JP2524937B2 - 赤外線式リモコンユニットにおける電池切れ検知方法 - Google Patents

赤外線式リモコンユニットにおける電池切れ検知方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池を電源とした各種
赤外線式リモコンユニットにおける電池切れ検知方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】中央制御装置(マイクロコンピュータ)
を使用した赤外線リモコンユニットにおいては、電源に
電池を使用しているため、長期間の使用により電源の電
圧が低下する。然るに中央制御装置は、正常に動作する
電圧の範囲があり、その電圧以下になった場合の誤動作
を防止するために一定の電圧で中央制御装置をリセット
するような低電圧検出ICを使用した回路を組むことが
一般に行われている。
【0003】 しかし、近年では高付加価値化に伴って
学習機能,時計,タイマー付等、各種のメモリー機能を
搭載したリモコンユニットが増加している。そして、こ
のメモリー機能を搭載したリモコンユニットについて、
電圧低下時に突然リセット作動をかけるとメモー内容
もリセットしてしまい、タイマー等の記憶内容が消失す
る。従って、中央制御装置をリセットする前に「電池切
れが近い」ことを検知する低電圧検出ICが必要とな
る。
【0004】即ち、従来の赤外線リモコンユニットで
は、図5に示すように、中央制御装置(CPU)50の
前段に、電池切れ予告検知用の低電圧検出IC51と中
央制御装置リセット電圧検知用の低電圧検知IC52が
設けられ、中央制御装置50に入力する電池53の電圧
を監視すると共に、該中央制御装置50により赤外線リ
モコン信号を射出する発光素子54及び液晶表示素子5
5を駆動する構成になっている。
【0005】 上記電池53の電圧を3V、中央制御装
置50の作動電圧2.1〜3.0Vとした時、例えば、
電池切れ予告検知用の低電圧検出IC51の一段目の検
知電圧を2.3V、中央制御装置リセット電圧検知用の
低電圧検知IC52の二段目の検知電圧を2.1Vに設
定している。そして、一段目の検知電圧(2.3V)を
低電圧検出IC51が検出したとき、液晶表示素子55
等を用いて電池53を交換する必要を使用者に警告し、
そのまま電池53が交換されないで使用され、二段目の
検知電圧(2.1V)を低電圧検IC52が検知した
とき中央制御装置50をリセットする構成になってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成によれば、低電圧検出ICが二個必要になり、コスト
アップの要因となると共に、一段目の検知電圧を中央制
御回路が正常作動可能な二段目の検知電圧より高い電圧
で設定しなくてはならなくなり、リモコンユニットが通
常に使用できる電圧範囲が狭くなるため、結果的に電池
の寿命が短くなるという欠点を有していた。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、電池の長寿命化を達成すると共に、高価格部
品の点数が少なく、安価に提供することができる赤外線
式リモコンユニットにおける電池切れ検知方法を提案す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る赤外線式リモコンユニットにおける電
池切れ検知方法は、リモコン信号を照射する赤外線発光
素子及び各種情報を表示するための液晶表示素子を制御
駆動するようになる中央制御装置を具備し、乾電池から
なる電源電池によって駆動する赤外線式リモコンユニッ
トにおいて、上記中央制御装置の割り込み端子に対し
て、該中央制御装置の正常駆動電圧の低限に設定した電
池切れ検知用の低電圧検知ICを介して、上記電池の電
源電圧を監視する低電圧検知信号を入力し、低電圧検知
信号の入力によって、発光素子に対するリモコン駆動信
号の出力を中断すると同時に、液晶表示素子に液晶表示
素子駆動信号を出力して「電池切れ予告表示」を行うと
共に、上記低電圧検知ICの低電圧検知信号を時間遅延
回路を介して得たリセット信号を、上記中央制御装置の
リセット端子に対して入力し、該低電圧検知信号が連続
して時間遅延回路のタイムアップ時間を越えたとき、該
中央制御装置のメモリー内容をリセットするリセット信
号を出力して、上記電源電池の電圧低下によって、電池
の交換前に中央制御装置のメモリー内容がリセットされ
