JP2524415B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2524415B2
JP2524415B2 JP2014486A JP1448690A JP2524415B2 JP 2524415 B2 JP2524415 B2 JP 2524415B2 JP 2014486 A JP2014486 A JP 2014486A JP 1448690 A JP1448690 A JP 1448690A JP 2524415 B2 JP2524415 B2 JP 2524415B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、予め定型サイズに裁断されたカット紙等に
画像を形成するための、複写機等の画像形成装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
一般に、複写機等の画像形成装置では、転写紙を画像
形成位置まで給紙する手段として、予め定型サイズに裁
断されたカット紙を装置内蔵のカセットに収納し、この
カセットから1枚ずつ転写紙を繰出すようにするか、あ
るいは装置本体に設けられた転写紙挿入口から手差しで
1枚ずつ上記カット紙を挿入するといった構造が用いら
れている。
ところが、このようなカット紙を用いる装置では、用
いる転写紙のサイズが大きくなると、この転写紙を保管
するために膨大なスペースを要する不都合がある。そこ
で従来は、ロール状に巻かれたロール紙を専用のロール
紙裁断装置にセットし、この装置で所望のサイズに予め
裁断した後、この裁断した転写紙を転写紙挿入口から画
像形成装置内に供給するといった手段がとられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記手段では、一旦ロール紙裁断装置でロール紙を裁
断し、その後に画像形成動作を行わなければならず、作
業が面倒で非能率的である。また、このような不都合を
解消する手段として、画像形成装置の本体内にロール紙
裁断機構を組込み、画像形成装置の給紙モードとしてロ
ール紙モードが選択された場合に上記ロール紙裁断装置
から転写紙を供給するといった構造を用いることが可能
であるが、この場合には、特殊かつ複雑な構造の画像形
成装置を新たに製造しなければならず、コスト高にな
る。また、ロール紙裁断装置を内蔵していない装置を所
有しているユーザーは、新たな装置を購入しなければな
らない不便がある。
本発明は、このような事情に鑑み、従来用いられてい
る装置を利用することにより、安価な構造で、カット紙
のみならずロール紙をも容易に転写紙として利用するこ
とができる画像形成装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、転写紙挿入口を有し、この転写紙挿入口か
ら挿入された転写紙に画像を形成するように構成される
とともに、装置本体外部に臨む位置に、排出された転写
紙を本体内の転写紙ストック部に案内する転写紙案内部
材が設けられた画像形成装置において、ロール紙を内蔵
し、このロール紙を裁断して排出口から外部に排出する
ロール紙裁断装置を、このロール紙裁断装置の排出口が
上記画像形成装置の転写紙挿入口に合致する給紙位置と
該位置から外れた待機位置とに切換可能に上記画像形成
装置本体に装着するとともに、上記転写紙案内部材を、
上記ロール紙裁断装置が待機位置にある状態で画像形成
装置本体外部に突出して転写紙を転写紙ストック部に案
内する案内位置と、上記ロール紙裁断装置が給紙位置に
ある状態でこのロール紙裁断装置から退避する退避位置
との間で移動可能に画像形成装置本体に取付けたもので
ある(請求項1)。
〔作 用〕
上記構成によれば、ロール紙裁断装置の位置を給紙位
置に切換えることにより、このロール紙裁断装置で裁断
されたロール紙が、その排出口から画像形成装置本体の
転写紙挿入口を通じて該画像形成装置本体内に給送され
る。また、ロール紙裁断装置の位置を上記給紙位置から
待機位置に切換えることにより、上記画像形成装置本体
の転写紙挿入口から手差しでカット紙の給紙を行うこと
ができる。
また、上記ロール紙裁断装置の給紙位置に転写紙案内
