軽量骨材)が用いられている。そし
て、外側面側の乾燥砂利は樹脂を所定量混合させた混合
砂利として基体の面に付着されている。また、内側面側
の乾燥砂利は樹脂を混合させることなく用い、乾燥砂利
の状態で樹脂を介して付着させている。
【0015】なお、上記実施例にあっては、基体10は
繊維質基材102を高分子樹脂102に混在させた、い
わゆるFRP(繊維強化プラスチック)材で構成された
ものが用いたが、基体10を高分子樹脂の層のみで形成
し、その表裏両面(内側、外側両面)に骨材の層を形成
しても良い。また、骨材として、上記実施例では乾燥砂
利を用いているが、これに替えて細骨材(御影石などを
細粒径に砕石したもの)等を用いても良く、同様な効果
を得ることができる。
【0016】次に、本発明に係る装飾用鉢の製造に用い
られる基本型の製造方法・工程手順について、図2、図
3に基づいて説明する。図3に示すように、油粘土又は
木型により母型15を予め用意しておく。母型15に
は、製造予定の装飾用鉢の形状と対応する所定鉢形形状
の成形部150が形成されている。
【0017】まず、この母型15の成形部150上に繊
維質基材102を載せる。この繊維質基材102は、所
定寸法に切断され、かつ、適宜切り込み加工が施された
麻布テープ又はガラスクロスが用いられている。そして
次に、繊維質基材102の表裏両面にポリエステル樹脂
を塗布し、順次積層し、乾燥、硬化させる。その後母型
15から離型させると、図2に示すよように装飾用鉢の
基本形状を有するFRP型16が得られる。このFRP
型16は、繊維質基材102をポリエステル樹脂中に内
在した繊維強化プラスチック型である。
【0018】更に、図2の工程手順に示すように、FR
P型16の一面、図では裏面全体(外側面全体)に樹
脂、例えばゴムを所定厚さ塗布して乾燥・硬化させる。
すると、図3に示すように、FRP型16の上にゴム型
17が積層して形成される。これによってFRP型16
とゴム型17との上下2層からなる装飾用鉢の基本型1
8が得られる。この基本型18は装飾用鉢を製造する
際、型として用いられる。
【0019】次にこの基本型18を用いて装飾用鉢を製
造する場合について説明する。まず図4に示すように、
麻布テープ又はガラスクロス(以下、両者を併せて繊維
質基材という)102と高分子樹脂、例えばポリエステ
ル樹脂101、及び人工軽量骨材である乾燥砂利と、乾
燥砂とを前準備しておく。
【0020】この繊維質基材102は、図4(a)
(b)(c)に示すように、ロール状に巻かれたものか
ら所定の寸法、例えば30cm角の大きさに切断して取
出し、その中心部に水抜き孔(約2mmの径)を加工し
た後、その4ケ所に切り込み加工を施している。また、
ポリエステル樹脂101には、少量の硬化剤を混合して
おく。その混合の割合は、作業雰囲気内の温度条件に合
わせて定められ、例えば温度が高いときは樹脂が速く硬
化するので硬化剤の混合量を少なくし、また温度が低い
ときは混合量を多くする。更に乾燥砂利は、粒径が例え
ば5mm以下のものを1380℃の温度で焼成した多孔
質のものを用いる。
【0021】次に、図4(d)に示すように、基本型1
8のゴム型17の上に上記のように形成された繊維質基
材102を載せた後、図6(a)に示すように繊維質基
材102の上からポリエステル樹脂101を全面に塗り
(図4(e))、基体10を形成する。
【0022】さらに、図6(b)に示すように、前記塗
布されたポリエステル樹脂101が乾燥しない間に、周
縁のツバ部に設けた凹部111に混合砂13を全周にわ
たって充填する(図4(f))。この混合砂13は、前
準備で用意した乾燥砂に硬化剤を含むポリエステル樹脂
101を所定の比率、例えば10:1の割合で混ぜたも
のを使用する。この混合砂13の充填により、基体10
の周縁部に補強用の枠組が形成される。
【0023】次に、図6(c)に示すように、凹部11
1に充填された混合砂13を含む基体10の外側面全体
に混合砂利11を所要量載せ、ポリエステル樹脂を介し
て付着させる(図4(g))。混合砂利11は、前準備
で用意した乾燥砂利にポリエステル樹脂を所定量、例え
ば10:1.8の比率で混ぜたものを予め調製して用い
る。
【0024】そして、混合砂利11を基体10の裏面全
体(外側面全体)に付着させた後、乾燥工程が行われる
(図4(h))。この乾燥工程は自然乾燥でも良く、ま
た、室(ムロ)と呼ばれる乾燥室にて強制的に乾燥させ
ても良い。
【0025】乾燥工程が終了した後、基体10を基本型
18のゴム型17から離型すると、装飾用鉢の裏面側
(外側面側)が完成する。そして図6(d)に示すよう
に、基体10を表裏反転させ、その周縁部全周をトリミ
ングして所望の外形に修正する(図4(i))。
【0026】その後、図6(e)、(f)に示すよう
に、基体10の表面全体(内側面全体)にポリエステル
樹脂101を塗布し、その上から上記乾燥砂利12を所
要量載せて樹脂を介して付着させる(図4(j)
(k))。
【0027】そして、前述と同様の乾燥工程を行った
後、上記ポリエステル樹脂101の塗布・乾燥砂利12
の付着・乾燥工程の各ステップ、図4(j’)(k’)
