JP2523615Y2 - 防塵丸鋸 - Google Patents

防塵丸鋸

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JP2523615Y2
JP2523615Y2 JP9163489U JP9163489U JP2523615Y2 JP 2523615 Y2 JP2523615 Y2 JP 2523615Y2 JP 9163489 U JP9163489 U JP 9163489U JP 9163489 U JP9163489 U JP 9163489U JP 2523615 Y2 JP2523615 Y2 JP 2523615Y2
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dust
saw blade
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rotary saw
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悦史 山本
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Ryobi Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 従来、集塵丸鋸において、ハウジングの前部と、ソー
カバーの前部側方と、ベース前方上部とで形成される空
間部に、切削粉塵を蓄積する集塵ケースを着脱自在に設
置し、回転刃物から飛散する切削粉塵を前記集塵ケース
に案内するよう、前記ソーカバー内部と前記集塵ケース
とを連通する粉塵導入通路を設けてなるものは、実開昭
61−87901号公報により知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の集塵丸鋸においては、集塵ケース
が、ハウジングの前部と、ソーカバーの前部側方と、ベ
ース前方上部とで形成される空間部に設置されている
為、被切断材のケガキ線やスミ線が集塵ケースに隠れて
しまい見にくかったり、又ロアーガードを案内及び固定
する為の弧状の長孔がソーカバーに開設してあるだけで
なく、回転刃物前部をカバーするガイドは、回転刃物に
よる切込み深さを浅くするようにベースを調整した際、
回転刃物の先端(刃先)との隙間が広くなる構成である
為、回転刃物による切削時に発生する粉塵が、該回転刃
物の回転周速で生じる空気流と共に、上記長孔及び隙間
から吐き出されることとなって、集塵効率が悪い等の問
題点を有している。
本考案は、上記従来の技術の有するこのような問題点
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、切
断作業性と、集塵効率を向上できるようにした防塵丸鋸
を提供しようとするものである。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本考案の防塵丸鋸は、駆動
用モーターを内蔵したハウジングと、該ハウジングに取
着されたハンドルと、前記ハウジングの端部に取着され
た回転鋸刃安全カバーを有するギヤケースと、前記安全
カバー内に配置され、前記駆動用モーターにより駆動さ
れる回転鋸刃と、前記ハウジングの下方に配置され、前
記回転鋸刃の下部が下方へ突出するベースとからなる丸
鋸において、前記ハウジングと前記ギヤケースの上部に
ダストケースを脱着自在に配設し、該ギヤケースと前記
安全カバーの間にあって、前記回転鋸刃の前方から上方
部位には粉塵導入通路を形成し、前記回転鋸刃による切
断時に発生する粉塵と空気を前記ダストケースに案内す
るダクト口を前記回転鋸刃の接線方向の前記ハウジング
上部側方に開口して前記粉塵導入通路と連設すると共
に、前記ダクト口に隣接して排気口を設け、前記ダスト
ケース内の空気を該排気口から前記粉塵導入通路下部へ
案内する排気通路を、前記ギヤケースの内側に設けた防
塵プレートにより前記ダクト口と画成し、一方、前記安
全カバーには、その先端に前記回転鋸刃の先端を所定の
間隔をもってカバーするカバー片を有し前記回転鋸刃の
前部をカバーするガイドを、ベースの切込み深さ調整に
追従して回転可能に前記回転鋸刃と同一軸線上へ枢設す
ると共に、該ガイドと同軸上へロアーガードの操作レバ
ーを取付けてなることを特徴としている。
〔作用〕
駆動用モーターにより駆動される回転鋸刃によって、
被切削材が切削されることにより切削粉塵が発生する
が、この粉塵は、回転鋸刃の回転周速で生じる空気流と
一緒に該回転鋸刃の回転方向の接線方向へ巻き上げら
れ、粉塵導入通路を通り、ダスト口からダストケース内
に吐き出される。ダストケース内に入った粉塵は、同ケ
ース内に蓄積されるが粉塵と一緒に送り込まれた空気は
排気口から防塵プレートの側面に沿って粉塵導入通路の
下方へ導かれ、再び粉塵と共に粉塵導入通路を通りダク
ト口からダクトケースの内に吐き出される。これにより
ダストケース内圧は降下するので粉塵は蓄積されること
となる。
又、切込み深さを浅くする為に、ベースを下降する
と、これに回転鋸刃の前部をカバーするガイドは追従し
て下降するが、該ガイドは、回転鋸刃の中心と同一軸線
上を中心として回転するので、回転鋸刃の先端と、ガイ
ドとの隙間は一定に保たれるので、当該隙間から粉塵が
飛散することはないので集塵効率は向上する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図〜第3図に示したように、ハウジング1には駆
動用モーター2が内蔵されている。上記ハウジング1の
前端(第3図において右端)にネジ締着されているギヤ
ケース4には鋸軸5が第2図に示した如く軸受6、6を
介在して回転自在に横設され、該鋸軸5はギヤー伝達機
構7を介してモーター軸2aと連動連結され、鋸軸5に受
け金具8と押え金具9及びワッシャ10を介して締付けボ
ルト11にて着脱自在に固定されている回転鋸刃12は第1
図の矢印a方向へ駆動回転される。
上記ギヤケース4の端部(第2図において左端)に
は、上記回転鋸刃12の略上半部を覆う安全カバー13が配
設され、該安全カバー13とギヤーケース4の側壁4aとの
間にあって、上記回転鋸刃12の前方から上方部位には粉
塵導入通路14が形成されている。
上記粉塵導入通路14の上端部にあって、回転鋸刃12の
回転方向の接線方向にはダクト口15が、その手前には排