部材が存在していても、ロール紙裁断装置が給紙位置に
ある状態で上記転写紙案内部材が案内位置から退避位置
まで移動することにより、この転写紙案内部材とロール
紙裁断装置との干渉が防がれる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例における複写機(画像形
成装置)の全体構成を示したものである。
この複写機は、本体10と、ロール紙裁断装置12とから
なり、上記本体10は、複写部14と、この複写部14を支持
する転写紙ストック台16とからなっている。
第2図は、上記複写部14の内部構造を示したものであ
る。この複写部14の下部には大型の給紙カセット18が装
着され、この給紙カセット18内の転写紙が給紙ローラ対
20,22およびレジストローラ対24を通じて上方の感光体
ドラム26へ搬送されるようになっている。また、複写部
14の正面側(第2図では右側)で給紙カセット18の上方
の位置には転写紙挿入口28が設けられ、この転写紙挿入
口28から挿入された転写紙も上記給紙ローラ対22を通っ
て複写部14内に供給されるようになっている。
上記感光体ドラム26の周囲には、その回転方向に順
次、主帯電装置30、現像装置32、上記レジストローラ対
24、転写・分離装置34、クリーニング装置36等が設けら
れ、この感光体ドラム26の転写紙搬送方向下流側、すな
わち正面側の位置には定着部38および排出ローラ対40が
設けられている。
一方、複写部14の上面には、原稿供給通路42、露光部
44、および原稿反転部材45が順に設けられ、上記露光部
44は、原稿搬送用の複数のローラ46、露光ランプ48、セ
ルホックレンズ50等を備えている。
また、この複写部14内には、給紙カセット18内につい
てのペーパーエンプティスイッチ52、および同給紙カセ
ット18についてのカセット挿入スイッチ54が設けられ、
さらに、転写紙搬送通路の適所にはジャム検出スイッチ
56〜59が配設されている。
また、上記原稿供給通路42、転写・分離装置34、定着
部38、排出ローラ対40等は、共通のユニットハウジング
60に組込まれている。
転写紙ストック台16内には、第1図に示されるよう
に、正面側に高く傾斜した転写紙ストックトレイ(転写
紙ストック部)61が配設され、その入口側部分、すなわ
ち正面側部分には、第3図にも示されるような転写紙ガ
イド板(転写紙案内部材)62および支持板65が設けられ
ている。
第3図に示されるように、上記支持板65は、転写紙ス
トックトレイ61の入口部分に該トレイ61に沿って固定さ
れ、その先端部には上方に突出する規制部651が形成さ
れており、この規制部651のすぐ内側(第3図では左側
の部分)に、蝶番67を介して上記転写紙ガイド板62の基
端部が連結されている。これにより、転写紙ガイド板62
は、転写紙ストック台16の正面壁から前方へ展開され、
この転写紙ガイド板62の下面が上記規制部651に当接す
ることにより前方へ突出する状態で保持される案内位置
(第3図実線の位置)と、上記正面壁に沿う退避位置
(同図二点鎖線の位置)との間で回動可能とされ、上記
案内位置にある状態で、第1図に示される複写部14の排
紙ローラ対40から排出された転写紙を転写紙ストックト
レイ61へ案内する。
なお、上記転写紙ストックトレイ61の上方には、ルミ
ラー等からなる転写紙押え部材63が配されている。
前記ロール紙裁断装置12は、この転写紙ストック台16
の正面側側壁に昇降可能に取付けられている。その取付
構造並びに駆動機構を第4図〜第7図に基づいて説明す
る。
上記転写紙ストック台16の正面側側壁の左右両側に
は、内側に開口する一対のガイドレール64が固定されて
いる。このガイドレール64は、転写紙ストック台16の下
端から、上記複写部14におけるユニットハウジング60の
下端部まで延び、この範囲内でロール紙裁断装置12が昇
降可能となっている(第1図実線および二点鎖線参
照)。
これに対し、ロール紙裁断装置12には、その左右内側
板(第5〜7図)66を貫通する状態で軸68,69が回転可
能に設けられ、これら軸68,69の両端部には、上記ガイ
ドレール64に遊嵌されるコロ71,72が各々固定されてい
る。
各コロ71,72のすぐ内側には、スプロケット74,75が各