ることを回避することを要旨とするものである。
【0009】
【作用】上記方法によれば、電池が消耗して電源電圧が
発光素子作動時に電圧低限以下になると、低電圧検知I
Cが低電圧検知信号を中央制御装置の割り込み端子に対
して出力し、発光素子に対するリモコン駆動信号の出力
を中断して電池の電圧復帰を図り、電圧低下を阻止する
と同時に、液晶表示素子に液晶表示素子駆動信号を出力
して「電池切れ予告表示」を行う。この低電圧検知信号
出力は、時間遅延回路のタイムアップ時間より短時間に
なされるため、リセット信号が「ON」することはな
い。
【0010】そして、液晶表示素子の「電池切れ予告表
示」により、使用者は電池の容量が減退したことを確認
することができ、電池を交換することによって中央制御
装置のメモリーの消滅を回避することができる。
【0011】 また、液晶表示素子の「電池切れ予告表
示」後、使用者が電池の交換をしないで更に長期に使用
すると、電池の電源電圧が連続的に2.1V以下になっ
てしまい、低電圧検知ICの低電圧検知信号出力が連続
して「ON」状態になり、時間遅延回路のタイムアップ
時間Tを越たとき該時間遅延回路からリセット信号が
出力され、中央制御装置のリセット端子が「ON」して
メモリーの内容をリセットする。
【0012】従って、液晶表示素子の「電池切れ予告表
示」に従って電池の交換を行うことにより、電源電圧が
適正範囲に維持されるようになり、中央制御装置のメモ
リーを消滅させてしまうことはない。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る赤外線式リモコンユニッ
トにおける電池切れ検知方法を実施する電池切れ検知装
置を備えたリモコンユニットの一実施例を図1に従って
説明する。
【0014】図面において、1はマイクロコンピュータ
からなる中央制御装置であり、リモコン信号を照射する
赤外線発光素子2及び各種情報を表示するための液晶表
示素子3を制御駆動するようになる。この中央制御装置
1は、例えば1.5Vの乾電池2本(3V)からなる電
源電池4によって駆動されるものであり、割り込み端子
P1に対して2.1Vに設定した電池切れ検知用の低電
圧検知IC5を介して低電圧検知信号S1を入力すると
共に、リセット端子P2に対して、該低電圧検知IC5
の低電圧検知信号S1を時間遅延回路6を介して入力す
るように構成したものである。
【0015】 上記時間遅延回路6は、図2に示すよう
に、抵抗器RとコンデンサーCによって構成してあり、
低電圧検知信号S1が予め設定した一定の時間Tを連続
して経過したときリセット端子P2に対してリセット信
号S2を出力し、中央制御装置1をリセットする構成
してある。
【0016】次に、上記電池切れ検知装置の作動を図3
のタイミングチャートを参照しながら説明する。上記の
ように構成したリモコンユニットを使用する過程におい
て、発光素子2の発光に伴って電池4の電圧が低下する
が、その電圧が2.1Vより大きい場合は、通常に発光
素子2による赤外線信号S3の発光作動を行う。
【0017】長期間の使用によって電池4が消耗した状
態で使用し、発光素子2作動時の電池4の電源電圧が
2.1V以下になると、低電圧検知IC5が低電圧検知
信号S1を中央制御装置1の割り込み端子P1に対して
出力する。該中央制御装置1は割り込み端子P1の入力
が「ON」すると、発光素子2に対するリモコン駆動信
号S4の出力を中断して電池4の更なる電圧低下を阻止
すると同時に、液晶表示素子3に液晶表示素子駆動信号
S5を出力し、「電池切れ予告表示」を行う。
【0018】上記発光素子2の駆動を中断し、リモコン
ユニットの使用を停止することによって電池4の電源電
圧が復帰する(2.1Vを越える)と、低電圧検知IC
5が低電圧検知信号S1の出力を「OFF」する。この
低電圧検知信号S1出力の「OFF」作動は、時間遅延
回路6のタイムアップ時間Tより短時間になされるた
め、該時間遅延回路6からの出力は「OFF」状態を維
持し、中央制御装置1のリセット端子P2は「OFF」
状態であるから該中央制御装置1のメモリー内容がリセ
ットされることはない。
【0019】そして、液晶表示素子3の「電池切れ予告
表示」により、使用者は電池5の容量が減退したことを
確認することができ、それに従って電池4を交換するこ
とによって中央制御装置1のメモリーの消滅を回避する
ことができる。
【0020】また、液晶表示素子3の「電池切れ予告表
示」後、使用者が電池5の交換をしないで更に長期に使