気口23が上記ハウジング1の上部側方(第3図において
上方)へ開口して形成されている。
上記ハウジング1とギヤーケース4の上部にはダスト
ケース16が着脱自在にネジ止め等にて載設されている。
このダストケース16は、上記ハウジング1と、該ハウジ
ング1の後端(第1図において左端)にネジ17…にて固
設されているハンドル18との間に嵌合した状態にて、該
ハウジング1とギヤーケース4の上部に安定的に載置可
能にして、かつ上方へ突出することがないよう第7図に
示す外形状に形成されていて、一側部に開口部19が開設
されており、上記ダクト口15と気密に接続されている。
こゝで、上記ダストケース16は、ハウジング1及びギ
ヤーケース4上部に取付けた状態のままでも、内部に集
積される粉塵を排出できるよう本体16aに蓋体16bをヒン
ジ20にて開閉自在に、かつ気密に閉蓋可能に枢着して形
成されていると共に、粉塵を外部から透視可能に透明部
材にて形成するのが良い。
又、上記ギヤーケース4の内側には、第1図〜第4図
に示したように防塵プレート21が、上記粉塵導入通路14
に沿ってネジ22…にて固設させてあり、これにより、上
端が上記排気口23に、下端が上記粉塵導入通路14の下端
に各々連通し、かつ上記ダクト口15とは区画されてい
て、上記ダストケース16内に粉塵と共に導入された空気
が、第1図の破線矢印b、第4図の矢印cが示すよう
に、上記排気口23から、上記防塵プレート21の内面21a
に沿って流下し、上記粉塵導入通路14の下端部へ排気さ
せる為の排気通路24が形成されている。
上記ダストケース16から排出された空気は、粉塵と共
に、上記粉塵導入通路14を第1図中実線で示した矢印d
方向へ巻き上げられ、ダクト口15からダストケース16内
に導入される。
又、上記安全カバー13には、図示しない集塵機を使用
する際に図示しないダストホースが接続されるダストホ
ース取付口25が第1図、第3図に二点鎖線で示した如く
設けられている。
又、上記ハウジング1の下方にはベース26が、その前
端(第1図において右端)を安全カバー13に軸27にて枢
着し、該軸27を支点として上下方向へ回転可能に配設さ
れている。
上記ベース26は、上記回転鋸刃12の下部を下方に突出
する長孔26aが前後方向へ長く形成させてあると共に、
後端(第1図において左端)には湾曲したガイド板28が
縦長状に固設され、該ガイド板28の長さ方向に長く開設
してある図示しないガイド孔に挿通した締付けネジ29を
上記安全カバー13から外側へ突出させ、該締付けネジ29
に調整ノブ30を螺着させてある。
而して、上記調整ノブ30を緩めることでベース26は、
上記軸27を支点として第5図に示した如く上下方向へ回
転可能となり、これにより、回転鋸刃12による図示しな
い被切削材の切込み深さを深く、又は浅く任意に調整さ
れ、又上記調整ノブ30を締め付けることでベース26は調
整された位置に固定される。
更に、上記ギヤーケース4の端部には、回転鋸刃12の
下部を開閉自在にカバーする為のロアーガード31が、回
転鋸刃12と同一軸上で回転可能に、かつ回転鋸刃12をカ
バーする方向へスプリング32にて付勢された状態にて配
設されており、該ロアーガード31は、スプリング32によ
る付勢力に抗してストッパー37に当接保持されている。
上記ロアーガード31は被切削材の切削態様によって
は、回転鋸刃12を露出した状態にて保持する必要がある
ので、該ロアーガード31を支持するガイド33と操作レバ
ー34が、上記安全カバー13の内部と外部配置として第3
図に示した如く、安全カバー13にあって、回転鋸刃12の
軸芯延長線上へネジ35によって回転可能に支持されてい
る。具体的には、操作レバー34とガイド33とはネジ35に
て一体的に連結されており、操作レバー34を鋸軸5の延
長線を中心として回転操作することにより、ガイド33を
介してロアーガード31が回転鋸刃12を露出或いは遮蔽す
るように回動される。
上記ガイド36は、その先端に上記回転鋸刃12の先端
を、所定の間隔eをもってカバーするカバー片36aが曲
成されている。
即ち、上記ガイド36は、ベース26の回転(回転鋸刃に
よる切込み深さの調整)に追従して回転し、回転鋸刃12
をカバーするように、かつ上記間隔eが常に一定である
ように形成されている。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、
ダストケース16がハウジング1とギヤーケース4の上部
に配置されていることにより、当該丸鋸の前方の視野を
広く確保できるので、ケガキ線のスミ線が見易くなっ
て、当該丸鋸の切削作業性を向上できる。
又、回転鋸刃12の回転速度で生じる空気流と一緒に巻
き上げられる粉塵は、粉塵導入通路14を経てダクト口15
からダストケース16内に導かれて蓄積され、空気は上記
ダクト口15と画成された排気口23から排気通路24を通っ
て粉塵導入通路14の下部へ排出され、再び粉塵と共にダ
クト口15からダストケース16に導入されることとなる
が、上記ダクト口15は、回転鋸刃12の回転方向の接線方
向にあって、集塵効率の最も良い位置に設けてあると共
に、回転鋸刃12の前部をカバーするガイド36は、ベース
26の切込み深さ調整操作に追従して回転し、回転鋸刃12
の前部を常時カバーするだけでなく、その先態との間隔
eが一定に保持されていることと、従来例の如く安全カ
バー13に、ロアーガード31の操作レバー用長孔が開設さ
れていないことと相俟って粉塵の飛散が防止されること
により集塵効率の良い防塵丸鋸を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る防塵丸鋸の実施例の安全カバーを
取外した状態を示す側面図、第2図は同実施例を一部断
面して示す正面図、第3図は同実施例を一部断面して示
す平面図、第4図は同実施例におけるダストケースと、
排気口と、排気通路を示す断面図、第5図は同実施例に
おける回転鋸刃と、ベースと、ガイドとの関係を示す側
面図、第6図は同実施例における回転鋸刃と、防塵プレ
ートと、ガイドとの関係を示す横断面図、第7図は同実
施例のダストケースを示す斜視図である。 1…ハウジング、2…駆動用モーター 4…ギヤーケース、12…回転鋸刃 13…安全カバー、14…粉塵導入通路 15…ダスト口、16…ダストケース 18…ハンドル、21…防塵プレート 23…排気口、24…排気通路 26…ベース、31…ロアーガード 34…操作レバー、36…ガイド