々固定されている。そして、これらのスプロケット74,7
5に亘って、同一のチェーン76が第4図および第7図に
示されるようなループ状に巻かれ、これらのチェーン76
の上下端が上記ガイドレール64の上下端に各々固定され
ている。
さらに、上記軸69の一方の端部(第4図手前側の端
部)には、ギヤ78が固定され、このギヤ78がと噛合され
る位置に、アイドルギヤ80が上記内側板66側に回転可能
に支持されている。これに対し、上記内側板66の外側面
には図外のブラケットを介して駆動モータ82が固定さ
れ、この駆動モータ82の駆動軸83に、上記アイドルギヤ
80と噛合されるギヤ84が固定されている。すなわち、上
記ロール紙裁断装置12は、コロ71,72が当接しているガ
イドレール64と、各スプロケット74,75に巻かれたチェ
ーン76によって所定の高さ位置に支持されるとともに、
ロール紙裁断装置12自身のもつ駆動モータ82が作動する
ことにより、その回転が順次ギヤ84、アイドルギヤ80、
ギヤ78を通じて軸69に伝達され、この軸69に固定された
スプロケット75が回転してチェーン76を巻込むことによ
り、ロール紙裁断装置12全体がガイドレール64に沿って
昇降駆動されるようになっている。
また、上記軸69には、第6図に示されるようなパルス
板86が固定され、このパルス板86に設けられたスリット
87を挟む位置に、発光素子および受光素子を備えた光セ
ンサからなる回転量検出器(移動量検出器)88が配設さ
れている。さらに、このロール紙裁断装置12には、第8
図に示されるような、マイクロコンピュータからなる制
御装置90が内蔵され、この制御装置90に上記回転量検出
器88の検出信号が入力されるようになっている。
また、このロール紙裁断装置12の上部には斜め上方に
開口する転写紙排出トレイ99(第1図参照)が設けら
れ、ロール紙裁断装置12が上限位置(第1図実線の位
置)にある状態で、上記排出ローラ対40から排出された
転写紙が上記転写紙排出トレイ99にストックされるよう
になっている。
次に、このロール紙裁断装置12の内部構造を第9図に
基づいて説明する。
このロール紙裁断装置12内には、ロール紙92のロール
軸93が、装置側壁に設けられた長孔94に沿って昇降可能
に取付けられている。また、装置下部には一対の搬送ロ
ーラ95,96が回転可能に設けられるとともに、上記ロー
ル軸93は図外のスプリングで下方に付勢されており、上
記ロール紙92の周面がその巻径に拘らず常に搬送ローラ
95,96に接触するようにロール紙92全体が下方に押付け
られている。また、片側の搬送ローラ95は、図外のギヤ
を介して、第8図にも示されるような第1クラッチ98の
従動側部分に連結されている。
装置正面側(第9図右側)にはカバー100が開閉可能
に取付けられ、このカバー100を開いた状態(第9図二
点鎖線の状態)で内部のロール紙92を手動でセット操作
できるようになっている。
このロール紙92の上方には、ロール紙92に近い側から
順に、押えローラ(前記第1図のみ図示)102、一対の
フィードローラ103,104、一対のカッタ105,106、および
一対の排出ローラ108,109が設けられ、その上方にロー
ル紙92の排出口110が設けられている。
上記フィードローラ103,104のうち、一方のフィード
ローラ103は、ギヤ111,112を介して、第8図に示される
ような第2クラッチ114の従動側部分に連結されてい
る。他方のフィードローラ104は、板ばね116を介して回
動ブラケット118に回転可能に取付けられ、通常は上記
板ばね116の付勢力で上記フィードローラ103に圧接して
いるが、上記カバー100を開いた状態で上記回動ブラケ
ット118を第9図の矢印Bの方向に回動させることによ
り、上記圧接を解除できるようになっている。
一方のカッタ105は、円の一部を直線で切欠いた形状
を有し、第8図に示されるカッタソレノイド120に連結
されており、このカッタソレノイド120がオフからオン
に切換えられることにより回転駆動されるようになって
いる。他方のカッタ106は、引出されたロール紙92を挟
んで上記カッタ105の反対側となる位置に設けられ、こ
のカッタ105の回転中、その外周面を構成する円筒面と
