JP2525225Y2 - リングビット - Google Patents

リングビット

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JP2525225Y2
JP2525225Y2 JP1990043849U JP4384990U JP2525225Y2 JP 2525225 Y2 JP2525225 Y2 JP 2525225Y2 JP 1990043849 U JP1990043849 U JP 1990043849U JP 4384990 U JP4384990 U JP 4384990U JP 2525225 Y2 JP2525225 Y2 JP 2525225Y2
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JP
Japan
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ring bit
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chip
slime
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JP1990043849U
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JPH044986U (ja
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正純 瀬下
善蔵 渡辺
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Koken Boring Machine Co Ltd
Original Assignee
Koken Boring Machine Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はパーカッションドリルでの二重管工法やコア
ボーリングに使用するリングビットに関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、パーカッションドリルやコアボーリング用に使
用するリングビットは、第3a図の平面図及び第3b図の部
分側面図に示すように、リングビット基体1先端に直方
体で頂部が山形の超硬合金製チップ2…2をリング状に
植込み、銀ロー等で植込んだ隙間を溶着したものであっ
た。
そして、第4a図,第4b図に示すように山形の稜線2aは
直方体の長手方向側面2bと並行である。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、リングビット1にはパーカッションド
リルの場合は打撃と回転が、一般のコアボーリングの場
合は押付圧と回転が作用しているが、チップ2…2で切
削されて発生したスライムは中心に集まり難く、従って
スライムの排出が困難であるという欠点があった。
本考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、リン
グビットのチップで切削されたスライムがビットの回転
と共に中心に集まるよう構成したリングビットを提供す
るものである。
[課題を解決するための手段] 本考案のリングビットは、リングビット基体の底面外
周部に設けた複数の同一幅の植込み用溝に同一直方体形
状のチップを植え込んだボーリング用のリングビットに
おいて、各チップ先端を、掘削回転向きに関して外先側
頂点と内後側頂点とを結ぶ対角線を稜線とした山形に形
成したことを特徴とする。
[作用] リングビットをチップの稜線がスライムを中央にかき
寄せる方向に回転させると、スライムは稜線にそってビ
ットの中心方向に流れる。
[実施例] 以下本考案の実施例を添付図に基づいて説明する。
第1a図は本考案の一実施例を示すリングビットの平面
図、第1b図は同部分側面図、第2a図はチップの斜視図、
第2b図はチップの平面図である。
本考案のリングビットにおいては、リングビット基体
11の底面外周部に設けた複数の同一幅の植込み用溝に、
第2a図に示すような頂部形状のチップ12を植込み、従来
と同様に銀ロー等で溶接する。
前記チップ12の形状は従来のチップ同様の直方体であ
るが、頂部は従来の如く直方体の長手方向側面と平行な
稜線を有する山形でなく、チップの先端を、掘削回転向
き(第1a図のリングビット基体11と同心円の矢印)に関
して外先側頂点と内後側頂点とを結ぶ対角線を稜線12a
とした山形に形成し、チップ先端側から見ると、第2b図
に示すように直方体の長手方向側面12bと稜線12aは斜め
になっている。
従って、リングビット11を掘削回転向き(矢印方向)
に回転させて掘削すると、削り取られたスライムはリン
グビットの径方向に対して斜めになった稜線12aにそっ
て中心方向に運ばれる。
[考案の効果] 本考案のリングビットによれば、チップの頂部の山形
で形成する稜線がリングビット底面の直径方向に対して
傾斜しているので、チップで切削されて生じたスライム
は、中心方向に集まるので、スライムを内部にとり込み
スライムの排出が容易である。
本考案のリングビットは、リングビット基体の底面外
周部に設けた複数の同一幅の植込み用溝に植え込んだ同
一直方体形状のチップの各先端を、掘削回転向きに関し
て外先側頂点と内後側頂点とを結ぶ対角線を稜線とした
山形に形成したので、チップのリングビット基体の植込
み用溝にロー付けする部分は従来同様直方体であって、
例えば、リングビット基体の底面外周部に等ピッチで放
射状に穿設した同一寸法の植込み用溝に合わせて容易に
チップを製作、ロー付けすることができ、また、先端形
状はその矩形の対角線を稜線とした山形で、これまた単
純な形状で製作しやすく、容易に均一でばらつきのない
チップを安価に製作でき、しかも、ロー付けに際して
は、チップの先端形状が点対称なので、外向き、内向き
の区別をする必要がなくて作業性が良く、ロー付け作業
自動化にも適している。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本考案の一実施例を示すリングビットの平面
図、第1b図は同部分側面図、第2a図は本考案の一実施例
のチップ斜視図、第2b図は同平面図、第3a図は従来のク
ラウンビットの平面図、第3b図は同部分側面図、第4a図
は従来のチップの斜視図、第4b図は同平面図である。 11……リングビット、12……チップ、12a……稜線。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リングビット基体の底面外周部に設けた複
    数の同一幅の植込み用溝に同一直方体形状のチップを植
    え込んだボーリング用のリングビットにおいて、各チッ
    プ先端を、掘削回転向きに関して外先側頂点と内後側頂
    点とを結ぶ対角線を稜線とした山形に形成したことを特
    徴とするリングビット。
JP1990043849U 1990-04-24 1990-04-24 リングビット Expired - Lifetime JP2525225Y2 (ja)

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JP1990043849U JP2525225Y2 (ja) 1990-04-24 1990-04-24 リングビット

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Publication Number Publication Date
JPH044986U JPH044986U (ja) 1992-01-17
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ID=31556621

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340956Y2 (ja) * 1987-09-17 1991-08-28

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Publication number Publication date
JPH044986U (ja) 1992-01-17

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