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動用モーターを内蔵したハウジングと、
    該ハウジングに取着されたハンドルと、前記ハウジング
    の端部に取着された回転鋸刃安全カバーを有するギヤケ
    ースと、前記安全カバー内に配置され、前記駆動用モー
    ターにより駆動される回転鋸刃と、前記ハウジングの下
    方に配置され、前記回転鋸刃の下部が下方へ突出するベ
    ースとからなる丸鋸において、前記ハウジングと前記ギ
    ヤケースの上部にダストケースを脱着自在に配設し、該
    ギヤケースと前記安全カバーの間にあって、前記回転鋸
    刃の前方から上方部位には粉塵導入通路を形成し、前記
    回転鋸刃による切断時に発生する粉塵と空気を前記ダス
    トケースに案内するダクト口を前記回転鋸刃の接線方向
    の前記ハウジング上部側方に開口して前記粉塵導入通路
    と連設すると共に、前記ダクト口に隣接して排気口を設
    け、前記ダストケース内の空気を該排気口から前記粉塵
    導入通路下部へ案内する排気通路を、前記ギヤケースの
    内側に設けた防塵プレートにより前記ダクト口と画成
    し、一方、前記安全カバーには、その先端に前記回転鋸
    刃の先端を所定の間隔をもってカバーするカバー片を有
    し前記回転鋸刃の前部をカバーするガイドを、ベースの
    切込み深さ調整に追従して回転可能に前記回転鋸刃と同
    一軸線上へ枢設すると共に、該ガイドと同軸上へロアー
    ガードの操作レバーを取付けてなることを特徴とする防
    塵丸鋸。
JP9163489U 1989-08-02 1989-08-02 防塵丸鋸 Expired - Lifetime JP2523615Y2 (ja)

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JPH0329221U JPH0329221U (ja) 1991-03-22
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JP5280422B2 (ja) * 2010-11-01 2013-09-04 株式会社マキタ 切断機
JP6965559B2 (ja) * 2017-05-01 2021-11-10 マックス株式会社 携帯用切断機

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