JP2524459Y2 - コネクターの除電荷構造 - Google Patents

コネクターの除電荷構造

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JP2524459Y2 JP15013488U JP15013488U JP2524459Y2 JP 2524459 Y2 JP2524459 Y2 JP 2524459Y2 JP 15013488 U JP15013488 U JP 15013488U JP 15013488 U JP15013488 U JP 15013488U JP 2524459 Y2 JP2524459 Y2 JP 2524459Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コネクターにおける除電荷構造に関する。
〔考案の概要〕
本考案のコネクターの除電荷構造は、第1の接点端子
3と、導電材からなり先端に突起部1aを有するシャッタ
開閉用ツメ1と、導電材からなり前記突起部1aと電気的
に接続しかつ接地されている固定ピン2とを有するコネ
クターに、 前記コネクター装着時には前記第1の接点端子3と接
触する第2の接点端子9と、前記第2の接点端子9が形
成されICが実装されている回路基板8と、少なくとも一
部分で前記回路基板8をサンドイッチして形成されてい
る金属パネル6と、前記コネクター装着時には前記第2
の接点端子9を露出し前記コネクターに挿入されていな
いときは前記第2の接点端子9を覆うようにスライド可
能に形成されかつ側面に突出部5aを有しかつ前記金属パ
ネル6と接触しているシャッタ5とを有するICカードが
挿入されるとき、前記第1の接点端子3と前記第2の接
点端子9が接触する前に、前記ICカードの前記シャッタ
5が前記金属パネル6の内側にスライドするとともに、
前記突出部5aが、接地されかつ前記突出部5aと相対する
ようにコネクター側面部に設けられた前記突起部1aと当
接することにより、前記ICカードに帯電していた電荷
を、前記シャッタ5、前記突出部5a、前記突起部1a及び
固定ピン2を通じて除電することを特徴とする。
〔従来の技術〕
従来のコネクターの構造は、特開昭62−77996号公報
に示されるように、ICカードの電極端子を保護すると共
に、ICカードがコネクターへ挿入された時のみ前記電極
端子が露出できるように摺動自在に配設されているシャ
ッタを摺動可能にするシャッタ開閉ピンがコネクター本
体内部に配設されるものであり、電荷を除去するような
構造は設けられていないものであった。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前述の従来技術では、コネクターに係合する
電子機器に、電荷が帯電している場合、コネクターの接
点端子を通して、電荷が流れ、コネクターが接続されて
いる機器本体を誤動作させたり、機器内部のICチップを
破壊するという問題点を有する。そこで、本考案は、こ
のような課題を解決しようとするもので、その目的とす
るところは、コネクターに係合する電子機器に帯電して
いる電荷を、接点端子同志が接触する前に、除去できる
コネクターの除電荷構造を提供するところにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のコネクターの除電荷構造は、コネクターと係
合する電子機器に形成される接点端子が前記コネクター
の接点端子と接触する前に、前記電子機器の一部と前記
コネクターに設けた接触部とを電気的に接続させること
により、前記電子機器に帯電した電気を、前記接触部を
通して除去することを特徴とする。
〔実施例〕
第1図は、本考案の実施例を示す断面図であって、カ
ードエッジタイプのメモリーカード用コネクターであ
り、第2図はその側面図である。1は、カード挿入時
に、コネクターとメモリーカードとの各接点端子同志が
接する前に、電気的な接触をとるためにコネクター側面
部に設けられた接触部であり、メモリーカードの接点端
子保護用のシャッターを開閉することにも用いられるシ
ャッター開閉ツメである。シャッター開閉ツメ1はその
先端に突起部1aが形成されている。
2は、コネクター固定ピンであり、シャッター開閉用
ツメと一体化されており、ハウジング4に固定されてい
る。また、1、2ともに、電気的に導通のとれる金属で
形成されている。通常コネクター固定ピン2は基板上ま
たは機器本体の框体グランドに接続されている。
3はハウジング4の内部に配設されているコネクター
接点端子第1の接点端子であり、ハウジング4の内部に
は咬合部4aが突出して一体的に形成されている。
第3図は第1図に示すコネクターと係合されるメモリ
ーカードの平面図であり、第4図はそのA−A′断面図
である。メモリーカードは金属パネル6が表面と裏面に
配設されている。この金属パネル6はメモリーカード内
に配設されていると共に、メモリーカード接点端子第2
の接点端子9が形成されている回路基板8に実装されて
いるICを外力、静電気およびノイズ等から保護するため
のものである。また表面と裏面の金属パネル6はコイル
バネ7により接続されている。シャッター5は汚れ、外
力および静電気等から端子を保護するためのものであ
り、その両端側壁にはハウジング4に形成されている咬
合部4aと咬み合うと共にシャッター開閉ツメ1の突起部
1aと当接される突出部5aが1体的に形成され、且つ電気
的に導通の取れる金属で形成されている。またシャッタ
ー5はメモリーカード内部で矢印aおよびb方向にスラ
イド可能に配設されると共にメモリーカードがコネクタ
ーに挿入されていない時はメモリーカードは接点端子9
を覆うようにバネ(図示されない)により付勢されて配
設されている。また第4図C部で示すように金属パネル
6の内面とシャッター5の外面の一部とは接触して配設
