JP2525241B2 - レボルビング型巻糸機 - Google Patents

レボルビング型巻糸機

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JP2525241B2
JP2525241B2 JP1074171A JP7417189A JP2525241B2 JP 2525241 B2 JP2525241 B2 JP 2525241B2 JP 1074171 A JP1074171 A JP 1074171A JP 7417189 A JP7417189 A JP 7417189A JP 2525241 B2 JP2525241 B2 JP 2525241B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はレボルビング型巻糸機の巻糸装置に関する。
(従来の技術) 1対のマンドレル(1a)(1b)を巻糸位置Aと待機位
置Bとに配置して、巻糸位置のマンドレル(1a)上の巻
糸層が所定量に達したとき即ち満巻となったとき両マン
ドレルの位置を変換させるため公転させる従来公知のレ
ボルビング型巻糸機は、第5図で示すように巻糸位置側
のマンドレル(1a)は、常にその定位置に係止して行な
い、従って巻糸層の成長においては該マンドレルに接圧
させたローラベール(10′)および綾振ガイド(15′)
を外方に移動させるを一般とする。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来のレボルビング型巻糸機においては、定位置
に係止固定したマンドレルに対し、その巻径の増大に伴
なってローラベールおよび綾振ガイドを漸次外方に移動
させる装置と、巻糸位置のマンドレルが満巻となったと
き該マンドレルと待機位置のマンドレルとの位置を相互
に変換させる移動装置とを必要とし、且つ巻糸位置のマ
ンドレルに対しローラベールと綾振ガイドを外方に移動
させるを要するため巻糸装置を多段式に設ける場合の占
有スペースが大きくなる障害があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記従来の障害を排除し、ローラベールと綾
振ガイドの移動装置を省略して巻糸位置のマンドレルを
移動式とし、且つその移動方向を満巻時における両マン
ドレルの位置変換作動の公転軌跡に沿わせるようにして
巻糸位置における巻径増大に伴なうマンドレルの移動
と、満巻時のマンドレル位置変換移動を一系統の作動装
置とし、装置構成を簡略にすると共に作動に要するスペ
ースを縮少することを目的とし、これをつぎの各構成を
備えることで達成する。
(イ) 導糸通路に沿って略鉛直下方に給糸される糸
を、巻取る上下複数段に配置した複数台の巻糸機からな
ること、 (ロ) 各巻糸機は、水平軸を中心に回転する回転部材
の同一円周上の対象位置に、一対のマンドレルをその軸
線を回動部材の回転軸と平行に配設し、該回転部材の回
転によって該マンドレルに支持させたボビンを、該回動
部材の回転軸を含む略水平面上に糸巻位置と待機位置と
に転換させるようにしたこと、 (ハ) 糸巻位置側で該回動部材の側方の空ボビン外周
の公転軌跡外の位置にローラベールを定置したこと、 (ニ) ローラベールのボビン対向側接線上方にてマン
ドレルの長さ方向に糸をトラバースさせる綾振ガイドを
備えた綾振装置を機枠に定置したこと、 (ホ) ローラベールを揺動部材の先端にて回転自在に
軸支し、かつ、ローラベールが前記糸巻位置側にあるボ
ビンの糸の糸巻込み側の側面に接触する方向に前記揺動
部材をばね付勢したこと、 (ヘ) ローラベールが前記空ボビン外周の公転軌跡外
にて定置するごとく、揺動部材の回動を規制するストッ
パーを設けたこと、 (ト) ローラベールが前記ストッパーと揺動部材との
