JP2523979Y2 - 車庫用扉 - Google Patents

車庫用扉

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JP2523979Y2
JP2523979Y2 JP4394592U JP4394592U JP2523979Y2 JP 2523979 Y2 JP2523979 Y2 JP 2523979Y2 JP 4394592 U JP4394592 U JP 4394592U JP 4394592 U JP4394592 U JP 4394592U JP 2523979 Y2 JP2523979 Y2 JP 2523979Y2
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JP
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arm
door body
door
garage
pin
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JP4394592U
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JPH066698U (ja
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眞 西川
昌司 山田
勝之 奥村
隆宏 中村
彰良 東山
憲司 野田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、扉体を跳上げて車庫を
開放し、そして扉体を下降回動させて閉じる車庫用扉に
関し、詳しくは跳上げ形態の車庫の構成を有効に利用し
て、夜間において扉体が開放されている状態を把握し、
かつ車庫への車の誘導もおこなえるようにしようとする
技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車庫用扉においては、起立姿勢の
扉体を略水平姿勢へと持ち上げ回動させて車庫を開放さ
せるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そして、夜間に車を後
進して車庫入れするのに、扉体の開放状態の確認及び車
を後進させる場合の左右の位置の確認は、運転状態でお
こなうのであり、これらの確認が面倒である。ところ
で、このような持ち上げ形態の車庫においては、扉体を
略水平に持ち上げ回動させるのに、内側のアームや支柱
などが正面に現れるものである。
【0004】本考案はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、跳上げ形態の車
庫の構成を有効に利用して、夜間において扉体が開放さ
れている状態を把握しやすく、かつ車庫への車の誘導も
おこなうことができる車庫用扉を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、アームAの先
端に扉体8が回動自在に取付けられ、アームAの基端部
が支柱1に回動保持部イを介して回動自在に保持され、
地面に対して起立状態の扉体8の閉塞姿勢から扉体8が
略水平になされる開放姿勢に持ち上げ回動自在になされ
た車庫用扉であって、扉体8の閉塞姿勢においては地面
側に向き、扉体8の開放姿勢においては車庫正面側に現
れるアーム部分Aaに光反射板ロを付設して成ることを
特徴とするものである。
【0006】
【作用】夜間に後進して車庫入れするのに、扉体8が開
放姿勢になっているときに正面側に現れるアーム部分A
aに付設した光反射板ロが正面側に現れる。この光反射
板ロにバックランプやブレーキランプ等からの光が反射
して、扉体8の開放状態の確認及び後進させる場合のガ
イドとなる。
【0007】
【実施例】車庫用扉は、左右の支柱1の上端部に取付け
られるアームAとしての第1アーム2の下端部に回動保
持部イとしてのブラケット6が取付けられ、このブラケ
ット6において第1アーム2が支柱1の上端部にピン9
にて回動自在に枢着されている。そして支柱1の上端部
に回動保持部イとしてのリンク4がピン10にて回動自
在に枢支されている。第1アーム2に略平行な第2アー
ム3がリンク4の先端部にピン11にて回動自在に枢支
されている。第1アーム2の基端部に取付けたブラケッ
ト6にガイド溝7が形成されている。リンク4の中間部
にガイドピン5が形成されている。ガイドピン5がガイ
ド溝7にスライド自在に挿通されている。第1アーム2
及び第2アーム3の先端部がピン12にて扉体8に回動
自在に枢支されている。ピン9には保持アーム13が突
出されていて、この保持アーム13の先端には扉体8の
開閉回動力を軽減させるとともに扉体8を開放上限位置
においてそれ以上開放回動されるのを阻止する保持手段
を兼ねたガススプリング14が連結されている。
【0008】このように、支柱1の上端部に第1アーム
2が回動自在に枢着され、支柱1の上端部にリンク4が
回動自在に枢支され、第1アーム2に略平行な第2アー
ム3がリンク4の先端部に回動自在に枢支され、第1ア
ーム2の基端部に取付けたブラケット6にガイド溝7が
形成され、リンク4の中間部にガイドピン5が形成さ
れ、ガイドピン5がガイド溝7にスライド自在に挿通さ
れ、第1アーム2及び第2アーム3の先端部が扉体8に
回動自在に枢支され、扉体8を起立回動させたときに扉
体8を起立保持する保持手段を設けることで、第1アー
ム2、第2アーム3、これら両アーム2、3の先端部が
枢着された扉体8部分、そして、両アーム2、3の基端
部及びリンク4にて四連リンク機構を構成するのであ
り、しかして扉体8を跳上げ回動する場合に、扉体8の
下端部が外方に振り出されるのを回避するようにし、し
かも、ブラケット6は第1アーム2側に取付けられてい
て、ブラケット6が支柱1から大きく突出して外観を低
下させるのを回避し、かつスライド構成もガイドピン5
とガイド溝7との1箇所でよく、構成を簡素化して耐久
性を向上させている。このような扉体8の跳上げ回動及
び扉体8の下降回動において、ガススプリング14が扉
体8、第1アーム2、第2アーム3などの重量を支え、
扉体8を手動で軽く開閉することができるようにしてあ
る。そして、扉体8の最大開き姿勢及び下降させての閉
塞姿勢においては後述するロックピンによるロックにて
位置決めをおこなえるようにしてある。
【0009】次に、支柱1内にガススプリング14、ガ
ススプリング14の上端部が連結される保持アーム1
3、保持アーム13が一体化されたピン9、ピン9を回
動自在に保持するピン保持部材9aから構成される機構
部が挿入されて組込まれるのである。以下かかる組込み