されている。
第5図はメモリーカードがコネクターの途中まで挿入
され、コネクター接点端子3とメモリーカード接点端子
9とが完全に接続されない状態を示す図であり、第6図
はメモリーカードがコネクターに完全に装着され、コネ
クター接点端子3とメモリーカード接点端子9とが接続
された状態を示す図である。
第3図に示すメモリーカードが第1図に示すコネクタ
ーに挿入されると、コネクター接点端子3とメモリーカ
ード接点端子9とが接触する前に、シャッター開閉ツメ
1の突起部1aとシャッター5の突出部5aおよびハウジン
グ4の咬合部4aと突出部5aとが、第5図のB部に示され
るような状態で当接する。このとき、メモリーカードに
帯電していた電荷がシャッター5からコネクターのシャ
ッター開閉ツメ1およびコネクター固定ピン2を通り、
さらに、例えばこのコネクター固定ピン2を機器本体側
の框体グランドに接続しておけば、電荷は框体グランド
に流れる。従ってメモリーカードに帯電していた電荷
は、コネクターとメモリーカードの各接点端子が接触す
る前に除去されることとなる。
また、第6図に示すように、メモリーカードがコネク
タに完全に装着され、各々の接点端子同志が接続してい
る時でも、メモリーカード側のシャッター5は、コネク
タのシャッター開閉用ツメ1と接続されたままの状態に
なっているため、メモリーカードの金属パネル6上に静
電気が印加された場合、静電気が金属パネル6、シャッ
ター5、シャッター開閉用ツメ1およびコネクタ固定ピ
ン2を通り機器本体側の框体グランドへ流れる。このた
め、メモリーカードが静電気の影響を避ける防止策とし
ても極めて有効なコネクター構造となるものである。
また前述したような実施例の他にも、例えばメモリー
カードの回路基板上に機器本体の框体グランドと接続可
能なパターンおよび端子を形成し、このパターンと金属
パネルとが電気的に導通可能な構造とすれば、メモリー
カードに帯電した電荷を除去できることは云うまでもな
い。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、シャッタ開閉用ツ
メと固定ピンをコネクタ側面部に設け、かつこれを除電
経路として利用することにより、部品数を増加させるこ
となくICカードの除電を行えるとともにコネクターの薄
型化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案におけるコネクターの除電荷構造の実
施例を示す要部断面図。 第2図は、第1図の側面図。 第3図は、本考案のコネクターに係合するメモリーカー
ドの平面図。 第4図は、第3図のA−A′断面図。 第5図は、第3図のメモリーカードが第1図のコネクタ
ーに途中まで挿入された状態を示す概要図。 第6図は、第3図のメモリーカードが第1図のコネクタ
ーに完全に装着された状態を示す概要図。 1……シャッター開閉ツメ 1a……突起部 2……コネクター固定ピン 3……コネンター接点端子 4……ハウジング 4a……咬合部 5……シャッター 5a……突出部 9……メモリーカード接点端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の接点端子と、導電材からなり先端に
    突起部を有するシャッタ開閉用ツメと、導電材からなり
    前記突起部と電気的に接続しかつ接地されている固定ピ
    ンとを有するコネクターに、 前記コネクター装着時には前記第1の接点端子と接触す
    る第2の接点端子と、前記第2の接点端子が形成されIC
    が実装されている回路基板と、少なくとも一部分で前記
    回路基板をサンドイッチして形成されている金属パネル
    と、前記コネクター装着時には前記第2の接点端子を露
    出し前記コネクターに挿入されていないときは前記第2
    の接点端子を覆うようにスライド可能に形成されかつ側
    面に突出部を有しかつ前記金属パネルと接触している導
    電材からなるシャッタとを有するICカードが挿入される
    とき、 前記第1の接点端子と前記第2の接点端子が接触する前
    に、前記ICカードの前記シャッタが前記金属パネルの内
    側にスライドするとともに、前記突出部が、接地されか
    つ前記突出部と相対するようにコネクター側面部に設け
    られた前記突起部と当接することにより、前記ICカード
    に帯電していた電荷を、前記シャッタ、前記突出部、前
    記突起部及び固定ピンを通じて除電することを特徴とす
    るコネクターの除電荷構造。
JP15013488U 1988-02-12 1988-11-17 コネクターの除電荷構造 Expired - Lifetime JP2524459Y2 (ja)

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JP15013488U JP2524459Y2 (ja) 1988-02-12 1988-11-17 コネクターの除電荷構造

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JP1729588 1988-02-12
JP63-17295 1988-02-12
JP15013488U JP2524459Y2 (ja) 1988-02-12 1988-11-17 コネクターの除電荷構造

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Publication Number Publication Date
JPH01178660U JPH01178660U (ja) 1989-12-21
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