当接により保持される定位置にあるとき最も揺動部材と
近接する関係位置に近接スイッチを設けたこと、 (チ) 糸巻位置側のボビンに巻かれた巻糸の巻径増加
に伴う接圧の増加により前記ローラベールがばね付勢力
に抗して定位置から偏位したことを近接スイッチで検出
させること、 (リ) 上記検出信号に基づいて、回動部材を駆動する
モータで回動部材に歩進移動を行わせて、ローラベール
を定位置に復帰させ、かつ糸巻位置にあるマンドレルに
支持させたボビンを、前記近接スイッチから発信される
ローラベール偏位検出信号により、前記糸巻位置から漸
次下方に歩進移動させつつ巻糸を行わせ、満巻になる
と、回動部材の更なる回動によって、該満巻ボビンと待
機位置にあるマンドレルに支持される空ボビンとの移し
替えを行うようにしたこと。
(作 用) 本発明においては第1図及び第2図の実施例で示すよ
うに、1対のマンドレル(1a)(1b)は回動部材(2)
の回動軸(2a)を挾んで夫々巻糸位置Aと待機位置Bと
に回転自在に軸支され、該回動部材(2)はモータ
(6)を原動として回動させ両マンドレルを回動軸(2
a)を中心に公転させる。
糸Yは綾振ガイド(15)によりトラバースされつつマ
ンドレル(1a)に巻取られ、その巻径増大により接圧が
目標値を越えるとばね(11)の付勢力に抗してローラベ
ール(10)をレバー(9)とストッパー(12)との当接
により決定された定位置より僅かに外方に押送し、常態
ではローラベール(10)がマンドレル(1a)に接した状
態で近接スイッチ(13)に近接対向するローラベール
(10)を取付けたレバー(9)の他端を該スイッチ(1
3)から離反させるから、ローラベール(10)の定位置
からの偏位をスイッチ(13)で感知して、その検出信号
により前記モータ(6)を起動して回動部材(2)を回
動させ、両マンドレル(1a)を共に公転方向に移動さ
せ、このマンドレル(1a)の公転方向への回動に伴なっ
てローラベール(10)は前記定位置に復帰し接圧が目標
値に回復すると共に、レバー(9)と近接スイッチが、
常態の対向関係に復するとモータは停止し、マンドレル
(1a)はその移動停止位置で巻糸を行う、この動作を繰
返えして両マンドレルは遂次公転方向に歩進しつつマン
ドレル(1a)に糸を巻取り、その巻層が所定量に達した
ときこれをリミットスイッチ(16)で検出してモータ
(6)の駆動回路を自己保持させて回動部材(2)によ
る公転回動を連続させ、両マンドレルが共に相互の変換
位置に達したとき別のリミットスイッチ(17)でこれを
検出してモータ(6)を停止させ巻糸位置のマンドレル
(1b)に巻糸作動を初めた後、満管マンドレル(1a)の
ボビンの交換を行うものである。
(実施例) 本発明の実施例を図面にていて説明する。
水平軸を中心に回転する円板状の回動部材2の同一円
周上の対称位置に、一対のマンドレル(1a)(1b)をそ
の軸線を回動部材2の回動軸(2a)と平行に配設し、該
回動部材(2)の回転によって該マンドレル(1a)(1
b)に支持されるボビンを、該回動部材(2)の回転軸
を含む略水平面上の巻糸位置(A)と待機位置(B)と
に転換させるようにし、各マンドレル(1a)(1b)は夫
々駆動モータ(3a)(3b)の出力軸により担持される。
該回動部材(2)は、その周縁を固定機枠(4)に軸
支した複数個の支持輪(5)で保持され、その回動軸
(2a)は例えばステッピングモータ(6)によって駆動
される歯車伝動機構(7)によって回動され、その回動
方向は、回動部材(2)に支持される糸巻位置(A)に
あるマンドレル(1a)上のボビンが漸次下方に移動する
方向に歩進移動させる(第1図に矢示する方向)。これ
によって各マンドレル(1a)(1b)は、駆動モータ(3