平面との交線であるエッジと他方のカッタ106のエッジ
とが擦れ合うことにより、上記ロール紙92が裁断される
ようになっている。
一対の排出ローラ108,109は、互いに圧接しており、
そのうち片側の排出ローラ108は、上記フィードローラ1
03とともに連動駆動されるようになっている。
このロール紙裁断装置12は、以上記した各ローラの駆
動源であるメインモータ122を内蔵し、このメインモー
タ122は、モータ制御基盤123(第8図)に接続されてい
る。このメインモータ122の駆動軸には原動ローラ124が
固定され、この原動ローラ124と、上記第1クラッチ98
および上記第2クラッチ114の各原動側部分とにベルト1
26が掛けられている。
従って、上記第1クラッチ98がオフからオンに切換え
られることにより、原動ローラ124の回転力が搬送ロー
ラ95に伝達されるとともに、第2クラッチ114がオフか
らオンに切換えられることにより、原動ローラ124の回
転力がフィードローラ103に伝達されるようになってい
る。また、この実施例では、フィードローラ103の駆動
回転速度が搬送ローラ95の駆動回転速度の2倍になるよ
うに各ギヤ比が設定されている。
なお第9図において128,129は上記ベルト126のテンシ
ョンローラである。
このロール紙裁断装置12の外面適所には、第8図に示
されるような操作部130が設けられている。この操作部1
30は、図に示されるテンキー132、ストップ/クリアキ
ー134、スタートキー136の他、ロール紙の裁断サイズを
入力するためのサイズ指定キーや、ロール紙裁断装置12
の移動を開始させるための移動スタートキー等を備え、
上記テンキー132を用いることにより、所望のロール紙
カット寸法やロール紙搬送速度を上記制御装置90に設定
入力できるようになっている。
また、装置内には、カバー100の開閉を検出る第1ス
イッチ138が設けられ、上記カッタ105,106よりも上流側
の位置、および排出ローラ108,109よりも下流側の位置
には、ロール紙92を検出する第2スイッチ139および第
3スイッチ140が各々配設されている。さらに、上記搬
送ローラ95およびフィードローラ103が固定された軸に
各々パルス板97,142が固定され、各パルス板97,142のス
リットに対応する位置に、発光素子および受光素子を備
えた光センサからなる回転検出器143,144(第8図)が
各々配設されており、これら回転検出器143,144および
上記各スイッチ138〜140の検出信号が、上記制御装置90
に入力されるようになっている。
この制御装置90は、CPU146、ROM148、およびRAM150を
備え、主として次のような制御動作を行う。
(a) 操作部130のテンキー132で入力される搬送速度
の信号に基づき、RAM150に上記搬送速度に関するデータ
を書込み、このデータに対応するモータクロック信号を
モータ制御基盤123に出力することにより、メインモー
タ122の回転速度制御を行う。具体的には、上記モータ
クロック信号の周波数またはデューティ比を変えること
によって上記モータ回転数の制御が実行される。
(b) 操作部130において、移動スタートキーがオン
されるに伴い、駆動モータ82を作動させるとともに、こ
の駆動モータ82が作動してから上記回転量検出器88によ
り所定パルス数が検出された時点で駆動モータ82を停止
させる。上記所定パルス数は、ロール紙裁断装置12の上
限位置(給紙位置:第1図実線位置)から下限位置(待
機位置;同図二点鎖線位置)までの距離に対応するパル
ス数が設定され、上記上限位置は、ロール紙裁断装置12
の排出口110が複写部14の転写紙挿入口28に合致するよ
うな位置に設定されている。
(c) 第1スイッチ138、第3スイッチ140、および回
転検出器143,144の検出信号に基づいて、所定のタイミ
ングでモータ制御基盤123にモータオンオフ信号および
モータクロック信号を出力するとともに、各クラッチ9
8,114およびカッタソレノイド120のオンオフ切換を行
う。
(d) 第2スイッチ139がオンに切換えられることに
より、操作部130近傍に設けられた表示ランプ152を点灯
させ、操作者にロール紙のセット状況を知らせる。
次に、この装置の作用を説明する。
