JP2523702Y2 - サンプル化粧品収容体 - Google Patents

サンプル化粧品収容体

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JP2523702Y2
JP2523702Y2 JP6374591U JP6374591U JP2523702Y2 JP 2523702 Y2 JP2523702 Y2 JP 2523702Y2 JP 6374591 U JP6374591 U JP 6374591U JP 6374591 U JP6374591 U JP 6374591U JP 2523702 Y2 JP2523702 Y2 JP 2523702Y2
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信夫 白石
敬康 塗師
勝二 大平
秀司 出雲
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、固形化粧料の試供品
を収容するサンプル化粧品収容体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、化粧品メーカーは、新しく開発
された化粧料を発売する場合、その化粧料がどのような
商品であるかを実際に試してもらうために、化粧料の2
〜3回使用量分の試供品を店頭等で配布することを行つ
ている。このような試供品は、、例えば、図5に示すよ
うに、上面に形成された2個の凹部1aに口紅化粧料2
が収容された容器本体1と、上記容器本体1の上面を蓋
する透明な蓋体3とで構成されている。そして、この試
供品は、製品の使用方法等が記載された説明書3aとと
もにビニール等の素材からなる小袋4に収容されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記小
袋4に試供品および説明書3aを収納させる場合、小袋
4の重なり合つている開口部分を開ける動作が煩雑で包
装を効率よく行うことができない。また、上記試供品
は、容器本体1の凹部2に収容されている口紅化粧料2
を、塗布筆に移し取らないと化粧することができないと
いう欠点を有している。さらに、アイライナー化粧料
は、塗布筆に移し取ることができない硬さに固形化され
るため、上記のような包装携帯は適さない。
【0004】この考案は、このような事情に鑑みなされ
たもので、包装作業を簡略化することができ、しかも塗
布筆なしに化粧を行うことができるサンプル化粧品収容
体の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この考案のサンプル化粧品収容体は、2枚のシート
からなる袋状体の下側のシートの開口縁部から小片を延
設し、この小片の左右側縁に沿つて切込みを形成し、こ
の左右切込みの先端の部分を中心に上記小片を下方に折
り返し、上記袋状体に上端が細径の筒状サンプル容器を
上記折り返された小片を利用して収容して袋状体を密封
し、上記サンプル容器内に化粧料を上端開口に突出した
状態で充填し、上記サンプル容器の上端の細径部に蓋体
を冠着し、この蓋体の天井部を上記サンプル容器の下端
開口に内嵌しうる細径部に形成したという構成をとる。
【0006】
【作用】すなわち、この考案のサンプル化粧品収容体
は、2枚のシートからなる袋状体と、この袋状体に収容
されるサンプル容器とで構成されたものである。上記サ
ンプル容器は、上端が細径の筒状で化粧料が内部から上
端開口に突出した状態で充填され、上端の細径部に、天
井部が上記サンプル容器の下端開口に内嵌しうる細径部
に形成された蓋体が冠着されている。このサンプル容器
を上記袋状体に収容する場合、上記袋状体の下側のシー
トの開口縁部から延設された小片の左右側縁に沿つて形
成された切込みの先端の部分を中心に上記小片を下方に
折り返す。そして、この小片に沿つて上記サンプル容器
を袋状体の内部に収容することが行われる。なお、上記
サンプル容器に充填されている化粧料で化粧を行う場
合、上記サンプル容器の下端開口に上記蓋体の天井部を
内嵌し、把持する部分を長くして化粧を行うようになつ
ている。
【0007】つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳
しく説明する。
【0008】
【実施例】図1はこの考案のサンプル化粧品収容体の一
実施例を示している。このサンプル化粧品収容体は、紙
製のシート1とプラスチツク製の透明シート2とからな
る袋状体3と、この袋状体3に収納されるサンプル容器
4とで構成されている。
【0009】上記サンプル容器4は、図2に示すよう
に、上端が細径部7に形成された円筒状で、その内部か
ら上端開口6に化粧料5が突出した状態で充填されてい
る。そして、上記サンプル容器4の上端の細径部7に、
それ自体の天井部が上記サンプル容器4の下端開口11
に内嵌しうる細径部10に形成された蓋体9が冠着され
ている。また、上記蓋体9をサンプル容器4の細径部7
に冠着した状態で、蓋体9とサンプル容器4との間に大
きく空間Aが生じるように上記蓋体9は長く形成されて
いる。なお、12は上記サンプル容器4の内周面の上端
部に周方向に形成された突条で、化粧料5が下方に移動
することを防止するものである。また、13は上記サン
プル容器4の下端開口11に長手方向に沿つて形成され
た蓋体9を抜け止めするためのリブである。
【0010】上記袋状体3は、図3に示すように、紙製
シート1に透明シート2を重ね合わせた状態で透明シー
ト2の縁部の部分(図の斜線で示した領域B)を熱圧着
して形成したものである。上記紙製シート1の開口縁部
から小片14が延設されており、この小片14の左右側
縁に沿つて切込み15が形成されている。そして、この
左右切込み15の先端の部分に折り返し線C(図では鎖
線で示している)が形成され、この折り返し線Cで上記
小片14が下方に折り返されている。
【0011】上記サンプル化粧品収容体は、図4に示す
ように、上記折り返し線Cで折り返された小片14に沿
つて上記サンプル容器4を、上記袋状体3の内部に挿入
し、透明シート2の開口縁部を紙製シート1に熱圧着し