a)(3b)による自転と共に回動部材(2)の回転によ
る公転とを行う。
巻糸位置Aにおけるマンドレル(1a)側の機枠(4)
に架枠(8)を設け、揺動部材としてのレバー(9)を
その中間で該架枠(8)に軸支させ、該レバー(9)の
先端に回転自在に取付けたローラベール(10)を該レバ
ー(9)に作用させた接圧設定用のばね(11)の附勢で
第1図に示す矢印から明らかなように、マンドレル(1
a)に支持されるボビンの糸の巻込み側の側面に圧接さ
せ、更に該レバー(9)に螺片によるストッパー(12)
を作用させてローラベール(10)を定位置に保持させる
ようにし、ローラベール(10)の他端にはローラベール
(10)が定位置にあるときは最も近接する関係位置に近
接スイッチ(13)を設けた。
又、巻糸位置A側において機枠(4)に公知の綾振装
置(14)を定置して設け、その綾振ガイド(15)をマン
ドレル(1a)の長さ方向に沿ってトラバースさせるよう
にした。
糸Yは、第1図に示すように、導糸通路に沿って略鉛
直下方に給糸され、綾振ガイド(15)、ローラベール
(10)を経てボビンに巻き取られる。かくすることで、
従来知られているように、該給糸が切断しても他の巻糸
と絡んで他の巻糸機に巻込まれることのないようにし
た。
回動部材(2)の回動軌跡の外側に満巻検知用リミッ
トスイッチ(16)とマンドレル変換位置停止用リミット
スイッチ(17)を所定位置において機枠(4)の表裏に
設けると共に回動部材(2)の表面には該満巻検知用リ
ミットスイッチ(16)に対する両マンドレル各別の作動
突片(16a)(16b)を設け、裏面には変換位置停止用リ
ミットスイッチ(17)に対する各別の作動突片(17a)
(17b)を設けた。
第3図は巻糸作動の電気回路を示す。
かくて以上の構成における糸巻位置(A)側のマンド
レル(1a)の巻糸作動において該マンドレルが満巻とな
るまでは巻糸層の増大に伴なう接圧増加によって遂次ロ
ーラベール(10)を予めばね(11)により設定した押圧
力に抗して外方に押圧することにより近接スイッチ(1
3)がローラベール偏位検出信号を出し、その信号によ
りステッピングモータ(6)を起動、停止させつつマン
ドレルを公転方向に歩進させて、ローラベール(10)を
定位置に復帰させ接圧を目標の値に修正すると共に、爾
後は前記近接スイッチから発信されるローラベール偏位
検出信号により、糸巻位置Aから漸次下方に歩進移動さ
せつつ巻糸を行い、満巻となった位置で作動突片(16
a)によりリミットスイッチ(16)が閉じられ、第3図
で示すリレー(16′)により巻糸を行う電気回路を自己
保持させて更にステッピングモータ(6)を連続運転さ
せて両マンドレルを公転させ、これらが変換位置即ち満
巻マンドレル(1a)が待機位置Bに又他方のマンドレル
(1b)が巻糸位置Aに至ったとき作動突片(17a)がリ
ミットスイッチ(17)に作用してステッピングモータを
停止させるから巻糸位置Aにおけるマンドレル(1b)に
糸Yを巻つけて巻糸作動させその後満管マンドレル(1
a)の巻糸ボビンを交換し、マンドレル(1b)が前記と
同様に満巻となったとき変換作業を繰返すようにした。
尚、上記実施例では、マンドレル(1a)(1b)を夫々
公転移動させる手段としてステッピングモータ(6)を
用い、これを近接スイッチ(13)のローラベール偏位検
出信号によって起動、停止する場合について説明した
が、マンドレル公転移動手段としては上記ステッピング
モータを用いる場合に限ることなく他の公知の駆動モー
タを用いて同様の作用を行い得る。
以上のように本装置においては、ローラベール(10)
をレバー(9)(揺動部材)の先端に回転自在に軸支
し、かつ、ローラベール(10)が前記糸巻位置側にある
ボビンの糸の糸巻込み側の側面に接触する方向に前記レ