まず、ロール紙92の給紙を行いたい場合には、複写機
本体10の給紙モードを手差しモード、すなわち転写紙挿
入口28から転写紙を供給するモードに切換える。ロール
紙裁断装置12については、このロール紙裁断装置12が上
限位置、すなわちロール紙裁断装置12の排出口110が上
記転写紙挿入口28に合致する位置にある場合にはそのま
まにしておき、下限位置にある場合には、操作部130の
移動スタートキーをオンする。これによって、駆動モー
タ82が作動することにより、ロール紙裁断装置12全体が
上方に駆動されるとともに、回転量検出器88からパルス
信号が出力される。そして、このパルス信号のパルス数
が一定パルス数に至った時点で上記駆動モータ82が停止
することにより、ロール紙裁断装置12は上限位置すなわ
ち給紙位置で自動的に静止する。この状態で、上記ロー
ル紙裁断装置12から転写紙挿入口28を通して複写機本体
10内にロール紙92を給紙することができる。
これに対し、手差し給紙を行いたい場合には、上記移
動スタートキーを操作することにより、ロール紙裁断装
置12を上限位置から下限位置まで移動させる。これによ
って、転写紙挿入口28は正面側に露出する状態となるの
で、この状態で上記転写紙挿入口28から通常の手差し給
紙を行うことができる。
一方、上記ロール紙裁断装置12が待機位置にある場
合、すなわち転写紙ガイド板62の取付位置から外れた位
置にある場合には、この転写紙ガイド板62は、その自重
により、第3図に示されるようにこの転写紙ガイド板62
の下面が支持板65の規制部651に当接する案内位置まで
外方に展開する。従って、複写部14から排出された転写
紙は、上記転写紙ガイド板62上に落下した後、この転写
紙ガイド板62によって転写紙ストックトレイ61上の所定
位置まで案内される。
これに対し、ロール紙裁断装置12が上記待機位置から
給紙位置まで上昇する際には、このロール紙裁断装置12
によって転写紙ガイド板62が下から押し上げられ、上記
案内位置(第1図二点鎖線)から自動的に第1図実線の
退避位置に折畳まれる。
以上のように、この装置は、ロール紙裁断装置12を、
その排出口110が転写紙挿入口28に合致する上限位置
と、上記転写紙挿入口28から離れる下限位置との間で昇
降可能となるように複写機本体10に装着したものである
ので、上記上限位置にある状態で、既存の複写機本体10
にロール紙裁断装置12を用いてロール紙92の供給を行う
ことができるとともに、上記上限位置から下限位置まで
移動させることにより、手差し給紙機能も従来通り活用
することができる。
さらに、この実施例では、ロール紙裁断装置12の昇降
に応じて転写紙ガイド板62が案内位置と退避位置との間
で移動するので、上記ロール紙裁断装置12の給紙位置に
転写紙ガイド板62が取付けられている場合でも、ロール
紙裁断装置12の昇降駆動を不都合なく行うことができ
る。
また、この実施例では、複写機本体10との信号のやり
とりを行わずに、ロール紙裁断装置12の移動や給紙動作
を行うことが可能であるため、複写機本体10に対するロ
ール紙裁断装置12のオプション性がより高められる。
なお、上記ロール紙給紙モードでロール紙裁断装置12
により行われる給紙動作は、以下に記す第10図のフロー
チャートの通りである。
まず、上記のようにしてロール紙裁断装置12を上限位
置に移動させた後、まずテンキー132で制御装置90にロ
ール紙カット寸法並びにロール紙搬送速度を入力設定す
る。この速度は、搬送ローラ95による搬送速度が複写機
本体10における転写紙搬送速度と等しくなるように設定
すればよい。
この状態で、手動で、あるいは自動的な調節によっ
て、ロール紙92の先端をカッタ105,106の裁断位置に合
致させる。このような給紙準備動作(ステップS1)が終
了した後、操作部130のスタートキー136をオンすること
により(ステップS2)、制御装置90からモータ制御基盤
123にモータオンオフ信号およびモータクロック信号が
出力され、メインモータ122が正転駆動される(ステッ
プS3)。
この状態で、制御装置90は、まず第2クラッチ114を
オンに切換える(ステップS4)。これにより、フィード
ローラ103が第9図の反時計回り方向に回転駆動され、