て袋状体3を密封した状態で試供品として配布される。
そして、上記サンプル化粧品収容体に収容されている化
粧料で化粧を行う場合、まず密封されている袋状体3を
はさみ等で開けてサンプル容器4を取り出す。つぎに、
この取り出したサンプル容器4の上端の細径部7に冠着
している蓋体9を取り外し、この蓋体9の細径部10を
サンプル容器4の下端開口11に内嵌して把持する部分
を長くする。そして、この状態のサンプル容器4および
これに連結された蓋体9の外周面を把持して化粧するこ
とが行われる。なお、上記の状態は、蓋体9の細径部1
0がサンプル容器4の内周面の抜け止めリブ13に当接
することにより保持されるため、使用の途中で蓋体9が
サンプル容器4から外れてしまうことは生じない。
【0012】このように、上記サンプル化粧品収容体
は、サンプル容器4を密封状態で収容しているため、保
管時に塵埃等が入り込むことがなく、しかも外観の優れ
たものとなる。また、上記サンプル容器4の上端を蓋す
る蓋体9は、図2に示すように、長さを単に長くしたの
ではなく、蓋体9をサンプル容器4の細径部7に冠着し
た状態で、蓋体9とサンプル容器4との間に大きい空間
Aをつくり、この空間Aの空気層で外部からの熱を遮断
して化粧料5の劣化を防ぐ。また、蓋体9の細径部10
をサンプル容器4の下端開口11に内嵌させることがで
きるため、把持する部分を長くして持ちやすくし塗布筆
を使用せずに化粧を行うことができ便利である。さら
に、上記袋状体3にサンプル容器4を収納することは、
紙製シート1の折り返し線Cを中心に折り返された小片
14を利用して袋状体3の内部に簡単に挿入することが
できるため、包装工程を簡略化することができる。
【0013】
【考案の効果】以上のように、この考案のサンプル化粧
品収容体は、2枚のシートからなる袋状体の下側のシー
トの開口縁部から延設された小片の左右側縁に沿つて切
込みが形成され、この左右切込みの先端の部分で上記小
片が下方に折り返されている。そして、上端が細径の筒
状サンプル容器が、上記折り返された小片を利用して上
記袋状体に収納されて袋状体が密封されている。したが
つて、このサンプル化粧品収容体は、サンプル化粧品を
密封状態で収容しているため、保管時に塵埃等が入り込
むことがなく、しかも外観の優れたものとなる。それと
ともに、上記折り返された小片を利用しててサンプル容
器を袋状体の内部に簡単に収納することができるため、
包装工程を簡略化することができる。また、上記サンプ
ル容器は、内部から上端開口に化粧料が突出した状態で
充填され、上端の細径部に、天井部が上記サンプル容器
の下端開口に内嵌しうる細径部に形成された蓋体が冠着
されている。したがつて、上記サンプル容器は、蓋体と
の間に生じる空間の空気層が断熱層となるため、外部か
らの熱を遮断して化粧料の劣化を防ぐ。また、蓋体の細
径部をサンプル容器の下端開口に内嵌することができる
ため、把持する部分を長くして持ちやすくした状態で化
粧を行うことができ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】サンプル化粧品の縦断面図である。
【図3】上記実施例の組み立て状態を説明する斜視図で
ある。
【図4】上記実施例の組み立て状態を説明する斜視図で
ある。
【図5】従来例の説明図である。
【符合の説明】
1 紙製シート 2 透明シート 3 袋状体 4 サンプル容器 5 化粧料 6 上端開口 7 細径部 9 蓋体 10 細径部 11 下端開口 14 小片 15 切込み
フロントページの続き (72)考案者 大平 勝二 神奈川県小田原市飯泉695番地3号 (72)考案者 出雲 秀司 奈良県桜井市大字巻野内385番地 (72)考案者 新井 憲夫 静岡県富士宮市ひばりが丘122番地 (56)参考文献 特開 平2−167104(JP,A) 実開 平3−13915(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のシート1,2からなる袋状体3の
    下側のシート1の開口縁部から小片14を延設し、この
    小片14の左右側縁に沿つて切込み15を形成し、この
    左右切込み15の先端の部分を中心に上記小片14を下
    方に折り返し、上記袋状体3に上端が細径の筒状サンプ
    ル容器4を上記折り返された小片14を利用して収容し
    て袋状体3を密封し、上記サンプル容器4内に化粧料5
    を上端開口6に突出した状態で充填し、上記サンプル容
    器4の上端の細径部7に蓋体9を冠着し、この蓋体9の
    天井部を上記サンプル容器4の下端開口11に内嵌しう
    る細径部10に形成したことを特徴とするサンプル化粧
    品収容体。
JP6374591U 1991-07-16 1991-07-16 サンプル化粧品収容体 Expired - Lifetime JP2523702Y2 (ja)

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JP6374591U JP2523702Y2 (ja) 1991-07-16 1991-07-16 サンプル化粧品収容体

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JP6374591U JP2523702Y2 (ja) 1991-07-16 1991-07-16 サンプル化粧品収容体

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JPH059411U JPH059411U (ja) 1993-02-09
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JP4655484B2 (ja) * 2004-02-12 2011-03-23 フィグラ株式会社 芯状化粧料容器

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JPH059411U (ja) 1993-02-09

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