方法を詳述する。即ち、ピン9は取付フレーム9cとな
るピン保持部材9aの軸受け部9dにて回動自在に保持
されている。ピン保持部材9aにはリンク4がピン10
にて回動自在に保持されている。ピン保持部材9aの上
部には被押さえ部9eが設けられている。また、ピン保
持部材9aには取付片9fが形成され、この取付片9f
には取付孔1aが形成されている。そして、支柱1の上
端部の一側面には切欠きCが形成されている。しかし
て、切欠きCにブラケット6に一体化された上記ピン9
が上方から挿入される。そして、ガス圧にて伸びている
ガススプリング14の上端部に保持アーム13が連結さ
れ、ガススプリング14が支柱1内に挿入される。この
ガススプリング14の下端部が支柱1に連結部材31を
介してビス32にて固定される。そして、ガススプリン
グ14を一定の収縮状態にしてピン9を回動自在に保持
しているピン保持部材9aを支柱1に深く押し込み、所
定位置においてピン保持部材9aの孔9bと支柱1の取
付孔1aとを合致させ、取付孔1aと孔9bとをビス止
めするのである。かかる場合、図7に示すように、略門
型の治具Jを支柱1にその仮止め孔33と支柱1側の仮
止め孔とにおいてビス34にて仮止めする。そして、治
具Jに昇降自在に設けた押し込みボルトKを螺進させて
ピン保持部材9aを支柱1に押し込み、ピン保持部材9
aの孔9bを支柱1の取付孔1aに合致させてビス35
にて治具Jの通孔9gにおいて連結固定する。その後、
ビス34,36を外して治具Jを外すのである。そし
て、ガススプリング14などの保守点検に際しては、上
述の逆の操作、つまり、治具Jを支柱1の上部に取付
け、ビス35を外し、そして押し込みボルトKを緩めて
徐々にガススプリング14を伸ばし、一挙にガススプリ
ング14が伸びるのを阻止して、安全に外し作業をおこ
なうものである。
【0010】そして、扉体8の閉塞姿勢においては地面
側に向き、扉体8の開放姿勢においては車庫正面側に現
れるアーム部分Aaとしての第2アーム3の基端部に光
反射板ロを付設してある。しかして、夜間に後進して車
庫入れするのに、扉体8が開放姿勢になっているときに
正面側に現れる第2アーム3の基端部におけるアーム部
分Aaに付設した光反射板ロが正面側に現れる。この光
反射板ロにバックランプやブレーキランプ等からの光が
反射して、扉体8の開放状態の確認及び後進させる場合
のガイドとなる。そして、光反射板ロはビーズ粉を混入
したものを使用するが、どのような形態のものでもよ
い。
【0011】
【考案の効果】本考案は上述のように、扉体の閉塞姿勢
においては地面側に向き、扉体の開放姿勢においては車
庫正面側に現れるアーム部分に光反射板を付設してある
から、夜間に後進して車庫入れするのに、扉体が開放姿
勢になっているときに正面側に現れるアーム部分に付設
した光反射板が正面側に現れ、この光反射板にバックラ
ンプやブレーキランプ等からの光が反射して、扉体の開
放状態の確認及び後進させる場合のガイドとなり、車庫
入れを容易におこなえるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の開放状態の概略側面図であ
る。
【図2】同上の閉塞状態の一部破断した概略側面図であ
る。
【図3】同上の開放途中の概略側面図である。
【図4】同上の破断詳細側面図である。
【図5】同上の破断詳細平面図である。
【図6】同上の破断詳細正面図である。
【図7】同上の破断概略側面図である。
【図8】同上の作用説明図を示し、(a)(b)は組込
み前、及び取外し状態を示し、(c)は組込み状態を示
している。
【符号の説明】
1 支柱 8 扉体 A アーム Aa アーム部分 イ 回動保持部 ロ 光反射板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中村 隆宏 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)考案者 東山 彰良 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)考案者 野田 憲司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−50581(JP,A) 実開 昭62−4595(JP,U) 実開 昭62−126500(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームの先端に扉体が回動自在に取付け
    られ、アームの基端部が支柱に回動保持部を介して回動
    自在に保持され、地面に対して起立状態の扉体の閉塞姿
    勢から扉体が略水平になされる開放姿勢に持ち上げ回動
    自在になされた車庫用扉であって、扉体の閉塞姿勢にお
    いては地面側に向き、扉体の開放姿勢においては車庫正
    面側に現れるアーム部分に光反射板を付設して成る車庫
    用扉。
JP4394592U 1992-06-25 1992-06-25 車庫用扉 Expired - Lifetime JP2523979Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4394592U JP2523979Y2 (ja) 1992-06-25 1992-06-25 車庫用扉

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JP4394592U JP2523979Y2 (ja) 1992-06-25 1992-06-25 車庫用扉

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Publication Number Publication Date
JPH066698U JPH066698U (ja) 1994-01-28
JP2523979Y2 true JP2523979Y2 (ja) 1997-01-29

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JPS49129748U (ja) * 1973-03-10 1974-11-07
JPS55109401U (ja) * 1979-01-29 1980-07-31
JPS5765603U (ja) * 1980-10-08 1982-04-19

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JPH066698U (ja) 1994-01-28

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