ロール紙92は排出口110から複写部14の転写紙挿入口28
に向けて搬出される。
このとき、回転検出器144から出力されるフィードロ
ーラ103の回転検出信号のパルス数が所定パルス数M1
達した時点で(ステップS5でYES)、第2クラッチ114が
オフに切換えられ(ステップS6)、ロール紙92の搬送が
停止される。これによって、ロール紙92はその先端が複
写部14の給紙ローラ対22に到達する位置まで搬出され
る。
次に、制御装置90が第1クラッチ98をオンに切換える
(ステップS7)ことにより、搬送ローラ95が回転駆動さ
れ、その回転が回転検出器143で検出される。そして、
この検出信号のパルス数が所定パルス数M2に達した時点
で(ステップS8でYES)、第1クラッチ98がオフに切換
えられ(ステップS9)、搬送ローラ95の回転駆動が停止
される。このステップS7〜S9の動作によって、搬送ロー
ラ95のみの回転駆動が行われ、フィードローラ103,104
の手前側の部分で撓みが形成されるとともに、各ローラ
がいずれも空転状態となる。
その後、複写機本体10で給紙ローラ22が作動し、ロー
ル紙92の給紙動作が開始されると、ロール紙裁断装置12
内のロール紙92が上方に引張られ、このロール紙92と接
触するフィードローラ103が回転する。
この回転が回転検出器144で検出されると(ステップS
10でYES)、制御装置90は第1クラッチ98をオンに切換
え(ステップS11)、搬送ローラ95を回転駆動するとと
もに、回転検出器143の検出信号のパルス数が所定パル
ス数M3に達した時点で(ステップS12でYES)、第1クラ
ッチ98をオフに切換える。上記パルス数M3は、上記操作
部130で設定されたロール紙92の寸法サイズに対応する
パルス数Mから一定のパルス数mを引いたパルス数(M
−m)に設定されており、上記動作により、ロール紙裁
断装置12内でロール紙92が複写機本体10での給紙速度と
等しい速度で上記パルス数M3(=M−m)に対応する距
離だけ搬送される。
これに続き、制御装置90は、第2クラッチ114をオン
に切換え(ステップS14)、フィードローラ103を回転駆
動するとともに、回転検出器144の検出信号のパルス数
が所定パルス数M4に達した時点で(ステップS15でYE
S)、第2クラッチ114をオフに切換える(ステップ
S16)。このパルス数M4は上記パルス数mに設定されて
おり、従って、上記ステップS14〜S16の動作により、ロ
ール紙裁断装置12内でロール紙92が複写機本体10での給
紙速度の倍の速度で上記パルス数M4(=m)に対応する
距離だけ搬送される。これによって、ロール紙92は差し
引きしてパルス数m/2に対応する距離だけ余分に搬出さ
れ、カッタ105,106の手前の部分に、その裁断のタイミ
ングをとるための撓みが形成される。
次に、制御装置90は、カッタソレノイド120を所定時
間だけオンに切換え(ステップS17)、カッタ105を1回
転させてロール紙92を裁断させる。その後、裁断された
ロール紙92の後端が第3スイッチ140を通過し、同スイ
ッチ140がオンからオフに切換えられた時点で(ステッ
プS18でYES)、メインモータ122をオフに切換え(ステ
ップS19)、給紙動作を終了する。
以上、ロール紙裁断装置12を使って給紙を行う場合を
説明したが、これに対し、ロール紙裁断装置12を使わ
ず、転写紙挿入口28から手差しで複写機本体10内に給紙
を行う場合には、ロール紙裁断装置12の操作部の移動ス
タートキーを操作し、同装置12を下限位置まで下降させ
ればよい。これにより、上記転写紙挿入口28は正面側に
露出し、使用可能な状態となる。
なお、本発明はこのような実施例に限定されず、例と
して次のような態様をとることも可能である。
(1) 上記実施例では、ロール紙裁断装置12を複写機
本体10に対して昇降可能に装着しているが、本発明で
は、ロール紙裁断装置12の位置が、給紙位置と該位置か
ら外れた位置とに切換可能であればよく、その条件を満
たす範囲で例えばロール紙裁断装置12を水平方向に移動
可能に装着してもよいし、または上記給紙位置に対して
着脱可能に装着するようにしてもよい。
(2) 上記実施例では、駆動モータ82によりロール紙