(l’)の工程を必要回数繰り返す。 これによって基
体10の表面側に所要厚さの乾燥砂利12の層が形成さ
れる。
【0028】以上の各工程を経ることにより、図6
(g)に示すように装飾用の鉢が完成する。
【0029】上記実施例では、基体10の裏面側(外側
面側)に混合砂利の層を、また、表面側(内側面側)に
乾燥砂利の層を付着・形成しているが、表裏両面(内側
外側両面)共に乾燥砂利の層を付着・形成しても良い。
また、乾燥砂利に替えて上記の細骨材を用い、これを樹
脂を介して表裏両面(内側外側両面)に付着させても良
く、上記実施例と同様な効果を奏する。なお、本発明に
係る製造方法は、装飾用の植木鉢のみならず、花鉢、花
器類などの製造に広く適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よれば、下記の効果を得ることができる。 基体の少なくとも内側面に形成された骨材の層は、凹
凸状であり、その間に骨材表面による凹凸の隙間が形成
されるので、使用時に補給された水分は骨材の間を伝っ
て流下して行き、水切れ・排水効率が極めて良い。ま
た、補給された水分は、骨材の間を伝わって自然条件と
略同一の条件で流下して行くので、流下する間に植物の
根全体に十分に行き渡り、水分の補給効果が高い。 骨材には根が付き易いので、根が張り易く、活着効果
が高くなる。 有機物質が骨材表面の凹凸の間に溜り易く、また、コ
ケ類も付着し易いので、土壌が活性化し、かつ、改良さ
れることになる。したがって、植物の生育条件が時間の
経過と共に良くなる。 高分子樹脂材の基体に骨材の層を付着・形成して外形
を形成しているため、極めて軽量であり、また、強度も
強く、耐久性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装飾用鉢の部分破断側面図であ
る。
【図2】本発明に係る装飾用鉢の基本型成形方法の工程
手順を示すフローチャート図である。
【図3】本発明に係る装飾用鉢の基本型成形方法の工程
手順を示すフローチャート図である。
【図4】本発明に係る装飾用鉢製造方法の工程手順を示
すフローチャート図である。
【図5】本発明に係る装飾用鉢製造方法の工程手順を示
すフローチャート図であって、図4に続くフローチャー
ト図である。
【図6】本発明に係る装飾用鉢製造方法の工程手順を示
すフローチャート図である。
【符号の説明】
18 基本型 102 繊維質基材 101 ポリエステル樹脂(高分子樹脂) 10 基体 11 混合砂利(骨材) 12 乾燥砂利(骨材) 13 混合砂(補強材) 110 ツバ部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子樹脂により鉢形形状に形成された
    基体、あるいは布又はガラスクロスなどの繊維質基材を
    混在した高分子樹脂により鉢形形状に形成された基体
    と、 前記基体の少なくとも内側面に樹脂を塗布し、乾燥砂利
    又は人工骨材からなる骨材を前記樹脂を介して前記内側
    面に付着することによって形成された骨材層とを備え、 前記骨材によって基体の内側面を凹凸状になすと共に、
    前記骨材間に隙間を形成したことを特徴とする装飾用鉢
    類。
  2. 【請求項2】 前記基体の中心部に水抜き孔を形成する
    と共に、前記基体の周縁全周にツバ部を形成し、前記ツ
    バ部の上に補強材を介在させて一面側に骨材の層を付
    着、形成してなることを特徴とする請求項1に記載の装
    飾用鉢類。
  3. 【請求項3】 基本型の上に高分子樹脂の層、あるいは
    布又はガラスクロスなどの繊維質基材を混在させた高分
    子樹脂の層を形成する工程と、 前記工程によって得られた高分子樹脂の層を基本型から
    離型する工程と、 前記離型工程によって得られた鉢形形状の基体の少なく
    とも内側面に樹脂を塗布する工程と、 前記工程によって樹脂が塗布された基体の少なくとも内
    側面に、乾燥砂利又は人工骨材からなる骨材を前記樹脂
    を介して付着させ、前記骨材によって基体の内側面を凹
    凸状になすと共に、前記骨材間に隙間を形成する工程と
    を含むことを特徴とする装飾用鉢類の製造方法。
  4. 【請求項4】 基本型の上に高分子樹脂の層、あるいは
    布又はガラスクロスなどの繊維質基材を混在させた高分
    子樹脂の層を形成する工程と、 前記工程によって得られた高分子樹脂の層を基本型から
    離型する工程と、 前記離型工程によって得られた鉢形形状の基体の少なく
    とも内側面に樹脂を塗布する工程と、 前記工程によって樹脂が塗布された基体の少なくとも内
    側面に、乾燥砂利又は人工骨材からなる骨材と前記内側
    面に塗布した樹脂と同一の樹脂とを混合した混合砂を、
    前記樹脂を介して付着させ、前記骨材によって基体の内
    側面を凹凸状になすと共に、前記骨材間に隙間を形成す
    る工程とを含むことを特徴とする装飾用鉢類の製造方
    法。
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