用した場合は、電池4の電源電圧が連続的に2.1V以
下になってしまい、低電圧検知IC5の低電圧検知信号
S1出力が連続して「ON」状態になり、時間遅延回路
6のタイムアップ時間Tを越えると、該時間遅延回路6
からリセット信号S2が出力され、中央制御装置1のリ
セット端子P2が「ON」する。該リセット信号S2に
より中央制御装置1のメモリー内容がリセットされる。
【0021】上記したように、液晶表示素子3の「電池
切れ予告表示」に従って電池4の交換を行うことによ
り、電源電圧が適正範囲に維持されるようになり、中央
制御装置1のメモリーを消滅させてしまうことはない。
【0022】図4は、本発明の電池切れ検知方法と従来
の方法による電池の寿命を比較したグラフである。上述
した実施例に示す低電圧検知IC5の検知電圧が2.1
Vであり、従来の検知方法による一段目の検知電圧が
2.3Vであるから、本発明の方法による使用電池幅を
V1、従来の方法による使用電池幅をV2とすると、 V1/V2=(3.0−2.1)/(3.0−2.3)
=1.29 となり、従来の方法と比較して1.29倍の電圧範囲で
使用することができるものとなるが、実際の電池の寿命
は電圧が低くなるに従って低下速度が減少し、矢印Aの
ような曲線を描いて消耗するため、電池の電圧が2.3
Vまで低下する時間をt1、2.1Vまで低下する時間
をt2とすると、 t2/t1=1.5〜2 となり、従来の方法と比べて実際は1.5〜2倍の電池
寿命をもたせることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る赤外線式リモコンユニット
における電池切れ検知方法は、上記の如く、リモコンユ
ニットを作動したときの電池電圧の落込みを利用して、
電池切れ予告機能及び中央制御装置の誤動作を防止する
リセット機能を抵抗器とコンデンサーからなる時間遅延
回路によって構成することができるため、装置を安価に
提供することができると共に、電源となる電池の使用可
能な電池電圧幅を広くして寿命を大幅に改善することが
できる等の特徴を有するものであり、本発明の実施によ
って得られる効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る赤外線式リモコンユニットにおけ
る電池切れ検知方法を実施する電池切れ検知装置を搭載
したリモコンユニットの構成を示すブロック線図であ
る。
【図2】同遅延回路の一実施例を示す回路図である。
【図3】同装置各部の作動を示すタイミングチャートで
ある。
【図4】本発明の電池切れ検知方法と従来の方法による
電池の寿命を比較したグラフである。
【図5】従来の赤外線式リモコンユニットにおける電池
切れ検知方法を実施する電池切れ検知装置のブロック線
図である。
【符号の説明】
1 中央制御装置 2 発光素子 3 液晶表示素子 4 電源電池 5 低電圧検知IC 6 時間遅延回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモコン信号を照射する赤外線発光素子
    及び各種情報を表示するための液晶表示素子を制御駆動
    するようになる中央制御装置を具備し、乾電池からなる
    電源電池によって駆動する赤外線式リモコンユニットに
    おいて、 前記中央制御装置の割り込み端子に対して、該中央制御
    装置の正常駆動電圧の低限に設定した電池切れ検知用の
    低電圧検知ICを介して、前記電池の電源電圧を監視す
    る低電圧検知信号を入力し、低電圧検知信号の入力によ
    って、発光素子に対するリモコン駆動信号の出力を中断
    すると同時に、液晶表示素子に液晶表示素子駆動信号を
    出力して「電池切れ予告表示」を行うと共に、 前記低電圧検知ICの低電圧検知信号を時間遅延回路を
    介して得たリセット信号を、前記中央制御装置のリセッ
    ト端子に対して入力し、該低電圧検知信号が連続して時
    間遅延回路のタイムアップ時間を越えたとき、該中央制
    御装置のメモリー内容をリセットするリセット信号を出
    力して、 前記電源電池の電圧低下によって、電池の交換前に中央
    制御装置のメモリー内容がリセットされることを回避す
    ることを特徴とする赤外線式リモコンユニットにおける
    電池切れ検知方法。
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