バー(9)をばね(11)で付勢し、しかもストッパー
(12)で該レバー(9)を受けて、ローラベール(10)
を定位置に保つようにしたので、ばね(11)の附勢力調
整のみで、面圧を安定的に制御することができ、また、
ばね(12)による面圧設定値の大小に拘らずローラベー
ル(10)をストッパー(12)により定められた定位置に
保持することが可能で、面圧の調整が行い易い。
しかも、糸巻位置(A)側で該回動部材(2)の側方
の該ボビンの公転軌跡外に、ローラベール(10)を定置
させ、該ローラベール(10)のマンドレル対向側接線上
方に綾振ガイドを配置すると共に、回動部材(2)を、
糸巻位置にあるマンドレル(1a)に支持させたボビンが
漸次下方に移動する方向に歩進移動させつつ、該ボビン
に巻糸させるようにしたので、第1図に示すごとく、巻
始めは鉛直下方に供給される糸Yを、ほとんど屈曲させ
ることなくボビンに巻取らせることができると共に、巻
進んで巻層が増大しても糸の巻掛角度が極端に大きくな
ることがない(第1図から明らかなように満巻時でも90
゜以下)。
しかも、第4図で示すように巻糸位置Aのマンドレル
(1a)は、巻糸層が増大するに伴なって遂次に位置変換
時の公転方向に移動して巻径の増加分を吸収し、ローラ
ベール(10)および綾振ガイド(15)は定位置で殆んど
不動であるに対し、従来のものは第5図で示すようにマ
ンドレル(1a)は満巻になるまで巻糸位置Aに停止され
て不動であり、従ってローラベール(10′)および綾振
ガイド(15′)が巻層の増大に伴なって外方に移動させ
るため両者における満巻マンドレルの回動に要する占有
スペースはX、X′で示すように差があり、しかも従来
のものは綾振ガイド(15′)による給糸部を外方に移動
させるからその移動スペースを必要とする。
従って第6図で示すように巻糸装置を多段式に形成す
る場合、本発明によるときは同図で示すように各装置が
殆んど垂直に近い上下関係で設置できるが、従来のもの
においてローラベール(10)および綾振ガイド(15′)
を横方向に移動させるものでは同図(B)で示されるよ
うに給糸部の位置によって上下関係を傾斜せざるを得
ず、又ローラベールと綾振ガイドを縦方向に移動させる
ものでは同図(C)で示すように更にその傾斜度が大き
くなり、本発明(A)に比し、従来のものでは大きな設
置スペースが必要となる。
(発明の効果) 本発明によるときは、満巻となるまでの巻糸過程にお
いて、ローラベールおよび綾振ガイドを定位置で不動と
し、巻糸による巻層の増大に伴う接圧の目標値からの増
分を吸収するごとくマンドレルを移動させるため、従来
のものに比しその作動範囲の占める使用スペースは少な
くてすみ、糸巻位置側で該回動部材の側方の該ボビンの
回動軌跡外の点に軸支して揺動部材を設け、該揺動部材
の先端のローラベールをばねの付勢力で、該糸巻位置に
あるボビンの糸の巻込み側の側面に接触させるようにし
たので、上下のレボルビング型巻糸機を左右に僅かにず
らすだけで、上段のレボルビング型巻糸機に邪魔される
ことなく、下段のレボルビング型巻糸機に給糸できて、
多段にレボルビング型巻糸機に設置するとき、従来例の
ものに比しスペースを取らず、又巻糸時のマンドレルの
移動は、満巻時における待機マンドレルとの変換作動の
公転方向軌跡と同じくしたので、その移動は単一の作動
装置で実施し得て簡素化され、更に満巻までの巻糸は、
巻層の増大に伴う接圧の増加によりばね圧に抗して移動
する僅かなローラベールの偏位を近接スイッチで感知し
つつマンドレルを遂次歩進移動させるから近接スイッチ
の感度を高くしてローラベールの偏位量を小さく設定す
ることにより該ローラベールによるマンドレル面に対す
る各単位巻層を形成する間の面圧の変化を微小にして各
単位巻層の硬さを平均化し得られ、しかもローラベール