裁断装置12を駆動するようにしているが、本発明では他
の駆動手段を用いてもよいし、手動でロール紙裁断装置
12を移動させるようにしてもよい。
(3) 本発明における転写紙案内部材の取付構造は、
上記実施例に示されるものに限らず、例えば第11図およ
び第12図に示されるようなものでもよい。
図において、転写紙ストックトレイ61の入口部分の上
面には、左右一対のガイド部材160が固定され、これら
のガイド部材160の間に、転写紙ガイド板(転写紙案内
部材)62が、転写紙ストック台16から突出する案内位置
と転写紙ストック台16内に収納される退避位置との間で
スライド可能に設けられている。
この転写紙ガイド板62の下面には、そのスライド方向
にラック162が固定され、このラック162は、転写紙スト
ックトレイ61の下面に設けられた溝164を通して下方に
露出している。また、転写紙ストック台16内において上
記ラック162に噛合する位置には、ギヤ166が回転可能に
設けられ、転写紙ストック台16から一部が外部に臨む位
置にもギヤ168が回転可能に設けられており、両ギヤ16
6,168同士がベルト170で連結されている。
これに対し、ロール紙裁断装置12において転写紙スト
ック台16に対向する側面の上部には、ラック172が上下
方向に配され、このラック172が上記ギヤ168に噛合する
ようになっている。また、第11図に示されるように、こ
のラック172の上端部にギヤ168が噛合する状態で上記ラ
ック162の基端部(第11図では左端部)にギヤ166が噛合
するように、転写紙ガイド板62の取付位置が設定されて
いる。
このような装置によれば、第11図に実線で示されるよ
うにロール紙裁断装置12が待機位置にある状態、すなわ
ちロール紙裁断装置12側のラック172の上端部にギヤ168
が噛合する状態では、転写紙ガイド板62が転写紙ストッ
ク台16から外方に突出するので、この転写紙ガイド板62
によって排出転写紙が転写紙ストックトレイ61へ案内さ
れる。
また、この状態からロール紙裁断装置12が上昇する際
には、このロール紙裁断装置12側のラック172の上昇運
動が、順次ギヤ168、ベルト170、ギヤ166、およびラッ
ク162を介して転写紙ガイド板62のスライド移動に変換
され、これによって転写紙ガイド板62は転写紙ストック
台16内の給紙位置に収納される(第11図二点鎖線参
照)。従って、ロール紙裁断装置12の上昇時に転写紙ガ
イド板62は邪魔とならず、ロール紙裁断装置12はスムー
ズに給紙位置まで移動することができる。
また、このような構造以外でも、例えば転写紙ガイド
板62を駆動するためのモータ等を配置し、ロール紙裁断
装置12の位置切換によって上記転写紙ガイド板62の駆動
制御を行うようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、転写紙挿入口を有する画像形
成装置本体に対し、ロール紙裁断装置を、このロール紙
裁断装置の排出口が上記画像形成装置の転写紙挿入口に
合致する給紙位置とこの給紙位置から外れた待機位置と
に切換可能に装着したものであるので、上記ロール紙裁
断装置の位置を上記給紙位置に切換えることにより、画
像形成装置本体内にその転写紙挿入口からロール紙裁断
装置を利用してロール紙の給紙を自動的に行うことがで
きるとともに、上記ロール紙裁断装置の位置を上記待機
位置に切換えることにより、従来通り上記転写紙挿入口
から手差し給紙も行うことができる。従って、本発明に
よれば、既存の画像形成装置を利用した安価な構造で、
カット紙のみならず、ロール紙への画像形成も容易に行
うことができる効果が得られる。
さらに、転写紙案内部材を案内位置と待避位置との間
で移動可能に構成しているので、上記ロール紙裁断装置
の給紙位置に転写紙案内部材を設けながらも、この転写
紙案内部材が邪魔となることなく、ロール紙裁断装置の
位置をスムーズに切換えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における画像形成装置の全体
構成図、第2図は同画像形成装置における複写部の内部
構造図、第3図は同画像形成装置における転写紙案内部
材の取付構造を示す一部断面側面図、第4図は同画像形
成装置におけるロール紙裁断装置の駆動構造を示す全体
構成図、第5図は第4図のV−V線断面図、第6図は第
4図のVI−VI線断面図、第7図は第4図のA矢視図、第
8図は上記ロール紙裁断装置に備えられた制御装置の入
出力関係を示すブロック図、第9図は同ロール紙裁断装
置の内部構造図、第10図は同ロール紙裁断装置の制御装
置による制御動作を示すフローチャート、第11図は他の
実施例における画像形成装置の転写紙案内部材の取付構
造を示す一部断面側面図、第12図は同取付構造を示す一
部断面斜視図である。 10……複写機(画像形成装置)本体、12……ロール紙裁
断装置、28……転写紙挿入口、61……転写紙ストックト
レイ(転写紙ストック部)、62……転写紙ガイド板(転
写紙案内部材)、64……ガイドレール、82……駆動モー
タ、92……ロール紙、110……排出口。
フロントページの続き (72)発明者 西岡 睦博 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 深野 昌彦 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 後藤 英次 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−82250(JP,A) 特開 昭61−13864(JP,A) 特開 昭57−165858(JP,A) 実開 昭56−69735(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写紙挿入口を有し、この転写紙挿入口か
    ら挿入された転写紙に画像を形成するように構成される
    とともに、装置本体外部に臨む位置に、排出された転写
    紙を本体内の転写紙ストック部に案内する転写紙案内部
    材が設けられた画像形成装置において、ロール紙を内蔵
    し、このロール紙を裁断して排出口から外部に排出する
    ロール紙裁断装置を、このロール紙裁断装置の排出口が
    上記画像形成装置の転写紙挿入口に合致する給紙位置と
    該位置から外れた待機位置とに切換可能に上記画像形成
    装置本体に装着するとともに、上記転写紙案内部材を、
    上記ロール紙裁断装置が待機位置にある状態で画像形成
    装置本体外部に突出して転写紙を転写紙ストック部に案
    内する案内位置と、上記ロール紙裁断装置が給紙位置に
    ある状態でこのロール紙裁断装置から退避する退避位置
    との間で移動可能に画像形成装置本体に取付けたことを
    特徴とする画像形成装置。
JP2014486A 1989-11-22 1990-01-23 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2524415B2 (ja)

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DE69017597T DE69017597T2 (de) 1989-11-22 1990-11-21 Bilderzeugungsgerät und Papierrollenschneidevorrichtung dafür.
EP19940101777 EP0597824B1 (en) 1989-11-22 1990-11-21 Roll paper cutting device
EP19900312688 EP0429303B1 (en) 1989-11-22 1990-11-21 Image forming apparatus and roll paper cutting device therefor
DE69030121T DE69030121T2 (de) 1989-11-22 1990-11-21 Rollenpapierschneidevorrichtung
DE69030120T DE69030120T2 (de) 1989-11-22 1990-11-21 Bilderzeugungsgerät und Rollenpapierschneidevorrichtung dafür
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