はストッパーにより定位置に保持されるので、該定位置
でのばね荷重の調節が容易である。
しかも巻糸位置側で該回動部材の側方の該ボビンの公
転軌跡外に、先端にローラベールを定値させ、該ローラ
ベールのボビン対向側接線上方に綾振ガイドを配置する
と共に、回動部材を糸巻位置にあるマンドレルに支持さ
せたボビンが漸次下方に移動する方向に回動部材を歩進
移動させつつ、該ボビンに巻糸させるようにしたので、
巻始めは鉛直下方に供給される糸を、ほとんど屈曲させ
ることなくボビンに巻取らせることができると共に、巻
進んで巻層が増大しても糸の巻掛角度が極端に大きくな
ることがない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施の一例を示す正面図、第2図は平面
図、第3図は作動関係を示す電気回路図、第4図は本発
明の作動を示す正面線図、第5図は従来例の作動を示す
正面線図、第6図は使用状態における従来例との比較正
面図である。 (1a)(1b)……マンドレル (6)……ステッピングモータ (10)……ローラベール (11)……ばね (13)……近接スイッチ (16)……満巻検知用スイッチ (17)……変換位置停止用スイッチ Y……糸 (A)……巻糸位置 B……待機位置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ) 導糸通路に沿って略鉛直下方に給
    糸される糸を、巻取る上下複数段に配置した複数台の巻
    糸機からなること、 (ロ) 各巻糸機は、水平軸を中心に回転する回転部材
    の同一円周上の対象位置に、一対のマンドレルをその軸
    線を回動部材の回転軸と平行に配設し、該回転部材の回
    転によって該マンドレルに支持させたボビンを、該回動
    部材の回転軸を含む略水平面上に糸巻位置と待機位置と
    に転換させるようにしたこと、 (ハ) 糸巻位置側で該回動部材の側方の空ボビン外周
    の公転軌跡外の位置にローラベールを定置したこと、 (ニ) ローラベールのボビン対向側接線上方にてマン
    ドレルの長さ方向に糸をトラバースさせる綾振ガイドを
    備えた綾振装置を機枠に定置したこと、 (ホ) ローラベールを揺動部材の先端にて回転自在に
    軸支し、かつ、ローラベールが前記糸巻位置側にあるボ
    ビンの糸の糸巻込み側の側面に接触する方向に前記揺動
    部材をばね付勢したこと、 (ヘ) ローラベールが前記空ボビン外周の公転軌跡外
    にて定置するごとく、揺動部材の回動を規制するストッ
    パーを設けたこと、 (ト) ローラベールが前記ストッパーと揺動部材との
    当接により保持される定位置にあるとき最も揺動部材と
    近接する関係位置に近接スイッチを設けたこと、 (チ) 糸巻位置側のボビンに巻かれた巻糸の巻径増加
    に伴う接圧の増加により前記ローラベールがばね付勢力
    に抗して定位置から偏位したことを近接スイッチで検出
    させること、 (リ) 上記検出信号に基づいて、回動部材を駆動する
    モータで回動部材に歩進移動を行わせて、ローラベール
    を定位置に復帰させ、かつ糸巻位置にあるマンドレルに
    支持させたボビンを、前記近接スイッチから発信される
    ローラベール偏位検出信号により、前記糸巻位置から漸
    次下方に歩進移動させつつ巻糸を行わせ、満巻になる
    と、回動部材の更なる回動によって、該満巻ボビンと待
    機位置にあるマンドレルに支持される空ボビンとの移し
    替えを行うようにしたこと、 の各構成から成るレボルビング型巻糸機。
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